JP2530759Y2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2530759Y2
JP2530759Y2 JP1213791U JP1213791U JP2530759Y2 JP 2530759 Y2 JP2530759 Y2 JP 2530759Y2 JP 1213791 U JP1213791 U JP 1213791U JP 1213791 U JP1213791 U JP 1213791U JP 2530759 Y2 JP2530759 Y2 JP 2530759Y2
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tray
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turntable
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JP1213791U
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弘男 秋山
剛弘 間渕
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、複数枚のディスクを
回転テーブル上にセット可能なチェンジャー式ディスク
再生装置に関し、再生中にトレイを排出してディスクの
交換を可能にした場合に、再生中のディスクを装着すべ
き位置に誤って新たなディスクが装着されることによる
故障を防止したものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、トレイ上に回転テーブルを載
置して、複数枚のディスクを同時にセットして、連続再
生できるようにしたディスク再生装置が知られている。
従来におけるこの種のディスク再生装置においては、デ
ィスク交換を行なうときは再生を停止しなければなら
ず、ディスクの再生を行ないながらトレイ12を排出し
てディスクの交換を行なうことができなかった。
【0003】そこで、このような従来装置の欠点を解決
するものとして、本出願人の出願に係る特願平1−12
4681号明細書および図面に記載のディスク再生装置
が提案されている。図2は、そこに実施例として記載さ
れているものである。トレイ26は再生装置本体28に
対し矢印A方向に移動して収納、排出される。トレイ2
6上には回転テーブル30が矢印B方向に回転可能に取
り付けられている。回転テーブル30上には回転中心3
2の回りにディスク1を保持する複数(ここでは5個)
のディスク保持部34が形成されている。ディスク保持
部34はここでは12cmCD用の溝34aと8cmCD用
の溝34bを具えている。ディスク保持部34には再生
ユニット挿入用の切欠36が回転テーブル30の外周方
向に向けて形成されている。ディスクトレイ26の後端
部の中央には、開口部38が形成され、その位置のディ
スク保持部34の切欠36と連通して再生状態のままで
再生ユニット29をここから抜き出してトレイ26の排
出を可能にする。
【0004】再生装置本体28内のメカシャーシ40の
後端部の中央には、再生ユニット29としてターンテー
ブルや再生ヘッドを具えたホルダ42がトレイ26の下
方で矢印Cに示すように回転軸44を中心に回動自在に
支持されている。また、メカシャーシ40にはトレイ2
6の上方にターンテーブルと対向してディスククランパ
46が固定設置されている。ホルダ42とディスククラ
ンパ46はディスク装着機構45を構成する。
【0005】トレイ26を再生装置本体28に収納した
状態でホルダ42を上方に回動すると、ターンテーブル
および再生ヘッドは上昇して、再生位置のディスク保持
部34Aの切欠36に挿入される。これにより、ディス
ク1はターンテーブル上に載置されてディスク保持部3
4Aから引き上げられて、ディスククランパ46により
クランプされる。この状態で再生ヘッドにより再生する
ことができる。再生状態でディスク排出操作をすると、
再生ユニット29は切欠36および開口部38から水平
方向に抜き出されるので、再生を続けながらトレイ26
を再生装置本体28から引き出してディスク交換を行な
うことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】前記特願平1−124
681号明細書および図面に記載のディスク再生装置の
ように再生中にトレイ26を排出してディスクの変換を
可能にする場合、多くのディスク保持部34についてデ
ィスクの交換を可能にするために、トレイ26を再生装
置本体28からできる限り外に排出させるようにしてい
る。ところが、そうするとディスク再生位置のディスク
保持部34Aも半分位再生装置本体28から出るため
(図2参照)、ここに誤って新たなディスクが装着され
た場合は、トレイ26を押込むと、図3に示すように、
この新たなディスク1′が再生状態にある再生ユニット
29のターンテーブル31の下方に進入することにな
る。そして、その状態でトレイ排出操作をして、ホルダ
42が下方向に回動するト、ディスク1′が回転テーブ
ル30とターンテーブル31の間に挾まれて取り出し不
能になるおそれがあった。
【0007】この考案は、上述の点に鑑みてなされたも
ので、再生中のディスクの装着位置に誤って新たなディ
スクが装着されるのを防止したディスク再生装置を提供
しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この考案は、再生中にト
レイを排出してディスクの交換を可能にしたディスク再
生装置において、再生状態でトレイの収納動作が行なわ
れた時に、トレイの開口部に進入して、ディスク再生位
置のディスク保持部に装着されて搬送されるディスクに
衝突させて該ディスクの再生ユニットへの進入を阻止
し、非再生状態で前記トレイの収納動作が行なわれた時
に、トレイの開口部から退避して該ディスクの再生ユニ
ットへの進入を許容するディスク進入阻止手段を具備し
てなるものである。
【0009】
【作用】この考案によれば、再生状態でトレイの収納動
作が行なわれた時に、ディスク進入阻止手段をトレイの
開口部に進入させるようにしたので、ディスク再生位置
のディスク保持部に誤って新たなディスクが装着されて
搬送されてきても、ディスク進入阻止手段に衝突して該
ディスクの再生ユニットヘの進入が阻止される。また、
非再生状態で前記トレイの収納動作が行なわれた時には
ディスク進入阻止手段はトレイの開口部から退避するの
で該ディスクの再生ユニットへの進入が許容される。し
たがって、ディスク再生時にトレイを排出して、誤って
ディスク再生位置のディスク保持部に新たなディスクを
装着してトレイ収納操作をしたとしても、再生ユニット
への新たなディスクの進入は阻止されるので、この新た
なディスクを回転テーブルと再生ユニットとの間に挾み
込んで取り出せなくなる等の故障を防止することができ
る。
【0010】
【実施例】この考案の一実施例を以下説明する。なお、
この実施例のディスク再生装置の全体構成は前記図2と
同じなのでその説明を省略し、従来装置と異なるホルダ
42の部分についてのみ図3と同様の状態で図1に示
す。トレイ26は再生装置本体に対し矢印A,A′方向
に移動して収納、排出される。トレイ26上には回転テ
ーブル30が回転可能に取り付けられている。回転テー
ブル30上には回転中心の回りにディスク1を保持する
複数のディスク保持部34(図1ではディスク再生位置
のディスク保持部34Aのみを示す)が形成されてい
る。ディスク保持部34は12cmCD用の溝34aと8
cmCD用の溝34bを具えている。ディスク保持部34
には再生ユニット挿入用の切欠36が形成されている。
ディスクトレイ26には開口部38が形成され、ディス
ク再生位置のディスク保持部34Aの切欠36と連通し
て再生状態のままで再生ユニット29をここから抜き出
してトレイ26の排出を可能にする。
【0011】再生装置本体内のメカシャーシ40には、
再生ユニット29を保持したホルダ42が矢印Cに示す
ように回転軸44を中心に回動自在に支持されている。
また、メカシャーシ40にはターンテーブル31と対向
してディスククランパ46が固定設置されている。ホル
ダ42とディスククランパ46はディスク装着機構45
を構成する。
【0012】ホルダ42の構成を図4に平面図で、また
図5に矢視図で示す。このホルダ42はプラスチック等
で箱形状に形成されている。その内部には金属等のプレ
ート50がねじ52によって取り付けられている。プレ
ート50の下面にはディスクモータ70およびフィード
モータ54(図1)が取り付けられている。ディスクモ
ータ70のモータ軸70aはプレート50を貫通してそ
の上端にターンテーブル31が取り付けられている。フ
ィードモータ54のモータ軸にはギア55が取り付けら
れ、その回転はギア56,57,58,59を介して再
生ヘッド33のラックギア60に伝達される。再生ヘッ
ド33はプレート50に固定されたレール62,64に
よりディスク径方向に移動可能に支持されており、フィ
ードモータ54の駆動によりディスク径方向に移動す
る。
【0013】ホルダ42の先端部にはディスク進入阻止
手段としてリブ66が一体成形されている。このリブ6
6は図4に示すようにターンテーブル31の外周面に対
し一定のわずかな間隙d(例えばディスクの厚さよりも
狭い間隙にすればディスクの進入を確実に防止でき
る。)を隔てて配設されており、ターンテーブル31の
下方空間へのディスクの進入を阻止する働きをする。リ
ブ66の形状はできるだけ横方向からの進入も防ぐよう
にターンテーブル31の外周に沿った円弧状にするとよ
い。リブ66の外周面6aは誤装入されるディスク1′
(図1)の進入方向に対向している。
【0014】図1のディスク再生装置の動作を説明す
る。ディスクの非再生時はホルダ42は符号42′で示
すように下方に移動しており、リブ66も符号66′で
示すように退避位置にある。トレイ26を再生装置本体
内に収納して再生操作をすると、ホルダ42はモータ等
の駆動力により上方に回動し、ターンテーブル31およ
び再生ヘッド33は上昇して、再生位置のディスク保持
部34Aの切欠36に挿入される。これにより、ディス
ク1はターンテーブル31上に載置されてディスク保持
部34Aから引き上げられて、ディスククランパ46に
よりクランプされる。この状態で再生ヘッド33により
再生することができる。この時リブは図1に符号66で
示すディスク進入阻止位置にある。再生状態からディス
ク排出操作をすると、再生ユニット29は切欠36およ
び開口部38から水平方向に抜き出されるので、再生を
続けながらトレイ26を再生装置本体から引き出してデ
ィスク交換を行なうことができる。
【0015】この時、誤ってディスク再生位置のディス
ク装着部34Aに新たなディスク1′を装着してトレイ
26を再生装置本体内に収納すると、リブ66はトレイ
開口部38内でディスク進入阻止位置にあるため、ディ
スク1′はリブ66に衝突してトレイ上部の空間に押し
出されることによって、ターンテーブル31の下方空間
71への進入を阻止される。したがって、操作者が誤装
入に気が付いてトレイ排出操作をしても、ディスク1′
はターンテーブル31と回転テーブル30との間に挾ま
れることなく取り出すことができる。
【0016】なお、ディスク再生中にトレイ排出が行な
われた時は、回転テーブル30は回転不能とされる。ま
た、非再生中にトレイ排出が行なわれた時(この時すべ
てのディスクはターンテーブルから外されてトレイ26
上に載っている)は、回転テーブル30は回転可能とさ
れて、すべてのディスク保持部34についてディスク交
換が可能である。回転テーブル30の回転阻止は例えば
電気的に駆動されるロック機構を用いても行なうことが
できる。また、衝突を検出するセンサをリブあるいはト
レイ側に設けるなどしてトレイを自動的に排出するよう
にしてもよい。
【0017】
【変更例】前記実施例では、この考案をCDプレーヤに
適用した場合について示したが、他のディスク再生装置
にも適用することができる。
【0018】
【考案の効果】以上説明したように、この考案によれ
ば、再生ユニットが再生状態でトレイの収納動作が行な
われた時に、ディスク進入阻止手段をトレイの開口部に
進入させるようにしたので、ディスク再生位置のディス
ク保持部に誤って新たなディスクが装着されて搬送され
てきても、ディスク進入阻止手段に衝突して該ディスク
の再生ユニットヘの進入が阻止されるので、この新たな
ディスクを回転テーブルと再生ユニットとの間に挾み込
んで取り出せなくなる等の故障を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例を示すホルダ42の部分
の側面図である。
【図2】 従来のディスク再生装置を示す斜視図であ
る。
【図3】 図2のホルダ42の部分の詳細構成を示す側
面図である。
【図4】 図1のホルダ42の平面図である。
【図5】 図1のホルダ42の斜視図である。
【符号の説明】 1 ディスク 26 トレイ 30 回転テーブル 31 ターンテーブル 34 ディスク保持部 34A ディスク再生位置のディスク保持部 36 切欠 38 開口部 45 ディスク装着機構 46 ディスククランパ 66 リブ(ディスク進入阻止手段)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体に対して移動して収納、排出され
    るトレイと、このトレイに回転可能に取り付けられた回
    転テーブルと、この回転テーブル上の回転軸の回りに形
    成された複数のディスク保持部と、装置本体内に前記ト
    レイと分離して設けられたターンテーブルおよび再生ヘ
    ッドを有する再生ユニットと、これらターンテーブルお
    よび再生ヘッドを挿入し得るように前記ディスク保持部
    に形成された切欠と、前記トレイを装置本体に収納した
    状態で前記ディスク保持部の1つに保持されているディ
    スクを前記ターンテーブルに装着するためのディスク装
    着機構と、ディスク再生位置における前記ディスク保持
    部の切欠と連通するように前記トレイに形成された開口
    部とを具え、ディスク再生状態で前記トレイの排出操作
    がなされたときに、前記ディスク保持部の切欠および前
    記トレイの開口部を通して前記再生ユニットを抜き出し
    て前記トレイの排出を可能にしてなるディスク再生装置
    において、再生状態で前記トレイの収納動作が行なわれ
    た時に、前記トレイの開口部に進入して、ディスク再生
    位置のディスク保持部に装着されて搬送されるディスク
    に衝突させて該ディスクの再生ユニットへの進入を阻止
    し、非再生状態で前記トレイの収納動作が行なわれた時
    に、前記トレイの開口部から退避して該ディスクの再生
    ユニットへの進入を許容するディスク進入阻止手段を具
    備してなるディスク再生装置。
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JPH04101944U JPH04101944U (ja) 1992-09-02
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