JP2532313Y2 - ホースのマンドレル除去装置及びマンドレル除去用ホース端部加工装置 - Google Patents

ホースのマンドレル除去装置及びマンドレル除去用ホース端部加工装置

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JP2532313Y2
JP2532313Y2 JP1990014493U JP1449390U JP2532313Y2 JP 2532313 Y2 JP2532313 Y2 JP 2532313Y2 JP 1990014493 U JP1990014493 U JP 1990014493U JP 1449390 U JP1449390 U JP 1449390U JP 2532313 Y2 JP2532313 Y2 JP 2532313Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はホースのマンドレル除去装置及びマンドレ
ル除去用のホース端部加工装置に係り、特にホースに内
装されたマンドレルの除去を容易にしたホースのマンド
レル除去装置及びマンドレル除去用のホース端部加工装
置に関する。
(従来の技術) 一般に自動車用オイルブレーキホース等のように補強
層を有する工業用の可撓性ホース101は、例えば第6図
に示すように内層ゴム102補強層103、中間ゴム104、補
強層105及び外層ゴム106からなっている。そして、前記
ホースを製造するには、内層ゴム102の変形を防止し、
均一な内径を保持するためにゴム製や樹脂製の中実のマ
ンドレル107を芯として成形した後にこのマンドレル107
を除去している。
ところで、マンドレル107を除去するには一般にマン
ドレル107を内装したホース101の一端にノズルを差し込
みこのノズルから水等の流体を噴射することにより行な
われるが、高圧を付加してもノズルが抜けないようにホ
ース端部を固定しなければならない。ホース端部を固定
するにはホース101の端部からマンドレル107の端部のみ
を切り取ってホース端部に穴を設けその穴にノズルを差
し込む必要がある。
(考案が解決しようとする課題) 従来のマンドレル除去用のホース端部の加工は、ま
ず、ホース101の端部を切断することによりマンドレル1
07の端部を所定の長さで露出させた後、マンドレル107
の端部を固定してホース101の切断面を軸方向に押圧し
てホース101の端部付近を圧縮変形させることによりマ
ンドレル107の端部とホース101の切断面とを相対的に離
間してからホース101の切断面付近でマンドレル107を切
断して、ホースの圧縮変形を解除すればホース101の端
部を復帰してノズル差し込み用穴を形成するものであ
る。
しかしながら、これらは手作業によって行っているた
めに、作業性が悪いという問題があった。
また、マンドレルのホースからの除去はホース101の
端部からノズルを差し込み、水等の流体を噴射し内圧を
かけることによって行っているが、他端部をフリーな状
態で行うために、水等が飛散するばかりでなく、ホース
がアバレるために危険であった。また、ノズルの差し込
み、固定等手作業であるため作業性が悪いという問題が
あった。
この考案は上記課題に鑑みてなされたもので、作業能
率が良く、安全に行うことのできるマンドレル除去用の
ホース端部加工装置及びマンドレルの除去装置を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) ホースに内装されたマンドレルを除去するマンドレル
の除去装置であって、 ホース端部加工装置と、加圧装置と封止装置とからな
り、 ホース端部加工は、前記ホースの端部を切除することに
より所定の長さで露出したマンドレルの端部を固定する
固定部と、前記ホースの切断面を軸方向に沿って押し出
し該ホースの端部付近を圧縮変形することによりマンド
レルの端部とホースの切断面とを相対的に離間するため
の押出部と、この押出部により圧縮変形されたホースの
切断面付近でマンドレルを切断し前記固定部の固定を解
除したときホースの端部が復帰することによりホース端
面からマンドレルの端部を後退させるためのカッタとを
有し、 加工装置は、このホース端部加工装置によりマンドレ
ルの端部が後退したホースの端部を軸方向と直交する方
向から把持して固定する固定部と、前記ホースの端部開
口から流体を噴射することにより前記ホースとマンドレ
ルとの間隙に該流体を圧入しつつマンドレルの端部を加
圧するためのノズルとを有し、 封止装置は、前記ホースの軸方向と直交する方向に移
動可能にして該ホースの他端部を狭圧することによりホ
ース及びマンドレル間を封止してホース内の流体圧力を
高め、前記ホース内の圧力が所定値に達したときホース
狭圧を解除する封止部と、前記封止部を駆動する駆動手
段とを有することを特徴とする。
また、ホースに内装されたマンドレルを除去するため
該ホースの端部からマンドレルの端部を後退させるマン
ドレル除去用のホース端部加工装置であって、 固定テーブルと、この固定テーブルに取り付けられた
ホースの端部を切除することにより所定の長さで露出し
たマンドレルの端部を固定する固定部と、前記固定テー
ブルに対しホースの軸方向に沿って移動可能な可動枠
と、この可動枠を移動する駆動手段と、前記可動枠に取
り付けられホースの切断面を軸方向に沿って押し出し該
ホースの端部付近が圧縮変形することによりマンドレル
の端部とホースの切断面とを相対的に離間するための押
出部と、前記可動枠に取り付けられ押出部により圧縮変
形されたホースの切断面付近でマンドレルを切断し前記
固定部の固定を解除したときホースの端部が復帰するこ
とによりホース端部からマンドレルの端部を後退させる
ためのカッタとを備えたことを特徴とする。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図はこの考案に係るホースのマンドレル除去装置
の一実施例を示し、マンドレル除去装置1は、固定テー
ブル2と、固定テーブル2上に立設された第1枠3と、
ホース4の端部4aからマンドレル5の端部5aを後退させ
るためのホース端部加工装置6と、ホース4の端部4aか
ら流体を圧入して加圧する加圧装置7と、ホース4の他
端部4bを封止する封止装置8とを備えている。
第2図(a)、(b)はホース端部加工装置6を示し
ている。ホース端部加工装置6は固定テーブル2上に立
設されたガイド枠9を備えている。ガイド枠9の下部に
は、予めホース4の端部を切除することによりその切断
面4aから所定の長さで露出したマンドレル端部5aを固定
するための固定部として固定クランプ10が固定テーブル
2にボルト11により固定されている。一方、ガイド枠9
の上部には可動クランプ12が固定クランプ10と対向して
ホース4の軸方向と直交する方向(同図中で上下方向)
に移動可能に支持されており、固定クランプ10と可動ク
ランプ12との間にはスプリング13が設けられて可動クラ
ンプ12が固定クランプ10と離間する方向(上方)に付勢
されている。
ホース端部加工装置6は第1枠3に取り付けられた下
向き第1エアシリンダ14を備えている。第1エアシリン
ダ14のラム部先端は可動クランプ12の上面に接してお
り、従って第1エアシリンダ14を駆動することによりス
プリング13の付勢力に抗して可動クランプ12が下降し固
定クランプ10との間でマンドレル5の端部5aを狭圧固定
する。
尚、このようにマンドレル5の端部5aを所定長さで露
出する加工は、人手によりホース4の端部を切除するこ
とで容易に行えることは従来と同様である。また、ガイ
ド枠9の上部には可動クランプ12がスプリング13の付勢
力により上方に突出することを阻止するストッパ15がボ
ルト16により固定されている。そして、ボルト11、16を
締結又は締結解除することにより両クランプ10、12の取
り付け又は取り外しを行うことができ、従ってマンドレ
ル5の外径に応じて両クランプ10、12を交換することが
できる。
また、ホース端部加工装置は前記第1枠3に固定され
たブランケット17に取り付けられた第2のエアシリンダ
18と、前記シリンダ18のロッド19に連結された押圧板20
と、前記押圧板20の両側部に連結され、前記第1枠3を
貫通して摺動自在に保持されているガイドバー21、21
と、前記ガイドバー21、21の先端部に支持され、固定テ
ーブル2に対してホースの軸方向(第2図(b)中左右
方向)に沿って移動可能な可動枠22とを備えている。
可動枠22正面の上部には押出部として鍔状の押出コマ23
がボルト24により固定されている。押出コマ23は、前述
したようにホース4の端部4aから露出したマンドレル端
部5aを上下クランプ10、12に向けて挿入するための貫通
孔25と、ホース4の端部切断面4aが当接する鍔部26とを
有している。可動枠22正面の下部には第3図に示すよう
な上向きの第3エアシリンダ27が取り付けられ、第3エ
アシリンダ27のラム部28先端には押出コマ23の後端部
(第2図(a)中で右端部)にてマンドレル5を切断す
るためのカッタ29が設けられている。
従って、第3エアシリンダ27は前記可動枠22と一体に
移動する、尚、ボルト24を締結又は締結解除することに
より押出コマ23の取り付け又は取り外しを行うことがで
き、従ってホース4の外径に応じて押出コマ23を交換す
ることができる。
上記のような第1エアシリンダ14、第2エアシリンダ
18及び第2エアシリンダ27は、図示しない1つのスイッ
チにより連続して駆動するよう制御手段により制御され
ているが、それぞれ単独のスイッチを設けて別個に駆動
する構成としてもよい。
第4図(a)、(b)は加圧装置7を示している。加
圧装置7は固定テーブル2上に立設されたガイド枠30を
備えている。ガイド枠30の下部には上記ホース端部加工
装置6によりマンドレル5の端部5aが後退したホース4
の端部4aを固定する固定部としての固定クランプ31が固
定テーブル2に対しボルト32により固定されている。一
方、ガイド枠30上部には可動クランプ34が固定クランプ
31と対向してホース4の軸方向と直交する方向(同図中
で上下方向)に移動可能に支持されており、固定クラン
プ31と可動クランプ33との間にはスプリング34が設けら
れて可動クランプ33が固定クランプ31と離間する方向
(上方)に付勢されている。
加圧装置7は第1枠3に取り付けられた下向きの第4
エアシリンダ35を備えている。第4エアシリンダ35のラ
ム部36先端は可動クランプ33の上面に接しており、従っ
て第4エアシリンダ35を駆動することによりスプリング
34の付勢力に抗して可動クランプ33が下降し固定クラン
プ31との間でホース4の端部4aを狭圧固定する。第4エ
アシリンダ35は図示しないスイッチを操作することによ
り駆動するよう構成されている。
また、加圧装置7は、ホース4の端部開口から流体と
して例えば水37を噴出してマンドレル5とホース4との
間を加圧するため先細りのノズル38を備えている。この
ようなノズル38は給水パイプ39に連結しており所定水圧
で水37を噴射するよう制御されている。このようなノズ
ル38は、例えば第4エアシリンダ35によりホース4の端
部4aを固定したことの検出条件として水37が噴出する構
成とすれば安全性を確保することができる。
第5図(a)、(b)は封止装置8を示している。封
止装置8は第1枠3に取り付けられた下向きの第5エア
シリンダ40を備えている。前記エアシリンダ40のラム部
43の先端には押出板44が連結されており、押圧板44は上
下移動可能となっている。一方、固定テーブル2上に
は、前記押圧板44と対向する位置に固定板45が固定さ
れ、従って、第5エアシリンダ40を駆動することによ
り、押圧板44が降下し、ホース4の他端部4bを押えてホ
ース4のバタ付きを抑える。従って、押圧板44と固定板
45によってホースのバタ付き押え部が構成される。尚、
押圧板44と固定板45はホースのバタ付きを押える程度に
挟持すればよく、ホース4の他端部4bを固定することは
必要でない。
封止装置8は第5エアシリンダ40の前方に位置し固定
テーブル2上に立設されたガイド枠46の下部には上記加
圧装置7に一端が固定されたホース4の他端部4bを固定
し封止する封止部として固定クランプ47が固定テーブル
2に固定されている。一方、ガイド枠46の上部には可動
クランプ48が固定クランプ47と対向してホース4の軸方
向と直交する方向(同図中で上下方向)に移動可能に支
持されており、固定クランプ47と可動クランプ48との間
にはスプリング49が設けられて可動クランプ48が固定ク
ランプ47と離間する方向(上方)に付勢されている。
第5エアシリンダ40の第1枠3に取り付けられた駆動
手段としての下向きの第6エアシリンダ50が備えられて
いる。第6エアシリンダ50のラム部51先端は可動クラン
プ48の上面に接しており、従って第6エアシリンダ50を
駆動することによりスプリング49の付勢力に抗して可動
クランプ48が下降し固定クランプ47との間で第5エシリ
ンダ40に固定されたホース4の他端部4bを狭圧すること
によりホース4及びマンドレル5間を封止する。
第6エアシリンダ50は、図示しないスイッチを操作す
ることにより駆動するよう構成され、また制御手段によ
りこのホース4及びマンドレル5間の封止によりホース
4内の圧力が所定値に達したときにその駆動が解除され
るよう制御されている。この判断は、例えば加圧装置7
による加圧後に所定時間を経過することにより行っても
よい。
また、第6エアシリンダ50は、第5エアシリンダ40に
よりホース4の他端部4bを固定したことを検出すること
を条件として駆動する構成とすれば安全性を確保するこ
とができる。さらに、加圧装置7の第4エアシリンダ35
は第5エアシリンダ40及び第6エアシリンダ50が駆動し
てホース4の他端部4bを押さえたことを条件として駆動
する構成とすればホース4の端部がバタ付くことを確実
に防止することができる。
尚、封止装置8の後端部はホース4の他端部4bからマ
ンドレル5が抜き出ても障害とならないよう軸方向が開
放されている。
次に作用を説明する。
先ず、予め人手によってホース4の端部を切断するこ
とによりその切断面からマンドレル5の端部を所定長さ
で露出指せたあと、ホース端部下降装置6によりマンド
レル除去用にホース端部を下降する。
即ち、ホース4の端部4aを押出コマ23に当接するとと
もに、露出したマンドレル端部5aを貫通孔25に挿入して
露出したマンドレル5の端部5aを固定クランプ10上に載
置した後、図示しないスイッチを駆動することにより第
1エアシリンダ14が駆動してマンドレル5の端部を上記
固定クランプ10と可動クランプ12との間で狭圧固定す
る。祖のあと、第2エアシリンダ18が駆動することによ
り可撓枠22がホース4の軸方向に沿って移動すると、押
出コマ23がホース4の端部4aを同方向(第2図(b)中
で左方向)に押し出す(第2図(a)中で一点鎖線図
示)。この結果、ホース4の端部4a付近が圧縮変形する
ことによりクランプ10、12により固定されたマンドレル
端部5aとホース端部4aとが相対的に離間する。そして、
この状態で第3エアシリンダ27が駆動すると、カッタ29
が押出コマ23の後端面に接触しながら上昇してマンドレ
ル5を切断する。
その後、第1エアシリンダ14の駆動を解除するとホー
ス端部4aの変形が復帰することによりホース端部4aから
マンドレル端部5aが相対的に後退し、ホース端面より引
っ込んだ状態となるのでホース4の端部開口を加圧する
ためにノズル36を差し込む穴を自動的に形成することが
できる。この第1エアシリンダ14の駆動解除は前記スイ
ッチの操作による一連の駆動制御の中で行う構成であっ
てもよく、単独のスイッチ操作で行う構成であってもよ
い。
次いで、上記下降が終了したホース4の端部4aを加圧
装置7に固定する一方、ホース4の他端部4bを封止装置
8に固定してホース4からマンドレル5を除去する。
即ち、加圧装置7の固定クランプ31上にホース端部4a
を載置するとともに、ノズル38を差し込む。その後、図
示しないスイッチを駆動することにより第4エアシリン
ダ35が駆動してホース4の端部を固定クランプ31と可動
クランプ33との間で狭圧固定する。一方、ホース4の他
端部4bを封止装置8の固定クランプ47及び可動クランプ
48間を通して固定板45と押圧板44の間に挿入し、第5エ
アシリンダ40を駆動することによりホース4の他端部4b
をバタ付きのない程度に抑え、且つ第6エアシリンダ50
を、駆動することにより固定クランプ47と可動クランプ
48とで狭圧固定してホース4及びマンドレル5間を封止
する。
ホース4の端部4aはノズル38が差し込まれているか
ら、固定クランプ47と可動クランプ48とで狭圧しても潰
れることなく、確実に固定することができる。
次いで、図示しないスイッチを操作することによりノ
ズル38から水37を噴射すると、水37はマンドレル端部5a
を加圧すると共にホース4の内周面とマンドレル5の外
周面との間隙に圧入されてホース4及びマンドレル5間
の摩擦抵抗が小さくなる。その後、ホース4内の圧力が
所定位置に達した後、第6エアシリンダ50の駆動によっ
て可動クランプ48が引き上げられると、ホース4の他端
部4bでの封止が解除されるから、マンドレル5は水圧に
よって水とともに一気に抜き取られる。このとき、ホー
ス4の他端部4bは第5エアシリンダ40により押えられて
いるためバタ付くことがなく、また封止装置8の後端部
は軸方向が開放されているためマンドレル5が抜き出る
際の障害となることはない。
このような加圧装置7及び封止装置8の駆動は、一連
の駆動制御のなかで行う構成であってもよく、単独のス
イッチ操作で行う構成であってもよい。
上記のようにこの実施例によれば、ホース端部4aのノ
ズル38差込用の穴を形成する際に内層ゴム内面を損傷す
ることがない。しかも、このような穴の形成を人手に依
存することなく自動的に行うことができるため、熟練を
要することなく容易且つ定期的に行うことができる。さ
らに、ホース端部加工装置6、加圧装置7及び封止装置
8をコンパクト且つ有機的に組み合わせることができ、
スペースをとることなく作業性も良好にすることができ
る。また、単に各装置を組み合わせるだけでなく、上述
のように相互間に連動する制御を付加することにより安
全性を著しく向上することができる。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、例えば圧
力装置7の流体として水37の代わりにエアであっても同
様な効果を得ることができ、各エアシリンダも他の駆動
手段により構成してもよいことはいうまでもない。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によればホースをセッ
トするだけで容易にマンドレルを除去することができ、
他端部もあばれたり、バタ付くことがないから流体の飛
散がないばかりか、安全に作業することができる。
また、各装置をコンパクトに組み合わせることがで
き、省スペース化を図ることができる。
さらに、マンドレル除去用のホース端部の加工は常に
定型的に行うことができ、ノズルの差し込みを確実に行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るホースのマンドレル除去装置の
全体的正面図、第2図(a)はマンドレル除去用のホー
ス端部加工装置を示す第1図のA−A断面図、第2図
(b)は第2図(a)のB−B断面図、第3図は第2図
(a)の拡大正面図、第4図(a)は加圧装置を示す第
1図のC−C断面図、第4図(b)は第4図(a)の正
面図、第5図(a)は封止装置を示す第1図のD−D断
面図、第5図(b)は第5図(a)の正面図、第6図は
従来のホースを示す断面図である。 1はマンドレルの除去装置、2は固定テーブル、4はホ
ース、4aはホースの端部、4bはホースの他端部、5はマ
ンドレル、5aはマンドレル端部、6はホース端部加工装
置、7は加圧装置、8は封止装置、10は固定クランプ
(固定部)、22は可動枠、18は第2エアシリンダ(駆動
手段)、23は押出コマ(押出部)、29はカッタ、31は固
定クランプ(固定部)、37は水(流体)、38はノズル、
47は固定クランプ(封止部)、50は第6エアシリンダ
(駆動手段)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホースに内装されたマンドレルを除去する
    マンドレルの除去装置であって、 ホース端部加工装置と、加圧装置と、封止装置とからな
    り、 ホース端部加工装置は、前記ホースの端部を切除するこ
    とにより所定の長さで露出したマンドレルの端部を固定
    する固定部と、前記ホースの切断面を軸方向に沿って押
    し出し該ホースの端部付近を圧縮変形することによりマ
    ンドレルの端部とホースの切断面とを相対的に離間する
    ための押出部と、この押出部により圧縮変形されたホー
    スの切断面付近でマンドレルを切断し、前記固定部の固
    定を解除したときホースの端部が復帰することによりホ
    ース端面からマンドレルの端部を後退させるためのカッ
    タとを有し、 加圧装置は、このホース端部加工装置によりマンドレス
    の端部が後退したホースの端部を軸方向と直交する方向
    から把持して固定する固定部と、前記ホースの端部開口
    から流体を噴射することにより前記ホースとマンドレル
    との間隙に該流体を圧入しつつマンドレルの端部を加圧
    するためのノズルとを有し、 封止装置は、前記ホースの軸方向と直交する方向に移動
    可能にして該ホースの他端部を狭圧することによりホー
    ス及びマンドレル間を封止してホース内の流体圧力を高
    め、前記ホース内の圧力が所定値に達したときホース狭
    圧を解除する封止部と、前記封止部を駆動する駆動手段
    とを有することを特徴とするホースのマンドレル除去装
    置。
  2. 【請求項2】ホースに内装されたマンドレルを除去する
    ため該ホースの端部からマンドレルの端部を後退させる
    マンドレル除去用のホース端部加工装置であって、 固定テーブルと、この固定テーブルに取り付けられたホ
    ースの端部を切除することにより所定の長さで露出した
    マンドレルの端部を固定する固定部と、前記固定テーブ
    ルに対しホースの軸方向に沿って移動可能な可動枠と、
    この可動枠を移動する駆動手段と、前記可動枠に取り付
    けられホースの切断面を軸方向に沿って押し出し該ホー
    スの端部付近が圧縮変形することによりマンドレルの端
    部とホースの切断面とを相対的に離間するための押出部
    と、前記可動枠に取り付けられ押出部により圧縮変形さ
    れたホースの切断面付近でマンドレルを切断するカッタ
    とを備え、前記固定部の固定を解除したときホースの端
    部が復帰することにより相対的にホース端部からマンド
    レルの端部を後退させるようにしたことを特徴とするマ
    ンドレル除去用のホース端部加工装置。
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JPS6114938A (ja) * 1984-06-30 1986-01-23 Kubota Ltd 樹脂管成形時における脱芯方法

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