JP2532102B2 - 外熱式ロ−タリキルン - Google Patents
外熱式ロ−タリキルンInfo
- Publication number
- JP2532102B2 JP2532102B2 JP62211176A JP21117687A JP2532102B2 JP 2532102 B2 JP2532102 B2 JP 2532102B2 JP 62211176 A JP62211176 A JP 62211176A JP 21117687 A JP21117687 A JP 21117687A JP 2532102 B2 JP2532102 B2 JP 2532102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner shell
- peripheral surface
- outer shell
- rotary kiln
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （１） 発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、外熱式ロータリキルンに関し、特に内殻筒
体が複数のセラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせ
ることによって形成されかつ外殻筒体の内周面に対して
耐火層が配設されており内殻筒体と外殻筒体との間の空
間に対し熱源が配設されてなる外熱式ロータリキルンに
関するものである。
体が複数のセラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせ
ることによって形成されかつ外殻筒体の内周面に対して
耐火層が配設されており内殻筒体と外殻筒体との間の空
間に対し熱源が配設されてなる外熱式ロータリキルンに
関するものである。
［従来の技術］ 従来この種の外熱式ロータリキルンとしては、加熱炉
を貫通する筒体の周面に対し支持タイヤと加熱炉の外部
で駆動源に連結される駆動ギヤとを配設してなるものが
提案されていた。
を貫通する筒体の周面に対し支持タイヤと加熱炉の外部
で駆動源に連結される駆動ギヤとを配設してなるものが
提案されていた。
［解決すべき問題点］ しかしながら従来の外熱式ロータリキルンでは、加熱
炉の温度が低温である限りその筒体を耐熱鋼で形成する
ことができ大型化も可能であったが、昨今、被加熱物の
処理温度が上昇する場合も生じており対応できない欠点
があった。
炉の温度が低温である限りその筒体を耐熱鋼で形成する
ことができ大型化も可能であったが、昨今、被加熱物の
処理温度が上昇する場合も生じており対応できない欠点
があった。
そこで本発明は、この欠点を解決すべく、外殻筒体の
内周面に対して耐火層を配設しかつ外殻筒体の内部にセ
ラミックス製の内殻筒体素片を複数配列して内殻筒体を
形成してなる外熱式ロータリキルンを提供せんとするも
のである。
内周面に対して耐火層を配設しかつ外殻筒体の内部にセ
ラミックス製の内殻筒体素片を複数配列して内殻筒体を
形成してなる外熱式ロータリキルンを提供せんとするも
のである。
（２） 発明の構成 ［問題点の解決手段］ 本発明により提供される問題点の解決手段は、 「（ａ） 支持タイヤと外部の駆動源に連結される駆
動ギヤとが外周面に対して配設されかつ内周面に対して
耐火層が配設された外殻筒体と、 （ｂ） 前記外殻筒体の内部に配設されており複数のセ
ラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせることによっ
て形成された内殻筒体と、 （ｃ） 前記外殻筒体の内周面に対し前記内殻筒体を支
持する支持体と、 （ｄ） 前記外殻筒体と前記内殻筒体との間の空間に対
し配設された熱源と を備えてなることを特徴とする外熱式ロータリキルン」 である。
動ギヤとが外周面に対して配設されかつ内周面に対して
耐火層が配設された外殻筒体と、 （ｂ） 前記外殻筒体の内部に配設されており複数のセ
ラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせることによっ
て形成された内殻筒体と、 （ｃ） 前記外殻筒体の内周面に対し前記内殻筒体を支
持する支持体と、 （ｄ） 前記外殻筒体と前記内殻筒体との間の空間に対
し配設された熱源と を備えてなることを特徴とする外熱式ロータリキルン」 である。
［作用］ 本発明にかかる外熱式ロータリキルンは、外殻筒体の
内周面に対して耐火層を配設し、かつ外殻筒体の内部に
セラミックス製の内殻筒体素片を複数配列して内殻筒体
を形成し、かつ外殻筒体と内殻筒体との間の空間に対し
熱源を配設してなるので、キルンの大型化を可能とする
作用をなし、被加熱物の処理温度が上昇しても対応可能
とする作用をなす。
内周面に対して耐火層を配設し、かつ外殻筒体の内部に
セラミックス製の内殻筒体素片を複数配列して内殻筒体
を形成し、かつ外殻筒体と内殻筒体との間の空間に対し
熱源を配設してなるので、キルンの大型化を可能とする
作用をなし、被加熱物の処理温度が上昇しても対応可能
とする作用をなす。
［実施例］ 次に本発明について、添付図面を参照しつつ具体的に
説明する。
説明する。
第１図は、本発明にかかる外殻式ロータリキルンの一
実施例を示すＩ−Ｉ線にそった断面図である。
実施例を示すＩ−Ｉ線にそった断面図である。
第２図は、第１図に示した実施例の正面図である。
まず発明にかかる外熱式ロータリキルンの一実施例に
ついて、その構成を詳細に説明する。
ついて、その構成を詳細に説明する。
10は本発明の外熱式ロータリキルンで、耐熱鋼などで
形成されており内周面に耐火材（たとえばセラミック
ス）で形成された耐火層11aが配設された外殻筒体11
と、セラミックス製の内殻筒体素片12aを円周方向なら
びに回転軸方向に複数個配列して形成された内殻筒体12
と、外殻筒体11の内周面に対し内殻筒体12を保持する支
持体13と、外殻筒体11の外周面に対し軸方向に関して間
隔をおいて配設された支持タイヤ14と、外殻筒体11の外
周面に対し配設されかつ駆動部材（図示せず）に対して
連結される駆動ギヤ15とを包有している。
形成されており内周面に耐火材（たとえばセラミック
ス）で形成された耐火層11aが配設された外殻筒体11
と、セラミックス製の内殻筒体素片12aを円周方向なら
びに回転軸方向に複数個配列して形成された内殻筒体12
と、外殻筒体11の内周面に対し内殻筒体12を保持する支
持体13と、外殻筒体11の外周面に対し軸方向に関して間
隔をおいて配設された支持タイヤ14と、外殻筒体11の外
周面に対し配設されかつ駆動部材（図示せず）に対して
連結される駆動ギヤ15とを包有している。
内殻筒体12の内部には、被加熱物が収容されており、
所望によりその被加熱物が一端部から供給されかつ他端
部から回収される（以下、この場合について説明す
る）。内殻筒体12の内部を腐食性雰囲気とする場合に
は、気密を保持するための手段（たとえば不定形耐火
材）を内殻筒体12の内周面に対して配設すればよい。
所望によりその被加熱物が一端部から供給されかつ他端
部から回収される（以下、この場合について説明す
る）。内殻筒体12の内部を腐食性雰囲気とする場合に
は、気密を保持するための手段（たとえば不定形耐火
材）を内殻筒体12の内周面に対して配設すればよい。
支持体13は、熱歪等などによって破壊されないような
材料たとえばセラミックスによって形成されておればよ
い。
材料たとえばセラミックスによって形成されておればよ
い。
外殻筒体11と内殻筒体12との間の空間には、熱源（た
とえば熱ガス）が配設されている。
とえば熱ガス）が配設されている。
加えて本発明にかかる外熱式ロータリキルンの一実施
例について、その製造要領を詳細に説明する。
例について、その製造要領を詳細に説明する。
外殻筒体11の外周面に対して支持タイヤ14および駆動
ギヤ15を配設したのち、その内周面に対し耐火層11aを
配設する。耐火層11aの内周面には、支持体13が円周方
向に向けて適宜の間隔をおいて配設される。支持体13の
自由端に対し、回転軸方向の長さが一定である複数の内
殻筒体素片12aを円周方向に向けて組み合わせて配列し
筒状とすることにより、内殻筒体12の一部を形成する。
ギヤ15を配設したのち、その内周面に対し耐火層11aを
配設する。耐火層11aの内周面には、支持体13が円周方
向に向けて適宜の間隔をおいて配設される。支持体13の
自由端に対し、回転軸方向の長さが一定である複数の内
殻筒体素片12aを円周方向に向けて組み合わせて配列し
筒状とすることにより、内殻筒体12の一部を形成する。
以下、上述を反復して内殻筒体12を形成する。
ここで内殻筒体12の内部を気密とする必要がある場合
には、そのための適宜の手段を内殻筒体12の内周面に配
設する。
には、そのための適宜の手段を内殻筒体12の内周面に配
設する。
更に本発明にかかる外熱式ロータリキルンの一実施例
について、その作用を詳細に説明する。
について、その作用を詳細に説明する。
外部の駆動源（図示せず）によって駆動ギヤ15に対し
駆動力を与えつつ、本発明の外熱式ロータリキルンを回
転する。この状態で外殻筒体11と内殻筒体12との間の空
間に配設された熱源を作動せしめつつ、内殻筒体12の内
部に対し被加熱物をその一端部から挿入する。
駆動力を与えつつ、本発明の外熱式ロータリキルンを回
転する。この状態で外殻筒体11と内殻筒体12との間の空
間に配設された熱源を作動せしめつつ、内殻筒体12の内
部に対し被加熱物をその一端部から挿入する。
被加熱物は、所定の時間だけ内殻筒体12の内部で加熱
されたのち、内殻筒体12の他端部から排出され回収され
る。
されたのち、内殻筒体12の他端部から排出され回収され
る。
なお本発明においては、内殻筒体12の断面形状が多角
形状であってもよく、また内殻筒体が外殻筒体に対して
偏心していてもよい。
形状であってもよく、また内殻筒体が外殻筒体に対して
偏心していてもよい。
（３） 発明の効果 上述より明らかなように本発明にかかる外熱式ロータ
リキルンは、 （ａ） 支持タイヤと外部の駆動源に連結される駆動ギ
ヤとが外周面に対して配設されかつ内周面に対して耐火
層が配設された外殻筒体と、 （ｂ） 前記外殻筒体の内部に配設されており複数のセ
ラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせることによっ
て形成された内殻筒体と、 （ｃ） 前記外殻筒体の内周面に対し前記内殻筒体を支
持する支持体と、 （ｄ） 前記外殻筒体と前記内殻筒体との間の空間に対
し配設された熱源と を備えてなるので、 （ｉ） 被加熱物の処理温度が上昇しても十分に対応で
き、大型化できる効果 を有する。
リキルンは、 （ａ） 支持タイヤと外部の駆動源に連結される駆動ギ
ヤとが外周面に対して配設されかつ内周面に対して耐火
層が配設された外殻筒体と、 （ｂ） 前記外殻筒体の内部に配設されており複数のセ
ラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせることによっ
て形成された内殻筒体と、 （ｃ） 前記外殻筒体の内周面に対し前記内殻筒体を支
持する支持体と、 （ｄ） 前記外殻筒体と前記内殻筒体との間の空間に対
し配設された熱源と を備えてなるので、 （ｉ） 被加熱物の処理温度が上昇しても十分に対応で
き、大型化できる効果 を有する。
第１図は本発明にかかる外熱式ロータリキルンの一実施
例を示すＩ−Ｉ線にそった断面図、第２図は同正面図で
ある。10 ……外熱式ロータリキルン 11……外殻筒体 11a……耐火層 12……内殻筒体 12a……内殻筒体素片 13……支持体 14……支持タイヤ 15……駆動ギヤ
例を示すＩ−Ｉ線にそった断面図、第２図は同正面図で
ある。10 ……外熱式ロータリキルン 11……外殻筒体 11a……耐火層 12……内殻筒体 12a……内殻筒体素片 13……支持体 14……支持タイヤ 15……駆動ギヤ
Claims (1)
- 【請求項１】（ａ） 支持タイヤと外部の駆動源に連結
される駆動ギヤとが外周面に対して配設されかつ内周面
に対して耐火層が配設された外殻筒体と、 （ｂ） 前記外殻筒体の内部に配設されており複数のセ
ラミックス製の内殻筒体素片を組み合わせることによっ
て形成された内殻筒体と、 （ｃ） 前記外殻筒体の内周面に対し前記内殻筒体を支
持する支持体と、 （ｄ） 前記外殻筒体と前記内殻筒体との間の空間に対
し配設された熱源と を備えてなることを特徴とする外熱式ロータリキルン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62211176A JP2532102B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 外熱式ロ−タリキルン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62211176A JP2532102B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 外熱式ロ−タリキルン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6454191A JPS6454191A (en) | 1989-03-01 |
| JP2532102B2 true JP2532102B2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=16601668
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62211176A Expired - Lifetime JP2532102B2 (ja) | 1987-08-25 | 1987-08-25 | 外熱式ロ−タリキルン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532102B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005030596A1 (ja) | 2003-09-30 | 2005-04-07 | Ajinomoto Co., Inc. | レトルトパウチ |
| CN113834298B (zh) * | 2021-09-27 | 2023-01-13 | 天门市鑫天农业发展有限公司 | 一种分离式水产品烘干器 |
-
1987
- 1987-08-25 JP JP62211176A patent/JP2532102B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6454191A (en) | 1989-03-01 |
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