JP2532030Y2 - 弁連結体 - Google Patents

弁連結体

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JP2532030Y2
JP2532030Y2 JP7184292U JP7184292U JP2532030Y2 JP 2532030 Y2 JP2532030 Y2 JP 2532030Y2 JP 7184292 U JP7184292 U JP 7184292U JP 7184292 U JP7184292 U JP 7184292U JP 2532030 Y2 JP2532030 Y2 JP 2532030Y2
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JP
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valve
valve bodies
valve body
adjacent
connector
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JP7184292U
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JPH0628445U (ja
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野 喜 弘 深
居 義 忠 土
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エスエムシー株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複数個の切換弁を、弁
ボディによって連結した弁連結体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数個の切換弁を一括して制御するため
に、これらの切換弁を連結した弁連結体は、特に例示す
るまでもなく周知である。そして、上記弁連結体におい
て連結する切換弁の数は、該弁連結体から圧力流体が給
排される流体圧機器の数や種類によって異なるので、簡
単な構成と容易な操作によって、所望の数の切換弁を連
結できる連結手段が要望されている。
【0003】近年の機器の小形化の要請によって、切換
弁も小形にされているが、これらの切換弁をマニホール
ドベース上に設置し、このマニホールドベースによって
連結する場合は、マニホールドベースにスペースのゆと
りがあるために、比較的容易である。しかしながら、切
換弁を弁ボディによって連結する場合は、小形化された
弁ボディにスペースのゆとりが殆どないので、簡単な構
成でかつ操作が容易な連結手段を設けることが困難であ
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、出力ポート
に出力配管を接続する管継手が挿着された弁ボディにお
いては、該管継手を弁ボディに取付けるための弾性クリ
ップがあることに着目したもので、考案が解決しようと
する課題は、連結手段の構成が簡単で、かつ操作が容易
な弁連結体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本考案は、複数個の切換弁の弁ボディを連結した弁
連結体において、上記弁ボディが、連結方向に貫通する
圧力流体の供給流路及び排出流路と、上面に開口する圧
力流体の出力ポートと、少なくとも前面が開口する略U
字形の取付溝と、上面が開口し、かつ両側面の上下方向
中間に上記取付溝が開口する連結凹部とを備え、上記取
付溝に挿入された略U字形の弾性クリップが、上記出力
ポートに挿着された出力配管を接続する管継手を係止す
るための一対の脚を有し、これらの弁ボディを、隣接す
る弁ボディの各連結凹部への挿入により、これらの弁ボ
ディに取付けた上記弾性クリップの隣接する脚にそれぞ
れ弾性的に係合する一対の係合部を有する略C字形の連
結金具によって連結したことを特徴としている。また、
同様の課題を解決するため、上記弁連結体において、隣
接する弁ボディの供給流路及び排出流路に、流路コネク
タを挿着したことを特徴としている。
【0006】
【作用】各切換弁の弁ボディ上面の出力ポートに管継手
を挿着して、取付溝に挿入した略U字形の弾性クリップ
の一対の脚によって弁ボディに取付ける。次いで、これ
らの弁ボディを隣接させ、連結金具を隣接する弁ボディ
を跨がらせて、一対の係合部をこれらの弁ボディの連結
凹部にそれぞれ挿入すると、各係合部が弾性クリップの
脚に弾性的に係合することにより隣接する弁ボディが連
結され、同様の操作の繰り返しによって、所望の数の切
換弁を連結することができる。上記連結凹部と連結金具
とによる切換弁の連結は、連結手段の構成が簡単で、し
かも弁ボディの上方において操作できるので、操作が容
易である。
【0007】また、隣接する弁ボディの各流路に流路コ
ネクタを挿着すると、連結する弁ボディの位置決めをす
ることができる。
【0008】
【実施例】図は本考案の実施例を示し、この弁連結体1
を構成する切換弁2は、主弁3とパイロット電磁弁4と
を備え、主弁3の弁ボディ6は、図6に示すようにレー
ル5に直接設置するものとして構成されている。上記弁
ボディ6は、連設方向に貫通する圧力流体の供給流路7
と排出流路8,8、これらの流路に個別に連通する供給
ポートと2個の排出ポート(いずれも図示省略)、及び
上面に開口する出力ポートA,Bを備え、これらの出力
ポートA,Bに、出力配管を接続するためのワンタッチ
管継手9,9が挿着されている。また、弁ボディ6は、
連設方向の両側面と前面とが開口する略U字形の取付溝
14と、上面が開口し、かつ両側面の上下方向中間に上
記取付溝14,14が開口する連結凹部15とを備え、
連結凹部15の上方前面に工具挿入溝16が形成されて
いる(図1及び図3参照)。
【0009】上記主弁3は、パイロット電磁弁4から給
排されるパイロット流体圧により弁体(図示省略)を駆
動して、出力ポートA,Bを供給ポートと排出ポートと
に切換えて連通させる周知の5ポート弁として構成され
ている。しかしながら、本考案の切換弁は5ポート弁に
限定されるものではなく、3ポート弁または4ポート弁
とすることができ、また、パイロット流体圧によって弁
体を駆動するものに限定されるものでもない。
【0010】上記流路7,8,8に密に挿着される流路
コネクタ10は、図7及び図8に詳細を示すように、上
記各流路を連通させる軸方向の通路11と、各弁ボディ
6,6の流路内面との間をシールするOリング12,1
2と、弁ボディ6の一方の流路内周面に係止する係止凸
部13,・・とを備えている。
【0011】上記取付溝14に挿入される弾性クリップ
18は、弾性を有する金属線を略U字形に屈曲したもの
として構成され、一対の脚19,19に、ワンタッチ管
継手9,9の外周面に形設した係止溝9a,9aに係止
する係止部19a,19aを備えている。一方、隣接す
る弁ボディ6,6を連結する連結金具21は、弾性を有
する金属板を略扁平C字形に屈曲したものとして構成さ
れ、図5に示すように、両端の係止部22,22間の距
離xが、弁ボディ6,6の取付溝14,14に取付けら
れた弾性クリップ18,18の隣接する脚19,19間
の距離yより小さくされている。
【0012】上記切換弁2は、主弁3の弁ボディ6上面
の出力ポートA,Bにワンタッチ管継手9,9を挿着し
て、弾性クリップ18によって弁ボディ6に取付け、流
路7,8,8にそれぞれ流路コネクタ10の係止凸部1
2,・・側を嵌着させて、これらの流路コネクタ10,
・・の他部を隣接する弁ボディ6の各流路に密に嵌入さ
せると、これらの弁ボディ6,6が隣接する。次いで、
隣接する弁ボディ6,6を跨がらせて、連結金具21の
一対の係合部22,22をこれらの弁ボディの連結凹部
15,15にそれぞれ挿入すると、係合部22,22が
弾性クリップ18,18の脚19,19に当接して拡径
された後、弾性により縮径して脚19,19に弾性的に
係合し、これによって隣接する弁ボディ6,6が連結さ
れる。そして、同様の操作によって所望の数の弁ボディ
6,・・、換言すれば切換弁2,・・を連結することが
できる。所望の数の切換弁2を連結した弁連結体1は、
連結方向両側の弁ボディ6,6にエンドプレート25,
25を取付けて、図示を省略している適宜の手段によっ
てレール5に固定される。上記連結金具21による弁ボ
ディ6,6の連結は、弁ボディ6の上面に連結金具21
の係合部22,22を挿入するための連結凹部を設ける
のみでよいので、小形の弁ボディ6でも連結することが
できる。また、連結手段の構成が簡単で、しかも弁ボデ
ィ6の上面において操作できるので連結操作が容易であ
る。
【0013】工具挿入溝16にドライバ等の工具を挿入
して、係合部22,22と脚19,19との係合を外す
と、連結した弁ボディ6,6を分離することができ、各
流路に取付けた流路コネクタ10,・・は、係止凸部1
2が係止している弁ボディ6側に挿入された状態で分離
する。上記弁ボディの分離は、弁連結体の前面に置いて
操作できるので、操作が容易である。
【0014】
【考案の効果】本考案は、弁ボディに、連結金具の係合
部を挿入するための連結凹部を設けるのみでよく、管継
手を取付けるための弾性クリップを利用して弁ボディを
連結するので、小形の弁であっても連結することができ
る。また、連結手段の構成が簡単で、かつ操作が容易で
ある。さらに、弁ボディの流路に取付けた流路コネクタ
によって、連結する弁ボディの位置決めをすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結した状態を示す要部の縦断面図である。
【図2】同じく要部の横断面図である。
【図3】弁ボディの平面図である。
【図4】連結した状態を示す要部の斜視図である。
【図5】連結金具と弾性クリップの関係を示す断面図で
ある。
【図6】一部を分離した弁連結体の斜視図である。
【図7】流路コネクタを取付けた弁ボディ要部の断面図
である。
【図8】流路コネクタの側面図である。
【符号の説明】
1 弁連結体 2 切換弁 6 弁ボディ 7 供給流路 8 排出流路 9 ワンタッチ管継手 10 流路コネクタ 14 取付溝 15 連結凹部 18 弾性クリップ 19 脚 21 連結金具 22 係合部 A,B 出力ポート

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の切換弁の弁ボディを連結した弁
    連結体において、 上記弁ボディが、連結方向に貫通する圧力流体の供給流
    路及び排出流路と、上面に開口する圧力流体の出力ポー
    トと、少なくとも前面が開口する略U字形の取付溝と、
    上面が開口し、かつ両側面の上下方向中間に上記取付溝
    が開口する連結凹部とを備え、 上記取付溝に挿入された略U字形の弾性クリップが、上
    記出力ポートに挿着された出力配管を接続する管継手を
    係止するための一対の脚を有し、 これらの弁ボディを、隣接する弁ボディの各連結凹部へ
    の挿入により、これらの弁ボディに取付けた上記弾性ク
    リップの隣接する脚にそれぞれ弾性的に係合する一対の
    係合部を有する略C字形の連結金具によって連結した、 ことを特徴とする弁連結体。
  2. 【請求項2】 隣接する弁ボディの供給流路及び排出流
    路に、流路コネクタを挿着した、 ことを特徴とする請求項1に記載した弁連結体。
JP7184292U 1992-09-21 1992-09-21 弁連結体 Expired - Lifetime JP2532030Y2 (ja)

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JPH0628445U JPH0628445U (ja) 1994-04-15
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JP4628541B2 (ja) * 2000-12-25 2011-02-09 シーケーディ株式会社 電空レギュレータ
US9631734B2 (en) * 2012-10-30 2017-04-25 Ckd Corporation Fluid control device manifold, manifold assembling method, and connection tool
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US11287837B2 (en) * 2017-09-07 2022-03-29 Toflo Corporation Flow rate control unit

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