JP2535111Y2 - ロータリアクチュエータ用シール装置 - Google Patents

ロータリアクチュエータ用シール装置

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JP2535111Y2
JP2535111Y2 JP1859993U JP1859993U JP2535111Y2 JP 2535111 Y2 JP2535111 Y2 JP 2535111Y2 JP 1859993 U JP1859993 U JP 1859993U JP 1859993 U JP1859993 U JP 1859993U JP 2535111 Y2 JP2535111 Y2 JP 2535111Y2
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紀二 前田
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はロータリアクチュエータ
用シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロータリアクチュエータは、図
17に示すように、ロータa(軸)と、該ロータaが挿入
されるケーシングbと、を備え、ロータaとケーシング
bとが軸心廻りに相対的に回転するものである。
【0003】即ち、図17に於て、ロータaの外周面c
に、軸心に関して対称位置に配設される一対の突出部
d,dが配設され、また、ケーシングbの内周面eに、
軸心に関して対称位置に一対の突出部f,fが配設され
ている。
【0004】従って、ロータaとケーシングbとの間に
シリンダ室g1 ,g2 ,g3 ,g4が形成されることに
なり、シリンダ室g1 ,g3 は同一圧とされ、シリンダ
室g2 ,g4 は同一圧とされる。つまり、ケーシングb
を固定側として、シリンダ室g1 ,g3 に流体を供給す
ると共にシリンダ室g2 ,g4 内の流体を排出させれ
ば、ロータaは矢印h方向に回転し、逆に、シリンダ室
2 ,g4 に流体を供給すると共にシリンダ室g1 ,g
3 内の流体を排出させれば、ロータaは矢印i方向に回
転する。
【0005】そのために、突出部d,d及び突出部f,
fに夫々溝kを設け各溝kにシール材mを嵌合させ、各
シリンダ室g1 ,g2 ,g3 ,g4 間を密封状とする必
要があった。
【0006】ところで、溝kは、図18に示すように、全
体形状がコの字形であり、従来のシール材mは、Oリン
グを棒状に切断したものを使用し、全体形状がコの字形
の上記溝kに沿って嵌込んでいた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従って、図18に示すよ
うに、溝kのコーナ部n,nにおいて、従来のシール材
mでは、直角に折曲げて、正確に添わせることが難し
く、完全にシールすることができず流体漏れが多かっ
た。
【0008】そこで、本考案では、極めて優れたシール
機能を発揮することができるロータリアクチュエータ用
シール装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係る一のロータリアクチュエータ用シー
ル装置は、ケーシングと該ケーシングに挿入されるロー
タとを備えたロータリアクチュエータの該ロータの外周
面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の溝に嵌着
されるロータリアクチュエータ用シール装置であって、
直線状の本体部と該本体部の両端から連設される脚部と
からなると共に内面にその本体部乃至脚部の長手方向に
沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が上記ケー
シングの内周面に圧接する全体形状がコの字形のキャッ
プと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設される
脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にその一
部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合して上
記ロータの溝の底面及び該キャップの嵌合用凹溝の内面
に圧接する弾性シール体と、を備え、上記キャップの本
体部の外面を、幅方向に沿って弯曲する凸曲面としたも
のである。また、他のロータリアクチュエータ用シール
装置は、ケーシングと該ケーシングに挿入されるロータ
とを備えたロータリアクチュエータの該ケーシングの内
周面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の溝に嵌
着されるロータリアクチュエータ用シール装置であっ
て、直線状の本体部と該本体部の両端から連設される脚
部とからなると共に内面にその本体部乃至脚部の長手方
向に沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が上記
ロータの外周面に圧接する全体形状かコの字形のキャッ
プと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設される
脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にその一
部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合して上
記ケーシングの溝の底面及び該キャップの嵌合用凹溝の
内面に圧接する弾性シール体と、を備え、上記キャップ
の本体部の外面を、幅方向に沿って弯曲する凸曲面とし
たものである。
【0010】
【作用】上述のロータリアクチュエータ用シール装置で
は、キャップと弾性シール体とが共に全体形状がコの字
形であるので、キャップの両端部においても弾性シール
体の反発力を受けることができ、この装置が嵌合される
装着用の溝のコーナ部においても隙間が生じることがな
い。
【0011】また、キャップの本体部の外面は、幅方向
に沿って弯曲する凸曲面であるので、キャップがその長
手方向に沿ってねじれていても、凸曲面は、その一部が
常に相手面と接触する。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を
詳説する。
【0013】図6と図7は、本考案に係るシール装置S
が使用されるロータリアクチュエータを示し、このロー
タリアクチュエータは、ロータ1と、該ロータ1が挿入
されるケーシング2と、を備え、ロータ1とケーシング
2とが軸心廻りに相対的に回転するものである。
【0014】即ち、ロータ1の外周面3に、軸心に関し
て対称位置に配設される一対の突出部4,4が配設さ
れ、また、ケーシング2の内周面5に、軸心に関して対
称位置に一対の突出部6,6が配設されている。
【0015】従って、ロータ1とケーシング2との間に
4つのシリンダ室7a,7b,7c,7dが形成される
ことになり、シリンダ室7a,7cは同一圧とされ、シ
リンダ室7b,7dは同一圧とされる。つまり、ケーシ
ング2を固定側として、シリンダ室7a,7cに流体を
供給すると共にシリンダ室7b,7d内の流体を排出さ
せれば、ロータ1は矢印A方向に回転し、逆に、シリン
ダ室7b,7dに流体を供給すると共にシリンダ室7
a,7cの流体を排出させれば、ロータ1は矢印B方向
に回転する。
【0016】また、各突出部4,4,6,6には、装着
用の溝8…が形成され、この溝8…には、本考案に係る
シール装置Sが嵌合されて各シリンダ室7a,7b,7
c,7dを密封状としている。この場合の溝8は、図7
に示すようにコの字形とされる。
【0017】そして、シール装置Sは、図3に示すよう
に、全体形状がコの字形のキャップ10と、全体形状がコ
の字形の弾性シール体11と、を備える。
【0018】キャップ10は、PTFE等のフッ素樹脂、
ポリアセタール、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン
合成樹脂等からなり、直線状の本体部10aと、該本体部
10aの端部から直角方向に突設される脚部10b,10bと
からなる。なお、脚部10b,10bの先端は図4に示すよ
うに、アール状とされる。
【0019】また、キャップ10の内面12には、図1
と図2に示すように、本体部10a乃至脚部10bの長
手方向に沿って嵌合用凹溝13が設けられている。そし
て、この嵌合用凹溝13に弾性シール体11が嵌合す
る。
【0020】この嵌合用凹溝13は、本体部10aにおいて
は、図1に示すように、矩形状部13aとされ、脚部10
b,10bにおいては、図2に示すように、半円形状部13
bとされる。なお、この矩形状部13aの奥部をアール状
(円弧状)とするも好ましい。
【0021】これによって、エンドミル等で一度に溝の
加工を行なうことを可能としている。
【0022】しかして、キャップ10の本体部10aの外面
は、図1に示すように、幅方向に沿って弯曲する凸曲面
14とされる。具体的には、該凸曲面14の曲率半径Rを、
該凸曲面14が接触する相手面15の曲率半径R1 よりも小
さくしている。
【0023】ところで、凸曲面14の曲率半径Rとして
は、相手面15の曲率半径R1 よりも小さければよいが、
あまり小さすぎると、シール性は良好であるが耐久寿命
が短く、逆に大き(大きいといっても相手面15の曲率半
径R1 より小さい。)すぎると、耐久寿命が長くなるが
シール性に劣る欠点がある。
【0024】従って、凸曲面の曲率半径Rとしては、相
手面15の曲率半径R1 の1/10〜3/4に設定するのが好ま
しい。特に、約1/2 程度とするのが最適である。なお、
脚部10b,10bの外面9は図2に示すように、凸曲面と
されない。
【0025】また、キャップ10の平面状の側面16,16に
は、凹溝13に連通連結される貫通孔17…及びノッチ18…
が所定ピッチに設けられる。
【0026】なお、両側面16,16の各貫通孔17及びノッ
チ18は、図3に示すように、千鳥状に配置している。
【0027】次に、弾性シール体11は、ゴム、軟質プラ
スチック等の弾性材からなり、図3に示すように、直線
状の本体部11aと、該本体部11aの端部に突設される脚
部11b,11bと、からなる。なお、脚部11b,11bの先
端は図5に示すように、アール状とされる。
【0028】また、弾性シール体11は、図1と図2に示
すように、その断面形状が倒立Tの字形状とされる。即
ち、この弾性シール体11は、断面矩形状の基盤部20と、
該基盤部20の中央部から突設される断面四角形状の突部
21と、からなり、突部21の先端面の側端部に面取部22,
22が形成される。なお、この場合、弾性シール体11は、
図1のHの範囲では、つぶし率は21〜31%が好ましく、
特に23〜28%が最適であり、図1のH1 の範囲では15%
前後とするのが好ましい。なお、弾性シール体11の突部
21の先端を断面アール状とするも好ましい。
【0029】従って、図1と図2に示すように、弾性シ
ール体11の突部21をキャップ10の嵌合用凹溝13に嵌合さ
せれば、弾性シール体11の一部、つまり、基盤部20が内
面12から突出する。
【0030】また、基盤部20の幅寸法W2 をキャップ10
の幅寸法W1 より僅かに大としている。
【0031】しかして、上述の如く構成されたシール装
置Sは、図6〜図8に示すように、装着用の溝8に嵌合
される。
【0032】この場合、キャップ10の幅寸法W1 を、溝
8の溝幅寸法W3 の80〜95%とする。
【0033】また、キャップ10の長さ寸法を溝8の長さ
寸法より僅かに長く設定している。
【0034】従って、ロータ1の突出部4の溝8に嵌着
されるシール装置Sでは、弾性シール体11が圧縮さ
れ、つまり、弾性シール体11が溝8の底面30と嵌合
用凹溝13の内面31に圧接し、キャップ10の凸曲面
14相手面15(ケーシング2の内周面5)に圧接
し、また、ケーシング2の突出部6の溝8に嵌着される
シール装置Sでは、弾性シール体11が溝8の底面30
と嵌合用凹溝13の内面31に圧接し、キャップ10の
凸曲面14が相手面15(ロータ1の外周面3)に圧接
する。つまり、図8に示すように、キャップ10は、そ
の凸曲面14がロータ1の外周面3又はケーシング2の
内周面5に圧接し、かつ、弾性シール体11は、その部
位32(つまり、弾性シール体11の突部21の先端
面)が嵌合用凹溝13の内面31に圧接し、その部位3
3(つまり、弾性シール体11の基盤部20の底面)が
溝8の底面30に圧接するので、キャップ10の凸曲面
14、及び弾性シール体11の部位32,33にて確実
に流体漏れを防止することができる。しかも、キャップ
10は全体形状がコの字形で角部が直角を呈するので、
溝8の各コーナ部19,19(図7参照)においても、
確実に流体漏れを防止することができ、各シリンダ室7
a,7b,7c,7dは相互に良好な密封状態が保持さ
れる。
【0035】また、図8に示すように、同図右方向から
圧力が掛って、流体がキャップ10の凸曲面14と、ケーシ
ング2の内周面5(つまり、相手面15)との間に流れ込
もうとした場合、流体が矢印Cの如くノッチ18及び貫通
孔17を介していち早く嵌合用凹溝13内に入り、弾性シー
ル体11の突部21を押圧する。
【0036】突部21が押圧されれば、弾性シール体11の
圧縮弾性力によって、キャップ10を矢印Dの如く押圧
し、キャップ10の凸曲面14が内周面5側へ矢印Eの如く
押圧され、該内周面5に密着する。
【0037】従って、流体が凸曲面14側に流れ込むこと
(ブローバイ)を防止することができ、流体漏れを確実
に防止することができる。
【0038】これに対して、側面16に貫通孔が形成され
ていない場合、嵌合用凹溝13への圧力伝達(導入)をう
まく行なうことができず、凸曲面14側に流体が流れ込
み、流体漏れを防止しにくい。
【0039】そして、本考案に係るシール装置Sでは、
図9に示すように、キャップ10の本体部10aが長手方向
に沿ってねじれている場合も、流体漏れが生じることが
ない。
【0040】即ち、ねじれている場合、図11と図12に示
すように、本体部10aはその長手方向端部において相反
する方向に傾き、凸曲面14の相手面15に対する接触部位
は、端部において相違するが、凸曲面14の相手面15に対
する接触部23は、図10に示すように、長手方向に対して
傾斜する連続線状となる。
【0041】従って、流体が漏れる隙間が生じないの
で、図10の矢印の如く圧力が作用して流体が侵入して
も、流体が漏れることがない。
【0042】ところが、図13に示すように、キャップ10
の本体部10aの外面が平面24であれば、キャップ10の本
体部10aがねじれた場合、流体漏れが生じる。
【0043】即ち、ねじれている場合、図15と図16に示
すように、本体部10aはその長手方向端部において相反
する方向に傾き、図15に示すように、一端25側は、図面
上の右側に、外面と相手面15との間において隙間が生
じ、図16に示すように、他端26側は図面上の左側に、外
面と相手面15との間において隙間が生じる。
【0044】具体的には、図14に示すように、相手面15
との接触部23は、2本形成されるが、一方の接触部23
は、一端25から始まって他端26に達することなく途中で
とぎれ、他方の接触部23は、他端26から始まって一端25
に達することなく途中でとぎれる。これにより、図15の
矢印の如く一端25側で平面24と相手面15との間に入った
流体は、図14の矢印の如く、接触部23,23間の隙間に入
って、図16の矢印の如く他端26側から出てゆき流体漏れ
が生じる。
【0045】ところで、本実施例では、キャップ10の脚
部10bの外面9は、凸曲面とされないが、これは、脚部
10bはその長さ寸法が短くねじれる恐れがないこと、及
び、相手面が平面であることによる。
【0046】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、弾性シール体11として、その断面形状を円
形乃至楕円形状や矩形状等とするも自由である。
【0047】また、キャップ10に形成される貫通孔17及
びノッチ18の数、配設ピッチ等の変更も自由であり、脚
部10b,10bに貫通孔17及びノッチ18を設けるも自由で
ある。
【0048】使用するロータリアクチュエータとして
も、ロータ1側が固定され、ケーシング2側が回転する
ものであってもよい。
【0049】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載する作用効果を奏する。
【0050】 キャップ10と弾性シール体11とが全体
形状コの字形であるので、キャップ10の両端部(つまり
脚部10b,10b)においても弾性シール体11の反発力を
受けることができ、溝8のコーナ部19,19において極め
て優れたシール機能を発揮する。
【0051】 キャップ10がねじれた場合にも、常に
凸曲面14の一部が相手面15に接触して流体漏れが生じる
ことがない。
【0052】 キャップ10の外面が凸曲面14であるの
で、相手面15との接触部23は外面全体でない。つまり、
接触面積を減少させるため等の小溝を外面に形成する必
要がなく、キャップ10の製造が容易である。
【0053】 キャップ10の外面を凸曲面14としたこ
とにより、低温から高温雰囲気で使用しても、極めて優
れたシール効果を発揮することになる。即ち、−40℃〜
+135 ℃に於て優れたシール効果を発揮する。
【0054】 キャップ10の外面が凸曲面14であるの
で、ケーシング2に挿入する際にシール面を傷付けるこ
とがなく、組立が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す拡大断面図である。
【図2】拡大断面図である。
【図3】分解状態の側面図である。
【図4】キャップの正面図である。
【図5】弾性シール体の正面図である。
【図6】ロータリアクチュエータの断面図である。
【図7】ロータリアクチュエータの要部断面図である。
【図8】作用説明図である。
【図9】キャップの本体部を示す斜視図である。
【図10】作用説明図である。
【図11】図10のX−X線拡大断面図である。
【図12】図10のY−Y線拡大断面図である。
【図13】キャップの比較例を示す斜視図である。
【図14】作用説明図である。
【図15】キャップの断面図である。
【図16】キャップの断面図である。
【図17】従来のシールを使用したロータリアクチュエー
タの断面図である。
【図18】ロータリアクチュエータの要部断面図である。
【符号の説明】
10 キャップ 10a 本体部 10b 脚部 11 弾性シール体 11a 本体部 11b 脚部 12 内面 13 嵌合用凹溝 14 凸曲面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと該ケーシングに挿入される
    ロータとを備えたロータリアクチュエータの該ロータの
    外周面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の溝に
    嵌着されるロータリアクチュエータ用シール装置であっ
    て、直線状の本体部と該本体部の両端から連設される脚
    部とからなると共に内面にその本体部乃至脚部の長手方
    向に沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が上記
    ケーシングの内周面に圧接する全体形状がコの字形のキ
    ャップと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設さ
    れる脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にそ
    の一部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合
    て上記ロータの溝の底面及び該キャップの嵌合用凹溝の
    内面に圧接する弾性シール体と、を備え、上記キャップ
    の本体部の外面を、幅方向に沿って弯曲する凸曲面とし
    たことを特徴とするロータリアクチュエータ用シール装
    置。
  2. 【請求項2】 ケーシングと該ケーシングに挿入される
    ロータとを備えたロータリアクチュエータの該ケーシン
    グの内周面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の
    溝に嵌着されるロータリアクチュエータ用シール装置で
    あって、直線状の本体部と該本体部の両端から連設され
    る脚部とからなると共に内面にその本体部乃至脚部の長
    手方向に沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が
    上記ロータの外周面に圧接する全体形状がコの字形のキ
    ャップと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設さ
    れる脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にそ
    の一部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合し
    て上記ケーシングの溝の底面及び該キャップの嵌合用凹
    溝の内面に圧接する弾性シール体と、を備え、上記キャ
    ップの本体部の外面を、幅方向に沿って弯曲する凸曲面
    としたことを特徴とするロータリアクチュエータ用シー
    ル装置。
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