JP2534010Y2 - 寝台等におけるボード固定装置 - Google Patents

寝台等におけるボード固定装置

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JP2534010Y2
JP2534010Y2 JP8455092U JP8455092U JP2534010Y2 JP 2534010 Y2 JP2534010 Y2 JP 2534010Y2 JP 8455092 U JP8455092 U JP 8455092U JP 8455092 U JP8455092 U JP 8455092U JP 2534010 Y2 JP2534010 Y2 JP 2534010Y2
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board
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fixed
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JP8455092U
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武男 中川
光次 加藤
Original Assignee
株式会社関西製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、寝台等の前後にヘッド
ボードやフットボード等のボードを連結固定するための
固定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8、図9は従来の寝台におけるヘッド
ボードやフットボード等のボード固定方法を示したもの
である。これは、例えばボードaの側面に下向きフック
片bを形成したボード止め金具cを固着し、該ボード止
め金具cにストッパーフックdを回転軸eにて軸着して
なり、前記ボード止め金具cの下向きフック片bを寝台
本体の側枠f端部に固着したボード受け金具gのボード
受けピンhに上方から掛止して側枠fにボードaを連結
するとともに、前記ストッパーフックdを回動してボー
ド受けピンhの下方から係止してなるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の固定方法においては、図9のようにストッ
パーフックdの上部を回転軸eを中心として上方へ回動
して下部のフック部分をボード受け金具gのボード受け
ピンhに下方から係止し、また該ストッパーフックdの
上部を側方へ倒すことにより下部のフック部分とボード
受けピンhとの係合を解除するような構造であるため、
ストッパーフックdが外れ易いものであった。
【0004】そこで本考案では、寝台へヘッドボードや
フットボードを確実に連結固定可能な固定装置を提供せ
んとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係るボードの固
定装置は上記の目的を達成するために、寝台等の床部支
持枠の一側適所に横設した掛止杆と、該掛止杆の側位に
設けた係止孔と、前記床部支持枠の掛止杆に上方から掛
止する下向き掛止片を有し、前記床部支持枠へ取り付け
るべきボードに固着した連結金具と、前記連結金具から
操作レバーによって水平方向へ出没自在に設けてなり、
前記床部支持枠の係止孔へ係止する閂杆と、からなり、
前記連結金具と操作レバーを回転自在に固定した回転軸
を閂杆に設けた横長の長孔に摺動自在に嵌挿するととも
に、前記閂杆に固定した遊動軸を前記連結金具に設けた
横長の長孔と操作レバーの回動軸の周囲に設けた弧状の
案内溝に遊嵌状態に嵌挿してなり、前記案内溝は、その
上端から下端に向かうにしたがって前記回動軸側へ近接
するように設けてなり、前記案内溝の上端側の操作レバ
ーの外周面から操作片を突設してなるものである。
【0006】
【作用】本考案に係るボードの固定装置は上記のとおり
構成してなり、寝台のヘッドボードやフットボード等の
ボードに固着した連結金具の掛止片を寝台等の床部支持
枠の掛止杆に上方から掛止して床部支持枠へボードを連
結した状態で、前記連結金具に設けた操作レバーの操作
片を押し下げると、該操作レバーの弧状案内溝の下端に
ある遊動軸が該弧状案内溝内を上端へ向かって回転軸か
ら遠ざかる方向に移動することで遊動軸が連結金具に設
けた長孔内を回転軸側端部から他端側へ移動し、もって
該遊動軸に固定した閂杆が連結金具内から側方へ突出し
て床部支持枠の係止孔へ係止することで、連結金具の掛
止片が床部支持枠の掛止杆から上方へ外れることを防止
された状態で、ボードが床部支持枠へ固定される。ま
た、上記と反対に、前記操作レバーの操作片を引き上げ
ると、該操作レバーの弧状案内溝の上端にある遊動軸が
該弧状案内溝内を下端に向かって回動軸へ近接する方向
に移動することで遊動軸が連結金具の長孔内を回転軸側
端部へ向かって移動し、もって該遊動軸に固定した閂杆
が連結金具内へ収納されて、閂杆と床部支持枠の係止孔
との係合が解除され、ボードの連結金具を床部支持枠の
掛止杆から外すことができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本考案
を更に詳細に説明する。
【0008】図1は、本考案に係るボード固定装置を用
いた寝台1の1実施例を示すものであり、図中符号2は
マットレスを載置する床部3部分を支持してなる床部支
持枠で、該床部支持枠2の前後にはヘッドボード4とフ
ットボード5が連結固定されている。また、図例の寝台
1では、前記床部3は、背床部3a、腰床部3b、更に
は脚床部3c、3d等に分割され、適宜昇降装置により
昇降自在に設けられおり、また、床部支持枠2を適宜昇
降機構により昇降自在に支持してなる脚台6の下面には
キャスター7を設けて寝台1を移動可能としている。更
に、前記台枠2の四隅には、バンパー8・・が取り付け
られている。
【0009】前記ヘッドボード4やフットボード5は、
図2に示すように、その一側両端部に前記床部支持枠2
に連結固定するための連結金具9、9を取り付けてい
る。この連結金具9は、図3に示すように、ヘッドボー
ド4の両側下面に固着した取付金具10の背面側にネジ
止め等にて取り付けられている。また、図例の実施例で
は、前記取付金具10の前面側に、軟質合成樹脂等の弾
力性を有する材料にて作成した固定バンパー11を床部
支持枠2の隅角部の両側にわたって略L型に隅角部を覆
うように取り付けており、この固定バンパー11の内部
には、その一部を前記固定バンパー11の角部に形成し
た開口部12から外側へ突出した状態で同じく軟質合成
樹脂等にて作成した略円筒状の回転バンパー13を内装
している。この回転バンパー13は、前記取付金具10
の前面に取り付けた回転バンパー止金具14の上下に対
向して形成した1対の固定片15、16間に回転バンパ
ー13を嵌装し、前記上固定片15の上方から該上固定
片15、回転バンパー13および下固定片16を貫通す
る回転軸17を取り付けて回転バンパー止金具14に回
転バンパー13を回転自在に取り付け、該回転バンパー
13の前方から固定バンパー11を該固定バンパー11
に形成した開口部12に回転バンパー13を臨ませた状
態で取り付けてなるものである。
【0010】そして、前記取付金具10の背面側に取り
付けた連結金具9は、図4に示すように、平面略コ字形
の掛止部9aの両側から左右に固定片9b、9bを突設
し、この固定片9bを前記取付金具10にネジ止め固定
してヘッドボード4に取り付けている。前記掛止部9a
の下面両側には床部支持枠2の側枠2aと横枠2bとの
接合部に設けた連結凹部18内に横設した掛止杆19へ
掛止する下向きの掛止片20、20を設けるとともに、
掛止部9a内には前記床部支持枠2に設けた連結凹部1
8の内壁18a部分に形成した係止孔18bへ係止する
閂杆21を操作レバー22により掛止部9aの側面に設
けた開孔23から出没自在に設けている。
【0011】前記閂杆21にはその先端側に軸孔24
を、またその基端側には横長の長孔25を穿設してな
り、この閂杆21を前記操作レバー22に設けた内部空
間26内に内装し、前記連結金具9の掛止部9aと操作
レバー22とを回転自在に固定した回転軸27を前記閂
杆21に設けた長孔25に摺動自在に嵌挿するととも
に、閂杆21の軸孔24に固定した遊動軸28を前記連
結金具9の掛止部9aに設けた横長の長孔29と操作レ
バー22の回動軸27の周囲に設けた弧状の案内溝30
に遊嵌状態に嵌挿している。前記案内溝30は、その上
端30aから下端30bに向かうにしたがって前記回動
軸27側へ近接するように設けてなり、該操作レバー2
2には前記案内溝30の上端30a側の外周面から操作
片31を突設している。
【0012】そして、ヘッドボード4を寝台1の床部支
持枠2に連結固定するには、先ず、ヘッドボード4に取
り付けた連結金具9の掛止片20を床部支持枠2の連結
凹部18内に設けた掛止杆19へ上方から掛止してヘッ
ドボード4を床部支持枠2へ連結する。次に、前記連結
金具9に設けた操作レバー22の操作片31を押し下げ
ると、該操作レバー22の弧状案内溝30の下端30b
にあった遊動軸28が該弧状案内溝30内を上端30a
へ向かって回転軸27から遠ざかる方向に移動すること
で遊動軸28が連結金具9の長孔29内を回転軸側端部
から他端側へ移動し、もって該遊動軸28に固定した閂
杆21が連結金具9の開孔23から側方へ突出して床部
支持枠2側の連結凹部18の内壁18aに設けた係止孔
18bへ係止することで、連結金具9の掛止片20が床
部支持枠2の掛止杆19から上方へ外れることを防止さ
れた状態で、ヘッドボード4が床部支持枠2へ固定され
る。また、上記と反対に、前記操作レバー22の操作片
31を引き上げると、該操作レバー22の弧状案内溝3
0の上端30aにある遊動軸28が該弧状案内溝30内
を下端30bに向かって回動軸27へ近接する方向に移
動することで遊動軸27が連結金具9の長孔29内を回
動軸27側端部へ向かって移動し、もって該遊動軸28
に固定した閂杆21が連結金具9の掛止部9a内に収納
されて、床部支持枠2の係止孔18bとの係合が解除さ
れ、ヘッドボード4を床部支持枠2から外すことができ
る。
【0013】
【考案の効果】上記のような本考案に係るボードの固定
装置によれば、床部支持枠に横設した掛止杆の上方から
ボードに固着した連結金具の掛止片を掛止するととも
に、該連結金具から水平方向に閂杆を突出させて床部支
持枠の係止孔へ係止させてなるので、ボードと床部支持
枠とを確実に連結固定することができ、しかも、前記閂
杆みは、操作レバーの操作片を押し下げることで床部支
持枠の係止孔へ係止し、また操作片を引き上げることで
係止解除するように構成したことにより、寝台の使用時
に両者の係止状態が不用意に解除されるおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 床部支持枠の前後にヘッドボードとフットボ
ードとを取り付けた寝台の1実施例を示す斜視図。
【図2】 ヘッドボードと床部支持枠との連結方法を示
す分解斜視図。
【図3】 ヘッドボード端部の分解斜視図。
【図4】 連結金具の分解斜視図。
【図5】 ヘッドボードと床部支持枠との連結固定構造
を示す要部の分解側断面図。
【図6】 ヘッドボードと床部支持枠との固定状態を示
す要部の側断面図。
【図7】 閂杆の係合解除の動作を示す連結金具の側断
面図。
【図8】 従来の寝台におけるボードの固定構造を示す
要部の分解斜視図。
【図9】 同じく従来の寝台におけるボードの固定構造
を示す要部の側面図。
【符号の説明】
1 寝台 2 床部支持枠 3 床部 4 ヘッドボード 5 フットボード 6 脚台 7 キャスター 8 バンパー 9 連結金具 10 取付金具 11 固定バンパー 12 開口部 13 回転バンパー 14 回転バンパー止
金具 15 上固定片 16 下固定片 17 回転軸 18 連結凹部 19 掛止杆 20 掛止片 21 閂ピン 22 操作レバー 23 開孔 24 軸孔 25 長孔 26 内部空間 27 回転軸 28 遊動軸 29 長孔 30 案内溝 31 操作片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 寝台等の床部支持枠の一側適所に横設し
    た掛止杆と、 該掛止杆の側位に設けた係止孔と、 前記床部支持枠の掛止杆に上方から掛止する下向き掛止
    片を有し、前記床部支持枠へ取り付けるべきボードに固
    着した連結金具と、 前記連結金具から操作レバーによって水平方向へ出没自
    在に設けてなり、前記床部支持枠の係止孔へ係止する閂
    杆と、 からなり、 前記連結金具と操作レバーを回転自在に固定した回転軸
    を閂杆に設けた横長の長孔に摺動自在に嵌挿するととも
    に、前記閂杆に固定した遊動軸を前記連結金具に設けた
    横長の長孔と操作レバーの回動軸の周囲に設けた弧状の
    案内溝に遊嵌状態に嵌挿してなり、前記案内溝は、その
    上端から下端に向かうにしたがって前記回動軸側へ近接
    するように設けてなり、前記案内溝の上端側の操作レバ
    ーの外周面から操作片を突設してなることを特徴とする
    寝台等におけるボード固定装置。
JP8455092U 1992-11-13 1992-11-13 寝台等におけるボード固定装置 Expired - Lifetime JP2534010Y2 (ja)

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JPH0638720U JPH0638720U (ja) 1994-05-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101321717B1 (ko) 2011-11-04 2013-10-28 주식회사 퍼시스 침대용 엔드 패널의 고정구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0638720U (ja) 1994-05-24

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