JP2531081B2 - 専用線接続方式 - Google Patents
専用線接続方式Info
- Publication number
- JP2531081B2 JP2531081B2 JP5072374A JP7237493A JP2531081B2 JP 2531081 B2 JP2531081 B2 JP 2531081B2 JP 5072374 A JP5072374 A JP 5072374A JP 7237493 A JP7237493 A JP 7237493A JP 2531081 B2 JP2531081 B2 JP 2531081B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connection
- line
- user
- station number
- exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、通信回線とくに専用線
に利用する。本発明は、交換機間での専用線障害あるい
は輻輳時のＩＳＤＮ回線接続における誤接続状態での継
続を防止することができる専用線接続方式に関する。
に利用する。本発明は、交換機間での専用線障害あるい
は輻輳時のＩＳＤＮ回線接続における誤接続状態での継
続を防止することができる専用線接続方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】複数の交換機（ここでは私設交換機、Ｐ
ＢＸ）が専用線により接続されている通信網では、専用
線が障害になるあるいは専用線が輻輳するときの対策と
して、それぞれの交換機を公衆通信網の一つであるＩＳ
ＤＮ通信網に接続しておき、このＩＳＤＮ通信網を専用
線の予備回線としてバックアップする技術が知られてい
る。このような構成をとることにより、通信回線のコス
トを小さくすることができるとともに、通信回線の信頼
性を高く維持することができる。
ＢＸ）が専用線により接続されている通信網では、専用
線が障害になるあるいは専用線が輻輳するときの対策と
して、それぞれの交換機を公衆通信網の一つであるＩＳ
ＤＮ通信網に接続しておき、このＩＳＤＮ通信網を専用
線の予備回線としてバックアップする技術が知られてい
る。このような構成をとることにより、通信回線のコス
トを小さくすることができるとともに、通信回線の信頼
性を高く維持することができる。
【０００３】このような構成では、通常の状態では専用
線を介して通信が行われているが、ＩＳＤＮ通信網を介
して接続を行うことが必要になった場合には、一般のＩ
ＳＤＮ回線の接続手順に基づく呼接続が行われる。この
とき、ダイヤル情報の誤りや通信網側の誤接続その他に
より、専用線で結合されている相手交換機と正しく接続
されずに、他の端末や交換機が接続されてしまう事態が
起こり得る。このようなことは専用線を用いた通信網の
秘密性を損なうものであって、このような誤接続が発生
したときにはできるだけ早い段階でその接続を検出し開
放するとともに、あらためて呼接続を実行しなおすこと
が必要である。
線を介して通信が行われているが、ＩＳＤＮ通信網を介
して接続を行うことが必要になった場合には、一般のＩ
ＳＤＮ回線の接続手順に基づく呼接続が行われる。この
とき、ダイヤル情報の誤りや通信網側の誤接続その他に
より、専用線で結合されている相手交換機と正しく接続
されずに、他の端末や交換機が接続されてしまう事態が
起こり得る。このようなことは専用線を用いた通信網の
秘密性を損なうものであって、このような誤接続が発生
したときにはできるだけ早い段階でその接続を検出し開
放するとともに、あらためて呼接続を実行しなおすこと
が必要である。
【０００４】誤接続を検出するために、従来は、ＩＳＤ
Ｎ回線を経由して接続が行われたときには、その呼の着
呼側で発呼側アドレスなどの情報を検出して正しい接続
が行われたことを判定する方法が一般的であった。そし
て誤接続があると判定されたときにはこれを発呼側に知
らせる、あるいは着呼側で回線切断を行うことになる。
従来技術として、特開平１−１５８８４７号公報、特開
平２−５４６４５号公報記載のものがある。
Ｎ回線を経由して接続が行われたときには、その呼の着
呼側で発呼側アドレスなどの情報を検出して正しい接続
が行われたことを判定する方法が一般的であった。そし
て誤接続があると判定されたときにはこれを発呼側に知
らせる、あるいは着呼側で回線切断を行うことになる。
従来技術として、特開平１−１５８８４７号公報、特開
平２−５４６４５号公報記載のものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような間違った相
手に接続された場合に、着呼側でこれを判断してその呼
を切断する従来の方式では、発呼側が着呼側から応答信
号を受けてしまった場合には、本来接続をしようとする
相手ではない別の相手との誤接続状態のままかなり長い
時間にわたり回線接続を継続してしまうことも起こり得
る。
手に接続された場合に、着呼側でこれを判断してその呼
を切断する従来の方式では、発呼側が着呼側から応答信
号を受けてしまった場合には、本来接続をしようとする
相手ではない別の相手との誤接続状態のままかなり長い
時間にわたり回線接続を継続してしまうことも起こり得
る。
【０００６】本発明はこのような問題を解決するもの
で、バックアップ用のＩＳＤＮ通信網で間違った回線接
続が行われたときに、発呼側で速やかに誤接続を判断し
誤接続状態が継続されることを回避することができる専
用線接続方式を提供することを目的とする。
で、バックアップ用のＩＳＤＮ通信網で間違った回線接
続が行われたときに、発呼側で速やかに誤接続を判断し
誤接続状態が継続されることを回避することができる専
用線接続方式を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、専用線を介し
て複数の交換機が相互に接続され、前記専用線のバック
アップ回線としてＩＳＤＮ回線が利用可能に構成された
専用線接続方式において、前記交換機それぞれに、ＩＳ
ＤＮ回線によるバックアップ接続が行われたときに、相
手先として接続可能な局番号があらかじめ記憶された記
憶装置と、接続された相手交換機からの信号のユーザ・
ユーザ情報要素内に含まれている局番号がこの記憶装置
に記憶された局番号にあるかを照合する照合装置と、こ
の照合装置の照合結果に一致しているものがある場合に
は前記ＩＳＤＮ回線による接続を継続し、一致するもの
がない場合には直ちにその接続を切断する処理装置とを
備えたことを特徴とする。
て複数の交換機が相互に接続され、前記専用線のバック
アップ回線としてＩＳＤＮ回線が利用可能に構成された
専用線接続方式において、前記交換機それぞれに、ＩＳ
ＤＮ回線によるバックアップ接続が行われたときに、相
手先として接続可能な局番号があらかじめ記憶された記
憶装置と、接続された相手交換機からの信号のユーザ・
ユーザ情報要素内に含まれている局番号がこの記憶装置
に記憶された局番号にあるかを照合する照合装置と、こ
の照合装置の照合結果に一致しているものがある場合に
は前記ＩＳＤＮ回線による接続を継続し、一致するもの
がない場合には直ちにその接続を切断する処理装置とを
備えたことを特徴とする。
【０００８】前記交換機には、ＩＳＤＮ回線からの接続
要求に応答するときに、応答メッセージの中にユーザ・
ユーザ情報要素を組込み、そのユーザ・ユーザ情報要素
内に自局の局番号を挿入する手段を備えることが望まし
い。
要求に応答するときに、応答メッセージの中にユーザ・
ユーザ情報要素を組込み、そのユーザ・ユーザ情報要素
内に自局の局番号を挿入する手段を備えることが望まし
い。
【０００９】
【作用】交換機間の対局応答時にユーザ・ユーザ情報要
素により、接続相手を認識する手順を決めておくととも
に、接続可能な相手局の局番号リストを設けておく。専
用線の障害あるいは輻輳のためにＩＳＤＮ回線に迂回接
続する際に、間違って他の無関係な交換機あるいは他の
無関係な端末に発呼メッセージを送出することが起こり
得る。このときには相手局から応答メッセージを受ける
と、その中にユーザ・ユーザ情報要素が含まれているか
否かを判断し、ユーザ・ユーザ情報要素が含まれていな
い場合は無条件に切断する。ユーザ・ユーザ情報要素が
含まれている場合はその中の局番号が局番号リストに記
載されているか否かの照合を行い、局番号が記載されて
いれば接続を継続し、記載されていなければその回線接
続を直ちに切断する。
素により、接続相手を認識する手順を決めておくととも
に、接続可能な相手局の局番号リストを設けておく。専
用線の障害あるいは輻輳のためにＩＳＤＮ回線に迂回接
続する際に、間違って他の無関係な交換機あるいは他の
無関係な端末に発呼メッセージを送出することが起こり
得る。このときには相手局から応答メッセージを受ける
と、その中にユーザ・ユーザ情報要素が含まれているか
否かを判断し、ユーザ・ユーザ情報要素が含まれていな
い場合は無条件に切断する。ユーザ・ユーザ情報要素が
含まれている場合はその中の局番号が局番号リストに記
載されているか否かの照合を行い、局番号が記載されて
いれば接続を継続し、記載されていなければその回線接
続を直ちに切断する。
【００１０】これにより、接続相手を間違ったときに、
発側でその間違いを認証して回線を切断することがで
き、誤接続のままの接続状態を継続するような不都合を
防ぐことができる。
発側でその間違いを認証して回線を切断することがで
き、誤接続のままの接続状態を継続するような不都合を
防ぐことができる。
【００１１】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図１は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。図１は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【００１２】本発明は、専用線３を介して複数の交換機
１および２が相互に接続され、この専用線３のバックア
ップ回線としてＩＳＤＮ回線４が利用可能に構成され、
交換機１および２それぞれに、ＩＳＤＮ回線４によるバ
ックアップ接続が行われたときに、相手先として接続可
能な局番号があらかじめ記憶された記憶装置１１と、接
続された相手交換機２または１からの信号のユーザ・ユ
ーザ情報要素内に含まれている局番号がこの記憶装置１
１に記憶された局番号にあるかを照合する照合装置１２
と、この照合装置１２の照合結果に一致しているものが
ある場合にはＩＳＤＮ回線４による接続を継続し、一致
するものがない場合には直ちにその接続を切断する処理
装置１３とを備え、交換機１および２には、ＩＳＤＮ回
線４からの接続要求に応答するときに、応答メッセージ
の中にユーザ・ユーザ情報要素を組込み、そのユーザ・
ユーザ情報要素内に自局の局番号を挿入する手段を備え
る。
１および２が相互に接続され、この専用線３のバックア
ップ回線としてＩＳＤＮ回線４が利用可能に構成され、
交換機１および２それぞれに、ＩＳＤＮ回線４によるバ
ックアップ接続が行われたときに、相手先として接続可
能な局番号があらかじめ記憶された記憶装置１１と、接
続された相手交換機２または１からの信号のユーザ・ユ
ーザ情報要素内に含まれている局番号がこの記憶装置１
１に記憶された局番号にあるかを照合する照合装置１２
と、この照合装置１２の照合結果に一致しているものが
ある場合にはＩＳＤＮ回線４による接続を継続し、一致
するものがない場合には直ちにその接続を切断する処理
装置１３とを備え、交換機１および２には、ＩＳＤＮ回
線４からの接続要求に応答するときに、応答メッセージ
の中にユーザ・ユーザ情報要素を組込み、そのユーザ・
ユーザ情報要素内に自局の局番号を挿入する手段を備え
る。
【００１３】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。図２は本発明実施例の動作の
流れを示す流れ図である。
の動作について説明する。図２は本発明実施例の動作の
流れを示す流れ図である。
【００１４】記憶装置１１に交換機１と交換機２の間で
対局応答時にユーザ・ユーザ情報要素を使って接続相手
を認識する手順をあらかじめ設定しておくとともに、接
続可能な局番号をリストにして登録しておく。
対局応答時にユーザ・ユーザ情報要素を使って接続相手
を認識する手順をあらかじめ設定しておくとともに、接
続可能な局番号をリストにして登録しておく。
【００１５】交換機１と交換機２の間の専用線３に回線
障害あるいは輻輳が発生してＩＳＤＮ回線４に迂回接続
し、交換機１が発呼メッセージを送出すると、接続可能
な交換機２はユーザ・ユーザ情報要素内に自局番号を設
定して応答メッセージを交換機１に送信する。間違いが
発生して別システムの端末５に誤接続した場合には、端
末５からのユーザ・ユーザ情報要素内に自局番号が含ま
れていないので、交換機１の処理装置１３は無条件にそ
の接続を切断する。
障害あるいは輻輳が発生してＩＳＤＮ回線４に迂回接続
し、交換機１が発呼メッセージを送出すると、接続可能
な交換機２はユーザ・ユーザ情報要素内に自局番号を設
定して応答メッセージを交換機１に送信する。間違いが
発生して別システムの端末５に誤接続した場合には、端
末５からのユーザ・ユーザ情報要素内に自局番号が含ま
れていないので、交換機１の処理装置１３は無条件にそ
の接続を切断する。
【００１６】また、同一システムであるが誤った局であ
る交換機６に接続した場合には、同一システムであるた
めにユーザ・ユーザ情報要素内に交換機６の自局番号が
含まれているので、交換機１の照合装置１２は記憶装置
１１のリストにあらかじめ登録されている接続可能な局
番号と交換機６の自局番号とを照合し、応答メッセージ
中のユーザ・ユーザ情報要素に含まれている局番号と一
致するものがあるか否か判断し、一致する局番号がある
場合は処理装置１３が接続を継続し、一致する局番号が
ない場合はその接続を切断する。
る交換機６に接続した場合には、同一システムであるた
めにユーザ・ユーザ情報要素内に交換機６の自局番号が
含まれているので、交換機１の照合装置１２は記憶装置
１１のリストにあらかじめ登録されている接続可能な局
番号と交換機６の自局番号とを照合し、応答メッセージ
中のユーザ・ユーザ情報要素に含まれている局番号と一
致するものがあるか否か判断し、一致する局番号がある
場合は処理装置１３が接続を継続し、一致する局番号が
ない場合はその接続を切断する。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、発
側が間違った相手に発呼して着呼側で応答してしまった
場合には、発呼側で接続先を判定し、誤接続がある場合
にはただちに回線を切断することができるので、ＩＳＤ
Ｎ回線を利用して誤接続のままその接続状態を継続する
ような不都合を防止することができる効果がある。本発
明により専用線の秘密を高く保持することができる効果
がある。
側が間違った相手に発呼して着呼側で応答してしまった
場合には、発呼側で接続先を判定し、誤接続がある場合
にはただちに回線を切断することができるので、ＩＳＤ
Ｎ回線を利用して誤接続のままその接続状態を継続する
ような不都合を防止することができる効果がある。本発
明により専用線の秘密を高く保持することができる効果
がある。
【図１】本発明実施例の構成を示すブロック図。
【図２】本発明実施例における動作の流れを示す流れ
図。
図。
１、２、６ 交換機 ３ 専用線 ４ ＩＳＤＮ回線 ５ 端末 １１ 記憶装置 １２ 照合装置 １３ 処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０４Ｑ 3/545 9466−5Ｋ Ｈ０４Ｌ 11/02 Ｚ
Claims (2)
- 【請求項１】 専用線を介して複数の交換機が相互に接
続され、前記専用線のバックアップ回線としてＩＳＤＮ
回線が利用可能に構成された専用線接続方式において、 前記交換機それぞれに、 ＩＳＤＮ回線によるバックアップ接続が行われたとき
に、相手先として接続可能な局番号があらかじめ記憶さ
れた記憶装置と、 接続された相手交換機からの信号のユーザ・ユーザ情報
要素内に含まれている局番号がこの記憶装置に記憶され
た局番号にあるかを照合する照合装置と、 この照合装置の照合結果に一致しているものがある場合
には前記ＩＳＤＮ回線による接続を継続し、一致するも
のがない場合には直ちにその接続を切断する処理装置と
を備えたことを特徴とする専用線接続方式。 - 【請求項２】 前記交換機には、ＩＳＤＮ回線からの接
続要求に応答するときに、応答メッセージの中にユーザ
・ユーザ情報要素を組込み、そのユーザ・ユーザ情報要
素内に自局の局番号を挿入する手段を備えた請求項１記
載の専用線接続方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072374A JP2531081B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 専用線接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5072374A JP2531081B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 専用線接続方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291837A JPH06291837A (ja) | 1994-10-18 |
| JP2531081B2 true JP2531081B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=13487471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5072374A Expired - Lifetime JP2531081B2 (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 専用線接続方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531081B2 (ja) |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5072374A patent/JP2531081B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06291837A (ja) | 1994-10-18 |
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