JP2585929B2 - 切換弁の出力配管接続装置 - Google Patents
切換弁の出力配管接続装置Info
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- JP2585929B2 JP2585929B2 JP4276586A JP27658692A JP2585929B2 JP 2585929 B2 JP2585929 B2 JP 2585929B2 JP 4276586 A JP4276586 A JP 4276586A JP 27658692 A JP27658692 A JP 27658692A JP 2585929 B2 JP2585929 B2 JP 2585929B2
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- port
- valve body
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切換弁の出力配管接続
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】圧力流体の供給ポート、出力ポート、排
出ポート、及びこれらのポートが開口する弁孔を有する
弁ボディと、上記弁孔を摺動する弁体とを備え、弁体の
摺動により出力ポートを供給ポートと排出ポートとに切
換えて連通させる切換弁は、特に例示するまでもなく周
知である。そして、上記周知の切換弁において出力ポー
トに直接出力配管を接続する場合には、出力ポートを弁
ボディの上面に開口させて、この出力ポートに出力配管
を接続するための管継手を取付けている。しかしなが
ら、切換弁の設置場所、設置姿勢等によっては、弁ボデ
ィの前面から出力配管を接続することが望ましい場合が
ある。
出ポート、及びこれらのポートが開口する弁孔を有する
弁ボディと、上記弁孔を摺動する弁体とを備え、弁体の
摺動により出力ポートを供給ポートと排出ポートとに切
換えて連通させる切換弁は、特に例示するまでもなく周
知である。そして、上記周知の切換弁において出力ポー
トに直接出力配管を接続する場合には、出力ポートを弁
ボディの上面に開口させて、この出力ポートに出力配管
を接続するための管継手を取付けている。しかしなが
ら、切換弁の設置場所、設置姿勢等によっては、弁ボデ
ィの前面から出力配管を接続することが望ましい場合が
ある。
【0003】この問題は、出力ポートを弁ボディの前面
に開口させることによって解決することができるが、弁
ボディ前面の出力ポートと弁孔の出力口とを連通させる
出力通路の形成に手数を要すること、出力ポートを上面
に開口させた弁ボディと前面に開口させた別個の弁ボデ
ィとを形成することは、弁ボディの種類が多くなること
等によって、切換弁が高価になるので好ましくない。
に開口させることによって解決することができるが、弁
ボディ前面の出力ポートと弁孔の出力口とを連通させる
出力通路の形成に手数を要すること、出力ポートを上面
に開口させた弁ボディと前面に開口させた別個の弁ボデ
ィとを形成することは、弁ボディの種類が多くなること
等によって、切換弁が高価になるので好ましくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、同一の弁ボディによって、該弁ボディの上
方及び前方のいずれからも出力配管を接続できる切換弁
の出力配管接続装置を提供することにある。
する課題は、同一の弁ボディによって、該弁ボディの上
方及び前方のいずれからも出力配管を接続できる切換弁
の出力配管接続装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明における切換弁の出力配管接続装置は、圧力
流体の供給ポート、出力ポート、排出ポート、及びこれ
らのポートが開口する弁孔を有する弁ボディと、上記弁
孔を摺動する弁体とを備え、弁体の摺動により出力ポー
トを供給ポートと排出ポートとに切換えて連通させる切
換弁において、上記出力ポートを弁ボディの上面に開口
させるとともに、該出力ポートに、出力配管を接続する
ための管継手と、配管アダプタとを、選択的にかつ取外
し可能に取付け、上記配管アダプタが、上記弁ボディの
前面側に開口し出力配管を接続するための管継手が取付
けられた前面出力ポートと、該前面出力ポートと上記出
力ポートを連通させる出力通路とを備えていることを特
徴としている。
め、本発明における切換弁の出力配管接続装置は、圧力
流体の供給ポート、出力ポート、排出ポート、及びこれ
らのポートが開口する弁孔を有する弁ボディと、上記弁
孔を摺動する弁体とを備え、弁体の摺動により出力ポー
トを供給ポートと排出ポートとに切換えて連通させる切
換弁において、上記出力ポートを弁ボディの上面に開口
させるとともに、該出力ポートに、出力配管を接続する
ための管継手と、配管アダプタとを、選択的にかつ取外
し可能に取付け、上記配管アダプタが、上記弁ボディの
前面側に開口し出力配管を接続するための管継手が取付
けられた前面出力ポートと、該前面出力ポートと上記出
力ポートを連通させる出力通路とを備えていることを特
徴としている。
【0006】
【作用】弁ボディ上面の出力ポートに管継手を取付けた
ときは、該管継手によって、弁ボディの上方から出力配
管を接続することができる。出力ポートに配管アダプタ
を取付けたときは、該配管アダプタの前面出力ポートに
取付けた管継手によって、弁ボディの前方から出力配管
を接続することができる。したがって、出力ポートに管
継手と配管アダプタを出力ポートに選択的に取付けるこ
とによって、同一の弁ボディで、該弁ボディの上方及び
前方のいずれからも出力配管を接続することができる。
ときは、該管継手によって、弁ボディの上方から出力配
管を接続することができる。出力ポートに配管アダプタ
を取付けたときは、該配管アダプタの前面出力ポートに
取付けた管継手によって、弁ボディの前方から出力配管
を接続することができる。したがって、出力ポートに管
継手と配管アダプタを出力ポートに選択的に取付けるこ
とによって、同一の弁ボディで、該弁ボディの上方及び
前方のいずれからも出力配管を接続することができる。
【0007】
【実施例】図は本発明の実施例を示し、この切換弁1
は、図示を省略しているマニホールドベースを介して、
または直接レール2に設置可能に構成されている。上記
切換弁1の弁ボディ6は、図1に詳細を示すように、圧
力流体の供給ポートP、第1出力ポートA1 ,B1 と第
2出力ポートA2 ,B2 、排出ポートEA,EB、及び
これらのポートが開口する軸方向の弁孔7、並びに連設
方向に貫通する圧力流体の供給通路8と排出通路9a,
9bを備え、供給ポートP、第1出力ポートA1 ,B
1 、及び排出ポートEA,EBは、弁ボディ6下面のマ
ニホールドベースの対応する開口にそれぞれ連通可能な
位置に開口し、第2出力ポートA2 ,B2 は弁ボディ6
の上面に開口している。また、供給通路8は供給ポート
Pに、排出通路9a,9bは排出ポートEA,EBにそ
れぞれ連通し、第1出力ポートA1 ,B1 の開口部に後
記するブランキングプレート3の取付部10を構成する
ねじが刻設されている。
は、図示を省略しているマニホールドベースを介して、
または直接レール2に設置可能に構成されている。上記
切換弁1の弁ボディ6は、図1に詳細を示すように、圧
力流体の供給ポートP、第1出力ポートA1 ,B1 と第
2出力ポートA2 ,B2 、排出ポートEA,EB、及び
これらのポートが開口する軸方向の弁孔7、並びに連設
方向に貫通する圧力流体の供給通路8と排出通路9a,
9bを備え、供給ポートP、第1出力ポートA1 ,B
1 、及び排出ポートEA,EBは、弁ボディ6下面のマ
ニホールドベースの対応する開口にそれぞれ連通可能な
位置に開口し、第2出力ポートA2 ,B2 は弁ボディ6
の上面に開口している。また、供給通路8は供給ポート
Pに、排出通路9a,9bは排出ポートEA,EBにそ
れぞれ連通し、第1出力ポートA1 ,B1 の開口部に後
記するブランキングプレート3の取付部10を構成する
ねじが刻設されている。
【0008】弁孔7に摺動可能に挿入された弁体12
は、適宜の操作力(図示の例においては、パイロット電
磁弁1aによるパイロット流体圧)によって、供給ポー
トPと出力ポートA1 ,A2 、及び出力ポートB1 ,B
2 と排出ポートEBが連通する第1の切換位置と、供給
ポートPと出力ポートB1 ,B2 、及び出力ポート
A1,A2 と排出ポートEAが連通する第2の切換位置
とに切換え可能なものとして構成されている。しかしな
がら、本発明の切換弁は3ポート弁または4ポート弁で
もよく、弁体12の操作力も、パイロット流体圧に限定
されるものではない。
は、適宜の操作力(図示の例においては、パイロット電
磁弁1aによるパイロット流体圧)によって、供給ポー
トPと出力ポートA1 ,A2 、及び出力ポートB1 ,B
2 と排出ポートEBが連通する第1の切換位置と、供給
ポートPと出力ポートB1 ,B2 、及び出力ポート
A1,A2 と排出ポートEAが連通する第2の切換位置
とに切換え可能なものとして構成されている。しかしな
がら、本発明の切換弁は3ポート弁または4ポート弁で
もよく、弁体12の操作力も、パイロット流体圧に限定
されるものではない。
【0009】上記ブランキングプレート3は、レール2
の上面と弁ボディ6の下面との間に取付け可能なもの
で、取付ねじ14,14によって取付部10,10に取
付けられると、弁ボディ6の下面に開口する供給ポート
P、第1出力ポートA1 ,B1及び排出ポートEA,E
Bがすべて閉鎖される。この場合、圧力流体は、弁ボデ
ィ6に設けた供給通路8及び排出通路9a,9bから供
給及び排出される。したがって、上記弁ボディ6は、第
1出力ポートA1 ,B1 をプラグ(図示省略)によって
閉鎖すると、マニホールドベースを介してレール2に連
設することができ、下面にブランキングプレート3を取
付けると、レール2に直接連設することができる。
の上面と弁ボディ6の下面との間に取付け可能なもの
で、取付ねじ14,14によって取付部10,10に取
付けられると、弁ボディ6の下面に開口する供給ポート
P、第1出力ポートA1 ,B1及び排出ポートEA,E
Bがすべて閉鎖される。この場合、圧力流体は、弁ボデ
ィ6に設けた供給通路8及び排出通路9a,9bから供
給及び排出される。したがって、上記弁ボディ6は、第
1出力ポートA1 ,B1 をプラグ(図示省略)によって
閉鎖すると、マニホールドベースを介してレール2に連
設することができ、下面にブランキングプレート3を取
付けると、レール2に直接連設することができる。
【0010】上記第2出力ポートA2 ,B2 には、図示
を省略している出力配管を係止可能で、リリースブッシ
ュの押圧により該出力配管を抜き取ることができる、い
わゆるワンタッチ管継手15,15が、弁ボディ6の前
面から挿着された略U字形のクリップ17によって、取
外し可能に装着されている(図3及び図4参照)。ま
た、上記ワンタッチ管継手15,15に代えて第2出力
ポートA2 ,B2 に取付けられる配管アダプタ20は、
図1に詳細を示すように、弁ボディ6の上面と前面とを
ほぼ覆う側面視アングル状に形成されており、第2出力
ポートA2 ,B2 に気密に挿入される挿入部21,21
と、前面に開設した前面出力ポート22a,22bと、
第2出力ポートA2 ,B2 と前面出力ポート22a,2
2bを連通させる出力通路23a,23bとを備え、前
面出力ポート22a,22bに上記ワンタッチ管継手1
5,15と同一構成のワンタッチ管継手24,24が装
着されている。しかしながら、ワンタッチ管継手24,
24は、第2出力ポートA2 ,B2 から取外した管継手
15,15を使用することもできる。
を省略している出力配管を係止可能で、リリースブッシ
ュの押圧により該出力配管を抜き取ることができる、い
わゆるワンタッチ管継手15,15が、弁ボディ6の前
面から挿着された略U字形のクリップ17によって、取
外し可能に装着されている(図3及び図4参照)。ま
た、上記ワンタッチ管継手15,15に代えて第2出力
ポートA2 ,B2 に取付けられる配管アダプタ20は、
図1に詳細を示すように、弁ボディ6の上面と前面とを
ほぼ覆う側面視アングル状に形成されており、第2出力
ポートA2 ,B2 に気密に挿入される挿入部21,21
と、前面に開設した前面出力ポート22a,22bと、
第2出力ポートA2 ,B2 と前面出力ポート22a,2
2bを連通させる出力通路23a,23bとを備え、前
面出力ポート22a,22bに上記ワンタッチ管継手1
5,15と同一構成のワンタッチ管継手24,24が装
着されている。しかしながら、ワンタッチ管継手24,
24は、第2出力ポートA2 ,B2 から取外した管継手
15,15を使用することもできる。
【0011】上記切換弁1は、第2出力ポートA2 ,B
2 にワンタッチ管継手15,15を取付けたときは、ワ
ンタッチ管継手15,15によって弁ボディ6の上方か
ら出力配管を接続することができる(図4参照)。ま
た、第2出力ポートA2 ,B2に配管アダプタ20を取
付けたときは、その前面出力ポート22a,22bに取
付けたワンタッチ管継手24,24または15,15に
よって、弁ボディ6の前方から出力配管を接続すること
ができる(図1参照)。したがって、第2出力ポートA
2 ,B2 に、管継手15,15または配管アダプタ20
を選択的に取付けることによって、同一の弁ボディ6の
上方または前方から出力配管を接続することができる。
2 にワンタッチ管継手15,15を取付けたときは、ワ
ンタッチ管継手15,15によって弁ボディ6の上方か
ら出力配管を接続することができる(図4参照)。ま
た、第2出力ポートA2 ,B2に配管アダプタ20を取
付けたときは、その前面出力ポート22a,22bに取
付けたワンタッチ管継手24,24または15,15に
よって、弁ボディ6の前方から出力配管を接続すること
ができる(図1参照)。したがって、第2出力ポートA
2 ,B2 に、管継手15,15または配管アダプタ20
を選択的に取付けることによって、同一の弁ボディ6の
上方または前方から出力配管を接続することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の切換弁は、弁ボディの出力ポー
トに、管継手と配管アダプタとを選択的に取付けること
により、切換弁の設置場所、設置姿勢等に応じて、該切
換弁の上方または前方から出力配管を接続できるので、
出力配管を上方または前方のいずれからも接続できる切
換弁を、安価なものとすることができる。
トに、管継手と配管アダプタとを選択的に取付けること
により、切換弁の設置場所、設置姿勢等に応じて、該切
換弁の上方または前方から出力配管を接続できるので、
出力配管を上方または前方のいずれからも接続できる切
換弁を、安価なものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配管アダプタを取付けた状態を示す実施例の要
部縦断側面図である。
部縦断側面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】配管アダプタを取外した状態の要部平面図であ
る。
る。
【図4】同じく斜視図である。
1 切換弁 6 弁ボディ 7 弁孔 12 弁体 15,24 ワンタッチ管継手 20 配管アダプタ 22a,22b 前面出力ポート 23a,23b 出力通路 P 供給ポート A2 ,B2 第2出力ポート EA,EB 排出ポート
Claims (1)
- 【請求項1】 圧力流体の供給ポート、出力ポート、排
出ポート、及びこれらのポートが開口する弁孔を有する
弁ボディと、上記弁孔を摺動する弁体とを備え、弁体の
摺動により出力ポートを供給ポートと排出ポートとに切
換えて連通させる切換弁において、 上記出力ポートを弁ボディの上面に開口させるととも
に、該出力ポートに、出力配管を接続するための管継手
と、配管アダプタとを、選択的にかつ取外し可能に取付
け、 上記配管アダプタが、上記弁ボディの前面側に開口し出
力配管を接続するための管継手が取付けられた前面出力
ポートと、該前面出力ポートと上記出力ポートを連通さ
せる出力通路とを備えている、ことを特徴とする切換弁
の出力配管接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4276586A JP2585929B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 切換弁の出力配管接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4276586A JP2585929B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 切換弁の出力配管接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06109156A JPH06109156A (ja) | 1994-04-19 |
JP2585929B2 true JP2585929B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17571527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4276586A Expired - Fee Related JP2585929B2 (ja) | 1992-09-21 | 1992-09-21 | 切換弁の出力配管接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2585929B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3850926B2 (ja) * | 1996-07-29 | 2006-11-29 | Smc株式会社 | パイロット式切換弁 |
-
1992
- 1992-09-21 JP JP4276586A patent/JP2585929B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06109156A (ja) | 1994-04-19 |
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Legal Events
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