JP2532771Y2 - インクリボン再生装置 - Google Patents

インクリボン再生装置

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JP2532771Y2
JP2532771Y2 JP1990031714U JP3171490U JP2532771Y2 JP 2532771 Y2 JP2532771 Y2 JP 2532771Y2 JP 1990031714 U JP1990031714 U JP 1990031714U JP 3171490 U JP3171490 U JP 3171490U JP 2532771 Y2 JP2532771 Y2 JP 2532771Y2
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JP
Japan
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ink ribbon
ink
cassette
ribbon cassette
guide
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恵一 江村
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Pentel Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はドットプリンタに使用するインクリボン、特
にエンドレス形式の使用済みインクリボンに、新しいイ
ンクを塗布して、使用済みとして廃棄されていたインク
リボンを再生するのに適したインクリボン再生装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来、ドットプリンタに使用して、印字濃度が薄くな
ったインクリボンは通常廃棄されていた。然しながら、
まだインクの部分を除いてリボン及びカセットケースは
十分使用に耐えるのに勿体ないこととして、インクリボ
ンの再使用を提案したものとして実開昭55−33715号公
報、同62−15957号公報が知られている。
[考案が解決しようとする課題] 上述した従来の技術としての実開昭55−33715号公報
では、塗布用のインクが必要量より多く投入されること
があり、過剰なインクまでもがインクリボンに塗布され
てしまうことがあった。また、直接眼で見て塗布用イン
クの量が確認し難いインクパッドやインク吸蔵体では、
インクがまだ残っているのにも拘らず、途中でリボンへ
のインクの塗布を止めてしまい塗布量不足になることも
あった。
後者の実開昭55−33715号公報では、スイッチの入
り、切りを人の手で行なわなければならずスイッチを切
り忘れていると、いつまでもインクリボンが移動し、イ
ンクリボンに過剰なインクが塗布されてしまい、印字品
質に重大な欠点を与えていた。
[課題を解決するための手段] 本考案は上述した従来の課題を解決するためになされ
たもので、筐体上面にインクリボンカセットを挟持する
互いに向かい合って設けられているインクリボンカセッ
ト保持手段と、このインクリボンカセット保持手段の近
傍に複数種類のインクリボンカセットの動力伝達孔に対
応する軸端板を備えた駆動軸を突出し、該駆動軸と直結
した駆動源としてのモータを内装した筐体と、前記保持
手段で保持されたインクリボンカセットに内蔵されたイ
ンクリボンを繰り出し摺動保持するガイドピンと、該ガ
イドピンにより摺動保持されたインクリボンの表面をイ
ンクが含浸されたインクパッドに張設或いは緩める為の
ガイドローラと、該ガイドローラをインクリボンの面が
インクパッドに当接する位置まで、導くためのガイド孔
を設け、前記インクリボンカセットのインクリボンを、
前記ガイドピンに保持した後に、前記インクリボンカセ
ットをカセット保持手段により保持し、前記ガイドロー
ラをガイド孔に従って、インクリボンの走行を行なう所
定の位置まで移動させ、前記モータを回転させることに
より、インクパッドに含浸されているインクをインクリ
ボンに塗布するインクリボン再生装置であって、前記イ
ンクリボン再生装置の筐体上面に前記モータに接続さ
れ、再生するインクリボンの再生時間を適宜設定できる
タイムスイッチと、前記インクリボンカセットをセット
すると通電スイッチがONとなるスイッチを設けたインク
リボン再生装置を提案するものである。
[作用] 本考案ではインクリボンカセットを手に把持して、リ
ボンには直接手を触れずにインリボンをガイドピンとガ
イドローラとで張設できインクパッドを交換式にしたこ
とで、塗布の準備がインクパッドカートリッジをワンタ
ッチで筐体に固定するだけで出来、タイムスイッチの時
間を設定することにより、複数の種類のインクリボンカ
セットのインクリボンにそれぞれ対応した適切なインク
量を塗布するインクリボン再生装置を提案するものであ
る。
[実施例] 本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。第1
図は本考案のインクリボン再生装置の外観斜視図、第2
図は通電スイッチ動作説明図、第3図は電気回路図であ
る。筐体1の内部にはインクリボンカセット6(第1図
に一点鎖線で示す)のインクリボン(図示せず)を繰り
出し、巻き取りを行なう動力を伝達するための主軸7に
連結されたモータ(図示せず)が配置されている。この
主軸7の上端部分には、インクリボンを繰り出し、巻き
取る軸(図示せず)の複数の種類に対応する軸端板8
が、回動可能にピンによって軸支されている。
この軸端板8の選択は、主軸7から軸端板止めをスプリ
ングの押圧力で突出させ、軸端板止めの先端を軸端板8
の凹部に嵌入させ固定する。この軸端板8の向き(90度
の回転)により所定のインクリボンカセット6が設定で
き、ピンの挿抜によって軸端板8の交換もできるもので
ある。またインクリボンカセット6は、筐体1の上面に
長方形の孔12を2カ所穿設し、この孔12の中にレール13
を渡し、このレール13の上をカセット押え14がスライド
可能となされている。カセット押え14,14は断面コ状で
向かいあって配置され、インクリボンカセット6の大き
さによって移動するようなされている。
筐体1上面のカセット押え14と反対の端部には再生す
るインクリボンにインクを補充するインクパッド2が、
インクを含浸しながら回転するように軸支されている。
このインクパッド2の近くには再生するインクリボンを
摺動保持するガイドピン3が植設されている。このガイ
ドピン3はインクリボンが外れないように庇が形成され
ている。ガイドピン3とインクリボンを張設するガイド
ローラ4が、ガイドピン3を支点とし、最端点として円
弧を描きインクパッド2にインクリボンが圧接するよう
に、ガイド孔5が配置されている。ガイドローラ4の上
端には操作者が手で自由に操作できるように、摘み4aが
形成されている。また、ガイドローラ4は、ガイド孔5
の端部で屈折して、係止するようにスプリング(図示せ
ず)が張設されている。インクパッドカートリッジ11
は、塗布用インクを含浸したインクパッドを内蔵してお
り、インクリボンにインクを塗布する為に、インクパッ
ド2の一部を露出するように、一つの面(ガイドローラ
がある面)が開放されている。また、前記インクが含浸
されたインクパッド2を内蔵したインクパッドカートリ
ッジ11は、インクリボン再生装置の上面より、着脱でき
るものである。
筐体1にはメインスイッチを兼ねた数分から数十分の
範囲のタイムスイッチを配置し、筐体1上面のインクリ
ボンカセット6設置部分で、インクリボンカセット6を
載置することで押圧され通電するスイッチを設けられて
いる。筐体1上面の一部(第1図左上部分)には、設定
時間を指示する回転ツマミと、各インクリボンについて
の適正塗布時間を表示した銘板が配置されている。
再生するインクリボンの長さにより、銘板に表示され
た印にツマミの印を合わせることで時間を設定し、イン
クリボンカセットが固定されると通電スイッチがONにな
りモーターが回転を開始する。このモーターの回転によ
りインクリボンがインクパッド2に当接しながら移動
し、インクパッド2からインクを転写され、設定した時
間が来ると、自動的にスイッチが切れモーターが停止す
る。このようにすることでインクパッド2やインク吸蔵
体にインクが余分に残った場合でも必要量以上のインク
は塗布されない。また、タイムスイッチにより電源が自
動的に切れるので止まるのを待っていれば良く、インク
を塗布し過ぎないようにと塗布の途中でスイッチを切っ
てしまうこともない。
尚、通電スイッチは、ガイドローラーを移動させたと
き、インクパッドカートリッジをセットしたとき、カバ
ーを閉めたときに作動するようにしても勿論良いもので
ある。
[考案の効果] 本考案は如上のような構成となしたので、操作者の手
を汚すこと無く、ワンタッチでインクリボンカセット、
インクパッドカートリッジをセットでき、インクパッド
カートリッジを交換するだけで塗布の準備が整えられ、
インクリボンカセットがセットされていないときには電
気が流れず、インクリボンの種類が違い、インク塗布量
がちがってもタイムスイッチの時間設定により、塗布過
剰、塗布不足を無くし、自動的に止まるインクリボン再
生機を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は本考案
のインクリボン再生装置の外観斜視図、第2図は通電ス
イッチ動作説明図、第3図は電気回路図である。 1……筐体、2……インクパッド、3……ガイドピン、
4……ガイドローラ、4a……摘み、5……ガイド孔、6
……インクリボンカセット、7……主軸、8……軸端
板、11……インクパッドカートリッジ、12……孔、13…
…レール、14……カセット押え、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体上面にインクリボンカセットを挟持す
    る互いに向かい合って設けられているインクリボンカセ
    ット保持手段と、このインクリボンカセット保持手段の
    近傍に複数種類のインクリボンカセットの動力伝達孔に
    対応する軸端板を備えた駆動軸を突出し、該駆動軸と直
    結した駆動源としてのモータを内装した筐体と、前記保
    持手段で保持されたインクリボンカセットに内蔵された
    インクリボンを繰り出し摺動保持するガイドピンと、該
    ガイドピンにより摺動保持されたインクリボンの表面を
    インクが含浸されたインクパッドに張設或いは緩める為
    のガイドローラと、該ガイドローラをインクリボンの面
    がインクパッドに当接する位置まで、導くためのガイド
    孔を設け、前記インクリボンカセットのインクリボン
    を、前記ガイドピンに保持した後に、前記インクリボン
    カセットをカセット保持手段により保持し、前記ガイド
    ローラをガイド孔に従って、インクリボンの走行を行な
    う所定の位置まで移動させ、前記モータを回転させるこ
    とにより、インクパッドに含浸されているインクをイン
    クリボンに塗布するインクリボン再生装置であって、前
    記インクリボン再生装置の筐体上面に前記モータに接続
    され、再生するインクリボンの再生時間を適宜設定でき
    るタイムスイッチと、前記インクリボンカセットをセッ
    トすると通電スイッチがONとなるスイッチを設けたこと
    を特徴とするインクリボン再生装置。
JP1990031714U 1990-03-27 1990-03-27 インクリボン再生装置 Expired - Lifetime JP2532771Y2 (ja)

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JP1990031714U JP2532771Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 インクリボン再生装置

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JP1990031714U JP2532771Y2 (ja) 1990-03-27 1990-03-27 インクリボン再生装置

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JPH03121858U JPH03121858U (ja) 1991-12-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547324U (ja) * 1978-09-22 1980-03-28
JPS5894553U (ja) * 1981-12-19 1983-06-27 株式会社リコー 熱転写式記録装置
JPH0696314B2 (ja) * 1985-08-30 1994-11-30 京セラ株式会社 熱溶融性転写材担持体の再生装置

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JPH03121858U (ja) 1991-12-12

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