JP2533682Y2 - 液体貯溜装置 - Google Patents

液体貯溜装置

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JP2533682Y2
JP2533682Y2 JP9749791U JP9749791U JP2533682Y2 JP 2533682 Y2 JP2533682 Y2 JP 2533682Y2 JP 9749791 U JP9749791 U JP 9749791U JP 9749791 U JP9749791 U JP 9749791U JP 2533682 Y2 JP2533682 Y2 JP 2533682Y2
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JP
Japan
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liquid storage
liquid
storage tank
tank
flange
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JP9749791U
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郁夫 黒田
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液体貯溜装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の液体貯溜装置においては、図3に
示す食料加温機(フードウォーマ)1のように水槽2の
底面3に傾斜を設け、この水槽2内の水を排出したい場
合には、この水槽2を保持する食料加温機1の本体1a
前面の操作パネル4に設けられた導出部である蛇口5を
開き、この水槽2の底面3の傾斜により水を底面3の前
端部に設けられた液体排出口である排出口6を通って蛇
口5から自然排出するようにしたものがある。なお、こ
の排出口6と蛇口5とは管5aを介して連通されると共
に、この管5aは図示しない結合部材により排出口6に
着脱可能に取り付けられている。
【0003】ここで、この水槽2は本体1aの上面に形
成された開口7から本体1aの内部に挿入され、この開
口7の縁部7aと水槽2の上面開口2aの上縁外周に設
けられたフランジ部8とを図示しないビス等により固定
して、保持されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の液体貯溜槽においては、底面に傾斜を設けるため
にステンレス等の板材に対し、例えば貯溜槽の前部壁面
と底面との成す角度を85度とする曲げ加工を行う場合
には、85度に曲げ加工するための特別の治具を使用す
るか、通常使われるれる直角に曲げ加工するための治具
を使用して製造する者の感によって85度に曲げ加工し
なければならなかった。
【0005】しかし、このように特別の治具を使用して
曲げ加工を行う場合には、新たに特別の治具が必要とな
るためコストが割高になり、また製造する者の感に頼る
と加工寸法にずれを生じて溶接等の次の作業に支障をき
たすというという問題点があった。
【0006】本考案は、簡単な板金加工により形成でき
る液体貯溜槽を有した液体貯溜装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、液体を貯溜す
る槽の上縁外周にフランジ部を有すると共に、前記槽の
底面側部に液体排出口を有する液体貯溜槽と、この液体
貯溜槽を前記フランジ部により支持して内部に保持し
て、かつ前記液体貯溜槽の液体排出口から排出される前
記液体を外部に導出する導出部を設けた本体とからなる
液体貯溜装置において、前記フランジ部に高低差を設
け、前記底面が前記液体排出口に向かって傾斜するよう
に前記本体に前記液体貯溜槽を傾けた状態に取り付けた
ものである。
【0008】
【作用】この構成により、高低差が設けられたフランジ
部を有する液体貯溜槽を液体貯溜装置本体に取り付ける
と、液体貯溜槽をその底面が液体排出口に向かって傾斜
するように傾けた状態とすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図1は、本考案の一実施例に係る食料加温
機の斜視図、図2はその側面断面図である。同図におい
て、図3と同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0011】図1において、操作パネル4には、蛇口5
の他に食料加温機1の水槽2内の水温を調節するサーモ
ダイヤル9、水槽2内の図示しない水の量を監視する警
報ランプ10及び電源ランプ11が設けられている。
【0012】図2において、12は底面3に傾斜を設け
ることなく、通常の治具により直角に曲げ加工された矩
形状の水槽である。ここで、この水槽12上部のフラン
ジ部においては、操作パネル4側の前部フランジ13よ
りも、これに対向する後部フランジ14の方が所定の長
さだけ、例えば10mmだけ長く形成されている。
【0013】このため、水槽12が本体1aの開口7に
挿入された場合には、前部フランジ13及び後部フラン
ジ14の高低差により、水槽12は傾いた状態でその底
面3が排出口6に向かって傾斜するように取り付けられ
ることになる。
【0014】次に、このように構成された水槽を備えた
食料加温機の水の排出動作について説明する。
【0015】食料加温機1の水槽12内の水を排出する
ためには、操作パネル4の蛇口5を開放する。ここで、
水槽12は図2に示すように前部フランジ13及び後部
フランジ14の長さの違いにより、水槽12は本体1a
の上面に形成された開口7の縁部7aに傾いた状態で取
り付けられている。
【0016】従って、水槽12内の水は、この水槽12
の傾斜により底面3の前端部に設けられた排出口6及び
管5aを通って蛇口5から自然排出する。
【0017】このように、底面3に傾斜を設けることな
く矩形状に形成されると共に前部フランジ13よりも後
部フランジ14の方を所定の長さだけ長く形成した水槽
12を本体1aに取り付けることにより、水槽12を排
出口6に向かって傾斜させて水槽12内の水を自然排出
することができる。
【0018】なお、これまでの説明において、液体貯溜
装置として食料加温機を例に上げて説明したが、本考案
はこれに限らずてんぷらやフライを揚げるフライヤー等
液体を貯溜して、この液体を排出する必要のあるものに
ついても適応できることは言うまでもない。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、高低差が
設けられたフランジ部を有する液体貯溜槽を液体貯溜装
置本体に取り付けると、液体貯溜槽をその底面が液体排
出口に向かって傾斜するように傾けた状態とすることが
できる。このようにすることにより、使用する液体貯溜
槽は簡単な板金加工により形成することができ、コスト
を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る食料加温機の斜視図。
【図2】上記食料加温機の側面断面図。
【図3】従来の食料加温機の斜視図。
【符号の説明】
1a 本体 2,12 水槽 3 底面 5 蛇口 6 排出口 13 前部フランジ 14 後部フランジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を貯溜する槽の上縁外周にフランジ
    部を有すると共に、前記槽の底面側部に液体排出口を有
    する液体貯溜槽と、この液体貯溜槽を前記フランジ部に
    より支持して内部に保持して、かつ前記液体貯溜槽の液
    体排出口から排出される前記液体を外部に導出する導出
    部を設けた本体とからなる液体貯溜装置において、 前記フランジ部に高低差を設け、前記底面が前記液体排
    出口に向かって傾斜するように前記本体に前記液体貯溜
    槽を傾けた状態に取り付けたことを特徴とする液体貯溜
    装置。
JP9749791U 1991-11-27 1991-11-27 液体貯溜装置 Expired - Lifetime JP2533682Y2 (ja)

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JPH0546737U JPH0546737U (ja) 1993-06-22
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