JP2532983B2 - メカニズム取付装置 - Google Patents

メカニズム取付装置

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JP2532983B2 JP2229601A JP22960190A JP2532983B2 JP 2532983 B2 JP2532983 B2 JP 2532983B2 JP 2229601 A JP2229601 A JP 2229601A JP 22960190 A JP22960190 A JP 22960190A JP 2532983 B2 JP2532983 B2 JP 2532983B2
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信一郎 岡村
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、VTR,R−DAT等のテープローディング機構を
設けたメカニズムシャーシのメインシャーシへの取付装
置に関する。
(ロ)従来の技術 この種メカニズムシャーシを外装シャーシであるメイ
ンシャーシに取付固定する方法としては、特開昭62−17
5985号 G11B 33/12公報に開示されているように、メ
カニズムシャーシをメインシャーシ上に設けられたボス
上に載置し、ネジで螺着固定すると共に一部揺動可能に
して落下時の衝撃を軽減することを図ったものがある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上述の従来技術によると、落下衝撃によるメカニズム
シャーシの変形は防止されるが、メカニズムシャーシに
載置されているシリンダ及びリール台等を駆動する駆動
源から発生する微弱振動、特にテープ早送り・巻戻し・
キュー・レビュー等のテープ高速駆動時の駆動系の振動
が、メカニズムシャーシを介して外装のメインシャーシ
に伝達される。これによりメインシャーシが振動に共振
して増幅され、一層大きな騒音を発生する。
(ニ)課題を解決するための手段 上述の課題に対して、本発明ではメカニズムシャーシ
の前方左右両端をスプリングプレート等の弾性手段を介
してメインシャーシに螺着固定し、メカニズムシャーシ
の後方部は中央部をネジで螺着固定すると共に、左右両
端部は第4及び第5の支持部に所定間隔離間して対峙さ
せ、更にメカシャーシに載置されたカシットホルダー機
構等のフレームをゴム等の弾性体を介して前記メインシ
ャーシに螺着固定することを特徴とする。
(ホ)作用 上述の構成により、メカニズムシャーシ上に載置され
たシリンダ及びリール台等のテープ駆動系の動作中、特
にテープ高速動作中に発生する振動の大半は、スプリン
グプレート等の弾性手段及びゴム等の弾性体に吸収され
る。
(ヘ)実施例 以下、図面に従って本発明の一実施例について説明す
る。第1図は本実施例装置の分解斜視図、第2図はその
平面図、第3図a,b,cはそれぞれ主要部の断面図及び後
方からの側面図、第4乃至第8図はそれぞれ本発明の装
置と従来の装置との振動・騒音の比較を表す特性図であ
る。
図において、(1)はシリンダ(2)及びカセットホ
ルダー機構等のフレーム(3)、更にリール台やキャプ
スタン、ピンチローラ等のテープローディングに係わる
各部材(図示せず)が配設された亜鉛メッキ鋼板製のメ
カニズムシャーシであり、第2図に示すように前方(図
面で下側)左右両端部にネジ止め用の透孔(1a)(1b)
が設けられ、更に後方中央部にも透孔(1c)が設けられ
ている。尚、前記フレーム(3)にも透孔(3a)(3b)
が設けられている。
(4)はトランスや各種回路基板(図示省略)が固定
されたハイインパクトのポリスチレンから成るメインシ
ャーシであり、VTR自体の外装シャーシとなっている。
このメインシャーシ(4)には、それぞれ高さのことな
る(4a)(4b)と(4c)と(4d)(4e)と(4f)(4g)
が一体形成されている。ここでボス(4d)(4e)はメカ
ニズムシャーシ(1)を取り付けた状態で該メカニズム
シャーシ(1)の裏面と所定の間隔(約1mm程度)を持
たせる寸法に設計する。(5)及び(6)はスプリング
プレートで、それぞれネジ穴(5a)(6a)及び透孔(5
b)(6b)が設けられている。(7)はゴム等の弾性体
で、金属製のスリーブ(8)が挿入される透孔(7a)が
設けられている。
上述の構成のものを組み立てるには、メカニズムシャ
ーシ(1)にスプリングプレート(5)(6)をネジ
(9)(9)で取り付けた後、メインシャーシ(4)の
所定位置にメカニズムシャーシ(1)を載置し、メイン
シャーシ(4)のボス(4a)(4b)及び(4c)にネジ
(10)(10)(10)で固着(第3図b及びc参照)し、
次に第3図aに示すようにフレーム(3)の透孔(3a)
(3b)に弾性体(7)(7)とスリーブ(8)(8)を
挿入してボス(4f)(4g)へネジ(11)(11)で固着す
る。この状態で第3図cに示すようにメカニズムシャー
シ(1)とボス(4d)(4e)とはギャップgが有り、落
下衝撃に対するメカニズムシャーシ(1)の変形防止が
なされる。即ち、落下衝撃を受けると、メカニズムシャ
ーシ(1)の前方左右両端部はスプリングプレート
(5)(6)の弾性作用で衝撃が吸収され、該シャーシ
(1)の後方は中央部がボス(4c)で支持固定されてい
るので、これを支点にしてメカニズムシャーシ(1)の
後方両端部が前記ギャップgだけ上下に搖動するので、
衝撃はボス(4d)(4e)を介してメインシャーシ(4)
に吸収されながら漸次減衰する。
第4図乃至第8図はメカニズムシャーシ(1)の各動
作モードにおける振動又は、騒音の程度を示した特性図
であり、いずれも実線Aは本発明の構成に関するもので
あり、点線Bは従来の構成に関するものである。
第4図は、キューモード(早送り再生)時メインシャ
ーシ(4)に加えられる振動量を示すもので、縦軸は振
動の加速度を電圧に換算したもので、横軸は周波数を示
す。従来のものの曲線Bに比し本案の曲線Aは高域で減
衰量が大きくなっている。これはメカニズムシャーシ
(1)からメインシャーシ(4)への振動の伝達量が少
ないことを示している。第5乃至第8図は各モードにお
けるメカニズムシャーシ(1)から発生する騒音量を示
すもので、縦軸は騒音を電圧で示し、横軸は周波数を示
す。第5図は、REW(テープ巻戻し)時の騒音量を示
し、実線Aの方が測定周波数範囲内で、全体に騒音のレ
ベルが低下している。特に騒音のピーク値が大幅に下が
っている。第6図はF.FWD(早送り)時のもの、第7図
はREV(巻戻し再生)時のもの、第8図はCUE(早送り再
生)時の騒音を示すもので、いずれも測定周波数全域に
渡って騒音のレベルが低下すると共に騒音レベルのピー
ク値も大幅に下がっている。
(ト)発明の効果 上述のように本発明のフローティングメカニズム構成
によれば落下衝撃等によるメカニズムシャーシの変形が
防止されると共に、メカニズムの各動作モードでの駆動
系から発生する振動及び騒音が弾性支持部で大幅に吸収
されるので、外装メインシャーシへの振動の伝達量が抑
えられ、機器自体の騒音が小さくなり、品質が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、第2
図は同平面図、第3図a,b,cはそれぞれ主要な取り付け
部分の断面図及び後方から見た側面図、第4図は従来の
装置と本発明装置との振動を比較するための周波数対振
動加速度を示す特性図、5図乃至第8図は各動作モード
における周波数対騒音を示す特性図であり、第5図はRE
Wモード、第6図はF.FWDモード、第7図はREVモード、
第8図はCUEモード時における騒音を示す特性図であ
る。 (1)……メカニズムシャーシ、(3)……フレーム、
(4)……メインシャーシ、(5)(6)……スプリン
グプレート(第1の弾性手段)、(7)……弾性体(第
2の弾性手段)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボス状の第1乃至第7支持部を備えたメイ
    ンシャーシと、 少なくともシリンダとカセットホルダー機構等のフレー
    ムが載置されたメカニズムシャーシとから成り、 前記メカニズムシャーシの前方両端部が第1の弾性手段
    を介して前記第1及び第2の支持部に、後方中央部が前
    記第3の支持部に螺着固定され、後方両端部が前記第4
    及び第5の支持部に所定間隔離間して対峙し、更に前記
    フレームが第2の弾性手段を介して前記第6及び第7の
    支持部に螺着固定されたことを特徴とするメカニズムシ
    ャーシ取付装置。
  2. 【請求項2】前記第1の弾性手段がスプリングプレート
    であり、前記第2の弾性手段がゴム等の弾性体であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のメカニズ
    ムシャーシ取付装置。
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