JP2534593Y2 - バン型車両等の内壁に取付けられる積荷係止レ−ル - Google Patents

バン型車両等の内壁に取付けられる積荷係止レ−ル

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JP2534593Y2
JP2534593Y2 JP8971492U JP8971492U JP2534593Y2 JP 2534593 Y2 JP2534593 Y2 JP 2534593Y2 JP 8971492 U JP8971492 U JP 8971492U JP 8971492 U JP8971492 U JP 8971492U JP 2534593 Y2 JP2534593 Y2 JP 2534593Y2
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JP
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locking rail
wall
type vehicle
thick
groove
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和夫 谷
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Nippon Fruehauf Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、棒状体やベルトの架
け渡し、或いは緊締具による積荷の緊締時に用いるバン
型車両等の内壁に取付けられる係止レ−ル材(ラッシン
グレ−ル)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 図5に示すごとく、断面ハット形をし
た長尺の係止レ−ル1には、その中央平面部に長手方向
に、荷締具4の端に取付けた金具5等を挿通するための
I型をした金具挿通孔2が多数設けられている。この金
具挿通孔2は係止レ−ル1にプレスで穿設加工されるの
であるが、I型にプレスで打抜き、しかるのち対向
する2辺を内側にプレスで折り曲げて舌部3(図8)を
形成する。このようなプレス作業は特にアルミ押出型材
製の係止レ−ルの場合は押出成形後におこない、その後
熱処理及び表面処理加工を行うため、製作工数が嵩むと
いう問題があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 本考案は、上述の従
来の問題点に鑑み、アルミ押出型材を押出した後、連続
して直ちに熱処理及び表面処理加工をしたのち、荷締具
の端に取付けた金具を挿通する為の金具挿通孔を一工程
でプレス加工し、従来型の如く孔明けの外、舌部の形成
工程等がなくてしかも十分な強度を有するアルミ押出材
製の係止レ−ルを提供することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 断面ハット型をしたア
ルミ押出型材製の積荷係止レ−ルにおいて、係止レ−ル
は中央平面部が巾広の薄肉部11aと該薄肉部11aの
上と下に連り荷締具4の金具のフック受部となる肉厚部
11bと、さらに肉厚部11bに連る上下のフランジ部
13とからなり、前記薄肉部11aには係止レ−ルの長
手方向と直交して設けた複数個の荷締具4の金具5を挿
通するI型をした金具挿通孔12を有し、又前記肉厚部
11bの内側には長手方向の溝14a又は14bを有
し、該溝に異種材料よりなる補強材14を挿入した。
【0005】
【実施例】 図1〜図4に基いて説明する。11はアル
ミ押出型材製の断面ハット形をした長尺の係止レ−ルで
ある。係止レ−ル11は押出し成形された状態では断面
ハット形をなし、中央平面部を荷締具4の端に取付けた
金具5を挿通するための金具挿通孔12を穿設する部分
を薄肉部11aとし、この薄肉部11aの上下を荷締具
4端部の金具5のフック受部とするための肉厚部11
b、そして肉厚部11bの上下をフランジ部13として
押し出している。そしてこの肉厚部11bの内側面には
図3に示すような断面円形の溝14a又は図4に示すよ
うな断面台形の溝14bが一体に成形されている。この
ように押出された係止レ−ル11にはその中央平面部の
前記薄肉部11aに一定の間隔でI型の金具挿通孔12
を多数穿設する。金具挿通孔12をプレスで穿設した状
態で熱処理及び表面処理を施す。しかるのち前記円形又
は台形の溝14a又は14bに異種の補強材14、たと
えば金属棒あるいはカ−ボン繊維等を挿入すれば完成で
ある。
【0006】
【効果】 断面ハット型の係止レ−ル11の中央平面部
を薄肉部11aとし、薄肉部11aの上下を肉厚部11
bとし、肉厚部11bの内側面に異種材料製補強材挿入
用の溝14a又は14bを設けた。そして、前記薄肉部
11aに係止レ−ル11の長手方向と直交してI型の金
具挿通孔12を設け、前記溝14a又は14bに異種材
料よりなる補強材14を長手方向にわたって挿入固着し
た。このように荷締具4端部の金具5のフック受部が肉
厚でしかもこの部分に異種材料よりなる補強材を挿入し
補強されているので、荷締具4端部の金具5のフックを
係止して大きな荷重が作用しても十分に耐えることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る係止レ−ルの平面図。
【図2】図1のA−A断面図。
【図3】図2のB部詳細図。
【図4】補強材挿入溝の他の実施例。
【図5】公知係止レ−ルを取付けた車両の側壁斜視図。
【図6】公知係止レ−ルの平面図。
【図7】図6のC−C断面図。
【図8】図6のD−D断面図。
【符号の説明】
11 係止レ−ル 11a 薄肉部 11b 肉厚部 12 金具挿通孔 13 フランジ部 14 異種の補強材 14a,14b 溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面ハット型をしたアルミ押出型材製の
    積荷係止レ−ルにおいて、該係止レ−ルは中央平面部が
    巾広の薄肉部(11a)と該薄肉部(11a)の上と下に連り荷締
    具(4)の金具の引掛部となる肉厚部(11b)と、さらに肉
    厚部(11b)に連る上下のフランジ部(13)とからなり、前
    記薄肉部(11a)には係止レ−ルの長手方向と直交して設
    けた複数個の荷締具(4)の金具(5)を挿通するI型をし
    た金具挿通孔(12)を有し、又前記肉厚部(11b)の内側に
    は長手方向の溝(14a又は14b)を有し、該溝に異種材料よ
    りなる補強材(14)を挿入したことを特徴とするバン型車
    両等の内壁に取付けられる積荷係止レ−ル。
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JPS5192305U (ja) * 1975-01-21 1976-07-23
JP5259349B2 (ja) * 2008-09-02 2013-08-07 株式会社伊原工業 ベルト金具係合レール
JP5192421B2 (ja) * 2009-03-04 2013-05-08 株式会社伊原工業 ベルト金具係合レール
JP2021195035A (ja) * 2020-06-16 2021-12-27 オールセーフ株式会社 レール

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