JP2532461Y2 - 平板形電池用接続端子 - Google Patents
平板形電池用接続端子Info
- Publication number
- JP2532461Y2 JP2532461Y2 JP1989151710U JP15171089U JP2532461Y2 JP 2532461 Y2 JP2532461 Y2 JP 2532461Y2 JP 1989151710 U JP1989151710 U JP 1989151710U JP 15171089 U JP15171089 U JP 15171089U JP 2532461 Y2 JP2532461 Y2 JP 2532461Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- connection terminal
- flat battery
- terminal
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は平板形電池用接続端子に関し、さらに詳しく
は電池の表裏に正極端子板及び負極端子板を有している
平板形電池に用いる接続端子に関するものである。
は電池の表裏に正極端子板及び負極端子板を有している
平板形電池に用いる接続端子に関するものである。
従来技術とその問題点 近年、電池を使用する携帯用電子機器は、小型、薄型
化が急速に進展している。それに伴い使用される電池に
ついても、小型、薄型化が必要となっている。
化が急速に進展している。それに伴い使用される電池に
ついても、小型、薄型化が必要となっている。
特に、カード状の機器に取り付ける電池は、厚みが極
力薄いことが望まれており、その電気的接続方法に関し
ても、簡便で信頼性の高いことが要求される。
力薄いことが望まれており、その電気的接続方法に関し
ても、簡便で信頼性の高いことが要求される。
従来、この種の薄型電池では、端子部が設けられてい
ないので、電池自体にリード板をスポット溶接して機器
と接続する方法が提案されている。しかし、リチウム電
池にリード板を溶接する場合、リチウムの融点が179℃
なのでリチウムが溶融してセパレータを貫通し、内部短
絡の原因となること及び製造コストが高くなる等の欠点
があった。
ないので、電池自体にリード板をスポット溶接して機器
と接続する方法が提案されている。しかし、リチウム電
池にリード板を溶接する場合、リチウムの融点が179℃
なのでリチウムが溶融してセパレータを貫通し、内部短
絡の原因となること及び製造コストが高くなる等の欠点
があった。
考案の目的 本考案は、上記の問題点を解決するために、機器との
電気的接続が容易な平板形電池用接続端子を提供するこ
とを目的とする。
電気的接続が容易な平板形電池用接続端子を提供するこ
とを目的とする。
考案の構成 本考案は、その実用新案登録請求の範囲に記載した通
りの平板形電池用接続端子である。
りの平板形電池用接続端子である。
実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
実施例1 第1図(a),(b)は本考案に適用する平板形電池
の一実施例で、それぞれ平面図、A-A′線部拡大断面図
である。
の一実施例で、それぞれ平面図、A-A′線部拡大断面図
である。
第1図(a),(b)において、電池Aの構成は、外
装を兼ねるステンレス、ニッケル、銅等から成る正極集
電板1及び負極集電板2の内側に、発電要素として二酸
化マンガンを主成分とする正極合剤3、セパレータ4が
載置されている。5は負極活物質のリチウムで、負極集
電板2の内側に圧着されている。上記3、4、5から成
る発電要素は1、2の集電板と合成樹脂等からなる封口
材6によってヒートシールにより封口されている。7は
電池の封口部を貫通してあけられた穴部を示す。
装を兼ねるステンレス、ニッケル、銅等から成る正極集
電板1及び負極集電板2の内側に、発電要素として二酸
化マンガンを主成分とする正極合剤3、セパレータ4が
載置されている。5は負極活物質のリチウムで、負極集
電板2の内側に圧着されている。上記3、4、5から成
る発電要素は1、2の集電板と合成樹脂等からなる封口
材6によってヒートシールにより封口されている。7は
電池の封口部を貫通してあけられた穴部を示す。
第2図は本考案の接続端子を電池Aに装着した状態の
拡大断面図である。本考案接続端子Cは、正極接触端子
8と嵌合用凹部13とを備えた支持部12、及び負極接触端
子9と嵌合用凸部13′とを備えた支持部12′とを有して
いる。
拡大断面図である。本考案接続端子Cは、正極接触端子
8と嵌合用凹部13とを備えた支持部12、及び負極接触端
子9と嵌合用凸部13′とを備えた支持部12′とを有して
いる。
嵌合用凸部13′は、電池Aの穴部7を貫通して嵌合用
凹部13に嵌合自在に形成されている。嵌合用凸部13′と
凹部13とを嵌合させることにより、正極接触端子8と正
極集電板1、及び負極接触端子9と負極集電板2とがそ
れぞれ電気的に接続可能である。
凹部13に嵌合自在に形成されている。嵌合用凸部13′と
凹部13とを嵌合させることにより、正極接触端子8と正
極集電板1、及び負極接触端子9と負極集電板2とがそ
れぞれ電気的に接続可能である。
正極接触端子8及び負極接触端子9からは、それぞれ
正極リード線10及び負極リード線11を通して外部の機器
に電気が供給される。なお、支持部12、12′はプラスチ
ック、セラミック等からなる電気絶縁体で形成されてい
る。
正極リード線10及び負極リード線11を通して外部の機器
に電気が供給される。なお、支持部12、12′はプラスチ
ック、セラミック等からなる電気絶縁体で形成されてい
る。
実施例2 第3図は本考案を適用する平板形電池の別の一実施例
(電池B)の平面図である。実施例1に比べて、電池の
端子穴が個々に分離し且つ上下に変位して配置され、電
池の固定が容易であると共に正負の逆接続を防止する利
点を有する。
(電池B)の平面図である。実施例1に比べて、電池の
端子穴が個々に分離し且つ上下に変位して配置され、電
池の固定が容易であると共に正負の逆接続を防止する利
点を有する。
第4図、第5図は上記電池Bに用いる本考案接続端子
の他の実施例を示す側面図及びB-B′線部拡大断面図で
ある。本実施例の場合、一連の支持部14に正極接触端子
15と負極接触端子16とを備え、折り曲げることにより電
池を挟みこむ構造の接続端子である。
の他の実施例を示す側面図及びB-B′線部拡大断面図で
ある。本実施例の場合、一連の支持部14に正極接触端子
15と負極接触端子16とを備え、折り曲げることにより電
池を挟みこむ構造の接続端子である。
考案の効果 上述したように本考案は、平板形電池に接続する機器
側に電池の端子部と嵌合する接続端子を設けることによ
り、電池の厚みが薄い利点を損なうことなく、電池の脱
着が容易で、かつ電気的接続を確実にすることができ
る。
側に電池の端子部と嵌合する接続端子を設けることによ
り、電池の厚みが薄い利点を損なうことなく、電池の脱
着が容易で、かつ電気的接続を確実にすることができ
る。
第1図(a)、(b)は本考案に用いる平板形電池の平
面図及び拡大断面図、第2図は本考案接続端子を平板形
電池に装着した状態の拡大断面図、第3図は本考案に用
いる平板形電池の他の実施例を示す平面図、第4図、第
5図は本考案接続端子の他の実施例を示す側面図及び拡
大断面図である。 A、B:平板形電池、C:本考案接続端子 1:正極集電板、2:負極集電板 3:正極合剤、4:セパレータ 5:負極活物質、6:封口材 7:穴部、8、15:正極接触端子 9、16:負極接触端子、10:正極リード線 11:負極リード線、12、12′:支持部 13:嵌合用凹部、13′:嵌合用凸部 14:支持部
面図及び拡大断面図、第2図は本考案接続端子を平板形
電池に装着した状態の拡大断面図、第3図は本考案に用
いる平板形電池の他の実施例を示す平面図、第4図、第
5図は本考案接続端子の他の実施例を示す側面図及び拡
大断面図である。 A、B:平板形電池、C:本考案接続端子 1:正極集電板、2:負極集電板 3:正極合剤、4:セパレータ 5:負極活物質、6:封口材 7:穴部、8、15:正極接触端子 9、16:負極接触端子、10:正極リード線 11:負極リード線、12、12′:支持部 13:嵌合用凹部、13′:嵌合用凸部 14:支持部
Claims (1)
- 【請求項1】電池の封口部を貫通してあけられた穴部を
有する平板形電池に用いる接続端子であって、正極端子
を備えた支持部と、負極端子を備えた支持部とを有し、
該支持部のそれぞれ一方に嵌合用凸部と嵌合用凹部が設
けられており、該嵌合用凸部と凹部とが平板電池に設け
られた穴部を介して嵌合することにより両支持部が平板
形電池に固定可能であることを特徴とする平板形電池用
接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989151710U JP2532461Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 平板形電池用接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989151710U JP2532461Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 平板形電池用接続端子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0391664U JPH0391664U (ja) | 1991-09-18 |
JP2532461Y2 true JP2532461Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=31697997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989151710U Expired - Lifetime JP2532461Y2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | 平板形電池用接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2532461Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168467U (ja) * | 1984-10-12 | 1986-05-10 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1989151710U patent/JP2532461Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0391664U (ja) | 1991-09-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |