JP2534374B2 - ア―ク溶接機 - Google Patents

ア―ク溶接機

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は溶接用ワイヤを自動送給し、ワイヤの母材へ
の接触短絡と非接触でアーク発生とを繰返して溶接を行
なう短絡移行型のアーク溶接機に関するものである。
従来の技術 従来の短絡移行型のアーク溶接機の一例を第9図に示
す。42はアーク溶接機入力端子、43は主変圧器、44は整
流器、45はリアクトル、46はアーク溶接機出力端子、47
は母材、48はワイヤ、49は通電用コンタクトチップであ
る。この構成例による溶接出力波形およびワイヤ先端部
の時間的推移を第10図に示す。
第10図のように溶接電流(Ia)の波形が、ワイヤ短絡
時およびアーク発生時に曲線を示すのは主変圧器43の略
定電圧特性とリアクトル45の過渡特性によるものであ
る。すなわちワイヤ短絡期間中にリアクトル45に蓄えら
れた電磁エネルギーがアーク発生後放電されると共に主
変圧器43からもエネルギーが供給されるのでアーク発生
中の溶接電流波形は第10図に示すように、一定の減少率
を持つ曲線となり、この減少率を変化させるためにはリ
アクトル45の大きさを変化させて対処していた。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記のような第9図に示すアーク溶接機の場
合、アーク時間がその前の短絡時間の大小によって影響
されるという問題点がある。
第10図の最初は比較的短時間(tS1)でワイヤ短絡が
解除され、溶接電流(Ia1)でアーク再生した場合を示
す。これに続く次のアーク期間(ta1)は溶接電流の比
較的小なる電流値(Ia1)から開始するので、アーク熱
によるワイヤ溶融はあまり促進されず、比較的短いアー
ク期間(ta1)後に次のワイヤ短絡を迎える。
次の短絡期間(tS2)は比較的長い時間(tS2)を要し
てアーク再生した場合である。この時、短絡電流は時間
経過と共に増加して大きい電流値(Ia2)で短絡解除す
る。従って、これに続く次のアーク時間(ta2)は大き
い電流値(Ia2)から始まるアーク熱でワイヤが加熱さ
れる結果、ワイヤの溶融が促進され、次のワイヤ短絡に
至るまでに長いアーク期間(ta2)を要する。
このようにワイヤ短絡期間にばらつきを生じるのはワ
イヤ送給の均一性が保たれないことが主な原因である
が、ワイヤ先端の送給速度を一定に保つことは溶接現場
ではきわめて困難なことであり、この結果溶接の均一性
を損ない、ビード外観等の溶接結果の品質を損なうとい
う問題点がみられた。
本発明の目的は上記問題点を解消し、ワイヤ短絡後の
アーク再生時の電流を略一定値として溶接の規則性、均
一性が保持され、又、スタッピングの防止もできるアー
ク溶接機を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的達成のため、第1の発明では、溶接
用ワイヤと母材とに電力を供給してアーク発生と短絡と
を繰返して溶接するアーク溶接機において、溶接電流値
を検出し、制御回路で扱える信号レベルに増幅する電流
値信号を出力する電流値検出部と、消耗電極である溶接
用ワイヤが被溶接物である母材に接触して短絡している
場合と非接触でアーク発生している場合とで状態を変え
るアーク・短絡判定信号を出力するアーク・短絡判定部
と、前記電流値信号を入力とし、溶接電流値が所定の第
1電流値よりも大なる場合と前記所定の第1電流値以下
の場合とで状態を変える第1電流値比較信号を出力する
第1電流比較部と、前記アーク・短絡判定信号と前記第
1電流値比較信号とを入力とし、ワイヤが母材に接触し
ている時で溶接電流が前記所定の第1電流値以下の場合
は第1電流勾配設定部からの第1電流勾配信号を選択し
て、短絡直前の溶接電流値から、前記第1電流勾配にて
立ち上げ、ワイヤが母材に接触している時で溶接電流が
前記所定の第1電流値よりも大なる場合は第2電流勾配
設定部からの第2電流勾配信号を選択して出力制御部に
出力する選択部と、を備えたアーク溶接機とした。
又、第2の発明では、溶接用ワイヤと母材とに電力を
供給してアーク発生と短絡とを繰返して溶接するアーク
溶接機において、溶接電流値を検出し、制御回路で扱え
る信号レベルに増幅する電流値信号を出力する電流値検
出部と、消耗電極である溶接用ワイヤが被溶接物である
母材に接触して短絡している場合と非接触でアーク発生
している場合とで状態を変えるアーク・短絡判定信号を
出力するアーク・短絡判定部と、前記電流値信号を入力
とし、溶接電流値が所定の第1電流値よりも大なる場合
と前記所定の第1電流値以下の場合とで状態を変える第
1電流値比較信号を出力する第1電流比較部と、前記電
流値信号を入力とし、溶接電流値が所定の第2電流値よ
りも大なる場合と前記所定の第2電流値以下の場合とで
状態を変える第2電流値比較信号を出力する第2電流比
較部と、前記アーク・短絡判定信号と前記第1電流値比
較信号と前記第2電流値比較信号とを入力とし、ワイヤ
が母材に接触している時で溶接電流が前記所定の第1電
流値以下の場合は第1電流勾配設定部からの第1電流勾
配信号を選択し、ワイヤが母材に接触している時で溶接
電流が前記所定の第1電流値よりも大なる場合でかつ前
記所定の第2電流値よりも小なる場合は第2電流勾配設
定部からの第2電流勾配信号を選択し、ワイヤが母材に
接触している時で溶接電流が前記所定の第2電流値を越
えた時に第3電流勾配設定部からの第3電流勾配信号を
選択して出力制御部に出力する選択部と、を備えたアー
ク溶接機とした。
作 用 本発明の第1発明である所定の第1電流値(I1)のみ
を設けた場合の溶接電圧と電流の作用を第2図に示した
波形図により説明する。時刻(t0)にてアーク発生から
ワイヤ短絡に転じたとする。この時から溶接電流は所定
の第1電流勾配信号による電流増加率(IS1)によって
短絡電流が電流制御されながら増加する。この結果、所
定の第1電流値(I1)よりも低い電流値(Ia1)で時刻
(t1)でワイヤ短絡が解除され、アーク再生した場合で
ある。時刻(t1)後、自動低速送給されるワイヤ10が時
刻(t2)において再び母材9に短絡する。再び所定の第
1電流勾配信号による電流増加率(IS1)によって短絡
電流が電流制御されながら増加する。しかしこのワイヤ
短絡は所定の第1電流値(I1)に達してもワイヤ短絡が
解除されないので第1電流比較部の働きにより時刻
(t3)から所定の第2電流勾配信号が選択部で選択され
電流増加率(IS2)で変化し、時刻(t4)においてワイ
ヤ短絡解除され、電流(Ia2)でアーク再生する。この
ように時刻(t3)から(t4)までの間、電流増加率(I
S1)よりも低い電流増加率(IS2)でもワイヤ短絡解除
されるのは時刻(t2)から(t3)の間の十分な溶滴離脱
のためのピンチ力が供給され、ワイヤ先端の溶融塊が機
械的な慣性で離脱するためである。すなわち、ワイヤ短
絡発生の初期に十分なピンチ力のエネルギーを与えれば
それ以上の溶接電流値とする必要はなく、従来例のよう
にワイヤ短絡が解除するまで所定の電流増加率で溶接出
力を続けるとアーク再生時の電流値のばらつきを発生さ
せ、均一で規則的な溶滴移行に障害となる。従って、第
2図の所定の第1電流値(I1)をワイヤ送給速度でワイ
ヤ材質、ワイヤ径毎に適当な値に設定することによりワ
イヤ短絡の解除するアーク再生時電流は前記第1電流値
(I1)の近くに値に集中させることができ、均一、規則
的な溶接を維持できる。
第2の発明では、ワイヤ送給速度の急変や、チップ・
母材間距離が溶接作業者の手振れや母材形状の変化によ
り急変し、ワイヤ短絡が前記第2電流勾配(IS2)では
解除されず、ワイヤ突っかかりやスタッビングを発生さ
せ、溶接欠陥を発生させる危険があるのを防止したもの
である。
第3図に示すように時刻(t4)までは第2図の時刻
(t4)までの作用と同様であるが、時刻(t5)でワイヤ
短絡開始した短絡期間は時刻(t6)で所定の第1電流値
(I1)に達し、第1電流勾配信号から第2電流勾配信号
に切換った後、所定の第2電流値(I2)に達してもワイ
ヤ短絡が解除されない。この時、第2電流比較部と選択
部の働きにより時刻(t7)から第3電流勾配信号が選択
され、電流増加率(IS3)で短絡電流が増加し、再び強
力なピンチ力が供給される結果、時刻(t8)において短
絡解除しアーク再生する。この時のアーク再生電流(I
a3)は第2図の(Ia1)や(Ia2)よりも高い値となり、
溶接の規則性・均一性を損なう原因になる恐れがある
が、しかしスタッピング等の溶接欠陥を発生することが
阻止できる。
実施例 以下、本発明の実施例であるアーク溶接機を図面に基
づいて説明する。
第1図において、1はアーク溶接機の入力端子、2は
整流器部、3はコンデンサ、4は溶接出力制御素子とし
てのフルブリッジ構成されたインバータ回路、5は主変
圧器、6は二次側の整流器、7はリアクトル、8はアー
ク溶接機の出力端子、9は被溶接物である母材、10は溶
接用ワイヤ、11は通電用コンタクトチップであり、溶接
用ワイヤ10を自動送給し、ワイヤの母材9への接触短路
と非接触でアーク発生とを繰返して溶接を行なう。この
アーク溶接機の制御回路において、12は分流器、13は電
流値検出部、14はアーク・短絡判定部、15は第1電流比
較部、16は所定の第1電流値を設定する設定器、17は第
1電流勾配設定部、18は第2電流勾配設定部、19は選択
部、20は出力制御部である。又、図中Ia0は電流値信
号、VASはアーク・短絡判定信号、Vi1は第1電流値比較
信号、VS1は第1電流勾配信号、VS2は第2電流勾配信号
である。
第4図は本発明の要部の詳細な実施例を示すもので、
15〜19はそれぞれ上記の構成と同一である。
21は比較器、22、23は抵抗、24はコンデンサ、25およ
び26は切換器で、各々C端子入力がHレベルの場合はA
端子入力の信号のみをCM端子に出力し、C端子入力がL
レベルの場合はB端子入力の信号のみをCM端子に出力す
る素子である。
第1図および第4図の動作を第5図のタイミングチャ
ートによって説明する。時刻(t0)でアーク発生からワ
イヤ短絡の状態に転じるとアーク・短絡判定部14の働き
によりアーク・短絡判定信号(VAS)はHレベルからL
レベルに変化する。そして溶接電流(Ia)が所定の第1
電流値(I1)以下であるので時刻(t1)までの間、第1
電流値比較信号(Vi1)はLレベルのままである。この
結果、切換器26は第1電流勾配信号(VS1)を選択してC
M端子に出力し、切換器25も第1電流勾配信号(VS1)を
選択するのでコンデンサ24は抵抗22の値で決まる時定数
で充電され、このコンデンサ24の充電電圧波形(VQ)が
出力制御部20に入力される。出力制御部20はワイヤ短絡
中にのみVQ信号により溶接出力を電流制御するように設
計されているので溶接電流はコンデンサ24と抵抗22とで
決まる充電電圧波形軌跡に沿って電流制御される。時刻
(t1)後のアーク発生中は溶接出力は第4図の回路部に
は関係なく、電流値信号(Ia0)とアーク・短絡判定信
号(VAS)とを入力の一つとする出力制御部20で別途制
御される。この間、第4図の切換器25は電流値信号(I
a0)を選択するのでコンデンサ24に蓄積されていた電荷
は(Ia0)の信号レベルまで放電され、次のワイヤ短絡
開始の時刻(t2)となる。
時刻(t2)から(t3)までの動作は時刻(t0)から
(t1)までの動作と同様でコンデンサ24は抵抗22により
充電されるが、溶接電流が所定の第1電流値(I1)に達
した時刻(t3)からは比較器21の出力である第1電流値
比較信号(Vi1)がLレベルからHレベルに転じる。こ
の結果、切換器26は第2電流勾配信号(VS2)を選択す
るので時刻(t3)以降は抵抗(R18)によりコンデンサ2
4が充電される。抵抗23は抵抗22よりも大なる値として
いるため時刻(t3)からのコンデンサ24の充電速度は遅
くなり、この充電電圧波形(VQ)が出力制御部20に出力
されるので出力制御部の働きにより時刻(t3)以降は時
刻(t3)以前よりも小なる溶接電流の増加率となるよう
電流制御される。
第2電流勾配の値は前記第1電流勾配の値よりも小
で、且つゼロでない 又、所定の第1電流値はワイヤ送給量、ワイヤ材質、
ワイヤ径により決定される。
なお、第1の電流値検出部13の実施例を第6図に示
す。第6図において、27は増幅器、28〜30は抵抗であ
る。第6図のような構成例とすることにより、分流器12
に発生する溶接電流(Ia)に対応した微小電圧信号を制
御回路で扱える信号のレベルまで増幅することができ
る。
第1図のアーク・短絡判定部14の実施例を第7図に示
す。第7図において31は比較器、32〜35は抵抗である。
アーク溶接機の出力端子8間の電圧を抵抗32、33とで分
割し、制御回路の電源(VDD)を抵抗34、35とで分割し
た所定の値と比較することにより、現在ワイヤ短絡中か
非接触でアーク発生中かを判断することができる。
本発明の第2発明を実現するためには第8図のように
第4図の回路に第2電流比較部36、所定の第2電流値を
設定する設定器37、第3電流勾配設定部38および選択部
19内に切換器39を追加すればよい。40は比較器、41は抵
抗を示す。この場合所定の第2電流値(I2)に達しても
ワイヤ短絡が解除されないと、第2電流比較部と選択部
との働きにより第3電流勾配信号が選択され、短絡電流
が増加し強力なピンチ力が供給されて短絡解除されアー
ク再生する。又、選択部ではワイヤ短絡の開始から時計
数開始し、所定の時刻まで時計数している時とそれ以外
の時とで状態を変えるタイマ信号を出力するタイマ回路
部からのタイマ信号を入力とし、前記タイマ信号が所定
の時刻を越えた場合、第3電流勾配設定部からの第3電
流勾配信号を選択して出力制御部に出力するようにして
もよい。
発明の効果 本発明の構成をとることによりワイヤ短絡後のアーク
再生時の電流を第1電流勾配信号および第2電流勾配信
号により略一定値に保つことができるので、溶接の規則
性・均一性が保持され、不要な短絡電流の増加を防止で
き、スパッタ発生の防止も図れる。さらに第2発明では
チップと母材間距離と急変その他によってワイヤ短絡が
第2電流勾配信号で解除されない場合にも対応してスタ
ッビング防止を図ることができる等その効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明アーク溶接機の一実施例として示した回
路図、第2図は本発明の第1発明の作用説明図、第3図
は本発明の第2発明の作用説明図、第4図は本発明の要
部を示す回路図、第5図は本発明の各部の波形図、第6
図は電流値検出部の回路図、第7図はアーク・短絡判定
部の回路図、第8図は第2発明の実施例を示す回路図、
第9図は従来例を示す回路図、第10図は従来例の各部波
形図である。 9……母材、10……溶接用ワイヤ 13……電流値検出部 14……アーク・短絡判定部 15、36……電流比較部 16、37……設定器 17、18、36……電流勾配設定部 19……選択部、20……出力制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−214872(JP,A) 特開 平1−162573(JP,A) 特開 昭61−266178(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接用ワイヤと母材とに電力を供給してア
    ーク発生と短絡とを繰返して溶接するアーク溶接機にお
    いて、溶接電流値を検出し、制御回路で扱える信号レベ
    ルに増幅する電流値信号を出力する電流値検出部と、 消耗電極である溶接用ワイヤが被溶接物である母材に接
    触して短絡している場合と非接触でアーク発生している
    場合とで状態を変えるアーク・短絡判定信号を出力する
    アーク・短絡判定部と、 前記電流値信号を入力とし、溶接電流値が所定の第1電
    流値よりも大なる場合と前記所定の第1電流値以下の場
    合とで状態を変える第1電流値比較信号を出力する第1
    電流比較部と、 前記アーク・短絡判定信号と前記第1電流値比較信号と
    を入力とし、ワイヤが母材に接触している時で溶接電流
    が前記所定の第1電流値以下の場合は第1電流勾配設定
    部からの第1電流勾配信号を選択して、短絡直前の溶接
    電流値から、前記第1電流勾配にて立ち上げ、ワイヤが
    母材に接触している時で溶接電流が前記所定の第1電流
    値よりも大なる場合は第2電流勾配設定部からの第2電
    流勾配信号を選択して出力制御部に出力する選択部と、 を備えたことを特徴とするアーク溶接機。
  2. 【請求項2】溶接用ワイヤと母材とに電力を供給してア
    ーク発生と短絡とを繰返して溶接するアーク溶接機にお
    いて、溶接電流値を検出し、制御回路で扱える信号レベ
    ルに増幅する電流値信号を出力する電流値検出部と、 消耗電極である溶接用ワイヤが被溶接物である母材に接
    触して短絡している場合と非接触でアーク発生している
    場合とで状態を変えるアーク・短絡判定信号を出力する
    アーク・短絡判定部と、 前記電流値信号を入力とし、溶接電流値が所定の第1電
    流値よりも大なる場合と前記所定の第1電流値以下の場
    合とで状態を変える第1電流値比較信号を出力する第1
    電流比較部と、 前記電流値信号を入力とし、溶接電流値が所定の第2電
    流値よりも大なる場合と前記所定の第2電流値以下の場
    合とで状態を変える第2電流値比較信号を出力する第2
    電流比較部と、 前記アーク・短絡判定信号と前記第1電流値比較信号と
    前記第2電流値比較信号とを入力とし、ワイヤが母材に
    接触している時で溶接電流が前記所定の第1電流値以下
    の場合は第1電流勾配設定部からの第1電流勾配信号を
    選択し、ワイヤが母材に接触している時で溶接電流が前
    記所定の第1電流値よりも大なる場合でかつ前記所定の
    第2電流値よりも小なる場合は第2電流勾配設定部から
    の第2電流勾配信号を選択し、ワイヤが母材に接触して
    いる時で溶接電流が前記所定の第2電流値を越えた時に
    第3電流勾配設定部からの第3電流勾配信号を選択して
    出力制御部に出力する選択部と、 を備えたことを特徴とするアーク溶接機。
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