JPH0739167Y2 - 薄形電池 - Google Patents
薄形電池Info
- Publication number
- JPH0739167Y2 JPH0739167Y2 JP12259789U JP12259789U JPH0739167Y2 JP H0739167 Y2 JPH0739167 Y2 JP H0739167Y2 JP 12259789 U JP12259789 U JP 12259789U JP 12259789 U JP12259789 U JP 12259789U JP H0739167 Y2 JPH0739167 Y2 JP H0739167Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- negative electrode
- sealing material
- thin battery
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- Y02E60/12—
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は2枚のシート状端子板の周縁部に窓枠状の合成
樹脂からなるシール材を介在させ、接着又は熱溶着によ
り密封して形成された電池室内に発電要素を収納して構
成される薄形電池に関するものである。
樹脂からなるシール材を介在させ、接着又は熱溶着によ
り密封して形成された電池室内に発電要素を収納して構
成される薄形電池に関するものである。
従来技術とその問題点 近年、携帯用電子機器や電池使用機器は小形、薄形化が
急速に進展しているが、それに伴いそれらの電子機器の
電源として使用される電池についても小形、薄形化の要
求が増してきている。
急速に進展しているが、それに伴いそれらの電子機器の
電源として使用される電池についても小形、薄形化の要
求が増してきている。
特にリチウムに代表される軽金属を負極活物質とした0.
5mm以下の厚みの薄形電池はICカードなどのカード状の
機器に使用される事が多く、カード機器に内蔵される電
源としては、電池厚みが極力薄いことが望まれており、
その電気的接続方法に関しても簡便であることが望まれ
ている。
5mm以下の厚みの薄形電池はICカードなどのカード状の
機器に使用される事が多く、カード機器に内蔵される電
源としては、電池厚みが極力薄いことが望まれており、
その電気的接続方法に関しても簡便であることが望まれ
ている。
しかし、従来の薄形電池では正・負両極端子が電池の表
裏に位置していることから、機器端子との接続に不便が
あり改良が望まれていた。
裏に位置していることから、機器端子との接続に不便が
あり改良が望まれていた。
考案の目的 本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、
機器との電気的接続が容易である薄形電池を提供するこ
とを目的とするものである。
機器との電気的接続が容易である薄形電池を提供するこ
とを目的とするものである。
考案の構成 本考案は上記目的を達成するべく、 正極・負極の集電体を兼ねる2枚のシート状端子板間に
セパレータを介して対向するように正極・負極を配置
し、かつシート状端子板の周縁部間に窓枠状の合成樹脂
からなるシール材を介在させ、2枚の端子板とシール材
とを接着又は熱溶着して前記発電要素を電池室内に密封
した電池であって、前記正・負極用シート状端子板のど
ちらか一方及び窓枠状のシール材に欠損部を設け、該欠
損部に導電剤を充填することにより、電池の同一平面に
両極端子を設けたことを特徴とする薄形電池である。
セパレータを介して対向するように正極・負極を配置
し、かつシート状端子板の周縁部間に窓枠状の合成樹脂
からなるシール材を介在させ、2枚の端子板とシール材
とを接着又は熱溶着して前記発電要素を電池室内に密封
した電池であって、前記正・負極用シート状端子板のど
ちらか一方及び窓枠状のシール材に欠損部を設け、該欠
損部に導電剤を充填することにより、電池の同一平面に
両極端子を設けたことを特徴とする薄形電池である。
又、欠損部が穴状、もしくは切欠き状である前記の薄形
電池である。
電池である。
又、導電剤が低融点合金又は導電性プラスチックである
前記の薄形電池である。
前記の薄形電池である。
実施例 以下、本考案について図により実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示した薄形電池の断面図、
第2図は同平面図、第3図は本考案の他の実施例を示し
た薄形電池の断面図、第4図は同平面図である。
第2図は同平面図、第3図は本考案の他の実施例を示し
た薄形電池の断面図、第4図は同平面図である。
ここで、1は正極端子板、2は負極端子板、3は正極合
剤、4は負極、5は電解質フイルム、6はシール材、7
は欠損部、8は導電剤である。
剤、4は負極、5は電解質フイルム、6はシール材、7
は欠損部、8は導電剤である。
実施例1 正極合剤は二酸化マンガンを主成分とし、電解質フイル
ムはポリエチレンオキシドに過塩素酸リチウムを加えた
もの、負極はリチウムから成る。正・負極端子板はステ
ンレス製薄板であり、これらは第1図及び第2図に示し
た窓枠状シール材に穴状の欠損部を設け、該欠損部に溶
融させたハンダなどの低融点合金を注入した。
ムはポリエチレンオキシドに過塩素酸リチウムを加えた
もの、負極はリチウムから成る。正・負極端子板はステ
ンレス製薄板であり、これらは第1図及び第2図に示し
た窓枠状シール材に穴状の欠損部を設け、該欠損部に溶
融させたハンダなどの低融点合金を注入した。
シール材はポリプロピレン系熱接着性樹脂である。この
ようにして、正極端子と同一平面上に負極端子を設け
た。本考案の電池は同一平面上に正負端子が位置してい
るので、機器への取付けが容易である。
ようにして、正極端子と同一平面上に負極端子を設け
た。本考案の電池は同一平面上に正負端子が位置してい
るので、機器への取付けが容易である。
実施例2 第3図及び第4図に本考案の他の実施例を示した。
実施例1と同様に窓枠状シール材に切欠き状の欠損部を
設け、該欠損部に導電性プラスチックを注入した。これ
によって、正極端子と同一平面上に負極端子を設けた。
本考案の電池は同一平面上に正負端子が位置しているの
で、機器への取付けが容易である。
設け、該欠損部に導電性プラスチックを注入した。これ
によって、正極端子と同一平面上に負極端子を設けた。
本考案の電池は同一平面上に正負端子が位置しているの
で、機器への取付けが容易である。
考案の効果 上述した如く、本考案は機器との電気的接続が容易であ
る薄形電池を提供できるので、その実用的価値は大であ
る。
る薄形電池を提供できるので、その実用的価値は大であ
る。
第1図は本考案の一実施例を示した薄形電池の断面図、
第2図は同平面図、第3図は本考案の他の実施例を示し
た薄形電池の断面図、第4図は同平面図である。 1……正極端子板、2……負極端子板 3……正極合剤、4……負極 5……電解質フイルム、6……シール材 7……欠損部、8……導電剤
第2図は同平面図、第3図は本考案の他の実施例を示し
た薄形電池の断面図、第4図は同平面図である。 1……正極端子板、2……負極端子板 3……正極合剤、4……負極 5……電解質フイルム、6……シール材 7……欠損部、8……導電剤
Claims (3)
- 【請求項1】正極・負極の集電体を兼ねる2枚のシート
状端子板間にセパレータを介して対向するように正極、
負極を配置し、かつシート状端子板の周縁部間に窓枠状
の合成樹脂からなるシール材を介在させ、2枚の端子板
とシール材とを接着又は熱溶着して前記発電要素を電池
室内に密封した電池であって、前記正・負極用シート状
端子板のどちらか一方及び窓枠状のシール材に欠損部を
設け、該欠損部に導電剤を充填することにより、電池の
同一平面に両極端子を設けたことを特徴とする薄形電
池。 - 【請求項2】欠損部が穴状、もしくは切欠き状である請
求項1記載の薄形電池。 - 【請求項3】導電剤が低融点合金又は導電性プラスチッ
クである請求項1記載の薄形電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12259789U JPH0739167Y2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 薄形電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12259789U JPH0739167Y2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 薄形電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0360757U JPH0360757U (ja) | 1991-06-14 |
JPH0739167Y2 true JPH0739167Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31670593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12259789U Expired - Fee Related JPH0739167Y2 (ja) | 1989-10-18 | 1989-10-18 | 薄形電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0739167Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101061111B1 (ko) * | 2004-03-12 | 2011-08-31 | 엘지전자 주식회사 | 배터리 내장형 이동통신 단말기 |
-
1989
- 1989-10-18 JP JP12259789U patent/JPH0739167Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0360757U (ja) | 1991-06-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |