JP2532909B2 - ベクトル量子化による画像デ―タの圧縮装置 - Google Patents

ベクトル量子化による画像デ―タの圧縮装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はベクトル量子化による画像データの圧縮装置
に関し、特に詳細には再構成画像におけるブロック歪の
発生を防止できるようにした画像データの圧縮装置に関
するものである。
(従来の技術) 例えばTV信号等、中間調画像を担持する画像信号は膨
大な情報量を有しているので、その伝送には広帯域の伝
送路が必要である。そこで従来より、このような画像信
号は冗長性が大きいことに着目し、この冗長性を抑圧す
ることによって画像データを圧縮する試みが種々なされ
ている。また最近では、例えば光ディスクや磁気ディス
ク等に中間調画像を記録することが広く行なわれてお
り、この場合には記録媒体に効率良く画像信号を記録す
ることを目的として画像データ圧縮が広く適用されてい
る。
このような画像データ圧縮方法の一つとして、ベクト
ル量子化を利用する方法が知られている。このベクトル
量子化による方法は、2次元画像データを相近接するM
個の画素に関するデータ毎のブロックに分割し、予めM
個のベクトル要素を規定して作成した相異なる複数のベ
クトルから成るコードブックの中で、上記ブロックの各
々内の画像データの組と最小歪にて対応するベクトルを
それぞれ選択し、この選択されたベクトルを示す情報を
各ブロックと対応させて符号化するようにしたものであ
る。
上述のようなブロック内の画像データは互いに高い相
関性を有しているので、各ブロック内の画像データを、
比較的少数だけ用意したベクトルのうちの1つを用いて
かなり正確に示すことが可能となる。したがって、画像
データの伝送あるいは記録は、実際のデータの代わりに
このベクトルを示す符号を伝送あるいは記録することに
よってなし得るから、データ圧縮が実現されるのであ
る。例えば256レベル(=8bit)の濃度スケールの中間
調画像における64画素についての画像データ量は、8×
64=512bitとなるが、この64画素を1ブロックとして該
ブロック内の各画像データを64要素からなるベクトルで
表わし、このようなベクトルを256通り用意したコード
ブックを作成するものとすれば、1ブロック当りのデー
タ量はベクトル識別のためのデータ量すなわち8bitとな
り、結局データ量を1/64に圧縮可能となる。
以上のようにして画像データを圧縮して記録あるいは
伝送した後、ベクトル識別情報が示すベクトルのベクト
ル要素は各ブロック毎の再構成データとし、この再構成
データを用いれば原画像が再現される。
ところで、以上述べたような画像データの圧縮方法に
おいては、用意としておくベクトルの数が少ないほどベ
クトル識別情報が短い符号長で表わせるから、データ圧
縮率がより高くなる。そこでベクトル量子化をさらに発
展させ、上記の見地からデータ圧縮率の向上を図った画
像データの圧縮方法が提案されている。
従来よりそのような方法として、代表値分離型のベク
トル量子化方法、さらには内挿予測誤差をベクトル量子
化する方法が知られている。前者は、各ブロック内の画
像データ代表値m(例えば平均値)を求め、この代表値
mとブロック内各画像データの差分(x1−m,x2−m,x3
m……xM−m)と、前述のベクトル要素とが最小歪で対
応するコードブック内のベクトルを選択し、そしてベク
トル識別情報とともに上記代表値mを示す情報を符号化
するようにしたものである。
上記の差分(xi−m)は、元の画像データxiに比べて
変動幅が小さくなるので、用意しておくベクトルの数つ
まりはコードブックの大きさが小さくて済むようになる
のである。
一方内挿予測誤差をベクトル量子化する方法は、各ブ
ロック内の画像データを種々の方法によって内挿予測
し、その内挿予測値と実際の画像データxiの誤差
(内挿予測誤差)(x11,x22,x3……xM
)とが最小歪で対応するコードブック内のベクトル
を選択し、そしてベクトル識別情報とともに、内挿予測
に利用した情報を符号化するようにしたものである。こ
の場合においても、内挿予測誤差xiの値は元の画
像データxiに比べて変動幅が小さくなるので、結局用意
しておくベクトルの数が少なくて済むようになる。な
お、代表値分離型のベクトル量子化、内挿予測誤差のベ
クトル量子化ともデータを正規化してもよい。
以上述べた発展型のベクトル量子化によって画像デー
タを圧縮してから画像を再構成する際には、ベクトル識
別情報が示すベクトルのベクトル要素に代表値mあるい
は内挿予測値を加えた値を再構成データとし、この再
構成データに基づいて画像を再生すればよい。
(発明が解決しようとする課題) ところが、このようにして得られる再構成画像におい
ては、ブロック歪、すなわちブロック境界部の濃度段差
が生じやすいとう問題が従来から認められていた。
本発明は、このようなブロック歪の発生を防止できる
ベクトル量子化による画像データの圧縮装置を提供する
ことを目的とするものである。
(課題を解決するための手段及び作用) 本発明の第1のベクトル量子化による画像データの圧
縮装置は、先に述べたような代表値分離型のベクトル量
子化を行なう画像データの圧縮装置において、 2次元画像データを、ベクトル量子化を行なうブロッ
クBとは互いに画素領域がずれたブロックB′に分割
し、 このブロックB′内の画像データに関する代表値nを
求め、 前記代表値mとして、ブロックB内であるブロック
B′と画素領域が重なる各一部領域R毎に、その領域R
を含むブロックB′について求められた上記代表値nを
用いるようにしたことを特徴とするものである。
代表値mとして上述のような代表値nをそれぞれ用い
れば、ベクトル量子化を行なう各ブロックB内の差分
(xi−m)の値は、隣接ブロックB内の画像データ値も
反映するものとなるので、前述したブロック歪の発生が
抑えられる。
また本発明の第2のベクトル量子化による画像データ
の圧縮装置は、同じく先に述べた内挿予測誤差をベクト
ル量子化するようにした画像データの圧縮装置におい
て、 2次元画像データを上述と同様のブロックB′に分割
するとともに、各ブロックB′内の画像データに関する
代表値nを求め、各ブロックBにおける上記内挿予測値
を、そのブロックBと画素領域が一部重なるすべての
ブロックB′に関する上記代表値nに基づいて予測する
ようにしたことを特徴とするものである。
上述のようにして内挿予測値を求めれば、ベクトル
量子化を行なう各ブロックB内の内挿予測誤差(xi
)の値は、隣接ブロックB内の画像データ値も反映す
るものとなるので、前述したブロック歪の発生が抑えら
れる。
(実 施 例) 以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳細に説
明する。
第1図は本発明の第1の装置の一例を概略的に示すも
のである。1枚の連続調画像を示す原画像データSはま
ずブロック変換回路10に通され、隣接するP×Q=M個
の画素からなる矩形ブロック毎のデータxに変換され
る。このブロック分けの様子を分かりやすく第2図に示
す。この第2図においてFが原画像であり、Bが上記ブ
ロックを示す。なお説明を容易にするため、以下、上記
ブロックBが6×6画素についてのデータからなるもの
として話を進める。
また原画像データSはブロック変換回路10において、
上記のブロックBとは互いに画素領域がずれたブロック
B′毎に分割される。第2図に破線で示すこのブロック
B′は、ブロックBと同様に6×6画素についてのデー
タからなり、ブロックBとは、互いに2次元方向にブロ
ック長の1/2ずつずれるように設定されている。このブ
ロックB′毎の画像データx′は平均値演算回路20に入
力され、該回路20はこのブロックB′毎の画像データ
x′の平均値nを求める。
平均値演算回路20が出力するブロックB′毎の平均値
nを示すデータDnは、差分演算回路21に入力される。こ
の差分演算回路21には上記データDnとともに、前述のブ
ロックB毎の原画像データxが入力され、該差分演算回
路21は原画像データxとブロックB内のデータ代表値m
の差分(x−m)を求める。ここで本発明の特徴部分と
して、ブロックB内のデータ代表値mは、ブロックB内
の領域に応じて変えられるようになっている。すなわち
第3図に詳しく示すように、ある1つのブロックB内に
は、データ平均値nを求めるブロックB′4個(B′1,
B′2,B′3,B′とする)の各一部領域が入り込んでい
る形となっており、ブロックB内でブロックB′と画素
領域が重なる一部の領域R1については、このブロック
B′におけるデータ平均値n1が上記代表値mとして用
いられ、以下同様にブロックB内の各一部領域R2,R3,R4
についてはそれぞれブロックB′2,B′3,B′における
データ平均値n2,n3,n4が代表値mとして用いられる。
以上のようにして求められた差分(xi−m)を示すデ
ータxdは、平均値nを示すデータDnとともにベクトル量
子化器11に入力される。このベクトル量子化器11は、予
めメモリ12にコードブックとして記憶されている複数の
ベクトルの中から、入力された各ブロックB毎の差分の
組(x1−m,x2−m,x3−m……x36−m)と最小歪にて対
応するベクトルを選択する。すなわち、メモリ12には、
以下に示すようにそれぞれ36のベクトル要素(▲(n) 1
▼,▲(n) 2▼,……▲(n) 36▼)[n=1,2,……,6
4]を規定した一例として64のベクトル(1),
(2),(3)………(64)を各々示すコードブッ
クが記憶されている。
そしてベクトル量子化器11は上記差分の組(x1−m,x2
−m,x3−m……x36−m)とベクトル要素(1,2,
………36)が歪最小にて対応するベクトル(t)
を求め、このベクトル(t)を規定したベクトルの識
別番号tを示す符号化データDtを出力する。またベクト
ル量子化器11からは、このデータDtとともに、前記平均
値データDnが出力される。
先に述べた通り、原画像データxiと代表値m(平均値
n1,n2,n3あるいはn4)の差分は、原画像データxiよりも
変動幅が小さいので、コードブック内の各ベクトルが規
定するベクトル要素の最小値と最大値間の数値幅が小さ
くて済み、結局用意しておくベクトルの数が少なくて済
むようになる。
なお上記の歪としては、例えば平均2乗誤差 が用いられる(本例ではk=36である)。このような歪
が最小となるベクトル(t)を見つけるには、例えば
すべてのベクトルに関してこの歪を演算してから歪最小
となるベクトル(t)を求めてもよいし(いわゆる全
探索形ベクトル量子化)、あるいは処理時間短縮化のた
めに(歪が完全に最小とはならない場合があるが)2進
木探索形ベクトル量子化を実行してもよい。
なお各ベクトル要素(1,2,………36)を規
定したベクトルから成る最適のコードブックは、データ
圧縮を行なう画像と同種のトレーニング画像を予め用意
して、このトレーニング画像に基づいて公知の手法によ
って求めることができる。
前述のベクトル識別データDtは、本例では64のベクト
ルが区別できるものであればよいから、6bitで表わせ
る。また前述の平均値nを8bitで表わすとすれば、1ブ
ロックB当りの平均値データDnは、8bitとなる。したが
ってこの場合、各画素の濃度スケールが256レベル=8bi
t)であれば、8bit×36(画素)の画像データが6bit+8
bitで表わせることになるから、データ圧縮率は約1/20.
6となる。
以上述べたベクトルの選択、ベクトル識別データDtお
よび平均値データDnの出力は、原画像データSが示す1
枚の画像中のすべてのブロックBについて行なわれる。
本例においては、これらのベクトル識別データDtおよび
平均値データDnが記録再生装置13において例えば光ディ
スクや磁気ディスク等の記録媒体(画像ファイル)に記
録される。なお原画像データS全体に対するブロック分
けの順序が所定順序で行なわれるようになっていれば、
記録再生装置13に次々と送られる各識別データDtと平均
値データDnは、各ブロックBと対応をとって記録可能と
なる。また、このように各識別データDtおよび平均値デ
ータDnと各ブロックBとの対応をとるために、識別デー
タDtおよび平均値データDnにブロック識別データを付加
して記録するようにしてもよい。前述した通りこれらの
ベクトル識別データDtおよび平均値データDnは、原画像
データxよりも極めて少ないデータ量で表現可能である
から、上記光ディスク等の記録媒体には、大量の画像が
記録されうるようになる。
画像再構成に際して、画像データを間接的に示すベク
トル識別データDtおよび平均値データDnは記録媒体から
読み出され、復号器14において再構成データyに変換さ
れる。すなわち復号器14は、入力されたベクトル識別デ
ータDtが示すベクトルをメモリ12に記載されているコー
ドブックから読み出し、そのベクトルに規定されている
ベクトル要素(1,2,………36)のそれぞれに
平均値データDnが示す平均値nを加えたものを、1つの
ブロックBに関する再構成データyとして出力する。な
おこの際、第3図に示す一部領域R1内の画像データxi
対応するベクトル要素に対してはブロックB′
ついての平均値n1が加えられ、その他同様に、一部領域
R2,R3,R4内の画像データxiに対応するベクトル要素
に対してはそれぞれ平均値n1,n2,n3が加えられる。ベク
トル要素は、前述の差分(xi−m)と僅かの歪で対応
するものであり、したがってこのベクトル要素に代表
値mとしての平均値n1,n2,n3あるいはn4を加えてなる再
構成データyは、結局原画像データxと僅かの歪をもっ
て対応するものとなる。
この再構成データyは、合成回路16に送られ、そこで
ブロック単位のデータから1画像毎のデータに変換され
る。この変換を受けた後の画像データS′は、原画像デ
ータSに対しては僅かな歪を有するだけで、ほぼ等しい
ものとなっており、最終的に画像再生装置17に送られ
る。この画像再生装置17においては、上記画像データ
S′に基づいて、原画像データSが担持していた原画像
とほぼ同等の画像が再構成される。
以上述べた装置においては、ブロックB内のデータ代
表値mとして、各々ブロックBとその隣接ブロックに亘
る領域を有するブロックB′1,B′2,B′3,B′におけ
るデータ平均値n1,n2,n3,n4を用いているから、差分デ
ータの組(x1−m,x2−m,x3−m……x36−m)には上記
隣接ブロック内の画像データ値が反映されるようにな
り、したがって再構成画像におけるブロック歪の発生が
防止される。
次に本発明の第2の装置の実施例について説明する。
第4図は、本発明の第2の装置の一例を概略的に示して
いる。なおこの第4図において、第1図中の要素と同等
のものについては同符号を付し、それらの説明は特に必
要の無い限り省略する。この装置においてブロック変換
回路10から出力されたブロックB毎の原画像データx
と、平均値演算回路20から出力された平均値データDn
は、予測誤差演算回路25に入力される。この予測誤差演
算回路25は、まず平均値データDnに基づいて各画素につ
いての画像データを平均値データDnに基づいて内挿予測
する。すなわち例えば第5図に示すようにブロックB内
の画素のGiのブロック隅部H1,H2,H3,H4(それぞれブロ
ックB′1,B′2,B′3,B′の中心である)からの距離r
1,r2,r3,r4の2乗値の逆数で平均値n1,n2,n3,n4を重み
付け平均した値 〔ただしT=1/r1 2+1/r2 2+1/r3 2+1/r4 2〕 を求め、この値を該画素Giについての内挿予測値と
する。次に予測誤差演算回路25は、こうして求めたブロ
ックB内の内挿予測値と実際の画像データxiとの誤
差(内挿予測誤差)xiを求める。
この内挿予測誤差(xi)を示すデータxeは、平
均値nを示すデータDnとともにベクトル量子化器11に入
力される。ベクトル量子化器11は、予めメモリ12に記憶
されている複数のベクトルの中から、入力された各ブロ
ックB毎の内挿予測誤差の組(x11,x22,x3
3,……x3636)とベクトル要素(1,2,……
36)が最小歪で対応するベクトルを選択する。このコ
ードブックの設定、そして選択は、前述した第1の装置
におけるのと同様にして行なわれる。そしてこの場合
も、内挿予測誤差(xi)の値は、原画像データxi
よりも変動幅が小さくなるので、用意しておくコードブ
ックの数が比較的少なくて済むようになる。
画像再構成に際して、復号器14は、入力されたベクト
ル識別データDtが示すベクトルをメモリ12から読み出
し、そのベクトルに規定されているベクトル要素(▲
(n) 1▼,▲(n) 2▼,▲(n) 3▼……▲(n) 36▼[n
=1,2,……,64]のそれぞれに内挿予測値1,2,
……36を加えたデータ(1,2,
3,……3636)を、1つのブロックBに関する再
構成データyとして出力する。
以上説明した本発明の第2の装置においては、ブロッ
クB内の内挿予測値xiを求めるに当り、該ブロックBと
その隣接ブロックに亘る領域を有するブロックB′1,
B′2,B′3,B′におけるデータ平均値n1,n2,n3,n4を用
いているから、この場合も内挿予測誤差の組(x11,
x22,x33,……x3636)には上記隣接ブロッ
ク内の画像データ値が反映されるようになり、したがっ
て再構成画像におけるブロック歪の発生が防止される。
なお以上説明した実施例においては、ベクトル量子化
を行なうブロックBと、代表値m(平均値n1,n2,n3,
n4)を求めるブロックB′のサイズが同一に設定されて
いるが、これら両ブロックB、B′のサイズは互いに異
なっていても構わない。
また、平均値データはそのまま記憶しているが予測符
号化、直交変換符号化等公知の方法で圧縮してもよい。
さらに、代表値分離型、内挿予測誤差ベクトル量子化と
もデータを正規化してもよい。
さらに、上記の実施例ではベクトル量子化に際して2
次元画像データを、隣接するP×Q画素からなる矩形範
囲についてのデータ毎にブロック分けしているが、この
ブロック分けのために抽出する画素範囲の形状は矩形に
限らず、例えば第6、7および8図に示すような形状と
してもよい。これらの図において、マス目1つが1画素
を示し、実線で囲まれた部分がブロック分けのために抽
出される画素範囲を示している。なお第8図の例では、
互いに離れた小ブロックz1、z2、z3およびz4をまとめて
1つのブロックとしている。このように本発明において
は、1ブロックとして抽出される画素が必ずしも全部隣
接していなくても、相近接していればよいので、そのよ
うな分け方も本発明では「ブロックに分割する」と称す
ることとする。なお上記第6、7および8図に示すよう
に画像データをブロック分けする場合における、代表値
を求めるブロックの分け方の例をそれぞれ第9,10および
11図に示す。これらの図中B1′,B2′,B3′,B4′が代表
値を求めるブロックであり、本例でそれらは、各ブロッ
クBと同形状とされている。また、H1,H2,H3,H4はそれ
ぞれブロックB1′,B2′,B3′,B4′の重心であり、R1,
R2,R3,R4はそれぞれブロックB1′,B2′,B3′,B4′がブ
ロックBと重なる領域を示している。
上記第6、7および8図に示したように、ブロック分
けの範囲が互いに入り組むようにすると、矩形範囲の画
素を抽出してブロック分けする場合に比べて、再構成画
像においてブロック歪(ブロック境界部において濃度段
差が生じること)がより一層目立ち難くなるという効果
が得られる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した通り本発明の画像データの圧縮装
置によれば、代表値分離型のベクトル量子化、あるいは
内挿予測誤差をベクトル量子化する技術を利用してデー
タ圧縮率を十分に高く保った上で、再構成におけるブロ
ック歪の発生を防止できる。したがって本発明装置によ
れば、記録媒体に記録できる画像量を高める効果、ある
いは画像データ伝送路の大幅な縮小や伝送時間短縮化の
効果を得た上で、良質の再構成画像を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の装置の一例の概略構成を示すブ
ロック図、 第2図は本発明に係る画像データのブロック分けを説明
する説明図、 第3図は本発明に係るベクトル量子化を行なうブロック
と、画像データ代表値を求めるブロックとの関係を示す
説明図、 第4図は本発明の第2の装置の一例の概略構成を示すブ
ロック図、 第5図は本発明に係る画像データ内挿予測値を求める方
法を説明する説明図、 第6、7および8図はそれぞれ、本発明における画像デ
ータのブロック分けの別の例を示す説明図、 第9、10および11図はそれぞれ、本発明における画像デ
ータ代表値を求めるブロックの分け方の例を示す説明図
である。 10……ブロック変換回路、11……ベクトル量子化器 12……メモリ(コードブック)、13……記録再生装置 14……復号器、16……合成回路 17……画像再生装置、20……平均値演算回路 21……差分演算回路、25……予測誤差演算回路 B……ベクトル量子化を行なうブロック B′……平均値を求めるブロック Dn……平均値データ Dt……ベクトル識別データ x,x′……ブロック分けされた原画像データ xd……原画像データと平均値との差分のデータ xe……内挿予測誤差データ、y……再構成データ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次元画像データを相近接するM個の画素
    に関するデータ毎のブロックBに分割し、 予めM個のベクトル要素を規定して作成した相異なる複
    数のベクトルから成るコードブックの中で、各ブロック
    B内の画像データxとデータ代表値mの差分(x1−m,x2
    −m,x3−m……xM−m)に対し最小歪にて対応するベク
    トルを選択し、 この選択されたベクトルを示す情報と前記代表値mを示
    す情報を符号化するベクトル量子化による画像データの
    圧縮装置において、 前記2次元画像データを、前記ブロックBとは互いに画
    素領域がずれたブロックB′に分割し、 このブロックB′内の画像データに関する代表値nを求
    め、 前記代表値mとして、ブロックB内であるブロックB′
    と画素領域が重なる各一部領域R毎に、その領域Rを含
    むブロックB′について求められた前記代表値nを用い
    るように構成されたことを特徴とするベクトル量子化に
    よる画像データの圧縮装置。
  2. 【請求項2】2次元画像データを相近接するM個の画素
    に関するデータ毎のブロックBに分割し、 予めM個のベクトル要素を規定して作成した相異なる複
    数のベクトルから成るコードブックの中で、各ブロック
    B内の画像データxとその内挿予測値の誤差(x1
    1,x22,x3……xM)と最小歪にて対応す
    るベクトルを選択し、 この選択されたベクトルを示す情報と前記内挿予測値
    を求めるのに利用した情報を符号化するベクトル量子化
    による画像データの圧縮装置において、 前記2次元画像データを、前記ブロックBとは互いに画
    素領域がずれたブロックB′に分割し、 このブロックB′内の画像データに関する代表値nを求
    め、 各ブロックBにおける前記内挿予測値を、そのブロッ
    クBと画素領域が一部重なるすべてのブロックB′に関
    する前記代表値nに基づいて予測するように構成された
    ことを特徴とするベクトル量子化による画像データの圧
    縮装置。
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