JPH0612510A - 光学的読取装置 - Google Patents

光学的読取装置

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JPH0612510A
JPH0612510A JP3256070A JP25607091A JPH0612510A JP H0612510 A JPH0612510 A JP H0612510A JP 3256070 A JP3256070 A JP 3256070A JP 25607091 A JP25607091 A JP 25607091A JP H0612510 A JPH0612510 A JP H0612510A
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Kozo Yamazaki
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Toshiyuki Ichikawa
稔幸 市川
Hiroyasu Yoshikawa
浩寧 吉川
Fumio Yamagishi
文雄 山岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】バーコード読取装置等で読取物体の読取高さと
方向を示すホログラム像を表示する光学的読取装置に関
し、物体読取用の光学系に悪影響を及すことなく、最適
読取り高さ及び方向を示す立体像を表示るホログラムを
設けてチェックアウト作業の効率化と読取率の向上を図
ることを目的とする。 【構成】筐体1に内蔵された読取光学系のビーム走査器
から発せられる光ビームを所定の読取窓20より出射し
て読取窓20の上方空間に存在する物体に照射し、物体
からの反射光を検出して該物体の特徴を読取る光学的読
取装置であって、筐体1の内部に、読取光学系のビーム
走査器を使用した参照光ビーム4の照射で読取窓20の
前方の空間に最適読取り高さ及び方向の少なくとも1つ
を示すガイド表示像5を表示するホログラム2を設置す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バーコード読取装置等
で読取物体の読取高さと方向を示すガイド用のホログラ
ム像を表示する光学的読取装置に関する。ホログラム
は、厚さが数μm程度の薄膜の光学素子であり、軽量、
小型しかもレンズやプリズムなどと同等あるいはそれ以
上の波面変換機能を持っている。また、複製技術を利用
することにより、大量、安価な光学素子が期待できる。
【0002】このため近年、レンズなどのかわりにホロ
グラムを光学素子として用いた応用デバイス、例えばP
OS用バーコードリーダ等の光学的読取装置が研究開発
されている。一方、バーコード読取装置では、読取率が
最も高くなる最適読取り高さが決っている。しかし、最
適読取り高さを示す指示がないために、オペレータは必
ずしも最適な位置で商品のバーコードを読取らせておら
ず、この点の改善が望まれる。
【0003】
【従来の技術】従来のバーコード読取装置にあっては、
装置筐体に内蔵されたビーム走査器から発せられるレー
ザビームを、読取窓により出射して前方の上部空間に存
在する商品等の物体に照射し、その反射光を検出するこ
とでバーコードを読取っている。
【0004】このようなバーコード読取装置において
は、読取窓から一定の高さの範囲に最適読取高さ及び方
向が設定されるのが通例であり、最適読取り高さおよび
方向から物体を通過させると、読取りに失敗することな
く高い読取り率が得られる。しかし、最適読取り高さを
物体を通過させる空間に指示することができないため、
読取窓に通過方向を示す矢印を印刷などにより表示して
いるにすぎない。
【0005】このためオペレータは、商品を装置の読取
り窓面に沿って移動させるなど、必ずしも読取率の高い
位置で読ませていなかった。この問題を解決する手段と
して、本願発明者等は、バーコード読取装置の読取窓の
窓面に、立体像表示用のホログラムを設け、読取窓の前
方の空間上に、最適読取り高さ及び方向を示す矢印図形
等のガイド表示像をホログラムを用いて表示するように
した光学的読取装置を提案している。
【0006】図8は本願発明者等がすでに提案している
先願の光学読取装置の一例を示したもので、筐体1の上
面となる読取窓面には反射型のリップマンホログラム2
が取付けられている。リップマンホログラム2は、ガラ
ス基板上に乳剤を塗布し、これに矢印図形等の物体光と
参照光を照射して2光束の干渉露光により作成される。
【0007】筐体1の斜め上方には照明灯3が設置さ
れ、参照光4をリップマンホログラム2に照射すると、
筐体1の10cm程度の高さの空間にホログラム像とし
て矢印図形5が表示される。従ってオペレータは矢印図
形5のホログラム像に沿って商品を移動させることで、
バーコードを確実に読取らせることができる。図9は本
願発明者が提案している先願の他の装置の構成を示した
もので、読取窓面にリップマンホログラム2を設けた筐
体1をチェックカウンタ6上に垂直に取付けて矢印図形
5のホログラム像を表示することを特徴とする。
【0008】更に図9は他の装置構成を示したもので、
照明灯3を筐体1に取付けたことを特徴とする。図10
は本願発明者等が提案しいる更に改良された先願の光学
読取装置を示したもので、図10(a)に示すように、
筐体1の読取り窓面上に反射型のリップマンホログラム
2を備えた導光板8を設け、筐体1に内蔵した光源13
からの参照光4を導光板8内で全反射させて伝播するこ
とでリップマンホログラム2に照射し、その回折像とし
て図10(b)に示すように矢印図形5を筐体1の情報
の10cm程度の空間にホログラム像として結像させ
る。
【0009】ここで反射型のリップマンホログラム2は
図10(c)に示すように、乳剤9を塗布した導光板8
に下側のプリズム11を介して記録面に対し臨界角以下
の角度で参照光4を照射し、同時に矢印像12に照射し
た物体光10を上側から照射し、2光束の干渉露光によ
り作成する。この図10の装置では、参照光4を照射す
る照明灯の外部設置を不要とできる。
【0010】図11(a)(b)は図11(c)に示す
方法で作成される透過型のリップマンホログラム2を用
いた光学的読取装置を示す。図12は読取窓にホログラ
ムウィンドを用いた従来のバーコード読取装置の光学系
の説明図である。図12において、He−Neレーザ1
4から発振されたレーザビームは回転するポリゴンミラ
ー16によって水平に走査され、三面ミラー17の各々
で反射された後に底面ミラー18で上方に反射され、互
いに交差した3方向の走査パターンとなってホロウィン
ド20上のホログラム24a,24b,24cに入射す
る。
【0011】ホロウィンド20は、入射したレーザ走査
パターンを2本の垂直走査線d,eに3本の交差する走
査線a〜cを加えた5方向ダイナミッククロス走査パタ
ーン21に変換して出射する。バーコードに当って反射
してくる信号散乱光は、ホロウィンド20を通して集め
られ、三面ミラー17、ポリゴンミラー16、更に凹面
ミラー15を介して光検出器22に導かれる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の読取最適高さ及び方向を示すホログラム像を
空間的に表示するようにしたバーコード読取装置等の光
学的読取装置にあっては、装置の読取窓面に立体像を表
示するためホログラムを設置するようにしていたため、 装置が厚くなり、 立体像表示用ホログラムによる商品読取り用走査ビー
ムの出力低下を考慮にいれると、立体像表示用ホログラ
ムの作成条件および立体像再生条件が制約を受け、 立体像表示用ホログラムによる透過光の一部が迷光と
なり、バーコード情報読取用の光検知器に戻され、商品
の読取りに悪影響を及す、という問題があった。
【0013】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、物体読取用の光学系に悪影響を及すことな
く、最適読取り高さ及び方向を示す立体像を表示するホ
ログラムを設けてチェックアウト作業の効率化と読取率
の向上を図ることのできる光学的読取装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。まず本発明は、筐体1に内蔵された読取光学
系のビーム走査器から発せられる光ビームを所定の読取
窓20より出射して該読取窓20の前方空間に存在する
物体に照射し、該物体からの反射光を検出して該物体の
特徴を読取る光学的読取装置を対象とする。
【0015】このような光学的読取装置につき本発明に
あっては、筐体1の内部に、読取光学系のビーム走査器
を使用した参照光ビーム4の照射で読取窓20の前方の
空間に最適読取り高さ及び方向の少なくとも1つを示す
ガイド表示像5を表示するホログラム2を設置したこと
を特徴とする。ここで参照光ビーム4を照射する再生用
光源25は読取光学系の内部に設けてもよいし、外部に
設けてもよい。
【0016】また再生用光源25としては、レーザー光
源、発光ダイオード或いは蛍光管を用いることができ
る。更に、再生用光源25からの参照光ビーム4を少な
くとも1つのミラーを経由してホログラム2に照射する
ことで、ホログラム2の照射範囲を拡大する。一方、読
取光学系のビーム走査器としては、定速回転されるポリ
ゴンミラーを使用する。このポリゴンミラーは各ミラー
面の傾きを異ならせたものとして、ガイド表示像に幅を
持たせる。
【0017】またビーム走査器としては一定周期で往復
回動されるガルバノミラーでもよい。また専用の再生用
光源25を設けずに、ビーム走査器で反射された読取光
源からの走査光を、一部の走査範囲でホログラム2に参
照光ビーム4として照射するようにしてもよい。
【0018】更にまた、ホログラム2は多重露光により
作成され、少なくとも2種類以上のガイド表示像5を再
生表示する。
【0019】
【作用】このような構成を備えた本発明の光学的読取装
置によれば、ガイド表示のためのホログラム立体像を表
示させるホログラム2は、読取窓20から離れた筐体1
の内部に設置されているため、ホロウィンドとしての読
取窓20が厚くならず、またホロウィンドの作成条件や
立体像の再生系の相互野制約をなくすことができる。
【0020】また読取用の走査ビームは立体像表示用の
ホログラム2に入射しないため、立体像表示用のホログ
ラム2を透過する走査ビームよる迷光が発生せず、読取
光学系への悪影響を確実に防止できる。更に、読取光学
系に内蔵したホログラム2に対する再生用光源25から
の参照光の照射で、読取窓20の前方の10cm程度の
空間にホログラム回折像としてのガイド表示像5が表示
され、このガイド表示像5を見てオペレータは最適読取
範囲で商品を移動させることができ、読取率を大幅に向
上できる。
【0021】
【実施例】図2は本発明の第1実施例を示した実施例構
成図である。図2において、バーコード読取装置の筐体
上部には読取面を構成するホロウィンド20が設けら
れ、ホロウィンド20の下側となる筐体内部に読取光学
系を設けている。
【0022】読取光学系は読取光源としてのHe−Ne
レーザ14、凹面ミラー15、定速回転される五角形の
ミラー面を備えたポリゴンミラー16、3つのミラー1
7a,17b,17cで構成される三面ミラー17、底
面ミラー18、更に光検出器22で構成される。図3は
図4の読取光学系における読取用の走査ビームの反射経
路を示したもので、He−Neレーザ14からのレーザ
ビームは凹面ミラー15の中央でポリゴンミラー16に
走査ビームを入射し、ポリゴンミラー16により走査ビ
ームは三面ミラー17の位置で水平回転される。従っ
て、図3に示すようにポリゴンミラー16から三面ミラ
ー17に対しミラー17a〜17cの順に実線で示す走
査パターンとなるビームが入射する。
【0023】この三面ミラー17に入射した走査ビーム
は底面ミラー18に反射され、底面ミラー18上に3つ
の重複したビームの走査パターンを描く。この底面ミラ
ー18に入射した走査ビームは上方に反射され、ホロウ
ィンド20に設けている3つのホログラムにそれぞれ入
射する。具体的には、図13に示したようにホロウィン
ド20には3つのホログラム24a,24b,24cが
中央で交差して配置されており、底面ミラー18で反射
された走査ビームがホログラム24a,24b,24c
の順に入射して走査することで各ホログラム24a〜2
4cのホログラム回折によりホロウィンド20上の所定
の空間に垂直方向の2つの走査パターンを含む5方向ダ
イナミッククロス走査パターン21を形成することにな
る。
【0024】再び図2を参照するに、本発明にあっては
読取光学系の中に、例えばレーザ半導体を用いた再生用
光源25とホロウィンド20の前方の約10cm程度の
空間にガイド表示像5をホログラム回折光により描くた
めのリップマンホログラム2を設けている。図4は図2
の実施例によってガイド表示像5の内の表示線5bの表
示状態を示した説明図である。
【0025】図4の状態にあっては、再生用光源25か
らの参照光ビームはポリゴンミラー16で反射されて三
面ミラー17の中の中央のミラー17bにビーム照射が
行われた状態を示しており、ミラー17bで反射された
参照光ビームは立体像表示用のリップマンホログラム2
にビーム走査される。この参照光ビームの走査を受けて
リップマンホログラム2からはホログラム回折光がホロ
ウィンド20を介して前方の上部空間に出射され、ガイ
ド表示像5の一部である表示線5bを描き出す。ここ
で、表示線5bを2本線で示しているが、これはポリゴ
ンミラー16の回転中における水平面でのばらつきによ
る光路の変化で表示ライン5bがある程度の幅をもって
表示される状態を示している。勿論、ミラー面の傾きを
積極的に変えてもよい。
【0026】図5は図2のガイド表示像5における表示
線5cの表示状態を示す。このとき再生用光源25から
の参照光ビームはポリゴンミラー16で反射されて三面
ミラー17の右側のミラー17cに参照光ビームを入射
した状態にあり、参照光ビームはミラー17cで反射さ
れて立体像表示用のリップマンホログラム2に入射す
る。このため、リップマンホログラム2からは参照光ビ
ームの照射によるホログラム回折光がホロウィンド20
を介して外部に出射され、ホロウィンド20の前方空間
にガイド表示像5の一部を構成する表示線5cをポリゴ
ンミラー16の水平回転でのばらつきによるある幅をも
って表示するようになる。
【0027】図6は図4のガイド表示像5の表示線5a
の表示状態を示したもので、再生用光源25からの参照
光ビームはポリゴンミラー16で反射され、この状態で
は三面ミラーの右側の17aにビームを入射している。
ミラー17aに入射した参照光ビームは立体像表示用の
リップマンホログラム2に反射され、この参照光ビーム
の入射を受けてリップマンホログラム2からはホログラ
ム回折光がホロウィンド20を介して前方空間に出射さ
れ、表示線5aをポリゴンミラー16の水平回転のばら
つきに応じた幅をもって表示するようになる。
【0028】このような図4,図5及び図6に示す参照
光ビームのポリゴンミラー16による立体像表示用のリ
ップマンホログラム2に対する走査が連続的に行われ、
図2に示すようにホロウィンド20の前方空間所定位置
に商品の読取最適高さと方向を示すガイド表示像5を表
示することができる。また、図2の実施例にあっては、
ホロウィンド20と立体像表示用のリップマンホログラ
ム2を別々に設けているため、両者を作成する際に相互
に条件が制約されることはない。
【0029】更に、読取光学系によるホロウィンド20
に対する走査ビームは読取光学系の下側に位置する立体
像表示用のリップマンホログラム2には入射せず、読取
走査ビームがリップマンホログラム2に入射して迷い光
が出て、光検出器22による物品散乱光の読取に影響を
及ぼしてしまうことを確実に防止できる。図7は本発明
の第2実施例を示した読取光学系の平面図である。
【0030】図7において、ミラー17a〜17cを用
いた三面ミラー17の両側には新たに立体像表示用のミ
ラー28a,28bが設置されている。また、ポリゴン
ミラー16は図2の第1実施例と異なり、四面ミラーを
使用している。更に、図7の第2実施例にあっては、再
生用光源25は設けられておらず、読取走査用のHe−
Neレーザ14からの走査ビームを利用してリップマン
ホログラム2で立体像を表示するようにしている。
【0031】図7の動作を説明すると、ポリゴンミラー
16の定速回転により走査ビームが三面ミラー17のミ
ラー17aから17bの範囲を走査している場合には、
図3に示したようにホロウィンド20による物体に対す
る走査パターンの形成が行われる。これに対し、ポリゴ
ンミラー16からの走査ビームが三面ミラー17に続い
て設けた立体像表示用のミラー28a,28bを走査し
ている際には、ミラー28aからの走査ビームは立体像
表示用のリップマンホログラム2の所定位置に照射さ
れ、ホロウィンド20を介して前方空間にガイド表示線
5aを表示する。また、ミラー28bを走査してリップ
マンホログラム2の他の位置に走査ビームを入射した場
合には、ホロウィンド20を介して上方空間にガイド表
示線5bを表示する。
【0032】このように図7の第2実施例にあっては、
再生用光源25を設けることなく読取光学系のレーザ光
源を使用して物体の読取走査と同時に最適読取高さ及び
方向を示すガイド表示像のリップマンホログラム2を用
いた表示を同時に行うことができる。尚、上記の実施例
にあっては、リップマンホログラム2によりガイド表示
像5を表示する再生用光源25としてレーザ光源を例に
とるものであったが、発光ダイオード(LED)や蛍光
管を光源としてもよい。
【0033】また、上記の実施例にあっては、読取光学
系のビーム走査器として定速回転されるポリゴンミラー
16を例にとるものであったが、ポリゴンミラー16に
代えて一定周期で摺動的に回動されるガルバノミラーを
使用してもよい。また、上記の実施例にあっては、再生
用光源25から参照光ビーム4をリップマンホログラム
2に照射する経路に三面ミラー17を設けて反射させる
ことで光路長を長くし、光路長を長くすることによって
リップマンホログラム2に対する参照光ビームの照射範
囲を長くすることができ、ガイド用表示像をホログラム
回折光によって十分大きな表示像とすることができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ホロウィンド等の読取面から分岐された読取光学系
に最適読取高さ及び方向を示すガイド表示像を表示させ
るためのホログラムを設けているため、読取窓が厚くな
らず、また読取窓にホロウィンドを使用した場合の作成
条件や再生条件の相互の制約を無くすことができる。
【0035】また、読取用の走査ビームは立体像表示用
のホログラムに入射しないため、立体像表示用ホログラ
ムを透過する読取用走査ビームによる迷い光が発生せ
ず、ホログラムによりガイド用の立体像を表示しても読
取光学系への悪影響を確実に防止できる。更にまた、読
取面の前方の所定空間に最適読取高さと方向を示すホロ
グラム像が表示されるため、オペレータの操作を容易に
して読取率を大幅に向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の第1実施例構成図
【図3】図2の読取光学系の走査ビームの反射経路の説
明図
【図4】図2の三面ミラー7bの反射によるガイド表示
像の説明図
【図5】図2の三面ミラー7cの反射によるガイド表示
像の説明図
【図6】図2の三面ミラー7aの反射によるガイド表示
像の説明図
【図7】本発明の第2実施例構成図
【図8】先願発明の一例を示した説明図
【図9】先願発明の他の例を示した説明図
【図10】先願発明の他の例を示した説明図
【図11】再生参照光の光源を内蔵した先願発明の説明
【図12】再生参照光の光源を内蔵した先願発明の他の
例を示した説明図
【図13】ホログラムウィンドを用いた従来のバーコー
ド読取装置における読取光学系の説明図
【符号の説明】
1:筐体 2:ホログラム(リップマンホログラム) 5:ガイド表示像(矢印図形) 14:He−Neレーザー 15:凹面ミラー 16:ポリゴンミラー 17:三面ミラー 17a〜17c:ミラー 18:底面ミラー 20:ホロウィンド 22:光検出器 24a〜24b:ホログラム(走査パターン用) 25:再生用光源 28a,28b:ミラー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉川 浩寧 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山岸 文雄 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体1に内蔵された読取光学系のビーム走
    査器から発せられる光ビームを所定の読取窓20より出
    射して該読取窓20の上方空間に存在する物体に照射
    し、該物体からの反射光を検出して該物体の特徴を読取
    る光学的読取装置に於いて、 前記筐体1の内部に、前記読取光学系のビーム走査器を
    使用した参照光ビーム4の照射で読取窓20の上方の空
    間に最適読取り高さ及び方向の少なくとも1つを示すガ
    イド表示像5を表示するホログラム2を設置したことを
    特徴とする光学的読取装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光学的読取装置に於いて、
    再生用光源25からの参照光ビームを少なくとも1つの
    ミラーを経由して前記ホログラム2に照射することを特
    徴とする光学的読取装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光学的読取装置に於いて、
    前記ビーム走査器は定速回転されるポリゴンミラーであ
    ることを特徴とする光学的読取装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の光学的読取装置に於いて、
    前記ホログラム2は多重露光により作成され、少なくと
    も2種類以上のガイド表示像5を再生表示することを特
    徴とする光学的読取装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2012118424A1 (en) * 2011-03-01 2012-09-07 Applied Precision, Inc. Laser beam selectors
US8711112B2 (en) 2009-10-14 2014-04-29 Nec Corporation Electronic device and recording medium
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