JP2535097Y2 - ロータリアクチュエータ用シール装置 - Google Patents

ロータリアクチュエータ用シール装置

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JP2535097Y2
JP2535097Y2 JP1991075736U JP7573691U JP2535097Y2 JP 2535097 Y2 JP2535097 Y2 JP 2535097Y2 JP 1991075736 U JP1991075736 U JP 1991075736U JP 7573691 U JP7573691 U JP 7573691U JP 2535097 Y2 JP2535097 Y2 JP 2535097Y2
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伸雄 勝原
紀二 前田
元裕 橋本
文雄 岩本
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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    • F16J15/545Other sealings for rotating shafts submitted to unbalanced pressure in circumference; seals for oscillating actuator

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  • Sealing Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はロータリアクチュエータ
用シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ロータリアクチュエータは、図
12に示すように、ロータa(軸)と、該ロータaが挿入
されるケーシングbと、を備え、ロータaとケーシング
bとが軸心廻りに相対的に回転するものである。
【0003】即ち、図12に於て、ロータaの外周面c
に、軸心に関して対称位置に配設される一対の突出部
d,dが配設され、また、ケーシングbの内周面eに、
軸心に関して対称位置に一対の突出部f,fが配設され
ている。
【0004】従って、ロータaとケーシングbとの間に
シリンダ室g1 ,g2 ,g3 ,g4が形成されることに
なり、シリンダ室g1 , g3 は同一圧とされ、シリンダ
室g2 ,g4 は同一圧とされる。つまり、ケーシングb
を固定側として、シリンダ室g1 , g3 に流体を供給す
ると共にシリンダ室g2 ,g4 内の流体を排出させれ
ば、ロータaは矢印h方向に回転し、逆に、シリンダ室
2 ,g4 に流体を供給すると共にシリンダ室g1 ,g
3 内の流体を排出させれば、ロータaは矢印i方向に回
転する。
【0005】そのために、突出部d,d及び突出部f,
fに夫々溝kを設け各溝kにシール材mを嵌合させ、各
シリンダ室g1 ,g2 ,g3 ,g4 間を密封状とする必
要があった。
【0006】ところで、溝kは、図13に示すように、全
体形状がコの字形であり、従来のシール材mは、Oリン
グを棒状に切断したものを使用し、全体形状がコの字形
の上記溝kに沿って嵌込んでいた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】従って、図13に示すよ
うに、溝kのコーナ部n,nにおいて、従来のシール材
では直角に折曲げて、正確に添わせることが難しく、完
全にシールすることができず流体漏れが多かった。
【0008】そこで、本考案では、流体洩れが極めて少
なく、かつ、滑らかにロータとケーシングとが相対的に
軸心廻りに回転することができるロータリアクチュエー
タ用シール装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本考案に係る一のロータリアクチュエータ用シー
ル装置は、ケーシングと該ケーシングに挿入されるロー
タとを備えたロータリアクチュエータの該ロータの外周
面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の溝に嵌着
されるロータリアクチュエータ用シール装置であって、
直線状の本体部と該本体部の両端から連設される脚部と
からなると共に内面にその本体部乃至脚部の長手方向に
沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が上記ケー
シングの内周面に圧接する全体形状がコの字形のキャッ
プと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設される
脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にその一
部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合して該
嵌合用凹溝の内面と上記ロータの溝の底面とに圧接する
弾性シール体と、を備え、上記キャップの平面状の外面
に長手方向潤滑用小溝を形成し、かつ、上記キャップの
平面状の両側面に、外面から内面に達する複数のノッチ
を夫々形成したものである。また、他のロータリアクチ
ュエータ用シール装置は、ケーシングと該ケーシングに
挿入されるロータとを備えたロータリアクチュエータの
該ケーシングの内周面の突出部に設けられた全体形状が
コの字形の溝に嵌着されるロータリアクチュエータ用シ
ール装置であって、直線状の本体部と該本体部の両端か
ら連設される脚部とからなると共に内面にその本体部乃
至脚部の長手方向に沿って形成される嵌合用凹溝を有し
かつ外面が上記ロータの外周面に圧接する全体形状がコ
の字形のキャップと、直線状の本体部と該本体部の両端
から連設される脚部とからなると共に該キャップの嵌合
用凹溝にその一部が該キャップの内面より突出した状態
にて嵌合して該嵌合用凹溝の内面と上記ケーシングの溝
の底面とに圧接する弾性シール体と、を備え、上記キャ
ップの平面状の外面に長手方向潤滑用小溝を形成し、か
つ、上記キャップの平面状の両側面に、外面から内面に
達する複数のノッチを夫々形成したものである。
【0010】
【作用】キャップの外面には、長手方向潤滑用小溝が形
成されているので、外面の接触面積が小さくなって面圧
がアップしてシール力が向上すると共に、この小溝がい
わゆるオイルポケットとなり、潤滑効果がよくなり、キ
ャップの外面の摩耗が減少する。
【0011】また、キャップの両側面には、外面から内
面に達するノッチを夫々形成しているので、このノッチ
を介して、流体を、このシールが嵌合されている溝内に
導入することができ、溝内の弾性シール体が横方向へ押
圧され(圧縮され)、それによって弾性シール体11がキ
ャップを外方へ押圧する。これによって、キャップの外
面と相手部材(摺接面)との間に流体が流れ込むブロー
バイが生じない。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本考案を
詳説する。
【0013】図5と図6は、本考案に係るシール装置S
が使用されるロータリアクチュエータを示し、このロー
タリアクチュエータは、ロータ1と、該ロータ1が挿入
されるケーシング2と、を備え、ロータ1とケーシング
2とが軸心廻りに相対的に回転するものである。
【0014】即ち、ロータ1の外周面3に、軸心に関し
て対称位置に配設される一対の突出部4,4が配設さ
れ、また、ケーシング2の内周面5に、軸心に関して対
称位置に一対の突出部6,6が配設されている。
【0015】従って、ロータ1とケーシング2との間に
4つのシリンダ室7a,7b,7c,7dが形成される
ことになり、シリンダ室7a,7cは同一圧とされ、シ
リンダ室7b,7dに同一圧とされる。つまり、ケーシ
ング2を固定側として、シリンダ室7a,7cに流体を
供給すると共にシリンダ室7b,7d内の流体を排出さ
せれば、ロータ1は矢印A方向に回転し、逆に、シリン
ダ室7b,7dに流体を供給すると共にシリンダ室7
a,7cの流体を排出させれば、ロータ1は矢印B方向
に回転する。
【0016】また、各突出部4,4,6,6,には、溝
8…が形成され、この溝8…には、本考案に係るシール
装置Sが嵌合されて各シリンダ室7a,7b,7c,7
dを密封状としている。なお、この場合の溝8は、図6
に示すように、コの字形とされる。
【0017】しかして、シール装置Sは、図1と図2と
図3に示すように、全体形状がコの字形のキャップ10
と、全体形状がコの字形の弾性シール体11と、を備えて
いる。
【0018】キャップ10は、PTFE等のフッ素樹脂、
ポリアセタール、ポリイミド、超高分子量ポリエチレン
合成樹脂等からなり、本体部10aと、該本体部10aの端
部から直角に連設される脚部10b,10bとからなる。な
お、脚部10b,10bの先端は、図4のように、アール状
とされている。
【0019】また、キャップ10の内面12には、図1
と図2に示すように、本体部10a乃至脚部10b,1
0bの長手方向に沿って嵌合用凹溝13が設けられてい
る。そして、この嵌合用凹溝13に弾性シール体11が
嵌合する。なお、図1は図2におけるX−X線拡大断面
図を示し、これらから嵌合用凹溝13が形成されている
方向が分る。
【0020】さらに、キャップ10の平面状の外面14(本
体部10aと脚部10b,10bの外面)には、図3と図4に
示すように複数の長手方向潤滑用小溝15…が不連続に設
けられ、キャップ10の平面状の両側面16,16には複数の
ノッチ17が所定ピッチに夫々設けられている。
【0021】即ち、各小溝15は、図3に示すように、キ
ャップ幅方向中央部に設けられ、断面形状としては図1
に示すように矩形乃至正方形状とされている。
【0022】また、ノッチ17は、外面14から内面12に達
するものであり、両側面の各ノッチ17は、図3に示すよ
うに、千鳥状に配設する。
【0023】しかして、弾性シール体11は、断面形状が
円形とされたゴム、軟質プラスチック等の弾性材からな
り、直線状の本体部11aと、該本体部10aの端部に突設
される脚部11b,11bと、からなり、脚部11b,11bの
軸心と本体部11bの軸心と直交している。
【0024】そして、自由状態においては、図1に示す
ように、弾性シール体11の一部は、キャップ10の内面12
から突出している。また、凹溝13の断面積をS1 とし、
かつ弾性シール体11の断面積をS2 とした場合、(S2
/S1 )×100 ≦100 %とする。(凹溝13の断面積S1
を弾性シール体11の断面積S2 に対して同一乃至大きく
している。)つまり、圧縮永久ひずみが少なくなり、寿
命が長くなる。
【0025】さらに、この場合、自由状態におけるキャ
ップ10の長さ寸法L1 (図3参照)を、溝8の長さ寸法
2 (図6参照)より僅かに長く設定している。
【0026】従って、ロータ1の突出部4の溝8に嵌着
されるシール装置Sでは、弾性シール体11が圧接さ
れ、つまり、弾性シール体11が溝8の底面28と嵌合
用凹溝13の内面26とに圧接し、キャップ10の外面
14がケーシング2の内周面5に圧接し、また、ケーシ
ング2の突出部6の溝8に嵌着されるシール装置Sで
は、弾性シール体11が溝8の底面28と嵌合用凹溝1
3の内面26とに圧接し、キャップ10の外面14がロ
ータ1の外周面3に圧接する。つまり、図1に示すよう
に、キャップ10は、その外面14がロータ1の外周面
3又はケーシング2の内周面5に圧接し、かつ、弾性シ
ール体11は、その部位25が嵌合用凹溝13の内面2
6に圧接し、その部位27が凹溝8の底面28に圧接す
るので、キャップ10の外面14、及び、弾性シール体
11の部位25,27にて確実に流体漏れを防止するこ
とができる。しかも、キャップ10は全体形状がコの字
形で角部が直角を呈し、かつ、自由状態におけるキャッ
プ10の長さ寸法Lを、溝8の長さ寸法Lより僅か
に長く設定しているので、溝8に嵌着された際には、キ
ャップ10は長手方向に圧縮され、溝8の各コーナ部1
8,18においても、確実に流体洩れを防止することが
でき、各シリンダ室7a,7b,7c,7dは相互に良
好な密封状態が保持される。
【0027】また、図7に於て、同図右方から圧力が掛
って、流体がキャップ10の外面14と、ロータ1の摺接面
1aの間を、仮想線の矢印Cを示すように流れ込もうと
した場合、流体が矢印Dの如くノッチ17を介して凹溝13
内に浸入し、弾性シール体11を矢印の如く押圧し、弾性
シール体11の圧縮弾発力によって、キャップ10は外面14
側へ押圧され、流体が外面14側に流れ込むことを防止す
る。即ち、ブローバイが生じることがなく、流体洩れを
生じない。
【0028】そして、外面14の長手方向潤滑用小溝15
は、外面14が摺接面1aに接触する面積を減少して、面
圧をアップし、もって、シール力を向上する。かつ、こ
の小溝15は、いわゆるオイルポケットとなり、潤滑効果
が良くなり、外面の14の摩耗が減少し、キャップの耐用
寿命を高めている。また、この実施例においては、各小
溝15を不連続としているので、万一、一の小溝15におい
て流体洩れが生じても、各小溝15に波及することがな
く、耐用性に優れている。
【0029】次に、図8は変形例を示し、この場合、弾
性シール体11のみを、断面形状が矩形状となるように設
定しているものであり、この場合も、弾性シール体11の
一部は、自由状態において、キャップ11の内面12から突
出し、かつ、凹溝13の断面積S1 を、弾性シール体11の
断面積S2 に対して同一乃至大きくしている。
【0030】従って、このシール装置Sにおいても、上
述の実施例と同様の作用効果を奏することになる。
【0031】次に、図9と図10は他の実施例を示し、こ
の場合、弾性シール体11は、その断面形状が倒立Tの字
形とされる。即ち、弾性シール体11は、断面矩形状の基
盤部20と、該基盤部20の中央部から突設される断面正方
形状の突部21と、からなり、基盤部20の幅寸法W2 をキ
ャップ10の幅寸法W1 より僅かに小としている。なお、
突部21の先端の両側端部には面取部22,22が形成されて
いる。また、この場合、弾性シール体11のつぶし率は21
%〜31%が好ましく、特に23%〜28%が最適である。
【0032】この場合、キャップ10の嵌合用凹溝13は、
本体部10aにおいては、図9に示すように、矩形状部13
aとされ、脚部10b,10bにおいては、図10に示すよう
に半円形状部13bとされる。これによって、エンドミル
等で一度に溝が加工を行なうことを可能としている。従
って、図1〜図4や図8に示すシール装置Sにおいて
も、脚部10b,10bの溝13を半円形状溝13bとするも好
ましい。
【0033】そして、この場合、図11に示すように、溝
8に嵌着された際には、弾性シール体11の基盤部20の端
部20a,20aがキャップ10の内面12に圧接するように、
突部21の断面積を設定する。従って、該内面12は、矢印
Fの如く弾性シール体11の基盤部20にて押圧され、キャ
ップ10が側面16,16側に倒れることがなく、そのシール
効果は一層優れたものとなっている。
【0034】なお、本考案は上述の実施例に限定され
ず、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、ノッチ17を脚部10bに配設してもよい。ま
た、ノッチ17の配設ピッチ、深さ寸法、幅寸法等の変更
も自由であり、また、ノッチ17の数も、自由に増減する
ことができる。さらに、長手方向潤滑用小溝15の配設ピ
ッチ、長さ寸法、幅寸法、深さ寸法等も自由に変更で
き、その断面形状としても、矩形状に限らず、半円乃至
半楕円形や、多角形状とするも自由であるが、実施例の
如く、矩形状とすればオイル溜り容積が大となる利点が
ある。また、該小溝15の数の増減も自由であり、小溝15
を連続した一本の溝とするも自由である。勿論、ロータ
リアクチュエータとしても、ロータ1側が固定され、ケ
ーシング2側が回転するものであってもよい。
【0035】
【考案の効果】本考案は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0036】 キャップ10の外面14に設けられた長手
方向潤滑用小溝15がいわゆるオイルポケットとなり、潤
滑効果が良くなり、キャップ10の外面14の摩耗が減少
し、耐用寿命が長くなる。かつ、この小溝15によって外
面14の相手摺接面への接触面圧が、増加して、シール力
が向上する。
【0037】 キャップ10の側面16,16に、ノッチ17
を設けることにより、いわゆるブローバイの発生がなく
なり、流体洩れが極めて少ないものとなる。
【0038】 キャップ10と弾性シール材11とが全体
形状コの字形であるので、キャップ10の両端部において
も弾性シール材11の反発力を受けることができ、溝8コ
ーナ部18,18においても極めて優れたシール機能を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す拡大断面図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】平面図である。
【図4】正面図である。
【図5】ロータリアクチュエータの断面図である。
【図6】ロータリアクチュエータの要部断面図である。
【図7】作用説明である。
【図8】変形例を示す拡大断面図である。
【図9】他の実施例の本体部の拡大断面図である。
【図10】他の実施例の脚部の拡大断面図である。
【図11】作用説明図である。
【図12】従来のシールを使用したロータリアクチュエー
タの断面図である。
【図13】ロータリアクチュエータの要部断面図である。
【符号の説明】
10 キャップ 11 弾性シール体 12 内面 13 嵌合用凹溝 14 外面 15 長手方向潤滑用小溝 16 側面 17 ノッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 橋本 元裕 和歌山県有田市箕島663番地 三菱電線 工業株式会社箕島製作所内 (72)考案者 岩本 文雄 兵庫県尼崎市扶桑町1番10号 住友精密 工業株式会社内

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと該ケーシングに挿入される
    ロータとを備えたロータリアクチュエータの該ロータの
    外周面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の溝に
    嵌着されるロータリアクチュエータ用シール装置であっ
    て、直線状の本体部と該本体部の両端から連設される脚
    部とからなると共に内面にその本体部乃至脚部の長手方
    向に沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が上記
    ケーシングの内周面に圧接する全体形状がコの字形のキ
    ャップと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設さ
    れる脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にそ
    の一部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合し
    て該嵌合用凹溝の内面と上記ロータの溝の底面とに圧接
    する弾性シール体と、を備え、上記キャップの平面状の
    外面に長手方向潤滑用小溝を形成し、かつ、上記キャッ
    プの平面状の両側面に、外面から内面に達する複数のノ
    ッチを夫々形成したことを特徴とするロータリアクチュ
    エータ用シール装置。
  2. 【請求項2】 ケーシングと該ケーシングに挿入される
    ロータとを備えたロータリアクチュエータの該ケーシン
    グの内周面の突出部に設けられた全体形状がコの字形の
    溝に嵌着されるロータリアクチュエータ用シール装置で
    あって、直線状の本体部と該本体部の両端から連設され
    る脚部とからなると共に内面にその本体部乃至脚部の長
    手方向に沿って形成される嵌合用凹溝を有しかつ外面が
    上記ロータの外周面に圧接する全体形状がコの字形のキ
    ャップと、直線状の本体部と該本体部の両端から連設さ
    れる脚部とからなると共に該キャップの嵌合用凹溝にそ
    の一部が該キャップの内面より突出した状態にて嵌合し
    て該嵌合用凹溝の内面と上記ケーシングの溝の底面とに
    圧接する弾性シール体と、を備え、上記キャップの平面
    状の外面に長手方向潤滑用小溝を形成し、かつ、上記キ
    ャップの平面状の両側面に、外面から内面に達する複数
    のノッチを夫々形成したことを特徴とするロータリアク
    チュエータ用シール装置。
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