JP2533098B2 - レ−ザ光走査装置 - Google Patents

レ−ザ光走査装置

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JP2533098B2 JP61304512A JP30451286A JP2533098B2 JP 2533098 B2 JP2533098 B2 JP 2533098B2 JP 61304512 A JP61304512 A JP 61304512A JP 30451286 A JP30451286 A JP 30451286A JP 2533098 B2 JP2533098 B2 JP 2533098B2
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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 従来のレーザ光走査装置は複数個の走査線からなる走
査パターンと、走査線に対応して設けられたミラー群と
の間に大きい空間を必要とする。そこでミラー群におけ
る反射光を更に反射させる底面共通ミラーを設け、かか
る空間を縮小しレーザ光走査装置の薄型化を図ったもの
である。
〔産業上の利用分野〕
本発明はレーザビームを利用したバーコード読取装置
に係り、特に装置の薄型化を可能にするレーザ光走査装
置に関する。
バーコード読取装置はコンピュータと接続してリアル
タイムに販売データ等を収集できる。POS(point of sa
les)端末として広く利用されている。かかる用途にお
いて複数台のバーコード読取装置が各所のテーブルに設
置されることが多く、それに用いるレーザ光走査装置は
占有スペース、特に厚さ方向のスペースが小さく安価で
あることが要求される。しかも、バーコードの方向は必
ずしも水平方向ではなく垂直方向や斜め方向に置かれる
ことがあり、レーザ光走査装置は水平方向の他に斜め方
向や垂直方向に走査できることが要求される。
〔従来の技術〕
第3図は従来のレーザ光走査装置の主要部を示す図、
第4図は第1の改良型レーザ光走査装置の主要部を示す
図、第5図は第2の改良型レーザ光走査装置の主要部を
示す図である。
第3図(a)において回転する光走査機構1によって
反射されたレーザ光は、走査光Aとなってミラー21、2
2、23等からなるミラー群2に入射し、ミラー群2にお
いて反射された走査光Aは装置の外部に出射され走査パ
ターン3を形成する。
即ち、ミラー群2を構成するミラー21、22、23は走査
線に対応して設けられており、それぞれのミラーにより
反射された走査光Aは走査方向の異なる走査線31、32、
33を描き、ミラー群から離れた位置に走査線31、32、33
からなる走査パターン3を形成する。
第3図(b)に示す如く走査パターン3の下には読取
窓4が設けられており、バーコードの読み取りに際し図
示していない商品に付記されたバーコードを、走査パタ
ーン3に正しく位置決めするための目安としている。
光走査機構1から出射された走査光Aに所望する長さ
を有する走査線31、32、33を描かせ、且つ走査方向の異
なる複数本の走査線によって所望する走査パターン3を
形成するには、光走査機構1から走査パターン形成位置
までの間に適当な光路長を必要とするが、走査光Aをミ
ラー群により1回の反射で装置の外部に出射する従来の
レーザ光走査装置は、第3図(b)に示す如く走査パタ
ーン形成位置例えば読取窓4と、ミラー群2との間に大
きい空間hを必要とし、レーザ光走査装置の薄型化を阻
害する。
そこで第4図、第5図に示す如くミラー群による反射
光を更に反射する底面共通ミラーを付加し、反射回数を
多くすることによって走査パターン形成位置とミラー群
との間の空間を縮小した、改良型レーザ光走査装置が提
案されている。
第1の改良型レーザ光走査装置は第4図(a)に示す
如く、ミラー21、22、23からなるミラー群2の他に底面
共通ミラー5を具えており、回転する光走査機構1によ
って反射されたレーザ光は走査光Aとなってミラー群2
に入射する。
ミラー群2において反射された走査光Aは更に底面共
通ミラー5により反射され、装置外部に出射されて走査
パターン3を形成する。即ち、ミラー群2を構成するミ
ラー21、22、23は走査線に対応して設けられており、そ
れぞれのミラーにより反射された走査光Aは走査線31、
32、33を描き走査パターン3を形成する。
このように走査線に対応した複数個のミラーからなる
ミラー群2と、ミラー群2における反射光を更に反射さ
せ外部に出射する底面共通ミラー5とを具えることによ
り、第4図(b)に示す如く走査パターン形成位置例え
ば読取窓4と、ミラー群2との間に空間h1を、前記レー
ザ光走査装置における空間hにくらべ大幅に縮小するこ
とができる。
第2の改良型レーザ光走査装置は第5図(a)に示す
如く、ミラー21、22、23からなるミラー群2と底面共通
ミラー5と天井共通ミラー6を有し、回転する光走査機
構1により反射されたレーザ光は走査光Aとなってミラ
ー群2に入射する。
ミラー群2において反射された走査光Aは天井共通ミ
ラー6によって反射され、更に底面共通ミラー5により
反射されて装置の外部に走査パターン3を形成する。即
ち、ミラー群2を構成するミラー21、22、23は走査線に
対応して設けられており、それぞれのミラーにより反射
された走査光Aは走査線31、32、33を描き走査パターン
3を形成する。
このように走査線に対応した複数個のミラーからなる
ミラー群2と、ミラー群2における反射光を反射させる
天井共通ミラー6と、その反射光を更に反射させ外部に
出射する底面共通ミラー5とを具えることにより、第5
図(b)に示す如く走査パターン形成位置例えば読取窓
4とミラー群2との間の空間h2を、前記レーザ光走査装
置における空間h2にくらべ更に縮小することができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
レーザ光走査装置の薄型化は第4図、第5図に示す如
く、ミラー群による反射光を更に反射する底面共通ミラ
ーを付加し、反射回数を多くすることによって実現する
ことが可能である。
しかし、ミラーの組み合わせによって形成される走査
パターンは、図示の如くいずれも水平方向の走査線と斜
め方向の走査線からなるものであり、垂直方向または垂
直方向に近い走査線は得られないという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本発明になるレーザ光走査装置の主要部を示
す図である。なお全図を通し同じ対象物は同一記号で表
している。
上記問題点は複数のミラーで構成され光走査機構1か
ら直接入射されるレーザ光を反射するミラー群2と、読
取窓4と対向するよう前記ミラー群2の下方に配設さ
れ、ミラー群2による反射光を更に反射して外部に直接
出射する1個の底面共通ミラー5と、ミラー群2による
反射光の一部を回折させるホログラム7とを具え、ミラ
ー群2の反射光により形成された走査線と、ホログラム
7の回折光により形成された走査線とを合成し、装置の
外部に出射する本発明のレーザ光走査装置によって解決
される。
〔作用〕
第1図において走査線に対応した複数個のミラーから
なるミラー群2と、ミラー群2における反射光を更に反
射させ外部に出射する底面共通ミラー5とを具えること
で、第4図に示す改良型レーザ光走査装置と同様に走査
パターン形成位置例えば読取窓4と、ミラー群2との間
の空間を大幅に縮小することができる。
しかもミラー群2による反射光の一部を回折させるホ
ログラム7を具えることにより、図1に示す如く水平方
向の走査線と斜め方向の走査線の他に、垂直方向または
垂直方向に近い走査線を含む走査パターンの形成が可能
になる。
〔実施例〕
以下添付図により本発明の実施例について説明する。
なお第2図は本発明に用いたホログラムの作用説明図で
ある。
本発明になるレーザ光走査装置は第1図に示す如く、
ミラー21、22、23からなるミラー群2と底面共通ミラー
5との他に、入射した走査光を回折せしめ且つ走査方向
を90度旋回せしめるホログラム7を具えており、回転す
る光走査機構1によって反射されたレーザ光は走査光A
となってミラー群2に入射する。なおミラー群2に包含
されているミラー24および25は、走査光Aをホログラム
7に導くためのミラーである。
ミラー群2を構成するミラー21、22、23において反射
された走査光Aは、更に底面共通ミラー5によって反射
され装置の外部に出射されて走査パターン3を形成す
る。このように走査線に対応した複数個のミラー21、2
2、23からなるミラー群2と、その反射光を更に反射さ
せ外部に出射する底面共通ミラー5とを具えることで、
第4図に示す改良型レーザ光走査装置と同様に走査パタ
ーン形成位置例えば読取窓4と、ミラー群2との間の空
間h1を大幅に縮小することができる。
ここで第2図により本発明に用いたホログラム7につ
いて詳述すると通常のホログラムは、第2図(a)に示
す如くX軸とZ軸とを含む面に設けられた感光膜71に、
感光膜71の面法線を挟んでY軸とZ軸とを含む面と平行
に、一方からは物体光72を、他方からは参照光73を照射
しホログラムを形成する。
このように形成されたホログラムに対し第2図(b)
に示す如く、参照光73の延長線方向から参照光73と逆方
向に再生光74を照射すると、再生光74はホログラム形成
時に物体光72を照射した方向に回折される。そして再生
光74はX軸方向に走査すると回折光75もX軸方向に移動
する。
しかし第2図(c)に示す如くX軸とZ軸とを含む面
に設けられた感光膜71に、X軸とY軸とを含む面と平行
に物体光72を、またY軸とZ軸とを含む面と平行に参照
光73を照射しホログラムを形成すると、そのホログラム
は通常のホログラムとは異なった特性を示す。
即ち第2図(d)に示す如く参照光73の延長線方向か
ら参照光73と逆方向に再生光74を照射すると、再生光74
はホログラム形成時に物体光72を照射した方向に回折さ
れる。そして再生光74をX軸方向に走査すると回折光75
は走査方向が90度旋回しZ軸方向に移動する。
したがってミラー21、22、23からなるミラー群2と底
面共通ミラー5を具えたレーザ光走査装置に、上述の入
射した走査光を回折せしめ且つ走査方向を90度旋回せし
めるホログラム7を付加し、ミラー24および25を介して
走査光Aをホログラム7に導くことによって、ミラー2
1、22、23に対応し水平方向または斜め方向に走査する
走査線31、32、33の他に、垂直方向または垂直方向に近
い方向に走査する走査線34、35を具えた走査パターンを
形成することができる。
なお図示省略されているが第5図に示す如く、ミラー
21、22、23からなるミラー群2と底面共通ミラー5と天
井共通ミラー6を有するレーザ光走査装置に、入射した
走査光を回折せしめ且つ走査方向を90度旋回せしめるホ
ログラム7を付加し、ミラー24および25を介して走査光
Aをホログラム7に導くことによって、ミラー21、22、
23に対応し水平方向または斜め方向に走査する走査線3
1、32、33の他に、垂直方向または垂直方向に近い方向
に走査する走査線34、35を具えた走査パターンを形成す
ることができる。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明によればバーコード読取装置の薄型
化を実現すると共に、垂直方向または垂直方向に近い走
査線を含む走査パターンを形成可能なレーザ光走査装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になるレーザ光走査装置の主要部を示す
図、 第2図は本発明に用いたホログラムの作用説明図、 第3図は従来のレーザ光走査装置の主要部を示す図、 第4図は第1の改良型レーザ光走査装置の主要部を示す
図、 第5図は第2の改良型レーザ光走査装置の主要部を示す
図、 である。図において、 1は光走査機構、2はミラー群、3は走査パターン、5
は底面共通ミラー、6は天井共通ミラー、7はホログラ
ム、21、22、23、24、25はミラー、31、32、33、34、35
は走査線、71は感光膜、72は物体光、73は参照光、74は
再生光、75は回折光、 をそれぞれ表す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 雄史 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−187315(JP,A) 特開 昭61−254921(JP,A) 特開 昭63−133277(JP,A) 実開 昭55−107658(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のミラーで構成され光走査機構(1)
    から直接入射されるレーザ光を反射するミラー群(2)
    と、読取窓(4)と対向するよう前記ミラー群(2)の
    下方に配設され、該ミラー群(2)による反射光を更に
    反射して外部に直接出射する1個の底面共通ミラー
    (5)と、該ミラー群(2)による反射光の一部を回折
    させるホログラム(7)とを具え、該ミラー群(2)の
    反射光により形成された走査線と、該ホログラム(7)
    の回折光により形成された走査線とを合成し、装置の外
    部に出射することを特徴とするレーザ光走査装置。
  2. 【請求項2】ミラー群(2)による反射光の一部を回折
    させるホログラム(7)として、入射した走査光を回折
    させると共に走査方向を90度旋回せしめ、外部に出射す
    るホログラムを具えた特許請求の範囲第1項記載のレー
    ザ光走査装置。
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