JPH0537364Y2 - - Google Patents

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JPH0537364Y2
JPH0537364Y2 JP4585990U JP4585990U JPH0537364Y2 JP H0537364 Y2 JPH0537364 Y2 JP H0537364Y2 JP 4585990 U JP4585990 U JP 4585990U JP 4585990 U JP4585990 U JP 4585990U JP H0537364 Y2 JPH0537364 Y2 JP H0537364Y2
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  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は天井直付け型螢光ランプの取付器具に
関する。
<従来の技術> 室内の天井へ直管型の螢光ランプを直付け施工
するに当つて、従来ではその螢光ランプを両端部
の2点で取付器具により、天井へ支持させている
通例である。
つまり、例えば第16図のように、複数本の螢
光ランプM1,M2,M3を直列の継ぎ足し連結
状態として、天井へ直付け施工する場合について
言えば、最前の螢光ランプM1における前端部
と、最後の螢光ランプM3における後端部は、端
支持用の取付器具1によつて、天井面Cへ各々支
持させると共に、その両螢光ランプM1,M3と
中間螢光ランプM2との隣り会う端部同志は、中
間連結用の取付器具2によつて、やはり天井面C
へ各々支持させるようになつている。
<考案が解決しようとする課題> ところが、これでは構造・形態が異なる端支持
用取付器具1と中間連結用取付器具2との2種を
用意しなければならず、その施工作業上も未だ煩
雑である。
又、複数本の螢光ランプM1,M2,M3を悉
くその端部において支持させるものであるため、
上記最前の螢光ランプM1における前端部を天井
の垂れ壁Aから前方へ、一定量だけ張り出した所
謂浮遊状態に取付けるようなことは、全く不可能
である。
更に、上記垂れ壁Aから室壁Wに至る天井面C
の奥行寸法Dは、建物によつて区々相違変化する
処、その奥行寸法Dと合致対応させるべく、複数
本の螢光ランプM1,M2,M3を継ぎ足し連結
するに際しても、その螢光ランプM1,M2,M
3として長さの異なる数種を組み合わせて使う必
要が起る。ワツト数が異なる数種の螢光ランプM
1,M2,M3を準備しなければならないわけで
あり、やはり施工作業上甚だ煩わしく、コスト高
も招来することになる。
<課題を解決するための手段> 本考案はこのような課題の改良を企図してお
り、そのための取付器具として、室内の天井面に
直付け固定される器具本体と、前後両端部に一対
のランプソケツトが装備された一定長さのランプ
支持ステーと、その両ソケツトに差し込み支持さ
れる直管型の螢光ランプと、上記支持ステーの中
央部を抱持した状態のもとに、器具本体へ下方か
ら固定される抱持枠とから成り、 上記支持ステーの中央部から前後の何れか一方
へ偏心した位置では、その支持ステーと抱持枠と
を水平な支点軸によつて組付けると共に、支持ス
テーの外側面と抱持枠の内側面とを支点凸子によ
つて点接触する関係状態に保ち、 上記支持ステーの中央部から他方へ偏心した位
置では、同じく支持ステーと抱持枠とを垂直な昇
降調整用操作ネジ軸並びに水平な横移動調整用操
作ネジ軸の2種によつて組付け、 その昇降調整用操作ネジ軸を回動操作した時に
は、上記支持ステーがその支点軸を中心として、
上下方向へシーソー運動する一方、 上記横移動調整用操作ネジ軸を回動操作した時
には、同じく支持ステーがその支点凸子を中心と
して、左右横方向へシーソー運動するように設定
したことを主な特徴とするものである。
<作用> 上記の構成によれば、直管型螢光ランプMの支
持ステー19がその中央部の1点において、抱持
枠20により取付器具本体10へ組付け固定され
るようになつているため、第15図のような複数
本の螢光ランプMを継ぎ足し連結する場合にも、
その取付器具として1種類で足り、従来のように
端部支持用取付器具1と、中間連結用取付器具2
1との2種を準備する必要がない。
又、最前の螢光ランプMにおける前端部を天井
の垂れ壁Aから前方へ、一定量だけ張り出した浮
遊状態に直付け施工することも、自由に行なえる
こととなり、その結果天井面Cの奥行寸法Dが
区々相違変化しても、その複数本の螢光ランプM
として長さの異なる数種を用意し、これを組み合
わせて使う必要もない。上記奥行寸法Dの変化に
拘らず、常にワツト数が同じ1種類の螢光ランプ
Mを直列させれば足るので、施工作業性を著しく
昂めることができる。
更に、螢光ランプMの支持ステー19がその中
央部の1点において、抱持枠20により器具本体
10へ組付け固定されているとしても、そのラン
プ支持ステー19と抱持枠20との相互間には、
調整機構も組込み設置されているため、螢光ラン
プMと天井面Cとの相互間隔距離Hや、並列状態
に隣り合う螢光ランプMの相互間隔距離Sがバラ
ツキ変化することも、効果的に防止することがで
きる。
つまり、上記構成における昇降調整用操作ネジ
軸35を回動させれば、ランプ支持ステー19が
その支点軸31を中心として、上下方向へシーソ
ー運動するため、第13図のように天井面Cと螢
光ランプMとの相互間隔距離Hを、常時均一に保
つことができる。他方、横移動調整用操作ネジ軸
39を回動させれば、同じくランプ支持ステー1
9がその支点凸子34を中心として、左右横方向
へシーソー運動するため、第14図のように並列
する螢光ランプMの隣り合う相互間隔距離Sも、
やはり均一に保持することができるのである。
<実施例> 以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的構
成を詳述すると、その天井直付け型螢光ランプの
取付状態を表わした第1〜5図において、10は
取付器具本体を総称しており、これは円錐型のフ
レンジ11とその凸曲底面中央部から左右横方向
へ等しく一体的に張り出す一定長さの分配アーム
12とから成ると共に、そのフレンジ11との組
立体をなすスタツト13によつて、室内の天井面
Cへ直付け固定されるようになつている。
その分配アーム12として、第1〜5図では断
面四角形な中空直管を採用し、その一定長さの中
央部をフレンジ11の底面へ、複数のビス14に
より水平な設置状態に組付け一体化させている
が、これに代る第6図の変形例から明白な通り、
上記分配アーム12を一定長さの断面四角形な中
空曲管から形作ると共に、そのアーチ型の設置状
態としてフレンジ11の底面へ、やはりビス14
を介して組付けることも可能である。
何れにしても、フレンジ11と分配アーム12
はその中央部の配線口15を介して、相互の連通
状態にある。16は上記スタツト13の中央部に
形成された電源口、17,18はフレンジ11と
分配アーム12との組付け強化上、その両者を挟
む如く上下方向から重ね合わされた補強板の一対
であり、上記ビス14はこれを悉く貫通してい
る。
又、19は一定長さのランプ支持ステーであつ
て、第7〜12図のようにやはり断面四角形な中
空直管から成り、その中央部が抱持枠20によつ
て抱持された状態のもとで、上記器具本体10の
分配アーム12へ下方から組付け固定されてい
る。つまり、ランプ支持ステー19はその中央部
の1点において、抱持枠20により器具本体10
へ組付けられているわけである。抱持枠20は断
面倒立ハツト型を呈しており、その左右一対の張
り出し鍔片21が分配アーム12へ下方から接合
され、且つ複数のビス22によつて固定一体化さ
れている。
その場合、ランプ支持ステー19は器具本体1
0の分配アーム12と直交する前後方向への水平
な延在状態にある。又、抱持枠20によつて抱持
されていると雖も、支持ステー19はその抱持枠
20との遊合状態にあり、後述のシーソー運動を
行なえるようになつている。更に、その支持ステ
ー19の中央部は配線口23によつて、上記分配
アーム12と連通している。24は上記抱持枠2
0の両張り出し鍔片21に鍵穴型として開口され
たビス受け入れ孔を示している。
他方、ランプ支持ステー19の前後両端部には
各々ビス25を介して、ソケツトホルダー26が
装備されていると共に、そのホルダー26によつ
てランプソケツト27が保持されている。そし
て、その向かい合う前後一対のランプソケツト2
7に、一定長さの直管型螢光ランプMが差し込み
支持されるようになつている。
28は両ソケツトホルダー26から前後方向へ
一体的に延長されたソケツトカバー用取付片であ
り、そのL字屈曲型によつてランプ支持ステー1
9の前後両端部を各々被覆化粧している。29は
その取付片28へビス30によつて固定されるソ
ケツトカバーであり、螢光ランプMの端支持用と
して弾丸型を呈しているが、螢光ランプMの複数
本がその支持ステー19によつて、前後方向への
直列継ぎ足し状態に連結される場合には、そのソ
ケツトカバー29としても上記弾丸型に代えて、
第4図から示唆されるような中間連結用の中空直
管型が使われることになる。
上記の説明から自づと明白なように、本考案で
は直管型螢光ランプMの支持ステー19が、その
一定長さの中央部においてのみ抱持枠20によ
り、器具本体10へ組付けられるようになつてい
る関係上、その中央部の一点を言わば枢支点とし
て、ランプ支持ステー19が第13,14図の鎖
線で示唆する如く、上下方向や左右横方向へ振れ
動くおそれがあり、その上下方向へ振れ動くと、
天井面Cと螢光ランプMとの相互間隔距離Hが不
均一となり、又左右横方向へ振れ動くと、その螢
光ランプMの複数本を並列状態に取付けるような
場合、その隣り合う相互間隔距離Sにバラツキを
生ずるおそれ無しとしない。
そこで、本考案の場合上記ランプ支持ステー1
9と、その中央部を抱持する抱持枠20との相互
間には、上記間隔距離H,Sの調整機構も組み込
まれているのである。
即ち、その調整機構の明らかな第9〜12図に
おいて、31はランプ支持ステー19とその抱持
枠20を貫通する水平な支点軸であり、支持ステ
ー19の仮想垂直中心線O−Oから前後の何れか
一方へ一定量Lだけ偏心した位置に配設されてい
る。上記断面四角形な支持ステー19の左右両側
面に開口されたバカ孔32と、抱持枠20の左右
両側面へ対応的に開口されたバカ孔33との相互
間に亘つて、支点軸31が水平に貫通されている
わけであり、その支点軸31の廻りに支持ステー
19が上下方向へシーソー運動し得るようになつ
ている。
その際、図では支点軸31として、頭付きボル
トとナツトとから成るネジ締結体を採用している
が、上記ランプ支持ステー19の運動を行なえる
限りでは、1本の貫通ピンを採用しても良く、又
その支点軸31を左右一対の各別に取付けること
も可能である。
34は上記と同じ一方向へ偏心した位置におい
て、抱持枠20の左右両側面から内向き円錐型に
突き起された上下一対づつの支点凸子であり、そ
の突出先端部が何れもランプ支持ステー19の左
右両側面と点接触している。つまり、支持ステー
19の外側面と抱持枠20の内側面とが、その点
接触する関係状態に保たれており、その支点凸子
34を中心としつつ、支持ステー19が抱持枠2
0に対して左右横方向へ振れ動く如く、そのシー
ソー作用を行なえるようになつているのである。
その支持ステー19のシーソー運動が達成され
る限りでは、上記円錐型の支点凸子34を逆に支
持ステー19の左右両側面から、外向きに突き起
し加工してもさしつかえない。又、その支点凸子
34を支持ステー19と抱持枠20との何れか一
方から突出させると共に、その他方に支点凸子3
4の受け入れ凹溝を陥没させることも可能と言え
る。
更に、35は上記支持ステー19の仮想垂直中
心線O−Oから残る他方へ一定量Lだけ偏心した
位置において、その抱持枠20の底面から支持ス
テー19の底面を貫通する如く、上向き垂直状態
に螺入された昇降調整用操作ネジ軸であり、これ
を下方から回動操作した時に、支持ステー19が
上記の水平な支点軸31を中心として、昇降する
ようになつている。36はその操作ネジ軸35を
受け入れるバカ孔であり、抱持枠20の底面に開
口されている。37はこれと対応するように、支
持ステー19の底面に開口形成されたネジ孔であ
り、これに下方から操作ネジ軸35が螺合されて
いる。
そして、その操作ネジ軸35は脱落防止用の止
め輪38によつて、その回動作用のみを行なえる
状態に組付けられているため、これを回動させれ
ば、支持ステー19がその抱持枠20に対して上
下方向へ進退することになる。その場合、支持ス
テー19は上記した一方への偏心位置において、
水平な支点軸31による枢支状態にあるため、そ
の廻りにシーソー運動することになるわけであ
り、その結果支持ステー19をその長さの全体に
亘つて、常時水平状態に矯正することができ、螢
光ランプMと天井面Cとの相互間隔距離Hを均一
に保てるのである。
又、39は上記と同じ他方向への偏心位置にお
いて、ランプ支持ステー19と抱持枠20を貫通
する水平な横移動調整用操作ネジ軸であり、これ
を回動操作した時には、支持ステー19が上記支
点凸子34を中心としつつ、その抱持枠20に対
して左右横方向へ振れ動くようになつている。4
0はそのために抱持枠20の左右両側面に開口さ
れたバカ孔、41はこれと対応するように、支持
ステー19の左右両側面に開口形成されたネジ孔
であり、その両者に亘つて操作ネジ軸39が水平
に貫通されている。
そして、その操作ネジ軸39は支持ステー19
のネジ孔41と螺合状態にあるため、これを時計
方向又は反時計方向に回動させれば、これとの相
対的に支持ステー19が左右横方向へ進退作用す
る。その際、支持ステー19は上記した一方への
偏心位置において、支点凸子34による抱持枠2
0との点接触状態にあるため、その廻りにシーソ
ー運動することとなり、その結果螢光ランプMの
複数本を並列状態に設置するような場合、そのラ
ンプ支持ステー19を悉く平行状態に矯正するこ
とができ、その螢光ランプMの隣り合う相互間隔
距離Sを均一に保てるのである。
上記横移動調整用操作ネジ軸39は頭付きボル
トとナツトとのネジ締結体から成り、その水平状
態に貫通されているため、抱持枠20の左右何れ
からでも回動操作することができる。42,43
は両操作ネジ軸35,39における頭部の工具係
止切欠を示している。これに図外の回動工具を係
止させることによつて、各操作ネジ軸35,39
を回動操作することになる。尚、図では支持ステ
ー19の仮想垂直中心線O−Oから前後何れか一
方へ偏心する一定量Lと、残る他方へ偏心する一
定量Lとを、相互の同一に寸法化しており、これ
によれば支持ステー19の前後重量バランスも効
果的に均衡され、安定度に著しく優れるが、その
両方向へ偏心する一定量Lに若干の相違変化を与
えてもさしつかえない。
<考案の効果> 以上のように、本考案に係る天井直付け型螢光
ランプMの取付器具では、その構成上室内の天井
面Cに直付け固定される器具本体10と、前後両
端部に一対のランプソケツト27が装備された一
定長さのランプ支持ステー19と、その両ソケツ
ト27に差し込み支持される直管型の螢光ランプ
Mと、上記支持ステー19の中央部を抱持した状
態のもとに、器具本体10へ下方から固定される
抱持枠20とから成り、 上記支持ステー19の中央部から前後の何れか
一方へ偏心した位置では、その支持ステー19と
抱持枠20とを水平な支点軸31によつて組付け
ると共に、支持ステー19の外側面と抱持枠20
の内側面とを支点凸子34によつて点接触する関
係状態に保ち、 上記支持ステー19の中央部から他方へ偏心し
た位置では、同じく支持ステー19と抱持枠20
とを垂直な昇降調整用操作ネジ軸35並びに水平
な横移動調整用操作ネジ軸39の2種によつて組
付け、 その昇降調整用操作ネジ軸35を回動操作した
時には、上記支持ステー19がその支点軸31を
中心として、上下方向へシーソー運動する一方、 上記横移動調整用操作ネジ軸39を回動操作し
た時には、同じく支持ステー19がその支点凸子
34を中心として、左右横方向へシーソー運動す
るように設定してあるため、冒頭に述べた従来技
術の課題を悉く解決できる効果がある。
即ち、室内の天井面Cに直付け固定される器具
本体10に対して、直管型螢光ランプMを支持す
るランプ支持ステー19が抱持枠20により、そ
の中央部の1点において組付け固定されているた
め、第15図のような複数本の螢光ランプMを直
列の継ぎ足し連結状態として直付け施工する場合
にも、その取付器具として本考案の1種類で足
り、従来のような構造・形態が異なる端部支持用
取付器具1と、中間連結用取付器具2との2種を
用意する必要がない。
又、同図から明白なように、例えば最前の螢光
ランプMにおける前端部を、天井の垂れ壁Aから
前方へ張り出した所謂浮遊状態に設置すること
も、自由に行なえるのであり、その結果天井面C
の奥行寸法Dが区々相違変化したとしても、その
複数本の螢光ランプMとして長さ(ワツト数)の
異なる数種を組み合わせて使う必要もなく、施工
作業性を著しく改良できるのである。
更に、本考案の場合上記のように螢光ランプM
の支持ステー19が、その中央部の1点において
器具本体10へ、抱持枠20により組付け固定さ
れている関係上、螢光ランプMと天井面Cとの相
互相互間隔距離Hや、並列する螢光ランプMの隣
り合う相互間隔距離Sが、不均一にバラツキ変化
するおそれ無しとしない。しかし、この点につい
てはランプ支持ステー19とその抱持枠20との
相互間に、その間隔距離H,Sの調整機構も組込
み設置されているため、上記バラツキ変化するお
それも完全に防止できる効果がある。
つまり、ランプ支持ステー19の中央部から前
後の何れか一方へ偏心した位置では、その支持ス
テー19と抱持枠20とを水平な支点軸31によ
つて組付けると共に、支持ステー19の外側面と
抱持枠20の内側面とを支点凸子34によつて点
接触する関係状態に保ち、 上記支持ステー19の中央部から他方へ偏心し
た位置では、同じく支持ステー19と抱持枠20
とを垂直な昇降調整用操作ネジ軸35並びに水平
な横移動調整用操作ネジ軸39の2種によつて組
付け、 その昇降調整用操作ネジ軸35を回動操作した
時には、上記支持ステー19がその支点軸31を
中心として、上下方向へシーソー運動する一方、 上記横移動調整用操作ネジ軸39を回動操作し
た時には、同じく支持ステー19がその支点凸子
34を中心として、左右横方向へシーソー運動す
るように設定してあるため、その昇降調整用操作
ネジ軸35の回動操作によつて、天井面Cと螢光
ランプMとの相互間隔距離Hを、又横移動調整用
操作ネジ軸39の回動操作よつて、並列状態にあ
る螢光ランプMの隣り合う相互間隔距離Sを、そ
の何れも常時均一に矯正保持することができるこ
ととなる。
又、ランプ支持ステー19が抱持枠20によ
り、その中央部の1点で組付け固定されているに
とどまるとしても、その仮想垂直中心線O−Oか
ら前後方向へ偏心し合う2個所に、水平な支点軸
31と横移動調整用操作ネジ軸39とが配設され
ているため、上記調整後の組立状態としても著し
く安定し、振動や衝撃を受けるも耐久強度の低下
するおそれがない。
更に、請求項2の構成を採用するならば、ラン
プ支持ステー19の中空内部を利用して、効果的
に電気配線できると共に、その支持ステー19と
抱持枠20とを一層安定・確固に組付け一体化す
ることができる。又、請求項3の構成を採用する
ならば、取付器具本体10から張り出す分配アー
ム12によつて、複数のランプ支持ステー19を
合理的に並列設置することができ、その場合隣り
合う螢光ランプMの相互間隔距離Sを、上記横移
動調整用操作ネジ軸39の回動操作によつて、常
時均一となる平行状態に保てるため、ますます有
益であると言える。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案における螢光ランプの直付
け状態を示す全体概略平面図と側面図、第3,4
図はその一部を切り欠いて示す拡大平面図と底面
図、第5図はその正面図、第6図は第5図に対応
する変形例を示す正面図、第7,8図はランプ支
持ステーを抽出して示す一部切り欠きの側面図と
平面図、第9,10図は第3図の9−9線と10
−10線に沿う各部分拡大断面図、第11,12
図は第10図の11−11線と12−12線に沿
う各拡大断面図、第13,14図は本考案の取付
器具による螢光ランプの並列施工状態を示す側面
図と底面図、第15図は同じく直列施工状態を示
す側面図、第16図は第15図に対応する従来の
施工状態を示す側面図である。 10……取付器具本体、11……フレンジ、1
2……分配アーム、15,23……配線口、19
……ランプ支持ステー、20……抱持枠、21…
…張り出し鍔片、27……ランプソケツト、28
……取付片、29……ソケツトカバー、31……
支点軸、34……支点凸子、35,39……操作
ネジ軸、C……天井面、M……螢光ランプ、L…
…偏心量、H,S……間隔距離、O−O……仮想
垂直中心線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 室内の天井面Cに直付け固定される器具本体
    10と、前後両端部に一対のランプソケツト2
    7が装備された一定長さのランプ支持ステー1
    9と、その両ソケツト27に差し込み支持され
    る直管型の螢光ランプMと、上記支持ステー1
    9の中央部を抱持した状態のもとに、器具本体
    10へ下方から固定される抱持枠20とから成
    り、 上記支持ステー19の中央部から前後の何れ
    か一方へ偏心した位置では、その支持ステー1
    9と抱持枠20とを水平な支点軸31によつて
    組付けると共に、支持ステー19の外側面と抱
    持枠20の内側面とを支点凸子34によつて点
    接触する関係状態に保ち、 上記支持ステー19の中央部から他方へ偏心
    した位置では、同じく支持ステー19と抱持枠
    20とを垂直な昇降調整用操作ネジ軸35並び
    に水平な横移動調整用操作ネジ軸39の2種に
    よつて組付け、 その昇降調整用操作ネジ軸35を回動操作し
    た時には、上記支持ステー19がその支点軸3
    1を中心として、上下方向へシーソー運動する
    一方、 上記横移動調整用操作ネジ軸39を回動操作
    した時には、同じく支持ステー19がその支点
    凸子34を中心として、左右横方向へシーソー
    運動するように設定したことを特徴とする天井
    直付け型螢光ランプの取付器具。 2 ランプ支持ステー19を断面四角形の中空直
    管として、その中央部を器具本体10との連通
    状態に開口させる一方、 同じく支持ステー19の前後両端部を、これ
    に付属装備させたソケツトカバー用取付片28
    によつて被覆状態に保つと共に、 上記支持ステー19の抱持枠20を断面倒立
    ハツト型として、その左右一対の張り出し鍔片
    21を器具本体10へ下方から固定したことを
    特徴とする請求項1記載の天井直付け型螢光ラ
    ンプの取付器具。 3 器具本体10を天井面Cに直付け固定される
    円錐型のフレンジ11と、その底面中央部から
    左右横方向へ一体的に等しく張り出す一定長さ
    の分配アーム12とから形作り、 そのアーム12を断面四角形な中空直管又は
    中空曲管として、これに下方からアーム12と
    直交する方向に沿つて延在する複数のランプ支
    持ステー19を、各々抱持枠20により並列設
    置状態に固定すると共に、 その各支持ステー19の中央部を上記分配ア
    ーム12との連通状態に開口させたことを特徴
    とする請求項1記載の天井直付け型螢光ランプ
    の取付器具。
JP4585990U 1990-04-28 1990-04-28 Expired - Lifetime JPH0537364Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4585990U JPH0537364Y2 (ja) 1990-04-28 1990-04-28

Applications Claiming Priority (1)

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