JPH04107362U - 垂直循環式立体駐車場 - Google Patents
垂直循環式立体駐車場Info
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- JPH04107362U JPH04107362U JP908491U JP908491U JPH04107362U JP H04107362 U JPH04107362 U JP H04107362U JP 908491 U JP908491 U JP 908491U JP 908491 U JP908491 U JP 908491U JP H04107362 U JPH04107362 U JP H04107362U
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- Japan
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- guide rail
- sprocket
- parking lot
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- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 2
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 claims 1
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- 235000015842 Hesperis Nutrition 0.000 description 1
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- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 1
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】上下に配置された駆動側スプロケットと従動側
スプロケットとの間に無端状に巻回された駆動用チェー
ンと、この駆動用チェーンに所定間隔置きに複数個吊持
された車格納用のケージと、駆動用チェーンのガイドレ
ール2とを有する垂直循環式立体駐車場において、上記
駆動用チェーンのガイドローラ1の外周面またはこのガ
イドローラ1を案内するガイドレール2の案内部、およ
び上記各スプロケットの歯底部に高分子材料からなる緩
衝材3を設けたものである。 【効果】ガイドローラの外周面またはこのガイドローラ
を案内するガイドレールの案内部、および各スプロケッ
トの歯底部に高分子材料からなる緩衝材を設けたので、
ケージ移動時に発生する金属同士の接触による騒音およ
び振動が抑えられるため、立体駐車場の利用者に不快感
を与えるのを防止できる。
スプロケットとの間に無端状に巻回された駆動用チェー
ンと、この駆動用チェーンに所定間隔置きに複数個吊持
された車格納用のケージと、駆動用チェーンのガイドレ
ール2とを有する垂直循環式立体駐車場において、上記
駆動用チェーンのガイドローラ1の外周面またはこのガ
イドローラ1を案内するガイドレール2の案内部、およ
び上記各スプロケットの歯底部に高分子材料からなる緩
衝材3を設けたものである。 【効果】ガイドローラの外周面またはこのガイドローラ
を案内するガイドレールの案内部、および各スプロケッ
トの歯底部に高分子材料からなる緩衝材を設けたので、
ケージ移動時に発生する金属同士の接触による騒音およ
び振動が抑えられるため、立体駐車場の利用者に不快感
を与えるのを防止できる。
Description
【0001】
本考案は、垂直循環式立体駐車場に関し、特にその駆動部分の騒音の発生を防
止し得る垂直循環式立体駐車場に関するものである。
【0002】
図8に示すように、垂直循環式立体駐車場31は、上下に配置された駆動側ス
プロケット32と従動側スプロケット33との間に無端状に巻回された駆動用チ
ェーン34と、この駆動用チェーン34に所定間隔置きに複数個吊持された車格
納用のケージ35と、上記駆動側スプロケット32を回転させる駆動装置(図示
せず)と、上記駆動用チェーン34のガイドレール36と、上記ケージ35の肩
部ガイドレール37とから構成されていた。
【0003】
上記構成において、駆動装置により、駆動側スプロケット32が回転されると
、駆動用チェーン34を介してケージ35が上下方向で循環移動され、出入口で
車をケージ35内に格納したり、あるいは出庫動作が行われる。
【0004】
また、従来の垂直循環式立体駐車場においては、駆動用チェーン34と各スプ
ロケット32,33との噛み合い、および駆動用チェーン34とガイドレール3
6との金属部同士の接触による騒音および振動の対策は、特別に施されていなか
った。
【0005】
このように、従来の垂直循環式立体駐車場の構成によると、駆動用チェーン3
4と各スプロケット32,33との噛み合い、および駆動用チェーン34とガイ
ドレール36との金属部同士の接触による騒音および振動の対策が特別に施され
ていなかったので、利用者に不快感を与えるという問題があった。
【0006】
上記課題を解決するため、本考案の垂直循環式立体駐車場は、上下に配置され
た駆動側スプロケットと従動側スプロケットとの間に無端状に巻回された駆動用
チェーンと、この駆動用チェーンに所定間隔置きに複数個吊持された車格納用の
ケージと、上記駆動用チェーンのガイドレールとを有する垂直循環式立体駐車場
において、上記駆動用チェーンのガイドローラの外周部またはこのガイドローラ
を案内するガイドレールの案内部、および上記各スプロケットの歯底部に高分子
材料からなる緩衝材を設けたものである。
【0007】
上記の構成によると、駆動用チェーンのガイドローラの外周部またはこのガイ
ドローラを案内するガイドレールの案内部、および上記各スプロケットの歯底部
に高分子材料からなる緩衝材が設けられているので、ケージ移動時に発生する金
属同士の接触による騒音および振動が抑えられる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
なお、本考案の要旨は、ケージを吊持している駆動用チェーンとこの駆動用チ
ェーンを案内するガイドレールとの接触部、および駆動用および従動用の各スプ
ロケットと駆動用チェーンとの接触部にあるため、本実施例においては、この部
分についてだけ説明する。
【0009】
図1(a),(b)および図2(a),(b)は駆動用チェーンのガイドロー
ラとそのガイドレールとの接触部を示している。
すなわち、駆動用チェーン(図示せず)のガイドローラ1を案内するガイドレ
ール2の出入口部近傍の両側部には、その表面から突出するように高分子材料(
例えば、硬質ウレタン樹脂)からなる緩衝材(防振材ともいう)3が設けられて
いる。
【0010】
なお、図1はガイドローラとガイドレールとの接触開始状態を示し、図2はガ
イドローラとガイドレールとの接触状態を示している。
また、駆動用および従動用スプロケット5,6についても、図3(a),(b
)に示すように、各スプロケット5,6の両側部に歯低部5a,6aの表面から
突出するように、上述したものと同様の緩衝材7が取り付けられている。
【0011】
このように、ガイドレール2およびスプロケット5,6側にしかも駆動用チェ
ーンのローラピン8との接触箇所に、緩衝材3,7を取り付けたので、騒音およ
び振動の発生を抑えることができる。
【0012】
ところで、上記実施例においては、緩衝材3をガイドレール2の両側部に設け
たが、図4に示すように、緩衝材3をガイドレール2の中央部にサンドイッチ状
に設けるようにしてもよい。
【0013】
また、上記実施例においては、ガイドレールに設けられる緩衝材をレール幅方
向と直交する方向にしかも先端部が表面から突出するように取り付けたが、図5
(a),(b)および図6(a),(b)に示すように、緩衝材11,12をガ
イドレール2および各スプロケット5,6の歯低部5a,6aの表面にしかも幅
全体に亘るように取り付けるようにしてもよい。
【0014】
さらに、上記実施例においては、ガイドレール側に緩衝材を設けるようにした
が、例えば図7(a),(b)に示すように、駆動用チェーンに設けられるガイ
ドローラ1の外周面に緩衝材13を巻き付けるようにしてもよい。
【0015】
以上のように本考案の構成によると、駆動用チェーンのガイドローラの外周部
またはこのガイドローラを案内するガイドレールの案内部、および上記各スプロ
ケットの歯底部に高分子材料からなる緩衝材を設けたので、ケージ移動時に発生
する金属同士の接触による騒音および振動が抑えられるため、立体駐車場の利用
者に不快感を与えるのを防止できる。
【図1】図1(a)および(b)は本考案の一実施例に
おけるガイドレール部の要部側面図および水平断面図で
ある。
おけるガイドレール部の要部側面図および水平断面図で
ある。
【図2】図2(a)および(b)は本考案の一実施例に
おけるガイドレール部の動作状態を示す要部側面図およ
び水平断面図である。
おけるガイドレール部の動作状態を示す要部側面図およ
び水平断面図である。
【図3】図3(a)および(b)は本考案の一実施例に
おけるスプロケット部の要部側面図および水平断面図で
ある。
おけるスプロケット部の要部側面図および水平断面図で
ある。
【図4】図4は本考案の変形例におけるガイドレール部
の要部水平断面図である。
の要部水平断面図である。
【図5】図5(a)および(b)は本考案の変形例にお
けるガイドレール部の要部側面図および水平断面図であ
る。
けるガイドレール部の要部側面図および水平断面図であ
る。
【図6】図6(a)および(b)は本考案の変形例にお
けるスプロケット部の要部側面図および水平断面図であ
る。
けるスプロケット部の要部側面図および水平断面図であ
る。
【図7】図7(a)および(b)は本考案の変形例にお
けるガイドレール部の要部側面図および水平断面図であ
る。
けるガイドレール部の要部側面図および水平断面図であ
る。
【図8】図8は従来例における垂直循環式立体駐車場の
全体概略側面図である。
全体概略側面図である。
1 ガイドローラ
2 ガイドレール
3 緩衝材
5,6 スプロケット
5a,6a 歯低部
7 緩衝材
11,12 緩衝材
13 緩衝材
Claims (1)
- 【請求項1】上下に配置された駆動側スプロケットと従
動側スプロケットとの間に無端状に巻回された駆動用チ
ェーンと、この駆動用チェーンに所定間隔置きに複数個
吊持された車格納用のケージと、上記駆動用チェーンの
ガイドレールとを有する垂直循環式立体駐車場におい
て、上記駆動用チェーンのガイドローラの外周部または
このガイドローラを案内するガイドレールの案内部、お
よび上記各スプロケットの歯底部に高分子材料からなる
緩衝材を設けたことを特徴とする垂直循環式立体駐車
場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009084U JP2533134Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 垂直循環式立体駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991009084U JP2533134Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 垂直循環式立体駐車場 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04107362U true JPH04107362U (ja) | 1992-09-16 |
JP2533134Y2 JP2533134Y2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=31899799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991009084U Expired - Lifetime JP2533134Y2 (ja) | 1991-02-27 | 1991-02-27 | 垂直循環式立体駐車場 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2533134Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01304278A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 垂直循環式駐車装置 |
JPH01178270U (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-20 |
-
1991
- 1991-02-27 JP JP1991009084U patent/JP2533134Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01304278A (ja) * | 1988-05-31 | 1989-12-07 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 垂直循環式駐車装置 |
JPH01178270U (ja) * | 1988-06-06 | 1989-12-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2533134Y2 (ja) | 1997-04-23 |
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