JP4303745B2 - 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4303745B2
JP4303745B2 JP2006301240A JP2006301240A JP4303745B2 JP 4303745 B2 JP4303745 B2 JP 4303745B2 JP 2006301240 A JP2006301240 A JP 2006301240A JP 2006301240 A JP2006301240 A JP 2006301240A JP 4303745 B2 JP4303745 B2 JP 4303745B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image signal
interpolation
image
fields
frames
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006301240A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008118505A (ja
Inventor
浩之 古川
雅史 上野
健一郎 山本
隆司 吉井
育弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2006301240A priority Critical patent/JP4303745B2/ja
Priority to PCT/JP2007/054815 priority patent/WO2008056451A1/ja
Priority to EP07738287.7A priority patent/EP2091248B1/en
Priority to CN200780041088XA priority patent/CN101536508B/zh
Priority to US12/513,484 priority patent/US8446526B2/en
Publication of JP2008118505A publication Critical patent/JP2008118505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4303745B2 publication Critical patent/JP4303745B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0135Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes
    • H04N7/014Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level involving interpolation processes involving the use of motion vectors
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/2007Display of intermediate tones
    • G09G3/2018Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals
    • G09G3/2022Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals using sub-frames
    • G09G3/2025Display of intermediate tones by time modulation using two or more time intervals using sub-frames the sub-frames having all the same time duration
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/01Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level
    • H04N7/0127Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level by changing the field or frame frequency of the incoming video signal, e.g. frame rate converter
    • H04N7/0132Conversion of standards, e.g. involving analogue television standards or digital television standards processed at pixel level by changing the field or frame frequency of the incoming video signal, e.g. frame rate converter the field or frame frequency of the incoming video signal being multiplied by a positive integer, e.g. for flicker reduction
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2320/00Control of display operating conditions
    • G09G2320/10Special adaptations of display systems for operation with variable images
    • G09G2320/106Determination of movement vectors or equivalent parameters within the image
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • H04N5/144Movement detection

Description

本発明は、フレームレートあるいはフィールドレートを変換する機能を備えた画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法に関し、より詳細には、動き補償型のレート変換処理に起因する、画面端部などの有効画像端部近傍における画質劣化を防止する画像表示装置及び該装置による画像表示方法、画像処理装置及び該装置による画像処理方法に関するものである。
テレビジョン方式には、PAL(Phase Alternation by Line)、SECAM(SEquentiel Couleur A Memoire)方式、NTSC(National Television Committee)方式が存在する。これらの放送方式は、走査線数やフレーム周波数が異なっており(PAL、SECAMは625本/50Hz、NTSCは525本/60Hz)、そのままでは互換がないので、国際放送や番組交換等を行うために、従来から放送方式を相互に変換する技術が開発され、放送局などで使用されてきた。中でもフレームレートの変換は時間軸上の処理となり、変換処理後の動きの再現性が画質に大きな影響を与えることになるため、放送方式変換技術の中で最も重要な技術のひとつである。
現在、テレビ用のデジタル処理による方式変換装置では、入力画像の動きベクトルを検出・推定し、出力フレームレートに従って生成する内挿画像の動き補償を行うことで、入出力フレームレートの変換処理を行っている(以降、動き補償型フレームレート変換処理と呼ぶ)。
動き補償型フレームレート変換処理の概略は、以下の通りである。まず、入力画像信号の2ないし3枚の連続した複数フレームの画像から、該画像中の動きを検出・推定し、入力画像の動きベクトルを求める(動きベクトル検出)。この動きベクトルの検出・推定方法としては、勾配法、ブロックマッチング法、位相相関法等が知られている。
次に、求められた動きベクトルを評価し、最適なベクトルを選出して、入出力のフレームレートに応じて動きベクトルの長さを按配し、入力画像から内挿フレーム上に内挿ベクトルとして割付を行う(内挿ベクトル割付)。最後に、新たに内挿フレーム上に時間軸で前後に存在する入力フレームから、内挿ベクトルに従って画像信号を割り当て(内挿画像生成)、内挿フレームを含めた出力フレームの周波数変換(画像内挿)を行う。以上、大きく分けて動きベクトル検出、内挿ベクトル割付、内挿画像生成、画像内挿の処理によって入出力フレームレートの変換を行う。
上述した動き補償型フレームレート変換技術は、元来放送方式の異なる画像信号を変換するために開発されてきたが、近年は液晶表示装置に代表されるホールド型表示装置の動きボケ改善にも用いられるようになっている。ホールド型表示方式においては、各画素の発光状態が概ね1フレーム期間保持されるため、画像表示光のインパルス応答が時間的な広がりを持つ。そのため、時間周波数特性が劣化し、それに伴い空間周波数特性も低下して、動きボケが生じる。すなわち、人の視線は動くものに対して滑らかに追従するため、ホールド型表示装置のように発光時間が長いと、時間積分効果により画像の動きがぎくしゃくして不自然に見えてしまう。
動き補償型フレームレート変換技術による入力信号の高フレームレート化によれば、内挿画像信号が動き補償して形成されるため、動きボケの原因となる空間周波数特性の低下を改善することができ、ホールド型表示方式の動きボケ妨害を十分に改善することが可能となる(例えば、特許文献1、非特許文献1参照)。このように、ホールド型表示装置における動きボケを改善するために、フレーム間に画像を内挿することにより、フレームレート(フレーム数)を変換する技術は、FRC(Frame Rate Converter)と呼ばれ、液晶表示装置等において実用化されている。
図12は、従来の液晶表示装置におけるFRC駆動表示回路の概略構成を示すブロック図で、図中、FRC駆動表示回路は、入力画像信号のフレーム間に動き補償処理を施した画像信号を内挿することにより入力画像信号のフレーム数を変換するFRC部10と、液晶層と該液晶層に走査信号及びデータ信号を印加するための電極とを有するアクティブマトリクス型の液晶表示パネル13と、FRC部10によりフレームレート変換された画像信号に基づいて液晶表示パネル13の走査電極及びデータ電極を駆動するための電極駆動部14と、を備えて構成される。
FRC部10は、入力画像信号から動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出部11と、動きベクトル検出部11により得られた動きベクトル情報に基づいて内挿フレームを生成する内挿フレーム生成部12とを備えている。
このように、動きベクトル情報を用いて動き補償フレーム内挿処理を行い、表示フレーム周波数を上げることで、LCD(ホールド型表示方式)の表示状態を、CRT(インパルス型表示方式)の表示状態に近づけることができ、動画表示の際に生じる動きぼけによる画質劣化を改善することが可能となる。
ここで、上述したとおり、動き補償型フレームレート変換を行うためには、入力された画像の連続する前後フレームの画像から正しい動きベクトルを検出する必要がある。しかしながら、画面端部近傍においては、動きベクトル検出が困難になる。この理由について、以下説明する。
ここでは、入力画像の前フレームと現フレームとの2フレーム間で動きベクトルを検出することを考え、動き検出の基準を前フレームに置くとする。まず、図13に示すように、ある画像が画面枠外から入って来る場合、前フレームに画像欠損が存在することになり、本来ならばこの欠損部分に動き検出の基準が置かれることになる。このため、生成される内挿フレームの図13中(a)で示す部分には、内挿ベクトルがどこからも割り付けられず、不定となってしまう。
また、図14に示すように、ある画像が画面枠外へ出て行く場合、現フレームに画像欠損が存在することになるため、前フレームの図14中(b)で示す部分のベクトル検出ができなくなる。
すなわち、いずれの場合においても、画面端部近傍では動きベクトルの検出が正確にできなくなるため、結果として生成される内挿画像には、画像の乱れや歪みなどの劣化が生じる。
ところで、通常動きベクトル検出においては、検出された動きベクトルに適当なフィルタをかける処理を行っている。これはベクトル検出をブロック単位で行う時には、周囲の動きベクトルとある程度平滑化した方が、視覚的に画質劣化が少なくなることが多いためである。このようなフィルタ処理を行うことにより、画面端部近傍においてもある程度所望の動きベクトルを得ることが可能である。
ところが、画面端部近傍では内挿に用いる入力フレーム画像のうち一方の画像が欠損しているため、他の部分と同じ内挿処理(例えば、内挿ベクトルに従って前後フレームから画像の線形補間を行う)を行うことはできず、内挿フレーム生成時にも問題が発生してしまう。
これら動き補償型フレームレート変換処理における画面端部の画像劣化に対する対策としては、例えば特許文献2に開示されたものが知られている。特許文献2のものは、内挿フレーム画像を生成する際に、画面端部近傍においては、前後2フレームからの、すなわち両方向からの内挿(動きベクトル両端の画像からの線形補間)を行わずに、欠損画像がない方のフレームのみからの、すなわち片方向からの内挿(内挿ベクトルによる入力画像の平行移動)へ適応的に切り換えることで、上述した問題点のうち内挿処理時の問題を回避している。
特許第3295437号明細書 特開昭62−217784号公報 石黒秀一、栗田泰市郎、「8倍速CRTによるホールド発光型ディスプレイの動画質に関する検討」、信学技報、社団法人電子情報通信学会、EID96−4(1996−06)、p.19−26
しかしながら、上記特許文献2に記載の技術によれば、内挿処理時の問題は回避できるものの、画面端部近傍においてはそもそも上述したように動きベクトルの検出自体を正しく行うことができないという問題があり、結局得られる内挿フレーム画像の画面端部近傍には乱れや歪みが生じてしまう。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、動き補償型フレームレート変換により、内挿フレーム画像の有効画像端部近傍において生じる画質劣化を抑制することが可能な画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法を提供することを目的とする。
本願の第1の発明は、入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換手段を備えた画像表示装置であって、前記レート変換手段が、前記入力画像信 号のフレーム間あるいはフィールド間における動きベクトル情報に基づき、前記入力画像 信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生成する内挿画像生成部を有し、前記入力画 像信号の動きに応じて可変され、表示パネルに表示する有効画像の少なくとも上下いずれ かの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動き補償処理を無効化し て生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む所定領域に対しては、 少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、前記入力 画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによって、あるいは、前記入 力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず、前記入力画像信号に 動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフ ィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド 数を変換することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記内挿画像生成部が、前記入力画像信号に含まれる連続したフレーム間あるいはフィールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出部と、該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間に内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付部とを有することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記内挿画像生成部が、前記動きベクトル検出部で検出された前記所定領域における動きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記内挿画像生成部が、前記所定領域とそれ以外の領域との境界部で、前記動きベクトルを連続的に変化させることを特徴とする。
本願の第6の発明は、有効画像端部からの距離が、前記動きベクトル検出部で検出可能な最大の動きベクトル長以下とされた領域を、前記所定領域とすることを特徴とする。
本願の第の発明は、前記内挿画像生成部が、前記内挿ベクトル割付部で前記所定領域に対して割り付けられる内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記内挿画像生成部が、前記所定領域とそれ以外の領域との境界部で、前記内挿ベクトルを連続的に変化させることを特徴とする。
本願の第の発明は、前記レート変換手段が、前記表示パネルに表示する有効画像の上下端部を含む所定領域に対しては、垂直方向の動き補償処理のみを無効化して生成した内 挿画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによ り、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記レート変換手段が、前記表示パネルに表示する有効画像の左右端部を含む所定領域に対しては、水平方向の動き補償処理のみを無効化して生成した内 挿画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによ り、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第の発明は、前記レート変換手段が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに 生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの線形内挿画像信号を挿入 することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第10の発明は、前記レート変換手段が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入すること により、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第11の発明は、前記所定領域が、入力画像信号によらず一定である領域と、更にその内側に設けられた入力画像信号の動きに応じて変化する領域とからなることを特徴とする。
本願の第12の発明は、前記入力画像信号によらず一定である領域が、外部から設定変更可能であることを特徴とする。
本願の第13の発明は、前記入力画像信号の動きとして、1フレーム内あるいは1フィールド内で検出された動きベクトルの平均値を基準としたものを用いることを特徴とする。
本願の第14の発明は、前記入力画像信号の動きとして、1フレーム内あるいは1フィールド内で割り付けられる内挿ベクトルの平均値を基準としたものを用いることを特徴とする。
本願の第15の発明は、入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換工程備えた画像表示方法であって、前記レート変換工程が、前記入力画像 信号のフレーム間あるいはフィールド間における動きベクトル情報に基づき、前記入力画 像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生成する内挿画像生成工程を有し、前記入 力画像信号の動きに応じて可変され、表示パネルに表示する有効画像の少なくとも上下い ずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動き補償処理を無効 化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む所定領域に対して は、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、前記 入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによって、あるいは、前 記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず、前記入力画像信 号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間あるい はフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィー ルド数を変換することを特徴とする。
本願の第16の発明は、前記内挿画像生成工程が、前記入力画像信号に含まれる連続し たフレーム間あるいはフィールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出工程 と、該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間 に内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付工程とを有することを特徴とする。
本願の第17の発明は、前記内挿画像生成工程が、前記動きベクトル検出工程で検出さ れた前記所定領域における動きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固 定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第18の発明は、前記内挿画像生成工程が、前記内挿ベクトル割付工程で前記所 定領域に対して割り付けられる内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0 に固定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の 動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第19の発明は、前記レート変換工程が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの線形内挿画像信号を 入することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第20の発明は、前記レート変換工程が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入すること により、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第21の発明は、入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換手段を備えた画像処理装置であって、前記レート変換手段が、前記入力画像 信号のフレーム間あるいはフィールド間における動きベクトル情報に基づき、前記入力画 像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生成する内挿画像生成部を有し、前記入力 画像信号の動きに応じて可変され、前記入力画像信号の有効画像領域における少なくとも 上下いずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む所定領域に 対しては、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を 、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによって、あるい は、前記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず、前記入力 画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間 あるいはフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム数あるいは フィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第22の発明は、前記内挿画像生成部が、前記入力画像信号に含まれる連続した フレーム間あるいはフィールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出部と、 該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間に内 挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付部とを有することを特徴とする。
本願の第23の発明は、前記内挿画像生成部が、前記動きベクトル検出部で検出された 前記所定領域における動きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定す ることにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第24の発明は、前記内挿画像生成部が、前記内挿ベクトル割付部で前記所定領 域に対して割り付けられる内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固 定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第25の発明は、前記レート変換手段が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの線形内挿画像信号を 入することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第26の発明は、前記レート変換手段が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入すること により、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第27の発明は、入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換工程備えた画像処理方法であって、前記レート変換工程が、前記入力画像 信号のフレーム間あるいはフィールド間における動きベクトル情報に基づき、前記入力画 像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生成する内挿画像生成工程を有し、前記入 力画像信号の動きに応じて可変され、前記入力画像信号の有効画像領域における少なくと も上下いずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む所定領域 に対しては、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号 を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによって、ある いは、前記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず、前記入 力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号のフレーム 間あるいはフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム数あるい はフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第28の発明は、前記内挿画像生成工程が、前記入力画像信号に含まれる連続し たフレーム間あるいはフィールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出工程 と、該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間 に内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付工程とを有することを特徴とする。
本願の第29の発明は、前記内挿画像生成工程が、前記動きベクトル検出工程で検出さ れた前記所定領域における動きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固 定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第30の発明は、前記内挿画像生成工程が、前記内挿ベクトル割付工程で前記所 定領域に対して割り付けられる内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0 に固定することにより、前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の 動き補償処理を無効化することを特徴とする。
本願の第31の発明は、前記レート変換工程が、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの線形内挿画像信号を 入することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする。
本願の第32の発明は、前記レート変換工程が、前記所定領域に対しては、前記入力画 像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さず に生成した画像信号として、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入すること により、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とす る。
本発明によれば、有効画像端部を含む所定領域に対しては、動き補償による内挿処理を部分的に行わないようにすることにより、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することが可能となる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な画像表示装置の実施の形態について詳細に説明する。なお、本発明は、フィールド信号及び内挿フィールド信号、フレーム信号及び内挿フレーム信号のいずれに対しても適用できるものであるが、両者(フィールドとフレーム)は互いに類似の関係にあるため、フレーム信号及び内挿フレーム信号を代表例として説明するものとする。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態は、表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域に対しては、FRC部10における少なくとも垂直、水平方向のいずれかの動き補償処理を無効化するために、動きベクトル検出部で検出された動きベクトルの垂直、水平成分のいずれか或いは両方を強制的に0にするものである。
図1は本実施形態の画像表示装置が備えるFRC部10の構成例を示すブロック図である。本実施形態においては、前フレームおよび現フレームの連続した2フレームの入力画像から動きベクトルを検出し、内挿画像を生成する場合について説明する。また、動きベクトルの検出はブロック単位で行い、検出基準ブロックは入力画像の前フレーム上に置くものとする。
一般的に、動画像はフレーム間の相関が高く、また時間軸方向の連続性を持つため、あるフレームにおいて移動している画素あるいはブロックは、それに続くフレーム、あるいはそれより前のフレームにおいても、同様の動き量で移動している場合が多い。すなわち、連続するフレーム間では、動きベクトルに連続性がある場合が多い。
このことから、前フレームでの動きベクトル検出結果を参照することで、その次のフレームにおける動きベクトルの検出をより容易に、あるいはより正確に行うことが可能である。例えば、勾配法を改良した反復勾配法においては、検出基準ブロックに対して、前フレームあるいは現フレームで既に検出された近傍のブロックの動きベクトルを初期偏位ベクトルとし、これを起点として勾配法の演算を繰り返す。この方法によれば、勾配法の繰り返しは2回程度でほぼ正確な動きベクトルを得ることができる。
また、ブロックマッチング法においても、前フレームでの動きベクトル検出結果を参照して探索順序を変えるなどして、効率的な動きベクトル検出を行うことが可能である。
図1において、1は動き検出用のフレームメモリであり、入力画像信号を1フレーム分蓄積・遅延させ、前フレームデータとして出力する。動き検出用フレームメモリ1から出力された前フレームデータは、現フレームの入力画像信号とともに動きベクトル検出回路2に入力される。
動きベクトル検出回路2では、入力された2フレーム分の画像データをもとに、勾配法やブロックマッチング法などを用いて画像の動きベクトルを検出する。検出された動きベクトルは、ベクトル切り換え回路3を経て内挿ベクトル割付回路4へ出力される。
動きベクトル検出回路2で検出された動きベクトルは、前フレーム上の検出ブロックを基準としているため、そのままでは内挿フレーム上でベクトルが存在しない場合や複数のベクトルが割り当てられる場合が発生することがある。そのため、内挿ベクトル割付回路4では、入力された動きベクトルをもとに、周囲のベクトルとの平滑化やベクトルの評価を行うことにより、内挿フレーム上を基準にした内挿ベクトルを作成し直す。これにより、内挿フレーム上のベクトルの欠如や重複を無くす。
有効画像端部判定回路5では、外部より設定入力された設定領域情報や入力画像信号に含まれる同期信号に基づいて、有効画像の端部(ここでは、表示画面の端部)の領域判定を行う。設定領域は、例えば図2(a)に示すように、表示画面の上下左右端から一定距離をもった領域aとする。通常、動きベクトルの長さは回路規模を抑えるため、ベクトル探索範囲で制限されている。従って、この設定領域aは、画面端部からの距離が、動きベクトル検出部2で検出可能な動きベクトル長の上限以下とすれば良い。
有効画像端部判定回路5において有効画像の端部近傍と判定された領域は、ベクトル切り換え回路3において長さが0(動き量がない)のベクトルを割り当てる。内挿ベクトル割付回路4では、上述したように入力された動きベクトルにフィルタ処理を施すため、ベクトルが0に固定された有効画像の端部近傍領域と通常の動きベクトル検出が行われた他の領域との境界で、ベクトルが急激に変化することを避けることが可能となっている。すなわち、有効画像の端部近傍領域とそれ以外の領域との境界部において、動きベクトルを連続的に変化させることが可能となっている。
内挿ベクトル割付回路4で割付単位毎に生成された内挿ベクトルは、内挿ベクトルメモリ6に1フレーム分格納される。また、内挿画像生成用フレームメモリ7には、内挿画像の生成に必要となる入力画像データを蓄積しておく。
そして、内挿画像生成回路8は、内挿ベクトルメモリ6に格納された内挿ベクトルを順次読み出し、読み出した内挿ベクトルが指し示す画面座標情報に従って、内挿画像生成用フレームメモリ7から画像データを読み出す。このとき、有効画像の端部近傍領域では、内挿ベクトルが0ベクトルに固定されているため、有効画像端部に対しても画像の動きによらず常に乱れのない内挿が行われる。
尚、本実施形態における内挿画像生成では、前後2枚の入力フレーム画像を用いる方式(両方向内挿)、前後どちらか決められた1枚の入力フレーム画像を用いる方式(片方向内挿)のいずれを適用しても良い。
内挿画像生成回路8によって生成された内挿フレーム画像は、最後に画像内挿回路9によって出力側のフレームレートに変換された上で、入力画像信号と適宜切り換えられて出力される。以上の一連の処理によって、画面端部などの有効画像端部の近傍においても画像の乱れや歪みのない動き補償型のフレームレート変換を実現することができる。
ところで、画面端部近傍での比較的局所的で小さな動きに対しては、図2(a)とともに上述したとおり、画面端部から一定の距離をもった領域aで動きベクトルを0とすればよいが、高速なカメラパンによる画像等のように画面全体が大きく動く画像にも対応するためには、設定領域を動きベクトル長の上限まで広くとっておかなければならなくなる。ただし、この領域では動き補償がなされないため、高速なパンニング等が発生していない通常の画像においては、フレームレート変換による動画質改善効果が期待できなくなる。従って、動きベクトルを0に固定する設定領域はあまり大きくないことが望ましい。
そこで、図2(b)に示すように、画面端領域として、画面端部からの距離が、1フレーム内の画像全体の動きに関する特徴量に応じて可変される領域bを、フレーム毎に適用することによって、上記問題に対応することが可能となる。この1フレーム内の画像全体の動きの特徴量としては、例えば1フレーム分全ての動きベクトル、内挿ベクトルの平均値を用いることができる。さらに、これを1〜2倍程度長くしてから画面端領域の設定を行うようにすれば、画面端部近傍での局所的な画像の動きにも対応することが可能となる。
同様の効果は、図2(c)に示すように、入力画像信号によらず画面端部から一定の距離を持った領域aを小さく設定するとともに、さらにその内側に入力画像信号の動きに関する特徴量に応じた距離をもった領域bを設定し、これらを組み合わせることでも得ることができる。
さて、画面端部近傍では動きベクトルの検出が不正になることが多いが、画面上下端近傍では左右方向(水平方向)の動きに限れば正しく検出することが可能である。同様に、画面左右端近傍においても、上下方向(垂直方向)の動きであれば検出することができる。そこで、ベクトル切り換え回路3において、図2(a)〜(c)に示す各々の設定領域のうち、画面の上下端部近傍に設けられる領域に対しては、動きベクトルの上下方向成分のみを0とし、左右端部近傍に設けられる領域に対しては、動きベクトルの左右方向成分のみを0とするように、動きベクトルの上下・左右成分を独立に切り換えるように動作させることにより、より良好な内挿画像を得ることができる。
尚、以上の説明では、画像表示装置に備えられた表示パネルの全面に画像が表示され、表示画面と有効画像の端部が一致していることを前提としているが、例えばアスペクト比4:3の映像を16:9の表示画面を備えた表示装置に表示する場合、図3(a)に示すように、本来の画像(有効画像)の左右に黒枠等の有効画像とは無関係な静止画領域が追加されることがあり、有効画像端と表示画面端とが一致しなくなる。
また、例えば4:3の表示画面を備えた表示装置で16:9の映像を表示する場合には、図3(b)に示すように、本来の画像(有効画像)の上下に黒枠等が追加されることがある。これらのように、画面端部に単色枠などの静止画が表示され、有効画像の端部が画面端部に一致しない場合、この単色枠の検出や付加は、FRC部10の前段に配置されるビデオプロセッサ(図示せず)で行われるため、例えばこのビデオプロセッサからの単色枠情報を受け、有効画像端部判定回路5を動作させることにより、単色枠が付加された画像への対応も可能となる。
以上のように、本実施形態の画像表示装置においては、表示パネルに表示する有効画像の上下端部或いは左右端部を含む所定領域に対しては、動きベクトルの垂直、水平成分のいずれか或いは両方を0に固定して動き補償処理を無効化することにより、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することができるとともに、それ以外の領域に対しては、動き補償処理を施すことにより動画質を改善することが可能である。
また、上記第1の実施形態では、有効画像の端部近傍における所定領域で検出された動きベクトルを0に固定するものについて説明したが、内挿フレーム上の有効画像の端部近傍領域に割り当てられる内挿ベクトルを0にすることでも、同様の効果を得ることができる。これについて、本発明の第2の実施形態として、以下説明するが、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態は、表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域に対しては、FRC部10における少なくとも垂直、水平方向のいずれかの動き補償処理を無効化するために、内挿ベクトル割付部で割り付けられる内挿ベクトルの垂直、水平成分のいずれか或いは両方を強制的に0にするものである。
図4は本実施形態の画像表示装置が備えるFRC部10の構成例を示すブロック図である。本実施形態においては、図4に示すように、有効画像端部判定回路5による判定結果に従って、内挿ベクトル割付回路4から出力される内挿ベクトルを0に切り換えて固定するベクトル切り換え回路3を備えている。
すなわち、有効画像端部判定回路5において有効画像の上下端部或いは左右端部の近傍と判定された領域は、ベクトル切り換え回路3において垂直、水平成分のいずれか或いは両方の長さが0(動き量がない)のベクトルを割り当て、内挿画像生成回路8に出力する。尚、有効画像端部判定回路5で有効画像の端部として判定される設定領域は、画面端部からの距離が、内挿ベクトル割付回路4で割付可能な内挿ベクトル長の上限以下とされている。
本構成では、直接的に内挿ベクトルを0に固定するため、有効画像の端部近傍領域とそれ以外の領域との境界部において、動き補償の有無が明確に分かれる。そこで、ベクトル切り換え後にフィルタ処理を入れることにより、有効画像の端部近傍領域とそれ以外の領域との境界部で内挿ベクトルが連続的に変化するようにしておくことが望ましい。
このように、表示パネルに表示する有効画像の上下端部或いは左右端部を含む所定領域に対しては、内挿ベクトルの垂直、水平成分のいずれか或いは両方を0に固定して動き補償処理を無効化することにより、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することができるとともに、それ以外の領域に対しては、動き補償処理を施すことにより動画質を改善することが可能である。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態は、FRC部10への入力経路とは別の経路上に線形補間内挿処理部を設け、表示パネルに表示する有効画像の端部を含む所定領域に対しては、線形補間内挿処理部側に切り替えて、この所定領域にだけ線形補間を施した画像信号を内挿するものである。すなわち、有効画像の端部を含む所定領域に対しては、FRC部10による動き補償内挿処理を行うのではなく、線形内挿処理を行うことで、フレームレート変換するように切り替えるものである。以下、これについて説明するが、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図5は、本発明の第3の実施形態に係る画像表示装置の要部構成例を示すブロック図で、FRC部10、有効画像端部判定回路5、切替部20、液晶表示パネル13、電極駆動部14、さらに、FRC部10への入力経路とは別に設けられた経路21と、経路21上に線形補間内挿処理部22とを備えて構成されている。切替部20は、FRC部10の後段に設けられ、有効画像端部判定回路5の判定結果に従って、FRC部10により動き補償内挿された画像信号を出力させるか、線形補間内挿処理部22により線形補間内挿された画像信号を出力させるかを切り替える。
すなわち、有効画像端部判定回路5において有効画像の端部近傍と判定された領域は、切替部20を経路21(線形補間内挿処理部22)側に切り替えて、入力画像信号のフレーム間に線形補間処理を施した画像信号を内挿して生成された出力画像信号を電極駆動部14に出力する。また、有効画像の端部近傍以外の領域に対しては、切替部20をFRC部10側に切り替えて、入力画像信号のフレーム間に動き補償処理を施した画像信号を内挿して生成された出力画像信号を電極駆動部14に出力する。
尚、線形補間処理とは、前フレーム信号と現フレーム信号とから、フレーム内挿比αによる線形補間により内挿フレームを得るものである。従って、本実施形態によれば、上記第1、2の実施形態において有効画像の端部近傍領域の動きベクトル/内挿ベクトルを0に固定し、両方向内挿を行った場合と同様の効果を得ることが可能となる。
このように、表示パネルに表示する有効画像の端部を含む所定領域に対しては、動き補償処理を行わないようにすることにより、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することができるとともに、それ以外の領域に対しては、動き補償処理を施すことにより動画質を改善することが可能である。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態は、FRC部10への入力経路とは別の経路上にメモリを設け、表示パネルに表示する有効画像の端部を含む所定領域に対しては、メモリ側に切り替えて、この所定領域にだけメモリから同一フレームの画像信号を複数回高速で繰り返し読み出して、フレームレート変換するものである。すなわち、有効画像の端部を含む所定領域に対しては、FRC部10による動き補償内挿処理を行うのではなく、入力画像信号を高速連続出力することにより、フレームレート変換するように切り替えるものである。以下、これについて説明するが、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6は、本発明の第4の実施形態に係る画像表示装置の要部構成例を示すブロック図で、FRC部10、有効画像端部判定回路5、切替部20、液晶表示パネル13、電極駆動部14、さらに、FRC部10への入力経路とは別に設けられた経路21と、経路21上にメモリ23とを備えて構成されている。切替部20は、FRC部10の後段に設けられ、有効画像端部判定回路5の判定結果に従って、FRC部10により動き補償内挿された画像信号を出力させるか、メモリ23からの前フレーム又は後フレームの画像信号を出力させるかを切り替える。
すなわち、有効画像端部判定回路5において有効画像の端部近傍と判定された領域は、切替部20を経路21(メモリ23)側に切り替えて、入力画像信号のフレーム間にその前或いは後フレームの画像信号をメモリ23から繰り返し読み出して挿入し生成された出力画像信号を電極駆動部14に出力する。また、有効画像の端部近傍以外の領域に対しては、切替部20をFRC部10側に切り替えて、入力画像信号のフレーム間に動き補償処理を施した画像信号を内挿して生成された出力画像信号を電極駆動部14に出力する。
ここで、本実施形態のように、有効画像の端部近傍領域に対しては、同一フレームの画像信号を高速で繰り返し出力することにより、フレームレート変換する場合、上記第1、2の実施形態において有効画像の端部近傍領域の動きベクトル/内挿ベクトルを0に固定し、片方向内挿を行った場合と同様の効果を得ることが可能となる。
このように、表示パネルに表示する有効画像の端部を含む所定領域に対しては、動き補償処理を行わないようにすることにより、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することができるとともに、それ以外の領域に対しては、動き補償処理を施すことにより動画質を改善することが可能である。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態は、表示パネルに表示する有効画像の端部を含む所定領域に対しては、内挿画像生成回路8における動き補償処理の強度を可変するように構成される。具体的には、動き補償処理を施した画像信号と、線形補間処理を施した画像信号とを所定の比率で加重加算することにより、内挿フレームを生成する内挿画像生成部を備え、有効画像の端部近傍に対しては加重加算比率を可変する。以下、これについて説明するが、上記第1の実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図7は、本発明の第7の実施形態に係るFRC部10の要部構成例を示すブロック図で、内挿画像生成用フレームメモリ7、内挿画像生成回路8、さらに、FRC部10における動き補償処理の強度を可変する補償強度可変部31を備えて構成される。図中、Vは内挿ベクトル、αはフレーム内挿比、βは動き補償強度(加重加算比率)を示す。
一般に、フレーム内挿処理の方法として、例えば、2フレーム間の線形補間内挿によるフレーム内挿と、動きベクトルを用いたフレーム内挿(動き補償内挿)とが知られている。前者は、前フレームの信号と現フレームの信号とからフレーム内挿比αによる線形補間を行うにより内挿フレームを得るものである。従って、この線形補間内挿を用いれば、動き補償内挿のエラーによる画質劣化を防止できる。
一方、後者は、前フレームと現フレームとから内挿フレームを得るために、前フレームの画像と現フレームの画像間の動きベクトルから内挿ベクトルVを検出し、その値(内挿ベクトルV)をフレーム内挿比αで分割したαVの大きさだけ前フレームの画像をずらした信号と、現フレームの画像を(1−α)Vだけずらした信号との加重加算により内挿フレームを得るものである。
そこで、本実施形態では、内挿画像生成回路8に補償強度可変部31を設けている。この補償強度可変部31は、有効画像端部判定回路5において有効画像の端部近傍と判定された領域に対しては、加重加算比率βを可変する。この加重加算比率βは、動き補償処理を施した画像信号と、線形補間処理を施した画像信号とを加重加算する際の比率である。本実施形態の内挿画像生成回路8は、この加重加算比率βに従って、線形補間内挿画像と動き補償内挿画像とを加重加算して内挿フレームを生成する。
例えば、補償強度可変部31は、有効画像の端部近傍領域に対する加重加算比率βを0とし、線形補間処理を施した画像信号を内挿フレームにして動き補償のエラーによる画質劣化を防止する。一方、有効画像の端部近傍以外の領域に対する加重加算比率βを1とし、動き補償処理を施した画像信号を内挿フレームにして動画像の画質をより良好にする。
また、加重加算比率βは任意に可変設定できるため、0〜1の略中間の値に設定するようにしてもよい。これにより、内挿フレーム画像において動き補償も行いつつ、動き補償のエラーによる画質の劣化を抑制するように制御することができ、動きぼけによる画質劣化と、動き補償のエラーによる画質劣化との双方を適切に改善することが可能となる。さらに、前記有効画像の端部近傍領域とそれ以外の領域との境界部で、加重加算比率βの値を0〜1の間で連続的に変化させることにより、この部分での動き補償処理の強度を連続的に変化させることができる。
このように、表示パネルに表示する有効画像の端部を含む所定領域に対しては、動き補償処理の強度を可変する(弱くする)ことにより、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することができるとともに、それ以外の領域に対しては、動き補償処理の強度を強くすることにより動画質を改善することが可能である。
図8は、本発明の画像表示装置による画像表示方法の一例を説明するためのフロー図である。ここでは、前述の第1、2の実施形態における画像表示方法の例について説明する。まず、画像表示装置は、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域かどうかを判定し(ステップS11)、この所定領域であると判定された場合(YESの場合)、動きベクトルまたは内挿ベクトルの垂直、水平方向のいずれか或いは両方の成分を0にすることにより、FRC部10の少なくとも垂直或いは水平方向の動き補償処理を無効化する(ステップS12)。
また、ステップS11において、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域以外であると判定された場合(NOの場合)、FRC部10の動き補償処理を通常通りに実行する(ステップS13)。このようにしてフレーム周波数が変換された画像信号を、表示パネルから表示出力する(ステップS14)。
図9は、本発明の画像表示装置による画像表示方法の他の例を説明するためのフロー図である。ここでは、前述の第3の実施形態における画像表示方法の例について説明する。まず、画像表示装置は、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域かどうかを判定し(ステップS21)、この所定領域であると判定された場合(YESの場合)、線形補間画像を内挿した画像信号を出力することにより、FRC部10による動き補償内挿処理を部分的に行わないようにする(ステップS22)。
また、ステップS21において、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域以外であると判定された場合(NOの場合)、FRC部10により動き補償画像を内挿した画像信号を出力する(ステップS23)。このようにしてフレーム周波数が変換された画像信号を、表示パネルから表示出力する(ステップS14)。
図10は、本発明の画像表示装置による画像表示方法の他の例を説明するためのフロー図である。ここでは、前述の第4の実施形態における画像表示方法の例について説明する。まず、画像表示装置は、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域かどうかを判定し(ステップS31)、この所定領域であると判定された場合(YESの場合)、前或いは後フレーム画像を挿入した画像信号を出力することにより、FRC部10による動き補償内挿処理を部分的に行わないようにする(ステップS32)。
また、ステップS31において、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域以外であると判定された場合(NOの場合)、FRC部10により動き補償画像を内挿した画像信号を出力する(ステップS33)。このようにしてフレーム周波数が変換された画像信号を、表示パネルから表示出力する(ステップS34)。
図11は、本発明の画像表示装置による画像表示方法の他の例を説明するためのフロー図である。ここでは、前述の第5の実施形態における画像表示方法の例について説明する。まず、画像表示装置は、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域かどうかを判定し(ステップS41)、この所定領域であると判定された場合(YESの場合)、FRC部10における動き補償処理の強度を可変(弱く)する(ステップS42)。
また、ステップS41において、処理対象の画素(或いはブロック)が表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域以外であると判定された場合(NOの場合)、FRC部10における動き補償処理の強度を通常通り強くする(ステップS43)。このようにしてフレーム周波数が変換された画像信号を、表示パネルから表示出力する(ステップS44)。
以上説明したように、本発明によれば、表示パネルに表示する有効画像の上下或いは左右端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直、水平方向の動き補償処理を行わないようにするとともに、それ以外の領域に対しては、動き補償処理を施して表示出力することができるため、有効画像の端部近傍における画質劣化を効果的に抑制することが可能となる。
尚、上述の実施形態においては、表示パネルとして液晶表示パネルを用いた液晶表示装置に本発明を適用した場合を代表例として説明したが、本発明は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、電気泳動ディスプレイなどのホールド型の表示特性を有する画像表示装置全般に適用することが可能である。
また、以上の説明においては、本発明の画像処理装置及び方法に関する実施形態の一例について説明したが、これらの説明から、本画像処理方法をコンピュータによりプログラムとして実行する画像処理プログラム、及び、該画像処理プログラムをコンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録したプログラム記録媒体についても容易に理解することができるであろう。
本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置が備えるフレームレート変換部の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像表示装置が備える有効画像端部判定回路で判定される画面端部領域を示す説明図である。 有効画像と表示画面のアスペクト比が異なる場合を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像表示装置が備えるフレームレート変換部の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像表示装置の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像表示装置の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の第5の実施形態に係る画像表示装置が備えるフレームレート変換部の要部構成例を示すブロック図である。 本発明の画像表示装置による画像表示方法の一例を説明するためのフロー図である。 本発明の画像表示装置による画像表示方法の他の例を説明するためのフロー図である。 本発明の画像表示装置による画像表示方法の他の例を説明するためのフロー図である。 本発明の画像表示装置による画像表示方法の他の例を説明するためのフロー図である。 従来の液晶表示装置におけるFRC駆動表示回路の概略構成を示すブロック図である。 画面枠外から画像が入って来る場合における画面端部近傍での動きベクトル検出の問題点を説明するための図である。 画面枠外へ画像が出て行く場合における画面端部近傍での動きベクトル検出の問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 動き検出用フレームメモリ
2 動きベクトル検出回路
3 ベクトル切り換え回路
4 内挿ベクトル割付回路
有効画像端部判定回路
6 内挿ベクトルメモリ
7 内挿画像生成用フレームメモリ
8 内挿画像生成回路
9 画像内挿回路
10 フレームレート変換(FRC)部
11 動きベクトル検出部
12 内挿フレーム生成部
13 液晶表示パネル
14 電極駆動部
20 切替部
21 経路
22 線形補間内挿処理部
23 メモリ
31 補償強度可変部

Claims (32)

  1. 入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換手段を備えた画像表示装置であって、
    前記レート変換手段は、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間における 動きベクトル情報に基づき、前記入力画像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生 成する内挿画像生成部を有し、
    前記入力画像信号の動きに応じて可変され、表示パネルに表示する有効画像の少なくと も上下いずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む所定領域 に対しては、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号 を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによって、ある いは、前記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず、前記入 力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号のフレーム 間あるいはフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム数あるい はフィールド数を変換することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記入力画像信号に含まれる連続したフレーム間あるいはフィ ールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出部と、
    該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間に 内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付部とを有することを特徴とする画像表示装置。
  3. 前記請求項2に記載の画像表示装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記動きベクトル検出部で検出された前記所定領域における動 きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記所定 領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする画像表示装置。
  4. 前記請求項3に記載の画像表示装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記所定領域とそれ以外の領域との境界部で、前記動きベクト ルを連続的に変化させることを特徴とする画像表示装置。
  5. 前記請求項に記載の画像表示装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記内挿ベクトル割付部で前記所定領域に対して割り付けられ る内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記 所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする画像表示装置。
  6. 前記請求項5に記載の画像表示装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記所定領域とそれ以外の領域との境界部で、前記内挿ベクト ルを連続的に変化させることを特徴とする画像表示装置。
  7. 前記請求項1乃至6のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記レート変換手段は、前記表示パネルに表示する有効画像の上下端部を含む所定領域 に対しては、垂直方向の動き補償処理のみを無効化して生成した内挿画像信号を、前記入 力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することにより、前記入力画像信号 のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像表示装置。
  8. 前記請求項1乃至6のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記レート変換手段は、前記表示パネルに表示する有効画像の左右端部を含む所定領域 に対しては、水平方向の動き補償処理のみを無効化して生成した内挿画像信号を、前記入 力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することにより、前記入力画像信号 のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像表示装置。
  9. 前記請求項に記載の画像表示装置において、
    前記レート変換手段は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールド間の線形内挿画像信号を挿入することにより、前記 入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像表示装置。
  10. 前記請求項1に記載の画像表示装置において、
    前記レート変換手段は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入することにより、前記入力画像信 号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像表示装置。
  11. 前記請求項1乃至10のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記所定領域は、入力画像信号によらず一定である領域と、更にその内側に設けられた 入力画像信号の動きに応じて変化する領域とからなることを特徴とする画像表示装置。
  12. 前記請求項11に記載の画像表示装置において、
    前記入力画像信号によらず一定である領域は、外部から設定変更可能であることを特徴とする画像表示装置。
  13. 前記請求項1乃至12のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記入力画像信号の動きとして、1フレーム内あるいは1フィールド内で検出された動 きベクトルの平均値を基準としたものを用いることを特徴とする画像表示装置。
  14. 前記請求項1乃至12のいずれかに記載の画像表示装置において、
    前記入力画像信号の動きとして、1フレーム内あるいは1フィールド内で割り付けられ る内挿ベクトルの平均値を基準としたものを用いることを特徴とする画像表示装置。
  15. 入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより 、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換工程を備え た画像表示方法であって、
    前記レート変換工程は、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間における 動きベクトル情報に基づき、前記入力画像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生 成する内挿画像生成工程を有し、
    前記入力画像信号の動きに応じて可変され、表示パネルに表示する有効画像の少なくと も上下いずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動き補償処 理を無効化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む所定領域 に対しては、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号 を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによって、ある いは、前記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず、前記入 力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号のフレーム 間あるいはフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム数あるい はフィールド数を変換することを特徴とする画像表示方法
  16. 前記請求項15に記載の画像表示方法において、
    前記内挿画像生成工程は、前記入力画像信号に含まれる連続したフレーム間あるいはフ ィールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出工程と、
    該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間に 内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付工程とを有することを特徴とする画像表示方
  17. 前記請求項16に記載の画像表示方法において、
    前記内挿画像生成工程は、前記動きベクトル検出工程で検出された前記所定領域におけ る動きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記 所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化するこ とを特徴とする画像表示方法
  18. 前記請求項16に記載の画像表示方法において、
    前記内挿画像生成工程は、前記内挿ベクトル割付工程で前記所定領域に対して割り付け られる内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、 前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化す ることを特徴とする画像表示方法
  19. 前記請求項15に記載の画像表示方法において、
    前記レート変換工程は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールド間の線形内挿画像信号を挿入することにより、前記 入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像表示方
  20. 前記請求項15に記載の画像表示方法において、
    前記レート変換工程は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入することにより、前記入力画像信 号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像表示方法。
  21. 入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより 、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換手段を備え た画像処理装置であって、
    前記レート変換手段は、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間における 動きベクトル情報に基づき、前記入力画像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生 成する内挿画像生成部を有し、
    前記入力画像信号の動きに応じて可変され、前記入力画像信号の有効画像領域における 少なくとも上下いずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動 き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む 所定領域に対しては、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿 画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによっ て、あるいは、前記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず 、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号の フレーム間あるいはフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム 数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像処理装置
  22. 前記請求項21に記載の画像処理装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記入力画像信号に含まれる連続したフレーム間あるいはフィ ールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出部と、
    該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間に 内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付部とを有することを特徴とする画像処理装置
  23. 前記請求項22に記載の画像処理装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記動きベクトル検出部で検出された前記所定領域における動 きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記所定 領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを 特徴とする画像処理装置
  24. 前記請求項22に記載の画像処理装置において、
    前記内挿画像生成部は、前記内挿ベクトル割付部で前記所定領域に対して割り付けられ る内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記 所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする画像処理装置。
  25. 前記請求項21に記載の画像処理装置において、
    前記レート変換手段は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールド間の線形内挿画像信号を挿入することにより、前記 入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像処理装置。
  26. 前記請求項21に記載の画像処理装置において、
    前記レート変換手段は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入することにより、前記入力画像信 号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像処理装置。
  27. 入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿画像信号を内挿することにより 、前記入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換するレート変換工程を備え た画像処理方法であって、
    前記レート変換工程は、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間における 動きベクトル情報に基づき、前記入力画像信号に動き補償処理を施して内挿画像信号を生 成する内挿画像生成工程を有し、
    前記入力画像信号の動きに応じて可変され、前記入力画像信号の有効画像領域における 少なくとも上下いずれかの端部を含む所定領域に対しては、少なくとも垂直方向の前記動 き補償処理を無効化して生成した内挿画像信号を、少なくとも左右いずれかの端部を含む 所定領域に対しては、少なくとも水平方向の前記動き補償処理を無効化して生成した内挿 画像信号を、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に内挿することによっ て、あるいは、前記入力画像信号に動き補償処理を施して生成した内挿画像信号を用いず 、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号を、前記入力画像信号の フレーム間あるいはフィールド間に挿入することによって、前記入力画像信号のフレーム 数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像処理方法
  28. 前記請求項27に記載の画像処理方法において、
    前記内挿画像生成工程は、前記入力画像信号に含まれる連続したフレーム間あるいはフ ィールド間で動きベクトル情報を検出する動きベクトル検出工程と、
    該検出した動きベクトル情報に基づいて、前記フレーム間あるいは前記フィールド間に 内挿ベクトルを割り付ける内挿ベクトル割付工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  29. 前記請求項28に記載の画像処理方法において、
    前記内挿画像生成工程は、前記動きベクトル検出工程で検出された前記所定領域におけ る動きベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、前記 所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化することを特徴とする画像処理方法。
  30. 前記請求項28に記載の画像処理方法において、
    前記内挿画像生成工程は、前記内挿ベクトル割付工程で前記所定領域に対して割り付け られる内挿ベクトルの水平、垂直成分のいずれか或いは両方を0に固定することにより、 前記所定領域に対する水平、垂直方向のいずれか或いは両方向の動き補償処理を無効化す ことを特徴とする画像処理方法。
  31. 前記請求項27に記載の画像処理方法において、
    前記レート変換工程は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間あるいはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールドの線形内挿画像信号を挿入することにより、前記 入力画像信号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像処理方法。
  32. 前記請求項27に記載の画像処理方法において、
    前記レート変換工程は、前記所定領域に対しては、前記入力画像信号のフレーム間ある いはフィールド間に、前記入力画像信号に動き補償処理を施さずに生成した画像信号とし て、前記フレームあるいはフィールドの画像信号を挿入することにより、前記入力画像信 号のフレーム数あるいはフィールド数を変換することを特徴とする画像処理方法。
JP2006301240A 2006-11-07 2006-11-07 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法 Active JP4303745B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301240A JP4303745B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
PCT/JP2007/054815 WO2008056451A1 (fr) 2006-11-07 2007-03-12 Dispositif d'affichage d'image et procédé d'affichage d'image, et dispositif de traitement d'image et procédé de traitement d'image
EP07738287.7A EP2091248B1 (en) 2006-11-07 2007-03-12 Image display device and image display method, and image processing device and image processing method
CN200780041088XA CN101536508B (zh) 2006-11-07 2007-03-12 图像显示装置及方法、图像处理装置及方法
US12/513,484 US8446526B2 (en) 2006-11-07 2007-03-12 Image displaying device and method, and image processing device and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006301240A JP4303745B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007203740A Division JP4505000B2 (ja) 2007-08-06 2007-08-06 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008118505A JP2008118505A (ja) 2008-05-22
JP4303745B2 true JP4303745B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=39364278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006301240A Active JP4303745B2 (ja) 2006-11-07 2006-11-07 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8446526B2 (ja)
EP (1) EP2091248B1 (ja)
JP (1) JP4303745B2 (ja)
CN (1) CN101536508B (ja)
WO (1) WO2008056451A1 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4303743B2 (ja) * 2006-10-04 2009-07-29 シャープ株式会社 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
GB2450121A (en) * 2007-06-13 2008-12-17 Sharp Kk Frame rate conversion using either interpolation or frame repetition
JP5067061B2 (ja) * 2007-08-02 2012-11-07 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、並びにプログラム
JP4951487B2 (ja) * 2007-12-14 2012-06-13 株式会社日立製作所 映像処理装置及びそれを用いた映像表示装置
JP5095520B2 (ja) * 2008-06-24 2012-12-12 シャープ株式会社 動きベクトル割付装置、フレームレート変換装置、動画像符号化装置、動きベクトル割付方法、動きベクトル割付プログラム、および、記録媒体
KR101524062B1 (ko) * 2008-07-30 2015-06-01 삼성전자주식회사 영상신호 처리장치 및 그 방법
JP5166159B2 (ja) * 2008-08-01 2013-03-21 シャープ株式会社 画像表示回路及び画面表示装置
KR101498207B1 (ko) * 2008-11-26 2015-03-03 삼성전자주식회사 초고해상도 영상의 프레임 레이트 변환 장치 및 방법
JP2010177970A (ja) * 2009-01-28 2010-08-12 Sanyo Electric Co Ltd 信号処理装置及び映像表示装置
JP2011035655A (ja) * 2009-07-31 2011-02-17 Sanyo Electric Co Ltd フレームレート変換装置、およびそれを搭載した表示装置
JP5372721B2 (ja) 2009-12-11 2013-12-18 ルネサスエレクトロニクス株式会社 映像信号処理装置、方法及びプログラム
JP5574830B2 (ja) * 2010-06-03 2014-08-20 三菱電機株式会社 画像処理装置及び方法、並びに画像表示装置及び方法
JP5682454B2 (ja) * 2011-05-30 2015-03-11 株式会社Jvcケンウッド 映像処理装置及び補間フレーム生成方法
US9690334B2 (en) 2012-08-22 2017-06-27 Intel Corporation Adaptive visual output based on change in distance of a mobile device to a user
US20140055339A1 (en) * 2012-08-22 2014-02-27 David Stanasolovich Adaptive visual output based on motion compensation of a mobile device
KR102136848B1 (ko) 2013-07-15 2020-07-22 삼성전자 주식회사 영상 처리 장치, 영상 처리 시스템 및 영상 처리 방법
JP6170395B2 (ja) * 2013-09-26 2017-07-26 キヤノン株式会社 撮像装置およびその制御方法
KR102143618B1 (ko) * 2014-01-17 2020-08-11 삼성전자주식회사 프레임률 제어 방법 및 그 전자 장치
JP6482250B2 (ja) * 2014-11-20 2019-03-13 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
EP3220642B1 (en) 2016-03-15 2018-03-07 Axis AB Method, apparatus and system for encoding a video stream by defining areas within a second image frame with image data common to a first image frame
JP7139858B2 (ja) * 2018-10-12 2022-09-21 株式会社Jvcケンウッド 補間フレーム生成装置及び方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0754978B2 (ja) 1986-03-19 1995-06-07 日本放送協会 動き補正型フレーム数変換方法
JP2532909B2 (ja) * 1987-02-25 1996-09-11 富士写真フイルム株式会社 ベクトル量子化による画像デ―タの圧縮装置
GB2252466B (en) * 1991-02-04 1994-10-19 Sony Broadcast & Communication Television standards converters
JP3295437B2 (ja) 1991-03-29 2002-06-24 日本放送協会 表示装置
US5546130A (en) * 1993-10-11 1996-08-13 Thomson Consumer Electronics S.A. Method and apparatus for forming a video signal using motion estimation and signal paths with different interpolation processing
US5537155A (en) * 1994-04-29 1996-07-16 Motorola, Inc. Method for estimating motion in a video sequence
US5579054A (en) * 1995-04-21 1996-11-26 Eastman Kodak Company System and method for creating high-quality stills from interlaced video
US5745183A (en) * 1995-08-25 1998-04-28 Thomson Consumer Electronics, Inc. Image motion estimation system which derives candidate block from interpolated motion vectors
US6957350B1 (en) * 1996-01-30 2005-10-18 Dolby Laboratories Licensing Corporation Encrypted and watermarked temporal and resolution layering in advanced television
EP0883298A3 (en) * 1997-06-04 2000-03-29 Hitachi, Ltd. Conversion apparatus for image signals and TV receiver
US6108047A (en) * 1997-10-28 2000-08-22 Stream Machine Company Variable-size spatial and temporal video scaler
US6463102B1 (en) * 1998-09-11 2002-10-08 Harmonic, Inc. Digital video compressor with border processor
JP2000259146A (ja) 1999-03-09 2000-09-22 Hitachi Ltd 画像表示装置
EP1404130A1 (en) * 2002-09-24 2004-03-31 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for processing a video signal mixed with an additional image signal
JP2005006275A (ja) * 2002-11-22 2005-01-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 補間フレーム作成装置、補間フレーム作成方法、および補間フレーム作成プログラム
EP1422928A3 (en) * 2002-11-22 2009-03-11 Panasonic Corporation Motion compensated interpolation of digital video signals
US7558320B2 (en) * 2003-06-13 2009-07-07 Microsoft Corporation Quality control in frame interpolation with motion analysis
US7408986B2 (en) * 2003-06-13 2008-08-05 Microsoft Corporation Increasing motion smoothness using frame interpolation with motion analysis
US7400321B2 (en) * 2003-10-10 2008-07-15 Victor Company Of Japan, Limited Image display unit
EP1583364A1 (en) * 2004-03-30 2005-10-05 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Motion compensated interpolation of images at image borders for frame rate conversion
JP4512983B2 (ja) * 2004-04-09 2010-07-28 ソニー株式会社 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
US7965898B2 (en) * 2005-10-28 2011-06-21 Nvidia Corporation Accelerating video decoding using multiple processors

Also Published As

Publication number Publication date
CN101536508A (zh) 2009-09-16
US20100118185A1 (en) 2010-05-13
US8446526B2 (en) 2013-05-21
WO2008056451A1 (fr) 2008-05-15
EP2091248B1 (en) 2014-11-12
EP2091248A4 (en) 2013-03-20
CN101536508B (zh) 2012-06-13
JP2008118505A (ja) 2008-05-22
EP2091248A1 (en) 2009-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4303745B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4303748B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4181593B2 (ja) 画像表示装置及び方法
JP5215668B2 (ja) 画像表示装置及び方法
JP4181592B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4746514B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4181598B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4303743B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4369948B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4505000B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4731356B2 (ja) 画像表示装置及び方法
JP2009055340A (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4615594B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4504999B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4231539B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP2008193730A (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4772008B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4769234B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4369971B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP2009258269A (ja) 画像表示装置
KR101577703B1 (ko) 흐림과 이중 윤곽의 효과를 줄이는 비디오 화상 디스플레이방법과 이러한 방법을 구현하는 디바이스
JP4181612B2 (ja) 画像表示装置及び方法
JP4772007B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4181615B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法
JP4746606B2 (ja) 画像表示装置及び方法、画像処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070309

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070612

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070806

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20071205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081118

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090414

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090424

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4303745

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140501

Year of fee payment: 5

SG99 Written request for registration of restore

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R316G99

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350