JP2532463B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダなどの磁気記録再生装
置に関する。
従来の技術 一般に再生映像信号の輝度信号周波数成分は3MHz以下
で色信号搬送周波数(sc)のエネルギー成分がない
が、磁気記録再生の輝度信号周波数成分が5MHzまでにな
るとsc以上になる。輝度信号成分に色信号成分が残留
していると、色処理された色信号とビート成分が発生す
る。以下、図面を参照しながら、上述した従来の磁気記
録再生装置(以下、VTRと略称する)の例について説明
する。
第6図は従来のVTRのブロック図を示すものである。
1はビデオテープである。2はビデオヘッド、3はヘ
ッドアンプ、4は輝度信号処理回路、6は色信号処理回
路、7は輝度信号と色信号を混合して出力する混合出力
回路である。
以上のように構成された従来のVTRについて、以下そ
の動作について説明する。まず、本VTRの輝度信号はFM
変調し、色信号は低域変換をしてビデオテープに記録さ
れている。
ビデオヘッド2で前記記録された信号を再生し、ヘッ
ドアンプ3で増幅し、輝度信号処理回路4と色信号処理
回路6に信号8を供給する。輝度信号処理回路4ではFM
変調されていた信号をもとのビデオ信号に復調する。色
信号処理回路6では低域変換されていた信号をもとの色
信号に復調する。輝度信号9と色信号10を混合出力回路
7に加えて混合し、映像信号12を出力する。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、輝度信号9の成
分の中に残留色信号があると映像信号12の色信号がビー
トを発生し、画質が悪くなる。
これは、ビデオテープ1に記録する時、映像信号が輝
度信号と色信号とが完全に分離できずに記録されたため
である。特に輝度信号成分の中に残留色信号成分が残っ
たまま輝度信号として処理しビデオテープに記録された
ためである。上記ビデオテープを再生すると輝度処理回
路出力に含まれた残留色信号成分と色処理回路出力で復
調された信号とを混合することにより両色信号でビート
を発生するという問題点を有していた。
本発明はこのような従来の問題点を解決するものであ
り、再生輝度信号に含まれる残留色信号成分を、削除す
るようにした磁気記録再生装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生装
置は、再生映像信号の輝度信号を、色信号搬送波周波数
で制御した遅延装置を用いて構成したクシ形フィルター
を通して残留色信号を削除し、輝度信号と色信号を混合
してもビートが発生しない構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、記録時の輝度信号に
残留色信号が含まれていても、再生側の輝度処理系で残
留色信号を削除しうる。また、再生色信号の搬送波周波
数でクシ形フィルターを制御するので、上記周波数が変
動してもビートが発生せず、常に最適動作が得ら得られ
る。
実施例 以下、本発明の実施例のVTRについて、図面を参照し
ながら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の要部ブロック構成図
を示すものである。第1図において、5はクシ形フィル
ターであり、11は輝度信号で残留色信号が削除された信
号である。
次に5のクシ形フィルターを第2図を用いて構成を説
明する。9は再生輝度信号で残留色信号を含む。13は残
留色信号帯域を取る帯域通過フィルター(BPF)で、14
はCCD、15はCCDのクロックを削除し約1水平期間(1H)
遅れた残留色信号までを通過させる低域フィルター(LP
F)、16は位相回路、17は輝度信号を通過させる低域フ
ィルター(LPF)、18は増幅回路(AMP)、19は位相回
路、20は増幅回路、21はscを4逓倍回路、22は搬送波
周波数(sc)、25は残留色信号と帯域内の輝度信号、
26は前記信号を約1H遅らせた信号でCCDのクロックノイ
ズが多く含まれている。27は前記信号のクロックノイズ
を削除された信号である。25,28の信号は1Hの時間差が
あり、これを両端に入力させたバランスVR23で残留色信
号成分のみが29に得られるよう調整する。32は輝度信号
と残留色信号を含み、31は残留色信号のみであるから、
バランスVR24を調整することにより輝度信号成分のみの
信号33が得られる。
次にクシ形フィルター5の遅延時間関係を第3図を用
いて説明する。
CCD14による遅延時間は約T2=63.2556μsec、LPF15は
約T3=200n sec、位相回路16では約T4=100n secである
からT2+T3+T4は1H(63.5556μsec)となる。よってVR
23の2入力は1Hの時間差がある。一方のBPF13の遅延時
間は約T1=200n sec、AMP18,位相回路19の合計で約T5=
100n sec、これに対してLPF17では約T6=300n secであ
るから、T6=T1+T5となりVR24の入力の両信号は遅延時
間が一致している。
第4図は輝度信号成分A中の残留色信号スペクトラム
Bとクシ形フィルター出力である残留色信号スペクトラ
ムを削除したスペクトラムCを示す。第5図のDは上記
AとCよりなる輝度信号スペクトラムで、Eは色信号ス
ペクトラムである。この図のようにインターリーブ関係
で混合されれば、ビートは発生しない。本実施例では搬
送波周波数でCCDを制御しているため、この搬送波周波
数が変動してもクシ形フィルター出力スペクトラムCの
谷と色信号スペクトラムEの山とは常に一致し、インタ
ーリーブ関係が正しく保たれるのでジッタ等に起因する
ビートが発生しないものである。
発明の効果 以上のように本発明によれば、映像記録系の輝度信号
の残留色信号が含まれて記録されていても再生側の輝度
処理系に基準発信器から成り立つ色信号搬送波を逓倍し
た周波数で制御した遅延処理部を用いて構成したクシ形
フィルターを設けたことにより、簡単な構成で搬送波周
波数が変動してもクシ形フィルターの出力スペクトラム
の谷と色信号スペクトラムの山とは常に一致し、インタ
ーリーブの関係が正しく保たれるので、ジッタ等に起因
するビートの発生が無く、高画質の磁気記録再生装置を
得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部ブロック図、第2図は
本発明の実施例におけるクシ形フィルターのブロック
図、第3図はその動作説明用ブロック図、第4図は輝度
信号スペクトラム図、第5図は輝度信号と色信号のスペ
クトラム図、第6図は従来例の要部ブロック図である。 4……輝度信号処理回路、5……クシ形フィルター、6
……色信号処理回路、7……混合出力回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】再生映像信号からFM変調された輝度信号を
    抜き取り復調する輝度信号処理回路と、再生映像信号か
    ら低域変換された色信号を抜き取り復調する色信号処理
    回路と、基準発信器から成り立つ色信号運搬波を逓倍し
    た周波数で制御した遅延処理部を用いて構成したクシ形
    フィルターと、前記輝度信号処理回路からの出力信号を
    前記クシ形フィルターに入力して残留色信号成分を削除
    した出力信号と前記色信号処理回路からの出力信号とを
    混合して出力する混合出力回路とを備えたことを特徴と
    する磁気記録再生装置。
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