JP2531198Y2 - ケーブル布設用金車の取付金物 - Google Patents

ケーブル布設用金車の取付金物

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JP2531198Y2
JP2531198Y2 JP10026090U JP10026090U JP2531198Y2 JP 2531198 Y2 JP2531198 Y2 JP 2531198Y2 JP 10026090 U JP10026090 U JP 10026090U JP 10026090 U JP10026090 U JP 10026090U JP 2531198 Y2 JP2531198 Y2 JP 2531198Y2
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safe
horizontal plate
mounting
cable
groove
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JP10026090U
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Inventor
勝實 森井
信一郎 南雲
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池野通建株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、電線や通信線等のケーブルを洞道等に布設
するための金庫の取付金物に関する。
[従来の技術] 一般に、第8図に示すように、洞道の側壁内に建てら
れた立金物9の適宜位置に受金物8を取り付けて、この
受金物8にケーブルCを支持させている。
従来、洞道内へのケーブルの布設作業は、ケーブル布
設金庫またはケーブル布設ローラ等によって実施されて
いる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の金庫またはローラ等は、そ
の取り付けに手間と時間がかかって、能率が悪く、その
改善が要請されていた。
本考案は、上記従来の要請に答えるためになされたも
ので、その目的とするところは、第9図に示すように、
架空ケーブルの架渉作業に使用している2号金庫Bを簡
単かつ迅速に受金物に取り付けて、ケーブル布設を容易
に行うことのできる取付金物を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案のケーブル布設用金庫の取付金物は、布設され
たケーブルを固定支持する断面形状が 型をしたフレーム状の金物であって、上向中央溝とその
両側に下向側溝を形成した受金物に、架空ケーブル架渉
用の金庫であって、上記ケーブルを掛け外しするホイー
ルを回転自在に取付けた本体フレームに開閉フレームを
蝶ボルトにより締め付け固定するように構成されると共
に上記本体フレームの締付部に開口部を形成した2号金
庫を、取り付ける取付金物において、水平板部とその端
部から下方に一体的に垂下する垂直板部から構成され、
上記水平板部にはその先端部に解放する2条のスリット
を形成して、上記受金物の上向中央溝に嵌合する中央嵌
合片と、上記受金物の下向側溝に嵌合する側部嵌合片を
形成し、上記垂直板部の下端部には上記2号金庫の蝶ボ
ルトに嵌合する半円状のボルト嵌合溝を形成すると共
に、上記垂直板部の両側の中間位置には上記水平板部と
同じ方向に突設されて上記2号金庫の開口部に差し込ま
れる係止片を形成することを特徴とするものである。
[実施例] 以下、本考案の一実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図において、Aは取付金物であって、水平板部1
と垂直板部2から構成されている。該垂直板部2は、水
平板部1の端部から下方に一体的に垂下している。
上記水平板部1には2条のスリット1a,1aが切り込ま
れていて、中央嵌合片1bと、その両側の側部嵌合片1c,1
cとが形成されている。該スリット1aは水平板部1の先
端部に開放している。
一方、上記垂直板部2には、その下端部の中央部に半
円状のボルト嵌合溝2aが形成されていると共に、両側の
中間位置に係止片2b,2bが突設されている。該係止片2b
は、上記水平板部1と同じ方向を向いている。
次に、上記実施例の取付金物による2号金庫の受金物
への取り付け方法について説明する。
取付方法を説明する前に、2号金庫および受金物の構
造について説明する。
まず、2号金庫Bの構造は、第2図に示すように、主
として、本体フレーム3と、開閉フレーム4と、ホイー
ル5から構成されている。
該本体フレーム3にはシャフト3aが固着されていて、
これに上記ホイール5が回転自在に取り付けられてい
る。本体フレーム3の締付部3bには、上記開閉フレーム
4の締付部4aが、蝶ボルト6により締め付け固定され
る。上記締付部3bには開口部3b′が形成されている。
従って、該蝶ボルト6を緩めることにより、開閉フレ
ーム4を仮想線のように開いて、ケーブルCをホイール
5に掛けたり外したりすることができる。
7はフックであって、上記本体フレーム3の締付部3b
に溶接等により一体的に固着されている。該フック7は
2号金車を吊線に吊設するための掛金である。
一方、受金物の構造は、第3図に示すように、主とし
て断面形状が 型をしたフレーム状の金物であって、上向中央溝8aとそ
の両側に下向側溝8b,8bが形成されている。
該受金物8の基端部にはキノコ状掛金8cが設けられて
いて、第4図(A)(B)に示すように、洞道等の側壁
内に建てられた立金物9の差込穴9aに該掛金8cを差し込
んで、該差込穴9aに連続して形成された長穴9bに落し込
んで、受金物8を掛止め固定する。
従って、まず、上記2号金車Bに取付金物Aを固定す
るには、第5図および第6図に示すように、取付金物A
の垂直板部2のボルト嵌合溝2aを、2号金車Bの締付け
用蝶ボルト6の上側に嵌合せしめると共に、垂直板部2
の両側の係止片2b,2bを2号金車Bの本体フレーム3の
締付部3bの開口部3b′に差し込んだ状態で、垂直板部2
を2号金車Bの本体フレーム3の締付部3bと開閉フレー
ム4の締付部4aとの間に挟んで、蝶ボルト6により締め
付け固定する。
次に、以上のようにして2号金車Bに固定した取付金
物Aを、受金物8に取り付けるには、第7図に示すよう
に、取付金物Aの水平板部1の中央嵌合片1bを受金物8
の先端部の上向中央溝8aに嵌合せしめると共に、両側の
側部嵌合片1c,1cを下向側溝8b,8bに嵌合せしめるよう
に、水平板部1を受金物8の先端部に差し込んで固定す
る。
尚、第7図では2号金車Bを省略した。
[考案の効果] 本考案の取付金物は、ケーブル架渉用の2号金車をそ
のまま利用することができ、受金物に容易かつ迅速に取
り付け取り外しができ、小型軽量で安価に提供すること
ができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の取付金物の一実施例を示す斜視図、第
2図は2号金車の正面図、第3図は受金物の斜視図、第
4図(A)(B)は受金物の立金物への掛止め状態を説
明する断面図、第5図は取付金物の2号金車への固定状
態を示す部分切欠き正面図、第6図は第5図のVI−VI線
に沿った側面図、第7図は取付金物の受金物への取付状
態を示す要部の斜視図、第8図は洞道におけるケーブル
の布設状態を示す説明図、第9図はケーブルの架渉作業
を示す説明図である。 1…水平板部、1a…スリット、1b…中央嵌合片、1c…側
部嵌合片、2…垂直板部、2a…ボルト嵌合溝、2b…係止
片、3…本体フレーム、3a…シャフト、3b…締付部、3
b′…開口部、4…開閉フレーム、4a…締付部、5…ホ
イール、6…蝶ボルト、7…フツク、8…受金物、8a…
上向中央溝、8b…下向側溝、8c…キノコ状掛金、9…立
金物、9a…差込穴、9b…長穴、A…取付金物、B…2号
金車、C…ケーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】布設されたケーブル(C)を固定支持する
    断面形状が 型をしたフレーム状の金物であって、上向中央溝(8a)
    とその両側に下向側溝(8b)を形成した受金物(8)
    に、架空ケーブル架渉用の金庫であって、上記ケーブル
    (C)を掛け外しするホイール(5)を回転自在に取付
    けた本体フレーム(3)に開閉フレーム(4)を蝶ボル
    ト(6)により締め付け固定するように構成されると共
    に上記本体フレーム(3)の締付部(3b)に開口部(3
    b′)を形成した2号金庫(B)を、取り付ける取付金
    物(A)において、水平板部(1)とその端部から下方
    に一体的に垂下する垂直板部(2)から構成され、上記
    水平板部(1)にはその先端部に解放する2条のスリッ
    ト(1a)を形成して、上記受金物(8)の上向中央溝
    (8a)に嵌合する中央嵌合片(1b)と、上記受金物
    (8)の下向側溝(8b)に嵌合する側部嵌合片(1c)を
    形成し、上記垂直板部(2)の下端部には上記2号金庫
    (B)の蝶ボルト(6)に嵌合する半円状のボルト嵌合
    溝(2a)を形成すると共に、上記垂直板部(2)の両側
    の中間位置には上記水平板部(1)と同じ方向に突設さ
    れて上記2号金庫(B)の開口部(3b′)に差し込まれ
    る係止片(2b)を形成することを特徴とするケーブル布
    設用金庫の取付金物。
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