JP2009262204A - 基材の切断装置および基材の切断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トリム成形における基材の外周不要部分の切断時にバリの発生を抑制し、バリ取り作業をなくして生産性を向上させるとともに、トリム材の外周端末における品質を向上させる。
【解決手段】本発明は、トリム材を成形する成形型1によってプレスされた基材8のうち、成形空間Sの外周端部13から外部にはみ出た外周不要部分81を切断する基材の切断装置であって、切断用凹部11を構成する上面11Aに沿って外周不要部分81を押し込むプレート53と、プレート53の押し込み方向と同じ方向に移動することにより成形空間Sの外周端部13との間で外周不要部分81を切断する切断刃51とを備えた構成としたところに特徴を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、基材の切断装置および基材の切断方法に関する。
従来、車両のドアトリムなどのトリム材を成形する成形装置においては、成形前の基材をプレスするとともに基材の外周不要部分を切断する切断装置を備えた成形装置が知られている。このような成形装置は、図13に示すように、上型110と下型120とから構成され、上型110と下型120との間には、トリム材を成形する成形空間130が形成されている。また、成形空間130の端部において上下両型110,120の合わせ部分には、切断刃となる一対のエッジ部111,121が形成されている。この成形装置による成形方法について簡単に説明すると、まず、下型120上に成形前の基材100をセットし、プレスを開始する。プレス開始状態では、成形空間130の端部から基材100の外周不要部分101がはみ出している。そして、図14および図15に示すように、上下両型110,120をさらにプレスしていくと、基材100が所定の形状に成形されるとともに、外周不要部分101が両エッジ部111,121によって切断される。このような成形装置として、例えば下記特許文献1に記載の成形装置が知られている。
特開2002−254461公報
しかしながら、上型110と下型120の合わせが不十分だったり、あるいは、両エッジ部111,121の摩耗などの影響で両エッジ部111,121のクリアランスが大きくなると、基材100が切断されないまま両エッジ部111,121の間で引き延ばされ、この引き延ばされた部分が基材100の外周端末でバリとして残りやすくなる。そして、バリを残したまま表皮を貼り付けると、製品の外周部分で表皮破れが発生し廃品となるため、表皮を貼り付ける前にバリ取り作業を行う必要がある。しかし、バリ取り作業時の外観検査でバリの発生自体を見落としたり、バリ取り作業にもバラツキが発生するため、完全に廃品をなくすことは極めて困難である。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、トリム成形における基材の外周不要部分の切断時にバリの発生を防ぐとともに、バリ取り作業を不要にして生産性を向上させ、製品の外周部分における品質を向上させることを目的とする。
本発明は、トリム材を成形する成形型によってプレスされた基材のうち成形空間の端部から外部にはみ出た外周不要部分を切断する基材の切断装置であって、外周不要部分に張力を付与する張力付与手段と、成形型の外面のうち外周不要部分が接する面に沿って移動することにより張力付与手段によって張力を付与された状態の外周不要部分を切断する切断刃とを備えた構成としたところに特徴を有する。
また、本発明は、トリム材を成形する成形型によってプレスされた基材のうち成形空間の端部から外部にはみ出た外周不要部分を切断する基材の切断方法であって、張力付与手段によって外周不要部分に張力を付与する張力付与工程と、成形型の外面のうち外周不要部分が接する面に沿って切断刃を移動させることにより張力付与手段によって張力を付与された状態の外周不要部分を切断する切断工程とを備えた基材の切断方法としてもよい。
このようにすると、張力付与手段によって外周不要部分に張力を付与した状態で、切断刃による外周不要部分の切断を行うことができるから、成形型の外面のうち外周不要部分が接する面と切断刃との間に外周不要部分が巻き込まれるおそれがなく、バリの発生を防ぐことができる。したがって、バリ取り作業を不要にして生産性を向上させることができるとともに、製品の外周部分における品質を向上させることができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
切断刃によって切断された外周不要部分に突き刺さり、切断刃及び張力付与手段とともに成形型から離れる方向に移動することにより外周不要部分を成形型から除去するピンを備えた構成としてもよい。
また、切断工程において切断された外周不要部分にピンを突き刺し、このピンを切断刃及び張力付与手段とともに成形型から離れる方向に移動させることにより外周不要部分を成形型から除去する除去工程を備えた基材の切断方法としてもよい。
このようにすると、切断後の外周不要部分にピンを突き刺して成形型から除去することができる。
張力付与手段は、外周不要部分が突き刺さったピンに対し相対的に移動することによって外周不要部分をピンから除去する構成としてもよい。
また、除去工程は、さらに、外周不要部分が突き刺さったピンと張力付与手段とを相対的に移動させることによって外周不要部分をピンから除去するようにしてもよい。
このようにすると、ピンに突き刺さった外周不要部分を簡易に除去することができる。
張力付与手段は、外周不要部分にプレートを押し当てて切断刃の切断方向に押し込む構成としてもよい。
このようにすると、プレートによって外周不要部分を押し込みながら、その押込方向に切断刃を移動させることによって外周不要部分を切断することができるから、バリの発生を確実に防ぐことができる。
本発明によれば、トリム成形における基材の外周不要部分の切断時にバリの発生を防ぐとともに、バリ取り作業を不要にして生産性を向上させることができ、製品の外周部分における品質を向上させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図6の図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態における成形装置1を示す断面図であって、この成形装置1は基台10を有し、基台10の上面中央には、下型3が設置されている。基台10の上面における下型3の両側には、一対の切断装置5が設置されている。基台10の上面と対向する位置には、天板7が設置され、天板7の下面中央には、上型4が下向きに突出して設置されている。また、基台10の上面における切断装置5の外周側には、複数の油圧シリンダ6が立設され、これらの油圧シリンダ6によって天板7が基台10と平行姿勢を保ちながら上下動可能に支持されている。なお、上下両型3,4は本発明でいう「成形型」に相当する。
成形装置1は、車両のドアトリムなどのトリム材を成形する成形装置であって、上下両型3,4を型閉じした状態では、下型3の上面と上型4の下面との間に前記トリム材を成形する成形空間Sが形成されている。すなわち、下型3に、前記トリム材に成形される前の基材8を載置し、上下両型3,4を型閉じしてプレスすると、基材8が所定の形状に成形される。具体的には、成形空間Sの中央部分を構成する中央部12によって前記トリム材の本体部が成形され、成形空間Sの外周部分を構成する外周端部13によって前記トリム材の外周立壁部が成形される。
なお、基材8は、ケナフなどの繊維材料とポリプロピレン樹脂をブレンダーにより混合した後、フォーマーによりマット状に形成したもの、または、前記マット状に形成したものを予備成形し、その予備成形品を再度加熱したものである。また、基材8の目付けは、0.5〜2.0Kg/m程度とし、基材8の密度は、0.5〜1.0g/cm程度としてある。
型閉じ状態となった上下両型3,4において各切断装置5と対応する位置には、切断用凹部11が凹設されている。この切断用凹部11は、切断装置5の後述する切断刃51が進入することで、成形空間Sの外周端部13から切断用凹部11にはみ出た基材8の外周不要部分81を切断するために設けられた空間である。切断用凹部11は、成形空間Sと連通しており、成形空間Sの内部でプレスされた基材8の外周不要部分81は、切断用凹部11を構成する上面(本発明でいう「成形型の外面のうち外周不要部分が接する面」に相当する。)11Aから切断用凹部11の内部に落ち込むように構成されている。
切断装置5は、切断用凹部11を構成する上面11Aに沿って移動する切断刃51、切断刃51を移動可能に支持する本体部52、切断刃51とは独立して移動するプレート53などを備えている。基材8の外周不要部分81は、切断刃51を切断用凹部11の外部から内部へ移動させ、切断刃51と成形空間Sの外周端部13との間でせん断されることによって切断される。本体部52の内部には、切断刃51を駆動する駆動手段が設けられている。なお、本実施形態における駆動手段は、ロッド55を介して切断刃51と連結されており、油圧シリンダなどによって構成されている。
プレート53は、本実施形態では、切断刃51に連結されており、切断刃51による外周不要部分81の切断に先立って、外周不要部分81を切断用凹部11の奥方へ押し込むように作用する。プレート53は、切断刃51の駆動手段とは別系統で構成された駆動手段によって切断刃51の切断方向に移動可能とされている。プレート53の駆動手段は、プランジャ56を介してプレート53と連結されており、エアシリンダなどによって構成されている。なお、プレート53およびプレート53の駆動手段などによって本発明でいう「張力付与手段」が構成されている。
このため、切断刃51を移動させて外周不要部分81を切断する時に、プレート53によって外周不要部分81を一定の押し込み力で押し込んだ状態に保持できる。したがって、外周不要部分81が切断刃51と切断用凹部11を構成する上面11Aとの間に巻き込まれることを防ぐことができる。よって、バリの発生を抑えることでバリ取り検査をなくして生産性を向上させることができるとともに、トリム材の外周部分における品質を向上させることができる。
本実施形態は以上のような構造であって、続いてその作用を説明する。まず、図2に示すように、上下両型3,4が開いた状態で下型3上に成形前の基材8をセットする。なお、このとき切断刃51は切断用凹部11の外部に退避した初期位置に控えている。この状態から、上型4を下型3に向けて下降させ、上型4が下死点に到達すると、図3に示すように、基材8が成形空間Sにおいてトリム材に成形されるとともに、外周不要部分81が成形空間Sの外周端部13から切断用凹部11に落ち込んだ状態となる。
この後、プレート53を切断用凹部11の内部へ移動させ、図4に示すように、外周不要部分81を切断用凹部11の奥方へ押し込んで張力が付与された状態とする(張力付与工程)。そして、外周不要部分81に張力を付与した状態のまま、切断刃51を切断用凹部11の外部から内部へ移動させ、切断刃51が図5に示す切断位置に至ると、切断刃51と成形空間Sの外周端部13との間で外周不要部分81がせん断によって切断される(切断工程)。成形完了後、成形品を脱型するとともに、図6に示すように、切断刃51を切断用凹部11の外部(上下両型3,4から離れる方向)へ移動させ、次の基材8の搬入に備えて切断刃51を初期位置にて待機させる。
以上のように本実施形態では、切断刃51による外周不要部分81の切断に先立って、プレート53によって外周不要部分81を切断用凹部11の奥方へ押し込み張力を付与することができるから、外周不要部分81が切断刃51と切断用凹部11を構成する上面11Aとの間に巻き込まれてバリが発生することを防ぐことができる。したがって、バリ取り作業を不要にして生産性を向上させることができるとともに、製品の外周部分における品質を向上させることができる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図7ないし図12の図面を参照しながら説明する。本実施形態における切断装置9は、実施形態1の切断装置5にピン54を追加したものであって、実施形態1と同一の構成には同一の符号を付すものとし、その他の重複する構成については説明を省略する。図1は、本実施形態における成形装置2を示す断面図であって、ピン54は、切断刃51から切断用凹部11側に突出して設けられている。切断用凹部11を構成する内壁においてプレート53と対向する位置には、プレート対向面14が形成されており、このプレート対向面14には、切断刃51が切断位置にあるときにピン54の先端部分を収容するピン収容凹部15が凹設されている。
続いて本実施形態の作用を説明する。まず、図8に示すように、上下両型3,4が開いた状態で下型3上に成形前の基材8をセットする。次に、上型4を下型3に向けて下降させ、上型4が下死点に到達した後、プレート53を切断用凹部11の内部へ移動させ、図9に示すように、外周不要部分81を切断用凹部11の奥方へ押し込んで張力を付与する(張力付与工程)。
そして、外周不要部分81に張力が付与された状態のまま、切断刃51を切断用凹部11の外部から内部へ移動させることで、外周不要部分81を切断する。この後、切断刃51によって切断された外周不要部分81は、プレート53とプレート対向面14との間に挟持され、切断刃51の移動に伴ってピン54が外周不要部分81に突き刺さる。こうして切断刃51が切断位置に至ると、図10に示すように、ピン54の先端部分は、外周不要部分81を貫通してピン収容凹部15の内部に収容される。
次に、外周不要部分81に対する押し込みを解除した上で、図11に示すように、切断刃51を初期位置に移動させると、これに伴って、ピン54も切断用凹部11の外部へ移動する。ここで、ピン54の先端部分はアンダーカット形状に形成されており、外周不要部分81が貫通した状態のままピン54を切断用凹部11の外部に引き抜くことができるため、外周不要部分81を切断用凹部11の内部から除去することができる。さらに、切断刃51が初期位置に至った後、図12に示すように、プレート53のみを切断用凹部11側に移動させることにより(ピン54に対しプレート53を相対的に移動させることにより)、外周不要部分81をピン54から除去することができる(除去工程)。外周不要部分81を除去した後は、再びプレート53を元の位置に移動させ、次の基材8の搬入に備えて待機させる。
以上のように本実施形態では切断刃51によって切断された外周不要部分81をピン54によって切断用凹部11から強制的に除去することができるとともに、プレート53のみを切断用凹部11側に移動させることにより外周不要部分81をピン54から除去することができる。したがって、外周不要部分81を手で取り除く必要がなく、実施形態1よりもさらに生産性を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態では張力付与手段としてプレート53による押込機構を例示しているものの、本発明によると、外周不要部分81をクランプなどで把持した上で切断用凹部11の奥方へ移動させることにより張力を付与してもよい。
(2)本実施形態では切断刃51の切断方法としてせん断によるものを例示しているものの、本発明によると、外周不要部分81を張力付与手段で張力が付与された状態とした上で鋭利なナイフなどを用いて切断してもよい。
(3)本実施形態では切断刃51の駆動手段として油圧シリンダを用いているものの、本発明によると、電動式のモータなどを用いてもよい。また、本実施形態ではプレート53の駆動手段としてエアシリンダを用いているものの、本発明によると、電動式のモータなどを用いてもよい。
(4)本実施形態では切断刃51による切断方向を水平方向としているものの、本発明によると、上下方向としてもよい。
(5)実施形態1では外周不要部分81が切断用凹部11の内部に残されるようにしているものの、本発明によると、切断用凹部11を構成する下面に廃棄用の開口を設けておき、この開口から外周不要部分81を成形型の外部に排出してもよい。
(6)実施形態2ではピン54を外周不要部分81に貫通させているものの、本発明によると、必ずしも貫通させなくてもよく、ピン54を外周不要部分81に突き刺して切断用凹部11から除去できればよい。
実施形態1における成形装置の断面図 図1の成形装置において下型に基材をセットした状態を示した拡大断面図 図1の成形装置において外周不要部分が切断用凹部に落ち込んだ状態を示した拡大断面図 図1の成形装置においてプレートによって外周不要部分が押し込まれた状態を示した拡大断面図 図1の成形装置において外周不要部分を切断した状態を示した拡大断面図 図1の成形装置において切断刃が初期位置に戻った状態を示した拡大断面図 実施形態2における成形装置の断面図 図8の成形装置において下型に基材をセットした状態を示した拡大断面図 図8の成形装置においてプレートによって外周不要部分が押し込まれた状態を示した拡大断面図 図8の成形装置において切断された外周不要部分にピンを突き刺した状態を示した拡大断面図 図8の成形装置において切断刃を初期位置に戻して上下両型から外周不要部分を除去した状態を示した拡大断面図 図8の成形装置においてプレートのみを移動させてピンから外周不要部分を除去した状態を示した拡大断面図 従来において成形前の基材を下型にセットした状態を示した断面図 従来において外周不要部分を切断刃によって切断する途中状態を示した断面図 従来において基材が所定の形状に成形された状態を示した断面図
符号の説明
1,2…成形装置
3…下型(成形型)
4…上型(成形型)
5,9…切断装置
8…基材
11A…切断用凹部を構成する上面(成形型の外面のうち外周不要部分が接する面)
13…成形空間の外周端部
51…切断刃
53…プレート(張力付与手段)
54…ピン
81…外周不要部分
S…成形空間

Claims (7)

  1. トリム材を成形する成形型によってプレスされた基材のうち成形空間の端部から外部にはみ出た外周不要部分を切断する基材の切断装置であって、
    前記外周不要部分に張力を付与する張力付与手段と、
    前記成形型の外面のうち前記外周不要部分が接する面に沿って移動することにより前記張力付与手段によって張力を付与された状態の前記外周不要部分を切断する切断刃とを備えた基材の切断装置。
  2. 前記切断刃によって切断された前記外周不要部分に突き刺さり、前記切断刃及び前記張力付与手段とともに前記成形型から離れる方向に移動することにより前記外周不要部分を前記成形型から除去するピンを備えた請求項1に記載の基材の切断装置。
  3. 前記張力付与手段は、前記外周不要部分が突き刺さった前記ピンに対し相対的に移動することによって前記外周不要部分を前記ピンから除去する請求項2に記載の基材の切断装置。
  4. トリム材を成形する成形型によってプレスされた基材のうち成形空間の端部から外部にはみ出た外周不要部分を切断する基材の切断方法であって、
    張力付与手段によって前記外周不要部分に張力を付与する張力付与工程と、
    前記成形型の外面のうち前記外周不要部分が接する面に沿って切断刃を移動させることにより前記張力付与手段によって張力を付与された状態の前記外周不要部分を切断する切断工程とを備えた基材の切断方法。
  5. 前記切断工程において切断された前記外周不要部分にピンを突き刺し、このピンを前記切断刃及び前記張力付与手段とともに前記成形型から離れる方向に移動させることにより前記外周不要部分を前記成形型から除去する除去工程を備えた請求項4に記載の基材の切断方法。
  6. 前記除去工程は、さらに、前記外周不要部分が突き刺さった前記ピンと前記張力付与手段とを相対的に移動させることによって前記外周不要部分を前記ピンから除去するようにした請求項5に記載の基材の切断方法。
  7. 請求項1ないし請求項3に記載の基材の切断装置又は請求項4ないし請求項6に記載の基材の切断方法において、
    前記張力付与手段は、前記外周不要部分にプレートを押し当てて前記切断刃の切断方向に押し込む構成である。
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