JP2531728B2 - 炭化水素の水素化処理用触媒およびその活性化方法 - Google Patents
炭化水素の水素化処理用触媒およびその活性化方法Info
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、活性化処理が容易な炭化水素油の水素化処
理用触媒とその活性化方法に関するものである。
理用触媒とその活性化方法に関するものである。
炭化水素油を水素の存在下で水添、脱硫、脱窒素、分
解等を行なう所謂水素化処理には、アルミナ、シリカ−
アルミナ、チタニア等の無機酸化物担体に、周期律表第
6族金属及び第8族金属から選ばれた少なくとも一種の
金属を水素化活性成分として担持せしめた触媒が用いら
れ、第6族金属としてはMo及びW、第8族金属としては
Co及びNiがよく用いられている。
解等を行なう所謂水素化処理には、アルミナ、シリカ−
アルミナ、チタニア等の無機酸化物担体に、周期律表第
6族金属及び第8族金属から選ばれた少なくとも一種の
金属を水素化活性成分として担持せしめた触媒が用いら
れ、第6族金属としてはMo及びW、第8族金属としては
Co及びNiがよく用いられている。
これらの金属は通常酸化物態で担持されており、その
まゝでは活性がないため、水素化処理反応に供するには
酸化物体から硫化物態に変換して活性化する予備硫化が
必要である。
まゝでは活性がないため、水素化処理反応に供するには
酸化物体から硫化物態に変換して活性化する予備硫化が
必要である。
この予備硫化は、従来炭化水素油の水素化処理を行な
う反応器に触媒を充填した後、この触媒層に硫化剤を水
素と共に通過せしめて行なうのが一般的である。予備硫
化の操作条件は、水素化処理プロセスによつて、又使用
する硫化剤によつて種種異なるが、硫化水素による場合
は水素中に0.5〜5容量%程度含有せしめ、これを触媒
1当り標準温度、圧力に換算して1000〜3000、温度
180℃以上(通常は250℃以上)で行なつており、二硫化
炭素、ノルマルブチルメルカプタン、硫化ジメチル、二
硫化ジメチル等を用いる場合は、これらを軽質炭化水素
油で稀釈して供し、温度250〜350℃、圧力20〜100kg/cm
2、液空間速度0.5〜2hr-1、水素/油比200〜1000Nl/
で行なつている。このような予備硫化操作を行なつた
後、実際に処理すべき原料油に切り替え、水素化処理操
作が開始される。
う反応器に触媒を充填した後、この触媒層に硫化剤を水
素と共に通過せしめて行なうのが一般的である。予備硫
化の操作条件は、水素化処理プロセスによつて、又使用
する硫化剤によつて種種異なるが、硫化水素による場合
は水素中に0.5〜5容量%程度含有せしめ、これを触媒
1当り標準温度、圧力に換算して1000〜3000、温度
180℃以上(通常は250℃以上)で行なつており、二硫化
炭素、ノルマルブチルメルカプタン、硫化ジメチル、二
硫化ジメチル等を用いる場合は、これらを軽質炭化水素
油で稀釈して供し、温度250〜350℃、圧力20〜100kg/cm
2、液空間速度0.5〜2hr-1、水素/油比200〜1000Nl/
で行なつている。このような予備硫化操作を行なつた
後、実際に処理すべき原料油に切り替え、水素化処理操
作が開始される。
ところが上記予備硫化操作は、以後の水素化処理の成
否を左右するので、使用資材の適切な選択と慎重な操作
が要求される。例えば稀釈剤を用いる場合、この稀釈剤
にオレフィン類が含有されていると重合生成物が触媒を
被毒する為オレフィン類を含有しない炭化水素油を用い
る必要があり、又粘性が高いと、触媒表面の湿潤効果が
乏しく重質油では不適当なため結局軽質留出物を用いざ
るを得ない。このような軽質油の使用はコスト高を招
く。又、触媒金属が高温で水素と反応して還元されると
不働態化するので、これを防止する為硫化剤を多めに用
いる必要があり、硫化剤と水素の割合を適正に維持しな
ければならない。更にこのような予備硫化は、数日間に
亘つて行なうのが通常であるが、この操作は一時的なも
のである為、自動化されていないことが多く、通常の異
なる煩雑な操作が要求されるため操作員の負担が極めて
大きい。このため予備硫化を省略するか少なくとも操作
の煩雑さを軽減することが課題になつていた。
否を左右するので、使用資材の適切な選択と慎重な操作
が要求される。例えば稀釈剤を用いる場合、この稀釈剤
にオレフィン類が含有されていると重合生成物が触媒を
被毒する為オレフィン類を含有しない炭化水素油を用い
る必要があり、又粘性が高いと、触媒表面の湿潤効果が
乏しく重質油では不適当なため結局軽質留出物を用いざ
るを得ない。このような軽質油の使用はコスト高を招
く。又、触媒金属が高温で水素と反応して還元されると
不働態化するので、これを防止する為硫化剤を多めに用
いる必要があり、硫化剤と水素の割合を適正に維持しな
ければならない。更にこのような予備硫化は、数日間に
亘つて行なうのが通常であるが、この操作は一時的なも
のである為、自動化されていないことが多く、通常の異
なる煩雑な操作が要求されるため操作員の負担が極めて
大きい。このため予備硫化を省略するか少なくとも操作
の煩雑さを軽減することが課題になつていた。
〔発明が解決しようとする課題〕 最近に至り、このような要請に応え得る方法が提案さ
れた。その方法は活性金属が担持された触媒に、一般式
R−S(n)−R′(nは3〜20の整数、R、R′は水
素原子又は1分子当り1〜150個の炭素原子を有する有
機基)で表わされる多硫化物を含浸せしめ、水素ガスの
不存在下、65〜275℃、0.5〜70バールの圧力下で前記触
媒を熱処理するものである(特開昭61−111144号公
報)。この方法によれば触媒に含浸された多硫化物が熱
処理によつて活性金属を硫化するので、反応器内で予備
硫化する場合は硫化剤及び稀釈剤が不要となる為操作が
容易になり、又反応器外での予備硫化も可能で、その場
合は予備硫化した触媒を反応器に充填すれば直ちに水素
化処理操業を開始できる。しかしながら上記多硫化物は
有機溶媒に溶解しなければ触媒に含浸できないため、こ
の含浸処理には有機溶媒に対する特別の対策が必要とな
る。
れた。その方法は活性金属が担持された触媒に、一般式
R−S(n)−R′(nは3〜20の整数、R、R′は水
素原子又は1分子当り1〜150個の炭素原子を有する有
機基)で表わされる多硫化物を含浸せしめ、水素ガスの
不存在下、65〜275℃、0.5〜70バールの圧力下で前記触
媒を熱処理するものである(特開昭61−111144号公
報)。この方法によれば触媒に含浸された多硫化物が熱
処理によつて活性金属を硫化するので、反応器内で予備
硫化する場合は硫化剤及び稀釈剤が不要となる為操作が
容易になり、又反応器外での予備硫化も可能で、その場
合は予備硫化した触媒を反応器に充填すれば直ちに水素
化処理操業を開始できる。しかしながら上記多硫化物は
有機溶媒に溶解しなければ触媒に含浸できないため、こ
の含浸処理には有機溶媒に対する特別の対策が必要とな
る。
本発明者等は多硫化物より取扱い易い硫化剤による予
備硫化方法を種々研究した結果、メルカプトカルボン酸
が適当であることを見い出して本発明に到達した。
備硫化方法を種々研究した結果、メルカプトカルボン酸
が適当であることを見い出して本発明に到達した。
即ち、本発明は無機酸化物担体に周期律表第6族金属
及び第8族金属から選ばれる少なくとも一種の金属の酸
化物及びリンの酸化物を担持せしめた触媒に、メルカプ
トカルボン酸、メルカプトカルボン酸のアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩のうちの少な
くとも一種を含浸せしめた点に特徴がある炭化水素油の
水素化処理用触媒と、該触媒を水素の存在下で室温〜40
0℃の温度で処理する点に特徴がある活性化方法であ
る。
及び第8族金属から選ばれる少なくとも一種の金属の酸
化物及びリンの酸化物を担持せしめた触媒に、メルカプ
トカルボン酸、メルカプトカルボン酸のアルカリ金属
塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩のうちの少な
くとも一種を含浸せしめた点に特徴がある炭化水素油の
水素化処理用触媒と、該触媒を水素の存在下で室温〜40
0℃の温度で処理する点に特徴がある活性化方法であ
る。
従来より良く知られているように無機酸化物担体とし
ては、アルミナ、シリカ−アルミナ、チタニア等が挙げ
られ、特にアルミナ又はシリカ−アルミナが代表的なも
のである。
ては、アルミナ、シリカ−アルミナ、チタニア等が挙げ
られ、特にアルミナ又はシリカ−アルミナが代表的なも
のである。
又、従来から知られているように活性金属として担持
される周期律表第6族金属の酸化物としてはMo及び/又
はWの酸化物が好ましく、第8族金属の酸化物としては
Co及び/又はNiの酸化物が好ましい。第6族金属酸化物
と第8族金属酸化物は単独で或いは混合して用いられ
る。
される周期律表第6族金属の酸化物としてはMo及び/又
はWの酸化物が好ましく、第8族金属の酸化物としては
Co及び/又はNiの酸化物が好ましい。第6族金属酸化物
と第8族金属酸化物は単独で或いは混合して用いられ
る。
リンも又従来から知られている活性物質であるが、本
発明の触媒においても有用である。リンの担持は単独で
行なつてよく、第6族金属、第8族金属と一緒に行なつ
ても良い。一緒に行なう場合、即ち混合含浸液を用いる
場合はリンの含有量が増すに従つて液粘性が増し、含浸
しにくくなる。この為この方法による場合は触媒中にP2
O5として、8重量%担持するのがほぼ限度である。
発明の触媒においても有用である。リンの担持は単独で
行なつてよく、第6族金属、第8族金属と一緒に行なつ
ても良い。一緒に行なう場合、即ち混合含浸液を用いる
場合はリンの含有量が増すに従つて液粘性が増し、含浸
しにくくなる。この為この方法による場合は触媒中にP2
O5として、8重量%担持するのがほぼ限度である。
メルカプトカルボン酸としては、メルカプト酢酸(HS
CH2COOH)、β−メルカプトプロピオン酸(HSCH2CH2COO
H)などが好ましい例として挙げることが出来る。
CH2COOH)、β−メルカプトプロピオン酸(HSCH2CH2COO
H)などが好ましい例として挙げることが出来る。
又、対応するアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アンモニウム塩も使用できるが、水素化反応に触媒毒と
なる物質を残さない金属イオンフリーの酸型及びアンモ
ニウム塩型が好ましい。
アンモニウム塩も使用できるが、水素化反応に触媒毒と
なる物質を残さない金属イオンフリーの酸型及びアンモ
ニウム塩型が好ましい。
メルカプトカルボン酸及び前記塩は、溶液として無機
酸化物担体に周期律表第6族金属、第8族金属の少なく
とも一つの酸化物と、リンの酸化物とを含む触媒に含浸
法により担持させる。この場合水溶液を使用することが
最も経済的である。
酸化物担体に周期律表第6族金属、第8族金属の少なく
とも一つの酸化物と、リンの酸化物とを含む触媒に含浸
法により担持させる。この場合水溶液を使用することが
最も経済的である。
メルカプトカルボン酸及びその塩の担持量は、周期律
表第6族金属及び第8族金属が水素化反応において高活
性を示す硫化形態(例えばMoS2、WS2、CoS、NiS)を形
成するに必要な硫黄量の1〜3当量倍が好ましい。担持
量がこれ以下では活性の低下を招き、またこれ以上を使
用してもそれほど活性の向上が望める訳ではないので不
経済である。
表第6族金属及び第8族金属が水素化反応において高活
性を示す硫化形態(例えばMoS2、WS2、CoS、NiS)を形
成するに必要な硫黄量の1〜3当量倍が好ましい。担持
量がこれ以下では活性の低下を招き、またこれ以上を使
用してもそれほど活性の向上が望める訳ではないので不
経済である。
メルカプトカルボン酸及びその塩を担持した触媒は、
そのまゝで活性を有するものもあるが、そのまゝでは活
性を生じないものはメルカプトカルボン酸及びその塩を
溶解するのに使用した溶媒を乾燥除去した後に、水素の
存在下で室温〜400℃の温度で処理され活性化される。
溶媒の除去は、水素の存在下での活性化時に行なつても
良く、活性化の前に特に乾燥操作が必要ということでは
ない。
そのまゝで活性を有するものもあるが、そのまゝでは活
性を生じないものはメルカプトカルボン酸及びその塩を
溶解するのに使用した溶媒を乾燥除去した後に、水素の
存在下で室温〜400℃の温度で処理され活性化される。
溶媒の除去は、水素の存在下での活性化時に行なつても
良く、活性化の前に特に乾燥操作が必要ということでは
ない。
水素の存在下での活性化処理では、周期律表第6族金
属及び/又は第8族金属に配位したメルカプトカルボン
酸及びその塩が水素化分離し、上記金属成分は水素化反
応での活性種である硫化物へと変化する。
属及び/又は第8族金属に配位したメルカプトカルボン
酸及びその塩が水素化分離し、上記金属成分は水素化反
応での活性種である硫化物へと変化する。
水素の存在下での活性化処理では反応出力に制限はな
く、且つ炭化水素が混在していても良い。従つて、該活
性化処理は触媒が使用される炭化水素の水素化処理用の
反応器とは別の処理装置で行なうことも、水素化処理用
の反応器に装填してから行なうことも可能である。
く、且つ炭化水素が混在していても良い。従つて、該活
性化処理は触媒が使用される炭化水素の水素化処理用の
反応器とは別の処理装置で行なうことも、水素化処理用
の反応器に装填してから行なうことも可能である。
活性化は室温〜400℃の温度で、好ましくは100〜300
℃の温度で行なわれる。400℃より高い温度では、処理
した触媒の水素化活性が低下するので好ましくない。
℃の温度で行なわれる。400℃より高い温度では、処理
した触媒の水素化活性が低下するので好ましくない。
本発明で調製された触媒は、炭化水素油の水素化脱硫
反応において、従来技術によつて硫化された触媒よりも
優れた活性を示す。その理由は定かではないが、メルカ
プトカルボン酸及びその塩が、周期律表第6族金属及び
/又は第8族金属と配位化合物を形成して担持されるこ
とがその後行なわれる水素の存在下での活性化処理時に
好ましい金属硫化物体を形成するのに効果的に働くこと
による為と考えられる。そのときリン酸は生成する金属
硫化物の活性化に寄与するのではないかと考えられる。
反応において、従来技術によつて硫化された触媒よりも
優れた活性を示す。その理由は定かではないが、メルカ
プトカルボン酸及びその塩が、周期律表第6族金属及び
/又は第8族金属と配位化合物を形成して担持されるこ
とがその後行なわれる水素の存在下での活性化処理時に
好ましい金属硫化物体を形成するのに効果的に働くこと
による為と考えられる。そのときリン酸は生成する金属
硫化物の活性化に寄与するのではないかと考えられる。
以下本発明の実施例及び比較例を示す。
実施例1 比表面積280m2/g、細孔容積0.75ml/gのγ−アルミナ
担体100gに、三酸化モリブデン29.0g、Ni含有率43.3%
の炭酸ニツケル10.5g、85%リン酸16.5g及び水から調製
した含浸液80mlを含浸し、110℃で16時間乾燥した後、5
00℃で2時間焼成してMoO320重量%、NiO4重量%、P2O5
7重量%含有する触媒を得た。該触媒20gにメルカプト酢
酸7.3gを含む水溶液10mlを全量含浸した後、100℃で16
時間乾燥し、触媒Aを得た。
担体100gに、三酸化モリブデン29.0g、Ni含有率43.3%
の炭酸ニツケル10.5g、85%リン酸16.5g及び水から調製
した含浸液80mlを含浸し、110℃で16時間乾燥した後、5
00℃で2時間焼成してMoO320重量%、NiO4重量%、P2O5
7重量%含有する触媒を得た。該触媒20gにメルカプト酢
酸7.3gを含む水溶液10mlを全量含浸した後、100℃で16
時間乾燥し、触媒Aを得た。
又、メルカプト酢酸を各々11.0g、14.6g原液そのまゝ
を全量含浸した他は前記と同様の方法で触媒B、Cを得
た。
を全量含浸した他は前記と同様の方法で触媒B、Cを得
た。
触媒A、B、Cのメルカプト酢酸の担持量はMo、Niが
MoS2、MiSになるのに必要な硫黄の量に換算して、各々
1.0、1.5、2.0倍であつた。
MoS2、MiSになるのに必要な硫黄の量に換算して、各々
1.0、1.5、2.0倍であつた。
実施例2 実施例1で得られた触媒20gにメルカプトプロピオン
酸11.7gを含有する液を全量含浸した後、100℃で16時間
乾燥し触媒Dを得た。触媒Dのメルカプトプロピオン酸
担持量はMo、NiがMoS2、NiSになるのに必要な硫黄の理
論量に換算して1.5倍であつた。
酸11.7gを含有する液を全量含浸した後、100℃で16時間
乾燥し触媒Dを得た。触媒Dのメルカプトプロピオン酸
担持量はMo、NiがMoS2、NiSになるのに必要な硫黄の理
論量に換算して1.5倍であつた。
実施例3 〔活性評価〕 触媒A、B、C、D各3mlをステンレス製固定床流通
反応管に装填し、クエート常圧軽油の水素化脱硫反応を
行なつた。反応に用いた常圧軽油の性状は次の通りであ
つた。
反応管に装填し、クエート常圧軽油の水素化脱硫反応を
行なつた。反応に用いた常圧軽油の性状は次の通りであ
つた。
比重(15/4℃) 0.848 硫黄(重量%) 1.61 窒素(重量ppm) 157 蒸留性状(初留点、℃) 211 〃 (50vol%点、℃) 340 〃 (終点、℃) 406 反応条件は次の通りであつた。
触媒量 3 ml 原料油液空間速度 2.0hr-1 反応圧力(水素圧) 30 kg/cm2 反応温度 330 ℃ 水素/油比 300 Nl/ 通油時間 8 hr 処理油は2時間毎にサンプリングし硫黄含有量を測定
し、脱硫率を求めた。4時間目、6時間目、8時間目に
サンプリングした処理油の硫黄含有量から求めた脱硫率
の平均値を下表に示す。
し、脱硫率を求めた。4時間目、6時間目、8時間目に
サンプリングした処理油の硫黄含有量から求めた脱硫率
の平均値を下表に示す。
比較例 実施例1及び2で使用したメルカプトカルボン酸を担
持する前のMoO3/NiO/P2O5系触媒をn−ブチルメルカプ
タンを混合したクエート常圧軽油により硫化(又は予備
硫化)処理し反応に供した。
持する前のMoO3/NiO/P2O5系触媒をn−ブチルメルカプ
タンを混合したクエート常圧軽油により硫化(又は予備
硫化)処理し反応に供した。
硫化油 3重量%n−ブチルメルカプタン/クエート常
圧軽油 触媒量 3ml 原料油液空間速度 2.0hr-1 反応圧力 30kg/cm2 反応温度 316℃ 水素/油比 300Nl/ 通油時間 8hr 〔活性評価〕 活性評価の条件は、実施例3と全く同じである。4時
間目、6時間目、8時間目にサンプリングした処理油の
硫黄含有量から求めた脱硫率の平均値を下表に示す。
圧軽油 触媒量 3ml 原料油液空間速度 2.0hr-1 反応圧力 30kg/cm2 反応温度 316℃ 水素/油比 300Nl/ 通油時間 8hr 〔活性評価〕 活性評価の条件は、実施例3と全く同じである。4時
間目、6時間目、8時間目にサンプリングした処理油の
硫黄含有量から求めた脱硫率の平均値を下表に示す。
メルカプト酢酸、メルカプトプロピオン酸を担持した
触媒は、3重量%のn−ブチルメルカプタンを混合した
クエート常圧軽油を用いて硫化した触媒より高活性を示
す。メルカプト酢酸についてはその担持量を変化させた
が、MoS2、NiS、CoSとするのに必要な硫黄の理論量に対
して1.5倍量で充分であり、それ以上担持量を増やして
も活性の向上は認められない。担持量を極端に増やすこ
とは、硫化剤の浪費となるだけでなく、担持が一段で行
なえないこともあり好ましくない。
触媒は、3重量%のn−ブチルメルカプタンを混合した
クエート常圧軽油を用いて硫化した触媒より高活性を示
す。メルカプト酢酸についてはその担持量を変化させた
が、MoS2、NiS、CoSとするのに必要な硫黄の理論量に対
して1.5倍量で充分であり、それ以上担持量を増やして
も活性の向上は認められない。担持量を極端に増やすこ
とは、硫化剤の浪費となるだけでなく、担持が一段で行
なえないこともあり好ましくない。
本発明によれば、従来技術の硫化法よりも簡略化され
た操作で、優れた性能を有する炭化水素の水素化処理用
触媒を得ることが出来る。
た操作で、優れた性能を有する炭化水素の水素化処理用
触媒を得ることが出来る。
Claims (7)
- 【請求項1】無機酸化物を担体とし、周期律表第6族金
属、第8族金属の少なくとも一つの酸化物及びリンの酸
化物と、メルカプトカルボン酸、メルカプトカルボン酸
のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム
塩のうちの少なくとも一種を含有することを特徴とする
炭化水素の水素化処理用触媒。 - 【請求項2】周期律表第6族金属がMo、Wの少なくとも
一つであり、第8族金属がCo、Niの少なくとも一つであ
る請求項1.に記載の炭化水素の水素化処理用触媒。 - 【請求項3】メルカプトカルボン酸がメルカプト酢酸お
よび/又はメルカプトプロピオン酸である請求項1.又は
2.に記載の炭化水素の水素化処理用触媒。 - 【請求項4】無機酸化物を担体とし、周期律表第6族金
属、第8族金属の少なくとも一つの酸化物と、リンの酸
化物とを含む触媒に、メルカプトカルボン酸、メルカプ
トカルボン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
アンモニウム塩のうちの少なくとも一種が含浸せしめら
れた炭化水素の水素化処理用触媒を、水素の存在下で室
温〜400℃の温度で処理することを特徴とする炭化水素
の水素化処理用触媒の活性化方法。 - 【請求項5】周期律表第6族金属がMo、Wの少なくとも
一つであり、第8族金属がCo、Niの少なくとも一つであ
る請求項4.に記載の炭化水素の水素化処理用触媒の活性
化方法。 - 【請求項6】メルカプトカルボン酸がメルカプト酢酸お
よび/又はメルカプトプロピオン酸である請求項4.又は
5.に記載の炭化水素の水素化処理用触媒の活性化方法。 - 【請求項7】処理温度が100〜300℃である請求項4.5.6.
の何れか一つに記載の炭化水素の水素化処理用触媒の活
性化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63051264A JP2531728B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 炭化水素の水素化処理用触媒およびその活性化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63051264A JP2531728B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 炭化水素の水素化処理用触媒およびその活性化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01224048A JPH01224048A (ja) | 1989-09-07 |
| JP2531728B2 true JP2531728B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=12882086
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63051264A Expired - Fee Related JP2531728B2 (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 炭化水素の水素化処理用触媒およびその活性化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531728B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107645971A (zh) * | 2015-04-24 | 2018-01-30 | 阿尔比马尔欧洲有限公司 | 掺杂载体上含金属有机硫化物的加氢处理催化剂 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2575168B2 (ja) * | 1988-03-08 | 1997-01-22 | 住友金属鉱山株式会社 | 炭化水素の水素化処理用触媒及びその製造方法 |
| JPH0256249A (ja) * | 1988-08-19 | 1990-02-26 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | 炭化水素の水素化処理用触媒及びその製造方法 |
| CA3069261C (en) * | 2017-07-21 | 2022-12-06 | Albemarle Europe Srl | Hydrotreating catalyst with a titanium containing carrier and sulfur containing organic additive |
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1988
- 1988-03-04 JP JP63051264A patent/JP2531728B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN107645971A (zh) * | 2015-04-24 | 2018-01-30 | 阿尔比马尔欧洲有限公司 | 掺杂载体上含金属有机硫化物的加氢处理催化剂 |
| CN107645971B (zh) * | 2015-04-24 | 2020-12-18 | 阿尔比马尔欧洲有限公司 | 掺杂载体上含金属有机硫化物的加氢处理催化剂 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| JPH01224048A (ja) | 1989-09-07 |
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