JP2534964B2 - 圧延機 - Google Patents
圧延機Info
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- JP2534964B2 JP2534964B2 JP5039402A JP3940293A JP2534964B2 JP 2534964 B2 JP2534964 B2 JP 2534964B2 JP 5039402 A JP5039402 A JP 5039402A JP 3940293 A JP3940293 A JP 3940293A JP 2534964 B2 JP2534964 B2 JP 2534964B2
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- Japan
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- rolling
- roll
- rolling mill
- rolls
- motor
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B35/00—Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
- B21B35/06—Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives for non-continuously-operating mills or for single stands
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
- B21B13/02—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories with axes of rolls arranged horizontally
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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- B21B13/00—Metal-rolling stands, i.e. an assembly composed of a stand frame, rolls, and accessories
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- B21B2013/025—Quarto, four-high stands
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B35/00—Drives for metal-rolling mills, e.g. hydraulic drives
- B21B35/14—Couplings, driving spindles, or spindle carriers specially adapted for, or specially arranged in, metal-rolling mills
- B21B35/142—Yielding spindle couplings; Universal joints for spindles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、圧延ロール間隙を極
度に広くする場合及び2段圧延機を4段圧延機に兼用す
る場合に、ユニバーサル接手を有する連結ロッドの傾斜
角に限定されることなく、金属材料を広範囲の厚さに圧
延できるようにすることを目的とした圧延機に関するも
のである。
度に広くする場合及び2段圧延機を4段圧延機に兼用す
る場合に、ユニバーサル接手を有する連結ロッドの傾斜
角に限定されることなく、金属材料を広範囲の厚さに圧
延できるようにすることを目的とした圧延機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来圧延ロール間隙を極度に広くする場
合には、図4のように、減速機10の出力軸11、11
aと、圧延ロール1、1aの軸2、2aとを連結ロッド
12、12aでユニバーサル接手13、13aを介して
連結していた。
合には、図4のように、減速機10の出力軸11、11
aと、圧延ロール1、1aの軸2、2aとを連結ロッド
12、12aでユニバーサル接手13、13aを介して
連結していた。
【0003】また図5のようにギヤードモータ14、1
4aを左右にセットし、その出力軸と、圧延ロール1、
1aの軸とを夫々左右から、連結ロッド12、12aで
連結したり、図6のように、同一方向で連結する場合も
考えられるが、ACモーターの場合実用化されていな
い。
4aを左右にセットし、その出力軸と、圧延ロール1、
1aの軸とを夫々左右から、連結ロッド12、12aで
連結したり、図6のように、同一方向で連結する場合も
考えられるが、ACモーターの場合実用化されていな
い。
【0004】このような場合には、連結ロッド12、1
2aの角度θを小さくする為に、2段圧延機を4段圧延
機に兼用する場合には、連結ロッドを長くとり、ユニバ
ーサル接手の間隔を大きくすることによりθを小さくし
ていた。
2aの角度θを小さくする為に、2段圧延機を4段圧延
機に兼用する場合には、連結ロッドを長くとり、ユニバ
ーサル接手の間隔を大きくすることによりθを小さくし
ていた。
【0005】また2段圧延機でも、製品厚さが広範囲に
変化する場合には、その範囲に応じて連結ロッドを長く
し、前記連結ロッドの角度θを小さくすることが常識と
なっていた。
変化する場合には、その範囲に応じて連結ロッドを長く
し、前記連結ロッドの角度θを小さくすることが常識と
なっていた。
【0006】
【発明により解決すべき課題】前記従来の圧延機によれ
ば、連結ロッドを過大にしなければならない為に、駆動
トルクによるねじれ角度が大となり、その為に圧延ロー
ルに材料が噛込んだ際には、初速に不安定速度範囲を生
じる問題点がある。一方ねじれ角度を小さくする為に強
固な連結ロッドを用いると、大型化と、費用の増大を招
く結果となる。
ば、連結ロッドを過大にしなければならない為に、駆動
トルクによるねじれ角度が大となり、その為に圧延ロー
ルに材料が噛込んだ際には、初速に不安定速度範囲を生
じる問題点がある。一方ねじれ角度を小さくする為に強
固な連結ロッドを用いると、大型化と、費用の増大を招
く結果となる。
【0007】前記のように、連結ロッドをユニバーサル
接手で連結することは、圧延機の設置床面積の増大を招
き、経済的に不利益になるのみならず、ユニバーサル接
手の多用は、過大なトルク伝達上好ましくないなどの問
題点があった。
接手で連結することは、圧延機の設置床面積の増大を招
き、経済的に不利益になるのみならず、ユニバーサル接
手の多用は、過大なトルク伝達上好ましくないなどの問
題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、ロー
ル軸と、モータの減速出力軸とを直接連結すると共に、
ロール間隙調節にモータも同時に上下できるようするこ
とにより、前記従来の問題点を解決したのである。
ル軸と、モータの減速出力軸とを直接連結すると共に、
ロール間隙調節にモータも同時に上下できるようするこ
とにより、前記従来の問題点を解決したのである。
【0009】前記において、通常圧延ロール軸の一側に
モータの減速出力軸を連結するが、特に大きなトルクを
必要とする場合には、圧延ロール軸の両側にモータの減
速出力軸を連結する。
モータの減速出力軸を連結するが、特に大きなトルクを
必要とする場合には、圧延ロール軸の両側にモータの減
速出力軸を連結する。
【0010】前記において、ロール間隙の調節その他の
操作は、従来の圧延機と同様であり、モータの速度制御
により、かつ圧延機の性質上、モータの出力軸の回転数
は常時一致するので、回転不一致を考慮する必要はな
い。
操作は、従来の圧延機と同様であり、モータの速度制御
により、かつ圧延機の性質上、モータの出力軸の回転数
は常時一致するので、回転不一致を考慮する必要はな
い。
【0011】従来普通に用いられている圧延機は、カム
ワルツから連結ロッド12、12aのユニバーサル接手
13、13aを介して圧延ロール1、1aが駆動されて
いる(図4(a))。この方式によれば、圧延ロール
1、1aを駆動するユニバーサル接手13、13aは、
上下とも歯車列動比1:1によって圧延ロールは回転さ
れる。しかし乍ら圧延ロール1、1a間に加圧されてい
る圧延材料を介して、ロール周速回転の伝動比が1:1
となることは保証されない。なぜならば、ロール直径を
如何に高精度に仕上げても、上下ロールに接する圧延材
料との間に生ずる摩擦係数は一定とはならないからであ
る。図3におけるX−Y(中性点)は、その位置L1 :
L2 は摩擦による釣合点である。この場合に、図3中X
1 −Y1 はこのような場合を示している。
ワルツから連結ロッド12、12aのユニバーサル接手
13、13aを介して圧延ロール1、1aが駆動されて
いる(図4(a))。この方式によれば、圧延ロール
1、1aを駆動するユニバーサル接手13、13aは、
上下とも歯車列動比1:1によって圧延ロールは回転さ
れる。しかし乍ら圧延ロール1、1a間に加圧されてい
る圧延材料を介して、ロール周速回転の伝動比が1:1
となることは保証されない。なぜならば、ロール直径を
如何に高精度に仕上げても、上下ロールに接する圧延材
料との間に生ずる摩擦係数は一定とはならないからであ
る。図3におけるX−Y(中性点)は、その位置L1 :
L2 は摩擦による釣合点である。この場合に、図3中X
1 −Y1 はこのような場合を示している。
【0012】即ち従来のカムワルツ式の場合には、カム
ワルツ出力軸の適所に、トルク側定器を設けておけば、
上下ロールを回転させるトルクが大巾に異なることがわ
かる。また圧延材料が厚い場合(例えばロール径と材料
厚さの比が100:1〜10:1)には、図3に示すX
1 −Y1 の如く変形時の中性位置が傾斜することに依っ
てロールの周速比が吸収される。
ワルツ出力軸の適所に、トルク側定器を設けておけば、
上下ロールを回転させるトルクが大巾に異なることがわ
かる。また圧延材料が厚い場合(例えばロール径と材料
厚さの比が100:1〜10:1)には、図3に示すX
1 −Y1 の如く変形時の中性位置が傾斜することに依っ
てロールの周速比が吸収される。
【0013】しかし乍ら圧延材料が薄くなると、X1 −
Y1 の傾斜角度で吸収し切れずにカムワルツギヤーの通
常トルク伝達と反対側に歯車接触圧力が加わることにな
り、カムワルツ歯車は一方向圧延にもかかわらず歯車の
両面に磨耗が生じる結果となる。
Y1 の傾斜角度で吸収し切れずにカムワルツギヤーの通
常トルク伝達と反対側に歯車接触圧力が加わることにな
り、カムワルツ歯車は一方向圧延にもかかわらず歯車の
両面に磨耗が生じる結果となる。
【0014】また実際圧延に際して、カムワルツ歯車に
よる1:1のロール駆動比にかかわらず、圧延ロール出
力側における圧延材料が図3(b)のように湾曲又は上
下うねりとなる。
よる1:1のロール駆動比にかかわらず、圧延ロール出
力側における圧延材料が図3(b)のように湾曲又は上
下うねりとなる。
【0015】しかし乍らロール直径と、圧延材料の厚さ
の比が500:1より大きくなる場合において、このよ
うに極度に薄い圧延材料の場合には、カムワルツ歯車に
対して巨大な差動トルクが伝達される結果となる。
の比が500:1より大きくなる場合において、このよ
うに極度に薄い圧延材料の場合には、カムワルツ歯車に
対して巨大な差動トルクが伝達される結果となる。
【0016】前記のような障害は、圧延パス後の金属表
面にマーク(干渉模様)となって表われる。
面にマーク(干渉模様)となって表われる。
【0017】従来のように、ユニバーサル接手13、1
3aによる連結ロッド12、12aを長く設けると、上
下ロールの周速差を時間的に緩徐にさせる効果がある。
しかし、長尺圧延材料において、連結ロッド12、12
aのねじれ角はその限界に達すれば、遂にはロールを無
理に周速差と補正速度差を生じさせる。そこで結果的に
は周波数(干渉)を長くする丈の効果がなく、ユニバー
サル接手13、13aは、ただロールの上下間隙変化量
に対するθ(図4(b))を小さくする効果を有するに
すぎない。図5、図6は従来例の他の構造を示すもの
で、各部の符号は図4と同一にした。
3aによる連結ロッド12、12aを長く設けると、上
下ロールの周速差を時間的に緩徐にさせる効果がある。
しかし、長尺圧延材料において、連結ロッド12、12
aのねじれ角はその限界に達すれば、遂にはロールを無
理に周速差と補正速度差を生じさせる。そこで結果的に
は周波数(干渉)を長くする丈の効果がなく、ユニバー
サル接手13、13aは、ただロールの上下間隙変化量
に対するθ(図4(b))を小さくする効果を有するに
すぎない。図5、図6は従来例の他の構造を示すもの
で、各部の符号は図4と同一にした。
【0018】
【作用】この発明は、ロール軸とモータの減速出力軸と
を連結したので、全体がコンパクトになるのみならず、
ロール間隙を大きくとったり、2段圧延機と4段圧延機
とを兼用した場合においても、ロール軸心と、モータの
出力軸心とを同一直線上に保持し得る効果がある。
を連結したので、全体がコンパクトになるのみならず、
ロール間隙を大きくとったり、2段圧延機と4段圧延機
とを兼用した場合においても、ロール軸心と、モータの
出力軸心とを同一直線上に保持し得る効果がある。
【0019】
【実施例1】この発明の実施例を図1について説明す
る。
る。
【0020】スタンド3へ圧延ロール1、1aを架設す
ると共に、ロール軸2、2aの一側に、減速モータ4、
4aの出力軸5、5aを嵌入し、同一直線上で連結し、
前記ロール軸2、2aの軸受け6、6aに、前記減速モ
ータ4、4aのハウジング15、15aを固定したもの
で、図中7は調節スクリューである。
ると共に、ロール軸2、2aの一側に、減速モータ4、
4aの出力軸5、5aを嵌入し、同一直線上で連結し、
前記ロール軸2、2aの軸受け6、6aに、前記減速モ
ータ4、4aのハウジング15、15aを固定したもの
で、図中7は調節スクリューである。
【0021】前記実施例において、減速モータ4、4a
を始動すれば、圧延ロール軸2、2aを介して圧延ロー
ル1、1aが回転し、通常の要領により圧延する。また
ロール間隙を調整する際には、調節スクリュー7、7を
回転すれば圧延ロールと減速モータとは一体的に動作
し、広挟自由に調節できる。即ち圧延ロール1と共に、
減速モータ4も移動するのでモータの出力軸5と圧延ロ
ール1のロール軸2とは、常時同一連結状態を維持して
いるので、圧延ロール間隙の如何に拘らず、連結状態は
一定に保たれ、圧延に支障を生じるおそれはない。
を始動すれば、圧延ロール軸2、2aを介して圧延ロー
ル1、1aが回転し、通常の要領により圧延する。また
ロール間隙を調整する際には、調節スクリュー7、7を
回転すれば圧延ロールと減速モータとは一体的に動作
し、広挟自由に調節できる。即ち圧延ロール1と共に、
減速モータ4も移動するのでモータの出力軸5と圧延ロ
ール1のロール軸2とは、常時同一連結状態を維持して
いるので、圧延ロール間隙の如何に拘らず、連結状態は
一定に保たれ、圧延に支障を生じるおそれはない。
【0022】前記減速モータ4、4aは、そのハウジン
グの一側に設けた取付け盤16、16aが、圧延ロール
1、1aの軸受け6、6aに固定(ボルトなどで)され
ているので前記のように圧延ロールの上下動と一体的に
昇降することになる。
グの一側に設けた取付け盤16、16aが、圧延ロール
1、1aの軸受け6、6aに固定(ボルトなどで)され
ているので前記のように圧延ロールの上下動と一体的に
昇降することになる。
【0023】
【実施例2】図2に示す実施例は、バックアップロール
8、8a(駆動圧延ロール)の内側へ、圧延ロール9、
9aを介装し、前記バックアップロール8、8aのロー
ル軸16、16aと減速モータ4、4aの出力軸5、5
aを夫々同一中心線上で直接連結したものである。減速
モータ4、4aのハウジングの一側に設けた取付盤1
6、16aを、バックアップロール8、8aのハウジン
グに固定する。
8、8a(駆動圧延ロール)の内側へ、圧延ロール9、
9aを介装し、前記バックアップロール8、8aのロー
ル軸16、16aと減速モータ4、4aの出力軸5、5
aを夫々同一中心線上で直接連結したものである。減速
モータ4、4aのハウジングの一側に設けた取付盤1
6、16aを、バックアップロール8、8aのハウジン
グに固定する。
【0024】従って、バックアップロール8、8aの内
側へ圧延ロール9、9aを介装した場合であっても、減
速モータ4、4aの出力軸5、5aと、バックアップロ
ール8、8aのロール軸16、16aとは夫々同一中心
線上で直接連結されており、圧延ロール9、9aのロー
ル間隙の調整がバックアップロール8、8aに悪影響が
ないことは勿論、圧延材料に対する悪影響もない。
側へ圧延ロール9、9aを介装した場合であっても、減
速モータ4、4aの出力軸5、5aと、バックアップロ
ール8、8aのロール軸16、16aとは夫々同一中心
線上で直接連結されており、圧延ロール9、9aのロー
ル間隙の調整がバックアップロール8、8aに悪影響が
ないことは勿論、圧延材料に対する悪影響もない。
【0025】前記において、バックアップロール8、8
aと、減速モータ4、4aは同時に昇降するので、圧延
ロール9、9aの介在か否かによって、減速モータ4、
4aの出力軸5、5a、又はバックアップロール8、8
aの連結部に無理を生じるおそれもなく、従ってユニバ
ーサル接手を使用することも不必要である。
aと、減速モータ4、4aは同時に昇降するので、圧延
ロール9、9aの介在か否かによって、減速モータ4、
4aの出力軸5、5a、又はバックアップロール8、8
aの連結部に無理を生じるおそれもなく、従ってユニバ
ーサル接手を使用することも不必要である。
【0026】
【使用例】圧延ロール外径600mm、各減速モータの出
力夫々20馬力を使用して、厚さ40mm、巾100mm、
長さ300mmのアルミニウム合金板を圧延した。
力夫々20馬力を使用して、厚さ40mm、巾100mm、
長さ300mmのアルミニウム合金板を圧延した。
【0027】この場合に1回パスの毎の圧下量を3mmと
し、厚さ10mmまで圧延した。
し、厚さ10mmまで圧延した。
【0028】この場合に、 第一パスは40分の3で約7.5%リダクションであ
り、 第二パスは37分の3で約8.1%リダクションであ
り、 最終パスは23分の3で約130%のリダクションであ
る。
り、 第二パスは37分の3で約8.1%リダクションであ
り、 最終パスは23分の3で約130%のリダクションであ
る。
【0029】前記のように、厚さ40mmの圧延材料を
10mmまで圧延した場合にも製品の上下うねりは見られ
なかった。
10mmまで圧延した場合にも製品の上下うねりは見られ
なかった。
【0030】即ちこの発明によれば、圧延に際し、圧延
材料に対する圧延ロールは無理なく接触圧延しているこ
とになる。
材料に対する圧延ロールは無理なく接触圧延しているこ
とになる。
【0031】
【発明の効果】即ちこの発明によれば、圧延ロール軸と
減速モータ軸とを同一中心線上で連結したので、連結ロ
ッド及びユニバーサル接手が不必要となり、全体をコン
パクトに設置できる効果がある。
減速モータ軸とを同一中心線上で連結したので、連結ロ
ッド及びユニバーサル接手が不必要となり、全体をコン
パクトに設置できる効果がある。
【0032】またロール間隙の調節範囲が大きい場合で
あっても、圧延ロールと減速モータとは恰も一体の如く
移動するので、各軸の連結部に無理を生じるおそれな
く、従って圧延材料に無理な力を与えることもない。こ
のことは圧延材料に塑性変形を生じる際に無益な剪断応
力を生じさせないなどの諸効果がある。
あっても、圧延ロールと減速モータとは恰も一体の如く
移動するので、各軸の連結部に無理を生じるおそれな
く、従って圧延材料に無理な力を与えることもない。こ
のことは圧延材料に塑性変形を生じる際に無益な剪断応
力を生じさせないなどの諸効果がある。
【図1】この発明の実施例の一部を切断した正面図。
【図2】同じく他の実施例の一部を省畧した正面図。
【図3】(a) 同じく圧延時の説明図。 (b) 従来の圧延機による製品湾曲を示す図。
【図4】(a) 従来知られた圧延機の一部を省畧した
正面図。 (b) 同じく前記(a)の圧延機を四段にした場合の
正面図。
正面図。 (b) 同じく前記(a)の圧延機を四段にした場合の
正面図。
【図5】同じく他の例を示す正面図。
【図6】同じく他の実施例の正面図。
1、1a 圧延ロール 2、2a ロール軸 3 スタンド 4、4a 減速モータ 5、5a 出力軸 6、6a 軸受け 7 調節スクリュー 8、8a バックアップロール 9、9a 圧延ロール 10 減速機 11、11a 出力軸 12、12a 連結ロッド 13、13a ユニバーサル接手15、15a ハウジング
Claims (2)
- 【請求項1】 減速モータ(4、4a)のハウジング
(15、15a)の一側と、圧延ロール(1、1a)の
軸受け(6、6a)の一側とを固定し、減速モータ
(4、4a)の出力軸(5、5a)と圧延ロール軸
(2、2a)とを夫々同一直線上で連結したことを特徴
とする圧延機。 - 【請求項2】 減速モータ(4、4a)の出力軸(5、
5a)とバックアップロール(8、8a)のロール軸
(17、17a)とを同一直線上で直接連結したことを
特徴とする圧延機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039402A JP2534964B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 圧延機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5039402A JP2534964B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 圧延機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06269810A JPH06269810A (ja) | 1994-09-27 |
JP2534964B2 true JP2534964B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=12552004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5039402A Expired - Fee Related JP2534964B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-02-03 | 圧延機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534964B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110238197B (zh) * | 2019-06-26 | 2021-06-18 | 佛山市南海奥荣铝业有限公司 | 一种铝合金料冷连轧生产方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58157512A (ja) * | 1982-03-10 | 1983-09-19 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 遊星型傾斜ロ−ル圧延機用駆動装置 |
JPH07121404B2 (ja) * | 1986-10-13 | 1995-12-25 | 株式会社日立製作所 | 圧延機のロ−ル駆動装置 |
JPS6455046A (en) * | 1987-08-21 | 1989-03-02 | Mitsubishi Electric Corp | Vertical shaft rotary machine |
-
1993
- 1993-02-03 JP JP5039402A patent/JP2534964B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06269810A (ja) | 1994-09-27 |
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