JP2552618Y2 - カセットホルダ装置 - Google Patents
カセットホルダ装置Info
- Publication number
- JP2552618Y2 JP2552618Y2 JP1253491U JP1253491U JP2552618Y2 JP 2552618 Y2 JP2552618 Y2 JP 2552618Y2 JP 1253491 U JP1253491 U JP 1253491U JP 1253491 U JP1253491 U JP 1253491U JP 2552618 Y2 JP2552618 Y2 JP 2552618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- cassette holder
- holding plate
- holder
- holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
[考案の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ビデオテープレコーダ
(以下VTRと称する)などの磁気記録再生装置に設け
られ、記録媒体であるテープが内蔵されたカセットを保
持、搬送するカセットホルダ装置に関するものである。
(以下VTRと称する)などの磁気記録再生装置に設け
られ、記録媒体であるテープが内蔵されたカセットを保
持、搬送するカセットホルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】VTRなどの磁気記録再生装置には、テ
ープが内蔵されたカセットを保持して、VTRのメカデ
ッキに設けられた記録媒体駆動部であるリール台まで搬
送し、カセット内のテープが巻回されたリールをリール
台に装着するカセットホルダが設けられている。
ープが内蔵されたカセットを保持して、VTRのメカデ
ッキに設けられた記録媒体駆動部であるリール台まで搬
送し、カセット内のテープが巻回されたリールをリール
台に装着するカセットホルダが設けられている。
【0003】このカセットホルダは、従来はカセットの
底面を保持する保持板と、保持板の長手方向の対向する
二辺に直角に取り付けられ、カセットの長手方向の位置
決めを行う規制板と、これらの規制板の上部を連結する
上部板とからなっていた。また上部板にはカセットホル
ダ内に挿入されたカセットの上面を押圧して、カセット
の底面をカセットホルダの保持板に密着させるための1
対の板バネが設けられていた。
底面を保持する保持板と、保持板の長手方向の対向する
二辺に直角に取り付けられ、カセットの長手方向の位置
決めを行う規制板と、これらの規制板の上部を連結する
上部板とからなっていた。また上部板にはカセットホル
ダ内に挿入されたカセットの上面を押圧して、カセット
の底面をカセットホルダの保持板に密着させるための1
対の板バネが設けられていた。
【0004】しかしながら上記の構造のカセットホルダ
によると、カセットホルダに保持されたカセットを取り
出すとき、図2に下面から見た平面図として示すよう
に、カセット1の前面を被覆するカセット蓋2の下端部
がカセットの底面より下方向に突出している場合は、カ
セット蓋2の矢印Aで示す範囲の下端部がカセットホル
ダの底面と面接触をする。このため不快音が発生すると
いう問題があった。
によると、カセットホルダに保持されたカセットを取り
出すとき、図2に下面から見た平面図として示すよう
に、カセット1の前面を被覆するカセット蓋2の下端部
がカセットの底面より下方向に突出している場合は、カ
セット蓋2の矢印Aで示す範囲の下端部がカセットホル
ダの底面と面接触をする。このため不快音が発生すると
いう問題があった。
【0005】特に、カセット1はカセットホルダの上部
板に設けられた板バネによってカセットホルダの底面に
押圧されているため、カセット蓋2が板バネの位置を通
過するときに、ビビリ音が最も大きく発生して不快感を
与えていた。さらに、カセット挿入時にはカセット蓋2
とカセットホルダの底面とが面接触するため挿入性が悪
かった。
板に設けられた板バネによってカセットホルダの底面に
押圧されているため、カセット蓋2が板バネの位置を通
過するときに、ビビリ音が最も大きく発生して不快感を
与えていた。さらに、カセット挿入時にはカセット蓋2
とカセットホルダの底面とが面接触するため挿入性が悪
かった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記のように従来のカ
セットホルダ装置では、カセットを抜き取るときにカセ
ット蓋の下端部とカセットホルダの底面とが面接触する
ため不快音が発生するという問題があった。またカセッ
トをカセットホルダに挿入するときの挿入性が悪いとい
う問題もあった。
セットホルダ装置では、カセットを抜き取るときにカセ
ット蓋の下端部とカセットホルダの底面とが面接触する
ため不快音が発生するという問題があった。またカセッ
トをカセットホルダに挿入するときの挿入性が悪いとい
う問題もあった。
【0007】本考案はこのような従来のカセットホルダ
の問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的
は、カセット抜取り時にカセット蓋とカセットホルダと
の接触による不快音の発生を防止し、かつカセット挿入
性を改善することのできるカセットホルダ装置を提供す
ることである。 [考案の構成]
の問題点を解決せんとしてなされたもので、その目的
は、カセット抜取り時にカセット蓋とカセットホルダと
の接触による不快音の発生を防止し、かつカセット挿入
性を改善することのできるカセットホルダ装置を提供す
ることである。 [考案の構成]
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案では、記録媒体が
内蔵されたカセットを保持して、記録媒体駆動部に搬送
装着するカセットホルダ装置において、カセットホルダ
に設けられ前記カセットの底面を保持する保持板の左右
両端部に、それが接する部分以外の前記カセットの底面
を前記保持板から浮上させる突出部を形成してカセット
ホルダを構成した。
内蔵されたカセットを保持して、記録媒体駆動部に搬送
装着するカセットホルダ装置において、カセットホルダ
に設けられ前記カセットの底面を保持する保持板の左右
両端部に、それが接する部分以外の前記カセットの底面
を前記保持板から浮上させる突出部を形成してカセット
ホルダを構成した。
【0009】
【作用】上記の構成によると、カセットをカセットホル
ダから抜き取るとき、カセットホルダの保持板の左右両
端に形成された突出部が小さい面でカセット蓋の下端部
と当接するため、カセット蓋の中央部分はカセットホル
ダの保持板に当接しない。従ってカセット蓋と保持板と
の摺接による不快音の発生を防止し、カセット挿入性を
改善することができる。
ダから抜き取るとき、カセットホルダの保持板の左右両
端に形成された突出部が小さい面でカセット蓋の下端部
と当接するため、カセット蓋の中央部分はカセットホル
ダの保持板に当接しない。従ってカセット蓋と保持板と
の摺接による不快音の発生を防止し、カセット挿入性を
改善することができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を説明する。図1は
本考案の一実施例の斜視図である。図1において、カセ
ットホルダ3はカセット1の底面を保持する保持板4
と、保持板4の長手方向の両端に直角に立設されカセッ
ト1の長手方向の位置を規制する規制板5と、1対の規
制板5の上部を連結する上部板6とから構成されてい
る。また保持板4の内側底面の長手方向の両端には、カ
セットホルダ3内に挿入されるカセット1の底面と接触
してカセット1を保持する突出部7が、規制板5の内側
に沿って設けられている。さらに上部板6にはカセット
1の上面を突出部7に向って押圧する1対の板バネ8が
取り付けられている。
本考案の一実施例の斜視図である。図1において、カセ
ットホルダ3はカセット1の底面を保持する保持板4
と、保持板4の長手方向の両端に直角に立設されカセッ
ト1の長手方向の位置を規制する規制板5と、1対の規
制板5の上部を連結する上部板6とから構成されてい
る。また保持板4の内側底面の長手方向の両端には、カ
セットホルダ3内に挿入されるカセット1の底面と接触
してカセット1を保持する突出部7が、規制板5の内側
に沿って設けられている。さらに上部板6にはカセット
1の上面を突出部7に向って押圧する1対の板バネ8が
取り付けられている。
【0011】次に上記のカセットホルダ装置の作用を説
明する。カセットホルダ3内に挿入されたカセット1
は、底面が保持板4に設けられた1対の突出部7により
保持され、上面が上部板6に取り付けられた1対の板バ
ネ8によって押圧されている。
明する。カセットホルダ3内に挿入されたカセット1
は、底面が保持板4に設けられた1対の突出部7により
保持され、上面が上部板6に取り付けられた1対の板バ
ネ8によって押圧されている。
【0012】カセット1をカセットホルダ3から引き抜
くときに、図2に示すカセット1のカセット蓋2の両端
の矢印Bで示す範囲が突出部7で保持されるため、カセ
ット蓋2が保持板4の底面に当接することはない。従っ
てカセット蓋2が浮き上がることがなく、不快音の発生
が防止される。またカセット1をカセットホルダ3内に
挿入するときに、カセット1と保持板4の突出部7との
接触面が小さいため、抵抗が少なく容易に挿入すること
ができる。
くときに、図2に示すカセット1のカセット蓋2の両端
の矢印Bで示す範囲が突出部7で保持されるため、カセ
ット蓋2が保持板4の底面に当接することはない。従っ
てカセット蓋2が浮き上がることがなく、不快音の発生
が防止される。またカセット1をカセットホルダ3内に
挿入するときに、カセット1と保持板4の突出部7との
接触面が小さいため、抵抗が少なく容易に挿入すること
ができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、カ
セットホルダの保持板の左右両端に形成された突出部が
カセット蓋の両端を支持するので、カセットをカセット
ホルダから抜き取るときの不快音の発生を防止すること
ができ、しかもカセット挿入時の挿入性を改善すること
ができる。
セットホルダの保持板の左右両端に形成された突出部が
カセット蓋の両端を支持するので、カセットをカセット
ホルダから抜き取るときの不快音の発生を防止すること
ができ、しかもカセット挿入時の挿入性を改善すること
ができる。
【図1】本考案の一実施例の斜視図。
【図2】カセットの下面から見た平面図。
1…カセット 2…カセット蓋 3…カセットホルダ 4…保持板 7…突出部
Claims (1)
- 【請求項1】 記録媒体が内蔵されたカセットを保持し
て、記録媒体駆動部に搬送装着するカセットホルダ装置
において、カセットホルダに設けられ前記カセットの底
面を保持する保持板の左右両端部に、それが接する部分
以外の前記カセットの底面を前記保持板から浮上させる
突出部を形成したことを特徴とするカセットホルダ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1253491U JP2552618Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | カセットホルダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1253491U JP2552618Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | カセットホルダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054338U JPH054338U (ja) | 1993-01-22 |
JP2552618Y2 true JP2552618Y2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=11807999
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1253491U Expired - Lifetime JP2552618Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | カセットホルダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552618Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1253491U patent/JP2552618Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH054338U (ja) | 1993-01-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |