JP2533134Y2 - 垂直循環式立体駐車場 - Google Patents

垂直循環式立体駐車場

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JP2533134Y2
JP2533134Y2 JP1991009084U JP908491U JP2533134Y2 JP 2533134 Y2 JP2533134 Y2 JP 2533134Y2 JP 1991009084 U JP1991009084 U JP 1991009084U JP 908491 U JP908491 U JP 908491U JP 2533134 Y2 JP2533134 Y2 JP 2533134Y2
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JP
Japan
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type multi
sprocket
drive chain
parking lot
circulation type
Prior art date
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Application number
JP1991009084U
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English (en)
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JPH04107362U (ja
Inventor
辰美 尾中
英幸 修理
功 吉田
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、垂直循環式立体駐車場
に関し、特にその駆動部分の騒音の発生を防止し得る垂
直循環式立体駐車場に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、垂直循環式立体駐車
場31は、上下に配置された駆動側スプロケット32と
従動側スプロケット33との間に無端状に巻回された駆
動用チェーン34と、この駆動用チェーン34に所定間
隔置きに複数個吊持された車格納用のケージ35と、上
記駆動側スプロケット32を回転させる駆動装置(図示
せず)と、上記駆動用チェーン34のガイドレール36
と、上記ケージ35の肩部ガイドレール37とから構成
されていた。
【0003】上記構成において、駆動装置により、駆動
側スプロケット32が回転されると、駆動用チェーン3
4を介してケージ35が上下方向で循環移動され、出入
口で車をケージ35内に格納したり、あるいは出庫動作
が行われる。
【0004】また、従来の垂直循環式立体駐車場におい
ては、駆動用チェーン34と各スプロケット32,33
との噛み合い、および駆動用チェーン34とガイドレー
ル36との金属部同士の接触による騒音および振動の対
策は、特別に施されていなかった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来の垂
直循環式立体駐車場の構成によると、駆動用チェーン3
4と各スプロケット32,33との噛み合い、および駆
動用チェーン34とガイドレール36との金属部同士の
接触による騒音および振動の対策が特別に施されていな
かったので、利用者に不快感を与えるという問題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案の垂直循環式立体駐車場は、上下に配置され
た駆動側スプロケットと従動側スプロケットとの間に無
端状に巻回された駆動用チェーンと、この駆動用チェー
ンに所定間隔置きに複数個吊持された車格納用のケージ
と、上記駆動用チェーンのガイドレールとを有する垂直
循環式立体駐車場において、上記駆動用チェーンのガ
ドローラを案内するガイドレールの案内部および上記各
スプロケットの歯底部に高分子材料からなる緩衝材を設
けたものである。
【0007】
【作用】上記の構成によると、駆動用チェーンのガイド
ローラを案内するガイドレールの案内部および上記各ス
プロケットの歯底部に高分子材料からなる緩衝材が設け
られているので、ケージ移動時に発生する金属同士の接
触による騒音および振動が抑えられる。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき説明す
る。なお、本考案の要旨は、ケージを吊持している駆動
用チェーンとこの駆動用チェーンを案内するガイドレー
ルとの接触部、および駆動用および従動用の各スプロケ
ットと駆動用チェーンとの接触部にあるため、本実施例
においては、この部分についてだけ説明する。
【0009】図1(a),(b)および図2(a),
(b)は駆動用チェーンのガイドローラとそのガイドレ
ールとの接触部を示している。すなわち、駆動用チェー
ン(図示せず)のガイドローラ1を案内するガイドレー
ル2の出入口部近傍の両側部には、その表面から突出す
るように高分子材料(例えば、硬質ウレタン樹脂)から
なる緩衝材(防振材ともいう)3が設けられている。
【0010】なお、図1はガイドローラとガイドレール
との接触開始状態を示し、図2はガイドローラとガイド
レールとの接触状態を示している。また、駆動用および
従動用スプロケット5,6についても、図3(a),
(b)に示すように、各スプロケット5,6の両側部に
歯底部5a,6aの表面から突出するように、上述した
ものと同様の緩衝材7が取り付けられている。
【0011】このように、ガイドレール2、およびスプ
ロケット5,6側でしかも駆動用チェーンのローラピン
8との接触箇所に、緩衝材3,および7を取り付けたの
で、騒音および振動の発生を抑えることができる。
【0012】ところで、上記実施例においては、緩衝材
3をガイドレール2の両側部に設けたが、図4に示すよ
うに、緩衝材3をガイドレール2の中央部にサンドイッ
チ状に設けるようにしてもよい。
【0013】また、上記実施例においては、ガイドレー
ルに設けられる緩衝材をレール幅方向と直交する方向に
しかも先端部が表面から突出するように取り付けたが、
図5(a),(b)および図6(a),(b)に示すよ
うに、緩衝材11,12をガイドレール2および各スプ
ロケット5,6の歯底部5a,6aの表面にしかも幅全
体に亘るように取り付けるようにしてもよい。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案の構成によると、駆
動用チェーンのガイドローラを案内するガイドレールの
案内部および上記各スプロケットの歯底部に高分子材料
からなる緩衝材を設けたので、ケージ移動時に発生する
金属同士の接触による騒音および振動が抑えられるた
め、立体駐車場の利用者に不快感を与えるのを防止でき
る。特に、駆動用チェーンとスプロケットとの間で発生
する騒音については、スプロケットの歯底部に緩衝材を
設けたので、緩衝材が直接駆動用チェーン側のローラピ
ンに接触するため、騒音および振動の抑制効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)および(b)は本考案の一実施例に
おけるガイドレール部の要部側面図および水平断面図で
ある。
【図2】図2(a)および(b)は本考案の一実施例に
おけるガイドレール部の動作状態を示す要部側面図およ
び水平断面図である。
【図3】図3(a)および(b)は本考案の一実施例に
おけるスプロケット部の要部側面図および水平断面図で
ある。
【図4】図4は本考案の変形例におけるガイドレール部
の要部水平断面図である。
【図5】図5(a)および(b)は本考案の変形例にお
けるガイドレール部の要部側面図および水平断面図であ
る。
【図6】図6(a)および(b)は本考案の変形例にお
けるスプロケット部の要部側面図および水平断面図であ
る。
【図7】図7は従来例における垂直循環式立体駐車場の
全体概略側面図である。
【符号の説明】
1 ガイドローラ 2 ガイドレール 3 緩衝材 5,6 スプロケット 5a,6a 歯底部 7 緩衝材 11,12 緩衝材
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−304278(JP,A) 実開 平1−178270(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下に配置された駆動側スプロケットと従
    動側スプロケットとの間に無端状に巻回された駆動用チ
    ェーンと、この駆動用チェーンに所定間隔置きに複数個
    吊持された車格納用のケージと、上記駆動用チェーンの
    ガイドレールとを有する垂直循環式立体駐車場におい
    て、上記駆動用チェーンのガイドローラを案内するガイ
    ドレールの案内部および上記各スプロケットの歯底部
    高分子材料からなる緩衝材を設けたことを特徴とする垂
    直循環式立体駐車場。
JP1991009084U 1991-02-27 1991-02-27 垂直循環式立体駐車場 Expired - Lifetime JP2533134Y2 (ja)

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JPH04107362U JPH04107362U (ja) 1992-09-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0816402B2 (ja) * 1988-05-31 1996-02-21 新明和工業株式会社 垂直循環式駐車装置
JPH01178270U (ja) * 1988-06-06 1989-12-20

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JPH04107362U (ja) 1992-09-16

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