JP2531728Y2 - 排水ます用蓋 - Google Patents
排水ます用蓋Info
- Publication number
- JP2531728Y2 JP2531728Y2 JP1991014428U JP1442891U JP2531728Y2 JP 2531728 Y2 JP2531728 Y2 JP 2531728Y2 JP 1991014428 U JP1991014428 U JP 1991014428U JP 1442891 U JP1442891 U JP 1442891U JP 2531728 Y2 JP2531728 Y2 JP 2531728Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- level
- drainage
- recess
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は排水ます用蓋に関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般住宅等の排水部より下水道本
管に至る途中の敷地内に埋設される排水ます(“会所ま
す”,“公共ます”などとも呼ばれる)の頂部には止水
及び防臭用の蓋が設けられている。
管に至る途中の敷地内に埋設される排水ます(“会所ま
す”,“公共ます”などとも呼ばれる)の頂部には止水
及び防臭用の蓋が設けられている。
【0003】これらの敷地の地表面が一般的に水平であ
る場合には、この種の蓋も当然水平に載置されるよう施
工する必要がある。
る場合には、この種の蓋も当然水平に載置されるよう施
工する必要がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の蓋用の排水ますの立上がり部の受枠に使用されるパイ
プの地表面までの高さを調整するため、鋸等による切断
時の加工上面が斜切れ等により水平でない場合には、こ
れを修正するための水平出し作業が目視検査のみでは困
難であり、施工業者は通常、水準器等を利用して水平出
しを行っていたため、その準備と作業に余分の時間を要
していた。
の蓋用の排水ますの立上がり部の受枠に使用されるパイ
プの地表面までの高さを調整するため、鋸等による切断
時の加工上面が斜切れ等により水平でない場合には、こ
れを修正するための水平出し作業が目視検査のみでは困
難であり、施工業者は通常、水準器等を利用して水平出
しを行っていたため、その準備と作業に余分の時間を要
していた。
【0005】本考案は、以上のような局面にかんがみて
なされたもので、この種の蓋の設置施工に際して、特別
に水準器等を使用する必要なしに容易に水平出し作業が
可能な蓋構造の提供を目的としている。
なされたもので、この種の蓋の設置施工に際して、特別
に水準器等を使用する必要なしに容易に水平出し作業が
可能な蓋構造の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本考案の
排水ます用蓋は、蓋部材の表面中央部に凹部を形成し、
この凹部内に気泡式水準器を配設したものである。
排水ます用蓋は、蓋部材の表面中央部に凹部を形成し、
この凹部内に気泡式水準器を配設したものである。
【0007】
【作用】以上のように、本考案による排水ます用蓋は、
蓋部材自体に水準器機能を備えているため、特別に水準
器等を用意する必要なしに、直接的に水平出し作業を行
うことができる。
蓋部材自体に水準器機能を備えているため、特別に水準
器等を用意する必要なしに、直接的に水平出し作業を行
うことができる。
【0008】
【実施例】以下に、本考案を実施例に基づいて説明す
る。図1(a),(b)に、本考案に係る蓋の一実施例
のそれぞれ垂直断面図及び平面図を示す。1は円板状の
蓋本体で、射出成形による合成樹脂製品、もしくは鋳造
による鋳鉄製品等があり、それぞれ円周下面には、排水
ます立上がりパイプ部頂部の受け枠3内に設置するため
の円周受け部2を備えている。
る。図1(a),(b)に、本考案に係る蓋の一実施例
のそれぞれ垂直断面図及び平面図を示す。1は円板状の
蓋本体で、射出成形による合成樹脂製品、もしくは鋳造
による鋳鉄製品等があり、それぞれ円周下面には、排水
ます立上がりパイプ部頂部の受け枠3内に設置するため
の円周受け部2を備えている。
【0009】本考案の特徴は、蓋本体1の表面中央部に
浅い凹部4を設け、この凹部4内に気泡式水準器5を配
設したことにある。この気泡式水準器5は、円形のケー
ス6内に適量のアルコール7等を充填し、封止用の透明
カバー8内面に小径の気泡9を1個形成したものであ
る。気泡式水準器5は、単独完成品を用いて凹部4内に
接着等により固設してもよいことはもちろんであり、ま
た、平面形状は必ずしも円形のみに限定されることはな
い。なお、10は中央部を示す破線円状の標線であり、
この標線内に気泡9が位置しておれば、蓋本体1の水平
が出ていることになる。
浅い凹部4を設け、この凹部4内に気泡式水準器5を配
設したことにある。この気泡式水準器5は、円形のケー
ス6内に適量のアルコール7等を充填し、封止用の透明
カバー8内面に小径の気泡9を1個形成したものであ
る。気泡式水準器5は、単独完成品を用いて凹部4内に
接着等により固設してもよいことはもちろんであり、ま
た、平面形状は必ずしも円形のみに限定されることはな
い。なお、10は中央部を示す破線円状の標線であり、
この標線内に気泡9が位置しておれば、蓋本体1の水平
が出ていることになる。
【0010】
【考案の効果】以上のとおり、本考案の排水ます用蓋に
おいては、蓋部材の表面中央部に凹部が形成され、この
凹部内に気泡式水準器が配設されているため、施工時の
パイプ斜切れ等に起因する水平出しのため別個に水準器
等を準備する必要なしに、直接的に水平出し施工を行う
ことができ、現場での作業工数や作業時間を節減するこ
とができる。
おいては、蓋部材の表面中央部に凹部が形成され、この
凹部内に気泡式水準器が配設されているため、施工時の
パイプ斜切れ等に起因する水平出しのため別個に水準器
等を準備する必要なしに、直接的に水平出し施工を行う
ことができ、現場での作業工数や作業時間を節減するこ
とができる。
【図1】本考案の排水ます用蓋の一実施例を示すもので
あり、(a)は垂直断面図、(b)は平面図である。
あり、(a)は垂直断面図、(b)は平面図である。
1 蓋本体 4 凹部 5 気泡式水準器 9 気泡
Claims (1)
- 【請求項1】 蓋部材の表面中央部に凹部が形成され、
この凹部内に気泡式水準器が配設されていることを特徴
とする排水ます用蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014428U JP2531728Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 排水ます用蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991014428U JP2531728Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 排水ます用蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112939U JPH04112939U (ja) | 1992-10-01 |
JP2531728Y2 true JP2531728Y2 (ja) | 1997-04-09 |
Family
ID=31901960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991014428U Expired - Lifetime JP2531728Y2 (ja) | 1991-03-13 | 1991-03-13 | 排水ます用蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2531728Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59196190A (ja) * | 1983-04-22 | 1984-11-07 | 株式会社山武 | ロボツトハンド |
JPS6146317A (ja) * | 1984-08-13 | 1986-03-06 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ロ−ラレベラのレベリング方法 |
JP2598313B2 (ja) * | 1988-11-14 | 1997-04-09 | 羽田ヒューム管株式会社 | マンホール蓋及びそのマンホール蓋の製造方法 |
-
1991
- 1991-03-13 JP JP1991014428U patent/JP2531728Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04112939U (ja) | 1992-10-01 |
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