JP2530879Y2 - ネジプラグゲージ装置 - Google Patents

ネジプラグゲージ装置

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JP2530879Y2
JP2530879Y2 JP1990114503U JP11450390U JP2530879Y2 JP 2530879 Y2 JP2530879 Y2 JP 2530879Y2 JP 1990114503 U JP1990114503 U JP 1990114503U JP 11450390 U JP11450390 U JP 11450390U JP 2530879 Y2 JP2530879 Y2 JP 2530879Y2
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JP
Japan
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tip
plug gauge
shank
screw
axis
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990114503U
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English (en)
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JPH0471101U (ja
Inventor
健一 中山
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の属する技術分野〕 本考案は、メネジ内径の合否判定検査治具であるネジ
プラグゲージ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種ネジプラグゲージとして、第4図および
第5図に示すように、軸線に対して直交方向に並行する
複数のスリット21を有する円筒状の柄22と、該柄22内に
回動自在かつ摺動自在に嵌合されるとゝもに、リング溝
23が軸部24に形成されたゲージ25と、リング溝23に嵌合
され両端部がそれぞれ前記スリット21と軸部24の係合孔
26とに係止されたクリップ27とからなり、柄22に対して
ゲージ25を回動し軸方向に移動することにより、クリッ
プ27を所定のスリット21に係止して径が同じで深さが異
なるメネジ孔の径と深さとを同時に検査できるようにし
たものがある(実開昭57−59301号公報参照)。
また、他の従来例のプラグゲージとしては、第6図に
示すように、握り31の一側には先端に通し32を有する軸
部材33を設け、該軸部材33と握り31の間には、通し32よ
り大径の止め34を前記軸部材33に対して摺動可能に嵌合
するとゝもに、握り31と止め34の間にバネ35を張設した
ものがある(実開昭57−63203号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のような2つの従来例においては、いず
れも、検査に際しては柄22或いは握り31を指先で摘んで
メネジ内に回転しながら挿入するため、回転する毎に指
先を持ち替えなければならないので時間がかかるし、指
の疲労度も高く、特に深いメネジ穴や多くのメネジ穴を
検査するような場合には顕著であった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するため
に成されたものであり、シャンク部の太さに関係なく、
固定可能なハンドルにより前記シャンク部を回転してメ
ネジのチェックを迅速かつ容易に行うことのできるもの
を提供するのが目的であり、その要旨は、多角柱形状の
シャンク部の両端から軸線上に延びる一方の軸部の先端
部に雄ネジの通りを、他方の軸部の先端部に雄ネジの止
まりを夫々設けてなるネジプラグゲージと、前記シャン
ク部の外周に遊嵌し固定可能としたリング部及びその周
面からリング部の軸線と直交方向に伸びるとゝもに、先
端部をリング部の軸線と平衡に折り曲げた構成のL字形
のハンドルからなる回転具とから構成したことを特徴と
するネジプラグゲージ装置にある。
〔考案の実施の形態〕
以下、本考案を、第1図乃至第3図に示す実施例によ
り詳細に説明するに、図において、1はネジプラグゲー
ジで、所定の長さを有する6角柱形状のシャンク部2
と、その一端から軸線上に延びる軸部3の先端部に形成
された最大寸法を基準とした雄ネジの通り(Go Plug)
4と、前記シャンク部2の他端から軸線上に延びる軸部
5の先端部に形成された最小寸法を基準とした雄ネジの
止まり(Work Plug)6とからそれぞれ構成されてい
る。7は前記ネジプラグゲージ1の回転具で、該回転具
7は前記シャンク部2の外周に嵌合可能なリング部8
と、該リング部8の周面の一部から突設したハンドル9
とから構成されている。
前記リング部8は、異なる太さのシャンク部2にも嵌
合できるように、その内径を大きくして汎用性を持たせ
てあり、リング部8の一部にはその径方向にシャンク部
2に固定するための6角孔付きのボルト10が螺合されて
いる。また、前記ハンドル9は、前記リング部8の周面
から該リング部8の軸線と直交方向に伸びるとゝもに、
先端部9aをリング部8の軸線と平行に折り曲げた構成の
L字形の形状をしており、この先端部9aにはハンドル9
の回転を円滑にするためにカラー11が回転自在となるよ
うに装着されている。
そこで、検査に際しては、まずネジプラグゲージ1の
シャンク部2にその中央部分まで回転具7のリング部8
を嵌挿し、ボルト10を締めつけてシャンク部2にリング
部8を固定する。このにより、ハンドル9の先端部9aと
シャンク部2の軸線とは夫々並行することになる。つぎ
に、検査する被雌ネジ12の入口部に通り4を当て、カラ
ー11を摘んで所定方向に回転すると、ネジプラグゲージ
1のシャンク部2は軸線を中心軸にして回転し、通り4
は被雌ネジ12に螺合侵入する。
そして、通り4が被雌ネジ12に貫通した場合には、シ
ャンク部2を逆回転して被雌ネジ12から通り4を離脱し
た後、シャンク部2を反転して被雌ネジ12の入口部に止
まり6を当て、上記と同様にしてシャンク部2を回転
し、止まり6を螺合侵入させる。そして、止まり6が被
雌ネジ12まで入った所で止まれば合格であり、通り4が
途中までとか、止まり6が貫通すれば不合格である。
上記のように、シャンク部2はハンドル9により回転
されるので、特に被雌ネジ12が第3図に示すように、深
い場合や複数個の被雌ネジを順次検査する場合には、ネ
ジのチェックが迅速かつ容易に行える。なお、上記実施
例のネジプラグゲージ1は、限界ゲージを示したが、標
準ゲージにも適用できること勿論である。
〔考案の効果〕
本考案に係るネジプラグゲージ装置は、上記の如く、
多角柱形状のシャンク部の両端から軸線上に延びる一方
の軸部の先端部に雄ネジの通りを、他方の軸部の先端部
に雄ネジの止まりを夫々設けてなるネジプラグゲージ
と、前記シャンク部の外周に遊嵌し固定可能としたリン
グ部及びその周面からリング部の軸線と直交方向に伸び
るとゝもに、先端部をリング部の軸線と平行に折り曲げ
た構成のL字形のハンドルからなる回転具とからなる構
成であるから、被検査ネジに対するネジプラグゲージの
挿脱時には、シャンク部又はリング部を片手で支えなが
ら他方の手でハンドルの先端部を把り、これをシャンク
部の軸線を中心に連続して回転することができるため、
測定作業を迅速かつ容易に行うことができるとゝもに、
疲労度も小さく、特に、深いネジ穴の場合や多くのネジ
穴を検査する場合には有効であるといった諸効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るネジプラグゲージ装置の正面図、
第2図は同右側面図、第3図は同ゲージにより検査され
るメネジの縦断面図、第4図は従来のネジプラグゲージ
の正面図、第5図は第4図のII−II線断面図、第6図は
他の従来のネジプラグゲージの縦断面図である。 1……ネジプラグゲージ、2……シャンク部、3,5……
軸部、4……通り、6……止まり、7……回転具、8…
…リング部、9……ハンドル、9a……先端部、10……ボ
ルト、11……カラー、12……被雌ネジ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多角柱形状のシャンク部の両端から軸線上
    に延びる一方の軸部の先端部に雄ネジの通りを、他方の
    軸部の先端部に雄ネジの止まりを夫々設けてなるネジプ
    ラグゲージと、前記シャンク部の外周に遊嵌し固定可能
    としたリング部及びその周面からリング部の軸線と直交
    方向に伸びるとゝもに、先端部をリング部の軸線と平行
    に折り曲げた構成のL字形のハンドルからなる回転具と
    から構成したことを特徴とするネジプラグゲージ装置。
JP1990114503U 1990-10-31 1990-10-31 ネジプラグゲージ装置 Expired - Lifetime JP2530879Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0471101U JPH0471101U (ja) 1992-06-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6295883U (ja) * 1985-12-02 1987-06-18
JPH0241104U (ja) * 1988-09-12 1990-03-22

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JPH0471101U (ja) 1992-06-24

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