JPS6221419Y2 - - Google Patents

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JPS6221419Y2
JPS6221419Y2 JP6732882U JP6732882U JPS6221419Y2 JP S6221419 Y2 JPS6221419 Y2 JP S6221419Y2 JP 6732882 U JP6732882 U JP 6732882U JP 6732882 U JP6732882 U JP 6732882U JP S6221419 Y2 JPS6221419 Y2 JP S6221419Y2
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JP
Japan
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handle
scale
head
hammer
hole
Prior art date
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JP6732882U
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English (en)
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JPS58169976U (ja
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  • Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハンマーに関する。
一般に、建物等の天井部のような高所に対して
作業をする場合、例えば、上記天井部に空調ダク
ト、ケーブルラツク、パイプラツク、その他種々
の物を吊持状に取り付ける場合、ハンマー、スパ
ナ及びスケール等の工具を使用する為、作業者は
これらの工具を腰に吊り下げておいて、必要な工
具のみをその都度腰から取り上げて作業を行なわ
なければならず、その為非常に時間が掛り面倒な
作業であつた。特に、スケール等の寸法測定具は
使用頻度が高い為、上記のような作業方法では極
めて能率が悪かつた。
本考案は上記のような問題点を解決して、天井
部に種々の物を吊持状に取り付ける前記作業等を
容易迅速且つ安全に行なうことができると共に、
スケール等の寸法測定具を必要としないハンマー
を提供することを目的とする。そこで、本考案の
特徴とする処は、握持柄の外周面に手で握つたと
きの滑り止め機能兼用の長さ測定目盛を小凸条ま
たは小凹溝として、且つプラスチツクにて一体的
に成型して構成した点にある。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を詳説
する。
第1図において、ハンマー1は頭部2と該頭部
2に先端部5を固着した握持用の柄3とから構成
してある。頭部2は図示のように一端は平面で他
端が先細にとがつた形状であつても、図示省略し
たがくぎ抜きを有したり、球頭部を有したり、は
つり用等のために扁平に他端が薄くとがつた等の
種々の形状・用途とするも任意であると共に、材
質も鋼鉄製の他、他の金属または硬質プラスチツ
クとするも自由である。頭部2の略中央部には第
2図に示す如く貫通孔14が穿設してあり、ま
た、該貫通孔14の上部には該孔14の径よりも
大径の凹部18が形成してある。15は頭部2の
下面に穿設した係止用の凹部であつて、該凹部1
5は後述する柄3の係止部材13と共に頭部2を
柄3に固着する際の位置決め及び回転止め機能を
有する。握持用の柄3はプラスチツク製で、該柄
3の外周面19には、基端部4から先端部5に向
かつて所定の等間隔に測定用の目盛20……が小
凸条として一体的に突設してあり、該目盛20は
本来の目的である寸法測定機能は勿論、手で握つ
たときの滑りを防止する滑り止め機能を兼備して
いる。従つて、該目盛20即ち小凸条の断面形状
寸法はこれらの両機能を発揮すべく適宜設定す
る。また、上記目盛20……の偶数番目に位置す
るものには寸法を一目で確認できる寸法数字が基
端部4から先端部5に向けて順次刻設してある。
尚、上記目盛20は第7図に示す如く、小凸溝と
して構成しても良い。また、柄3の内部には、第
2図に示す如く、基端部4から先端部5に向かつ
て盲状の孔部16が、軸心方向に形成してあり、
更に該柄3の基端面21部には、第2及び第3図
に示す如く、ソケツト6が付設してある。このソ
ケツト6は第5図に示すように、ナツト7を挿嵌
する六角孔部8及び該六角孔部8の奥部に段付部
9をもつて連設した円形孔部10を有し、両孔部
8,10と前記孔部16とは同一軸心上にある。
そして、ソケツト6は基端面21側から植込状と
して固着して成り、上記ソケツト6の外周面には
固着強度を増す為にローレツト加工等の凹凸11
……を形成してある。尚、ソケツト6は上記のよ
うに植込状に固着せずに、その材質を柄3と同材
質として一体成型したり、或は柄3の成型時に一
体的に成形固着しても良い。また、柄3の先端面
22には第2図に示す如く、雌螺子部材12及び
係止部材13が、頭部2に設けた貫通孔14及び
凹部15に各々対応して埋設状に一体成型してあ
る。該雌螺子部材12は外径を上記貫通孔14よ
りも若干小としてあり、その突出長さは上記貫通
孔14と同一長さとしてある。また螺子部材12
のネジ孔23の長さは、締付ボルト17のネジ部
28の長さよりも長寸法としてある。係止部材1
3は外径を凹部15よりも若干小としてあり、そ
の突出長さも上設凹部15の深さより若干小とし
てある。該係止部材13は前述の如く、凹部15
と協働して、頭部2の位置決め及び回転止め機能
を有する。しかして、柄3へ頭部2を固着するに
は第2図において、先ず、柄3の雌螺子部材12
及び係止部材13を各々頭部2の貫通孔14及び
凹部15内に挿嵌させた後、座金19を介装させ
てボルト17を上記雌螺子部材12のネジ孔23
に螺合して固着する。
次に、上述のハンマー1の使用法について説明
すれば、通常のハンマーとして使用することは勿
論であるが、第4図と第5図に示す如く、建物等
の天井部24に空調ダクト25等を吊持状に取り
付ける場合に、天井部24に植込んだ長寸の総ネ
ジボルト26…を左右橋絡する横桁27にて該ダ
クト25を支持させるが、この横桁27はナツト
7をボルト26に螺着して取り付ける。このナツ
ト7の螺進退締付作業において、頭部2を片手で
握持し、柄3の基端部4を鉛直上方に向け、ソケ
ツト6をナツト7に嵌め込んで、矢印のように回
転させて締付けることができる。ナツト7を緩め
る場合も同様に手で握持し、逆方向に回転すれば
よい。そして、この締付作業の際、例えば第6図
に示す如く、柄3の基端面21を横桁27下面に
垂直状態に当接させてボルト26の自由端(下
端)位置を柄3外周面19に形成した滑り止め兼
用の測定用目盛20……で読み取り、これによ
り、ボルト26……の横桁27下方への突出長さ
lを総てのボルト26……について略同一となる
ように調整しながらナツト7,7の螺進退を行な
うようにすれば、ダクト25の吊持位置を容易且
つ迅速に略水平とすることができる。勿論これ以
外に、物の隅部の寸法や孔の深さの測定に適用出
来る。
尚、本考案は上述の実施例に限定されないこと
は勿論であつて、種々設計変更自由である。例え
ば、上述のダクト25以外にケーブルラツク、パ
イプラツク、その他種々の物を吊持状に取り付け
るときにも同様にハンマー1の頭部2を片手で握
つて柄3を倒立させて使用出来て、電気工事、ガ
ス工事、空調工事、その他の工事に必須のハンマ
ー、スパナ及びスケールの役目を兼ねることがで
きる。また、上述の実施例においては、スパナの
機能をハンマー1に具備させているが、これを具
備させずに、スパナを別個に使用するようにして
も良い。また、上述の実施例の柄3は、先細のテ
ーパ状としているが、これを平行状にすれば、測
定目盛20……による測定精度がより向上する。
時に、目盛20……は上述の実施例のように柄3
の外周面19全周及び/または柄3の全長に亘つ
て形成しなくても、例えば、柄3の一部のみに形
成する等同一機能を有する限り目的に応じて変更
自由である。また、上述の実施例においては、柄
3の基端に0目盛をとつているが、先端に0目盛
をとつても良い。また第7図のようにmm単位の小
さな目盛20a…をさらに付加するも滑り止め及
び寸法測定の上で一層好ましい。
上述の実施例のように、柄3の基端部4にソケ
ツト6を付設してスパナ機能を具備させれば、別
個にスパナを必要とすることなく、しかも、該ス
パナよりも一層迅速かつ容易なナツト締付作業が
出来る。また、上述の実施例のように柄3の基端
に0目盛をとれば、前述の如く、ソケツト6を使
用した後、そのままの状態で即座に寸法測定を行
なうことができ、作業が容易迅速に行える。更
に、上述の実施例のように、柄3の先端部5に係
止部材13を付設すると共に、頭部2下面に凹部
15を形成すれば、これらが係止協働して頭部2
の位置決め及び回転止めが有効に達成できる。
本考案は、以上詳述したような構成であつて、
所期目的を有効達成した。特に、握持柄の外周面
に小凸条または小凹溝状に長さ測定用の目盛を、
該握持柄を手で握つたときの滑り止め機能兼用に
且つプラスチツクにて一体的に成型したから、極
めて簡易な構造であつて、安価に多量生産出来る
利点があると共に、天井等の高所を向いての疲労
の大きい作業を容易に行なえ、スケール等の寸法
測定具の役目を兼ねることが出来るのみならず、
滑り止めの役目をも兼ねるから、高所からハンマ
ーを落下させる事故もなくなり安全であり、容易
かつ迅速な作業を行なうことができる。特に寸法
測定具としては孔の深さ寸法の測定に好適なもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図はその一部断面分解正面図、第3図はその側面
図、第4図は使用状態説明のための斜視図、第5
図は使用状態説明のための一部断面正面図、第6
図は使用状態説明のための正面図、第7図は他の
実施例を示す正面図である。 3……柄、19……外周面、20……目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 握持柄3の外周面19に手で握つたときの滑り
    止め機能兼用の長さ測定目盛20……を小凸条ま
    たは小凹溝として、且つプラスチツクにて一体的
    に成型して構成したことを特徴とするハンマー。
JP6732882U 1982-05-07 1982-05-07 ハンマ− Granted JPS58169976U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6732882U JPS58169976U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ハンマ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6732882U JPS58169976U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ハンマ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58169976U JPS58169976U (ja) 1983-11-12
JPS6221419Y2 true JPS6221419Y2 (ja) 1987-05-30

Family

ID=30077163

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JP6732882U Granted JPS58169976U (ja) 1982-05-07 1982-05-07 ハンマ−

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4403341B2 (ja) * 2000-07-28 2010-01-27 エフシー総研株式会社 ソケットハンマー
KR20040096963A (ko) * 2004-10-12 2004-11-17 황동연 절단용 길이표식을 갖는 볼트
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JP6227746B2 (ja) * 2016-11-08 2017-11-08 未来工業株式会社 マーキング部材

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