JP2530597Y2 - 分離型空気調和機の室内ユニツト - Google Patents

分離型空気調和機の室内ユニツト

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JP2530597Y2
JP2530597Y2 JP1987046198U JP4619887U JP2530597Y2 JP 2530597 Y2 JP2530597 Y2 JP 2530597Y2 JP 1987046198 U JP1987046198 U JP 1987046198U JP 4619887 U JP4619887 U JP 4619887U JP 2530597 Y2 JP2530597 Y2 JP 2530597Y2
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JP
Japan
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indoor unit
space
housing
pipe
air conditioner
Prior art date
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Application number
JP1987046198U
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JPS63153027U (ja
Inventor
芳之 北村
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は室内の壁面等に据付けられる分離型空気調和
機の室内ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 従来、この種の室内ユニットの構造例としては、実公
昭61−1298号公報に示されたようなものが開示されてい
る。
この内容によれば、熱交換器が内蔵された室内ユニッ
トの背面側の底部に空所を形成し、この空所に熱交換器
から延びた冷媒パイプを収納するようにしていた。そし
て、この室内ユニットを室内壁面に据付ける際には、冷
媒パイプを空所に収納させながらそのパイプの先を室内
ユニットの後側へ延出させて、このパイプを室内壁面の
貫通穴へ差し込むようにしていた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 このような室内ユニットにおいて、冷媒パイプは少な
くとも2本必要であり、かつこれら冷媒パイプには断熱
材が巻かれている。このため、冷媒パイプの収納スペー
スは実際にはかなり大きくなるおそれがあり、これにと
もなって前述の空所も大きくせざるをえなかった。この
ように空所を大きくすると、室内ユニットの奥行寸法が
大きくなるおそれがあった。
本考案は、室内ユニットの筐体の背部空間へ有効にパ
イプを収納して、室内ユニットを薄くすることを目的と
したものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 この目的を達成するために、本考案は、室内ユニット
の筐体に内蔵されたクロスフローファンのリアケーシン
グを略への字状に形成して、このリアケーシングを湾曲
させて筐体の背面板とし、この背面板の前方には熱交換
器とファンとを設け、この背面板の後方には上部並びに
下部空間を設け、これら両空間をつなぐ凹部をこの背面
板に形成し、熱交換器から延びたパイプをこれら2つの
空間と凹部とに収納するようにしたものである。
(ホ)作用 冷媒パイプやドレンパイプは室内ユニットの筐体の背
面板の後方の二つの空間とこの背面板に設けた凹部とに
収納され、その後これらパイプが室内ユニットから延出
される。
(ヘ)実施例 第1図において、1は分割型空気調和機の室内ユニッ
トで、壁掛板2を介して室内壁面3に据付けられてい
る。4は熱交換器、5はこの熱交換器の下方に配設され
たドレンパン、6はクロスフローファン、7はこのクロ
スフローファン6のリアケーシングで、これらは筐体8
に内蔵されている。このリアケーシング7は断面が略へ
の字状に成形されており、このケーシング7の上端9が
筐体8の上壁10に、下端11が筐体8の底壁12に夫々つな
がれている。このようにリアケーシングを成形して、筐
体8内の背部空間を上壁10に沿った横長の上空間13と、
底壁12に沿った横長の下空間14とに二分している。前述
のクロスフローファン6の回転によって室内空気を筐体
8の前面上部の吸込口15から吸込んで、熱交換器4で加
熱もしくは冷却し、筐体8の前面下部の吐出口16より吹
き出させるようになっている。
前記熱交要器4には熱交換パイプが三列に配設されて
おり、第1列の熱交換パイプ17と第3列の熱交換パイプ
18とはその下端同志がつながれて(破線参照)、冷房時
の冷却パイプとしている。この冷却パイプには、冷房時
に圧縮機から吐出され凝縮器で凝縮された冷媒が流れ込
む。一方、第2列の熱交換パイプ19は加熱パイプとし、
暖房時にボイラで加熱された温水が流れ込むようにして
いる。
20は温水パイプで、夫々に断熱材21がまかれており、
筐体8の上空間13に収納されている。この温水パイプ20
の一本22は第2列の熱交換パイプ19の上端23に、残りの
一本24は同じく第2列の熱交換パイプ19の下端25に夫々
つながれている。26は冷媒パイプで、断熱材27がまかれ
ており筐体8の下空間14に収納されている。この冷媒パ
イプ26の一本28は第1列の熱交換パイプ17の上端29に、
残りの1本30は第3列の熱交換パイプ18の上端31に夫々
つながれている。32はドレンパイプで、筐体8の下空間
14に収納されている。このドレンパイプ32はドレンパン
5につながれている。(一点鎖線参照)。
第2図はこの室内ユニット1の背面を示す斜視図で、
パイプの取出口33から前述の断熱材21,27が巻かれた状
態の冷媒パイプ26と、温水パイプ20とが引き出されてい
る。
そして、冷媒パイプ26はリアケーシング7と電装室の
壁面34との間の空間35を通って下空間14に導びかれてい
る。又温水パイプ20は上空間13を通って筐体8の一側の
補助空間(凹部)36を介して下空間14に導びかれてい
る。このようにして下空間14に導びかれた冷媒パイプ26
並びに温水パイプ20は一つにまとめられて筐体8の側壁
38の切欠き37を介して室内ユニット1の外方へ延出され
る。そして延出されたこれらパイプは、室内壁面の貫通
穴(図示せず)を通って室内ユニットと接続される。も
ちろん、室内ユニット1の据付けられる室内壁面の場所
に貫通穴を形成した時には、筐体8の側壁38を切り欠か
なくとも良く、下空間14に配設したこれらパイプを直接
折り曲げて貫通穴へ通せば良い。
このように、これらパイプを筐体8の背面板の後方並
びにこの背面板に設けた上(部)空間13、下(部)空間
14、補助空間(凹部)36に配設してこれらパイプをいず
れかの空間で1つにまとめられるようにしたので、これ
らの空間の大きさを小さくすることができ、且つ配管の
引き回し作業を容易に行なうことができる。
上記実施例では、熱交換器4の第2列の熱交換パイプ
19に温水を流して暖房を行なうようにしたが、第1列並
びに第3列の熱交換パイプ17、18に圧縮機から吐出され
た高温の冷媒を導びいて暖房を行なうようにしても良
い。この場合、少なくとも冷媒パイプ26の一本もしくは
ドレンパイプ32を上空間13に収納させる。
更に本考案は室内壁面3に据付けられる壁掛型の室内
ユニットの外に、天井に取り付けられる天吊型の室内ユ
ニットにも適用できる。一例としてはこの室内ユニット
1の前面が下となるようこの室内ユニット1を90°回転
させ、この室内ユニット1の背面側(ファンケーシング
側)を天井に取り付ける。
(イ)考案の効果 以上述べたように本考案は、筐体の背面板の後方並び
にこの背面板に、上(部)空間と、下(部)空間と、こ
れら両空間をつなぐ凹部とを設け、これら二つの空間と
凹部とに筐体内の熱交換器からのパイプを収納させたか
ら、この空間を小さくして、室内ユニットの厚さ寸法を
小さくして室内ユニットの薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は室内ユニットの
断面図、第2図はこの室内ユニットの斜視図である。 4……熱交換器、6……クロスフローファン、7……リ
アケーシング、8……筐体、13……上空間、14……下空
間。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体内に後方へ湾曲した背面板を設けて、
    この背面板の前方には熱交換器とファンとを設け、この
    背面板の後方には上部空間と下部空間とを設けた分離型
    空気調和機の室内ユニットにおいて、この上部空間と下
    部空間には前記熱交換器から延びた複数本のパイプを夫
    々収納する一方、前記背面板には前記上部空間と下部空
    間とをつなぐ凹部を形成し、この凹部に前記パイプを収
    納したことを特徴とする分離型空気調和機の室内ユニッ
    ト。
JP1987046198U 1987-03-27 1987-03-27 分離型空気調和機の室内ユニツト Expired - Lifetime JP2530597Y2 (ja)

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JPS63153027U JPS63153027U (ja) 1988-10-07
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