JP2530538B2 - 樹脂複合体から成形されたシ―トまたはフィルム - Google Patents
樹脂複合体から成形されたシ―トまたはフィルムInfo
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- JP2530538B2 JP2530538B2 JP3356928A JP35692891A JP2530538B2 JP 2530538 B2 JP2530538 B2 JP 2530538B2 JP 3356928 A JP3356928 A JP 3356928A JP 35692891 A JP35692891 A JP 35692891A JP 2530538 B2 JP2530538 B2 JP 2530538B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリエチレンおよび/ま
たはポリプロピレンとポリウレタン樹脂との樹脂複合体
から成形されたシートまたはフィルムに関する。
たはポリプロピレンとポリウレタン樹脂との樹脂複合体
から成形されたシートまたはフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンおよび/またはポリプロピ
レンは、安価で軽量であり優れた成形性を示すことか
ら、幅広い分野で利用されている。しかし、これらポリ
オレフィンだけでは帯電防止性、印刷適性等が劣ること
から、帯電防止性改良のため各種帯電防止剤を使用する
方法や、印刷適性改良のためコロナ放電処理する方法で
使用されている。
レンは、安価で軽量であり優れた成形性を示すことか
ら、幅広い分野で利用されている。しかし、これらポリ
オレフィンだけでは帯電防止性、印刷適性等が劣ること
から、帯電防止性改良のため各種帯電防止剤を使用する
方法や、印刷適性改良のためコロナ放電処理する方法で
使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯電防
止性改良のための各種帯電防止剤や印刷適性改良のため
のコロナ放電処理は、効果が持続しないという問題があ
った。
止性改良のための各種帯電防止剤や印刷適性改良のため
のコロナ放電処理は、効果が持続しないという問題があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリエチ
レンおよび/またはポリプロピレンの、安価で軽量とい
う特徴および優れた成形性をそのままに、帯電防止性、
印刷適性に優れ、製造工程が短く、引張強度などの機械
物性も十分な樹脂複合体からなるシートまたはフィルム
を得るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すな
わち本発明は、溶融したポリエチレンおよび/またはポ
リプロピレン(A)中で、分散剤(C)の存在下、2個
以上の活性水素を有する化合物(b1)とポリイソシア
ネート(b2)とを重合させることにより得られ、かつ
(A)/[(b1)+(b2)]の重量比が99/1〜
40/60であり、(C)が(A)と[(b1)+(b
2)]の合計重量に対して1〜40重量%である樹脂複
合体から成形されたシートまたはフィルムである。
レンおよび/またはポリプロピレンの、安価で軽量とい
う特徴および優れた成形性をそのままに、帯電防止性、
印刷適性に優れ、製造工程が短く、引張強度などの機械
物性も十分な樹脂複合体からなるシートまたはフィルム
を得るべく鋭意検討した結果、本発明に到達した。すな
わち本発明は、溶融したポリエチレンおよび/またはポ
リプロピレン(A)中で、分散剤(C)の存在下、2個
以上の活性水素を有する化合物(b1)とポリイソシア
ネート(b2)とを重合させることにより得られ、かつ
(A)/[(b1)+(b2)]の重量比が99/1〜
40/60であり、(C)が(A)と[(b1)+(b
2)]の合計重量に対して1〜40重量%である樹脂複
合体から成形されたシートまたはフィルムである。
【0005】本発明において、ポリエチレンおよび/ま
たはポリプロピレン(A)のうち好ましいものは、重量
平均分子量10,000〜3,000,000であり、
さらに好ましくは10,000〜1,000,000の
ものである。
たはポリプロピレン(A)のうち好ましいものは、重量
平均分子量10,000〜3,000,000であり、
さらに好ましくは10,000〜1,000,000の
ものである。
【0006】本発明における樹脂複合体は、溶融した該
(A)中で、後述の分散剤(C)の存在下、2個以上の
活性水素を有する化合物(b1)とポリイソシアネート
(b2)とをウレタン化反応(重合)せしめて、ポリウ
レタン樹脂を形成させてなるものである。
(A)中で、後述の分散剤(C)の存在下、2個以上の
活性水素を有する化合物(b1)とポリイソシアネート
(b2)とをウレタン化反応(重合)せしめて、ポリウ
レタン樹脂を形成させてなるものである。
【0007】上記(b1)としては、例えば、炭素数2
〜30の低分子量ジオール(エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−
ヘキサンジオールなど);数平均分子量400〜50,
000のポリエーテルジオール[上記に例示した低分子
量ジオールのアルキレンオキシド(エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなど)付加物
(付加モル数2〜100)、アルキレンオキシドの開環
重合物(ポリテトラメチレンエテルグリコールな
ど)];数平均分子量400〜50,000のポリエス
テルジオール[脂肪族ジカルボン酸(アジピン酸、マレ
イン酸、二量化リノレイン酸など)または芳香族ジカル
ボン酸(フタル酸、テレフタル酸など)と上記に例示し
た低分子量ジオールとの縮合ポリエステルジオール、ε
−カプロラクトンの開環重合によるポリラクトンジオー
ルなど];炭素数2〜50のジアミン類(イソホロンジ
アミン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジシ
クロヘキシルメタン、ポリエーテルジアミンなど);炭
素数2〜50の3価以上のアルコール類(トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールな
ど);炭素数2〜50の3価以上のアミン類(ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミンなど);炭素数
2〜50のアミノアルコール(トリエタノールアミンな
ど);およびこれらとポリイソシアネートとの反応によ
って得られる活性水素含有ウレタンプレポリマー(ウレ
タン化ポリオールなど)が挙げられる。
〜30の低分子量ジオール(エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−
ヘキサンジオールなど);数平均分子量400〜50,
000のポリエーテルジオール[上記に例示した低分子
量ジオールのアルキレンオキシド(エチレンオキシド、
プロピレンオキシド、ブチレンオキシドなど)付加物
(付加モル数2〜100)、アルキレンオキシドの開環
重合物(ポリテトラメチレンエテルグリコールな
ど)];数平均分子量400〜50,000のポリエス
テルジオール[脂肪族ジカルボン酸(アジピン酸、マレ
イン酸、二量化リノレイン酸など)または芳香族ジカル
ボン酸(フタル酸、テレフタル酸など)と上記に例示し
た低分子量ジオールとの縮合ポリエステルジオール、ε
−カプロラクトンの開環重合によるポリラクトンジオー
ルなど];炭素数2〜50のジアミン類(イソホロンジ
アミン、4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジシ
クロヘキシルメタン、ポリエーテルジアミンなど);炭
素数2〜50の3価以上のアルコール類(トリメチロー
ルプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールな
ど);炭素数2〜50の3価以上のアミン類(ジエチレ
ントリアミン、トリエチレンテトラミンなど);炭素数
2〜50のアミノアルコール(トリエタノールアミンな
ど);およびこれらとポリイソシアネートとの反応によ
って得られる活性水素含有ウレタンプレポリマー(ウレ
タン化ポリオールなど)が挙げられる。
【0008】また、(b2)としては、例えば、芳香族
ジイソシアネート(トリレンジイソンアネート、キシリ
レンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネートなど)、脂環式ジイ
ソシアネート(イソホロンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、シクロヘキシレンジ
イソシアネート、ジイソシアネートメチルシクロヘキサ
ンなど)、脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジ
イソシアネートなど)、3官能以上のポリイソシアネー
ト[トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス
(イソシアネートフェニル)チオフォスフェート、ヘキ
サメチレンジイソシアネートの環状3量体など]、およ
びこれらと前記活性水素含有化合物との反応によって得
られるイソシアネート基含有ウレタンプレポリマーが挙
げられる。
ジイソシアネート(トリレンジイソンアネート、キシリ
レンジイソシアネート、ナフチレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネートなど)、脂環式ジイ
ソシアネート(イソホロンジイソシアネート、ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネート、シクロヘキシレンジ
イソシアネート、ジイソシアネートメチルシクロヘキサ
ンなど)、脂肪族ジイソシアネート(ヘキサメチレンジ
イソシアネートなど)、3官能以上のポリイソシアネー
ト[トリフェニルメタントリイソシアネート、トリス
(イソシアネートフェニル)チオフォスフェート、ヘキ
サメチレンジイソシアネートの環状3量体など]、およ
びこれらと前記活性水素含有化合物との反応によって得
られるイソシアネート基含有ウレタンプレポリマーが挙
げられる。
【0009】上記に例示した(b1)および(b2)
は、それぞれ2種以上を併用することができる。
は、それぞれ2種以上を併用することができる。
【0010】上記ウレタン化反応における(b1)と
(b2)の使用比率は、(b1)の活性水素基と(b
2)のイソシアネート基の当量比(OH/NCO)が、
通常1/(0.8〜1.3)、好ましくは1/(0.9
〜1.1)となる比率である。また、該反応において、
必要により通常のウレタン化反応に用いられる公知の触
媒を使用してもよい。該触媒としては有機金属化合物
(ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズジラウレ
ートなど)、アミン類(トリエチレンジアミン、ジアザ
ビシクロウンデセンなど)などが挙げられる。
(b2)の使用比率は、(b1)の活性水素基と(b
2)のイソシアネート基の当量比(OH/NCO)が、
通常1/(0.8〜1.3)、好ましくは1/(0.9
〜1.1)となる比率である。また、該反応において、
必要により通常のウレタン化反応に用いられる公知の触
媒を使用してもよい。該触媒としては有機金属化合物
(ジブチルスズジラウレート、ジオクチルスズジラウレ
ートなど)、アミン類(トリエチレンジアミン、ジアザ
ビシクロウンデセンなど)などが挙げられる。
【0011】本発明における分散剤(C)は、(A)中
での、(b1)と(b2)との反応で形成されるポリウ
レタン樹脂の分散、または該ポリウレタン樹脂中での、
(A)の分散を助け、均−で微細な海島構造を形成させ
る目的で使用するものである。このため、該(C)は、
(A)と相溶性もしくは反応性を有し、かつ形成される
ポリウレタン樹脂と相溶性もしくは反応性を有する分散
剤である必要がある。
での、(b1)と(b2)との反応で形成されるポリウ
レタン樹脂の分散、または該ポリウレタン樹脂中での、
(A)の分散を助け、均−で微細な海島構造を形成させ
る目的で使用するものである。このため、該(C)は、
(A)と相溶性もしくは反応性を有し、かつ形成される
ポリウレタン樹脂と相溶性もしくは反応性を有する分散
剤である必要がある。
【0012】該分散剤(C)としては、変性ポリオレフ
ィン系分散剤および/またはポリオレフィン−ポリウレ
タン樹脂系分散剤が好ましい。該(C)の重量平均分子
量は、通常800〜3,000,000、好ましくは
1,000〜1,000,000である。
ィン系分散剤および/またはポリオレフィン−ポリウレ
タン樹脂系分散剤が好ましい。該(C)の重量平均分子
量は、通常800〜3,000,000、好ましくは
1,000〜1,000,000である。
【0013】本発明における、(A)、(b1)および
(b2)と、分散剤(C)との好ましい組合せを具体的
に例示すると、例えば、(A)がポリプロピレン、(b
1)がポリカプロラクトンジオール(数平均分子量2,
000)、(b2)がジフェニルメタンジイソシアネー
トのとき、好ましい(C)としては、例えば、無水マレ
イン酸変性ポリプロピレン、無水マレイン酸変性ポリプ
ロピレンと活性水素含有ウレタンプレポリマー[ポリカ
プロラクトンジオールとジフェニルメタンジイソシアネ
ートとの重付加物]とをジフェニルメタンジイソシアネ
ートで連結させたブロック共重合体、および無水マレイ
ン酸変性ポリプロピレンとポリカプロラクトンジオール
とをイソホロンジイソシアネートで連結させたブロック
共重合体、が挙げられる。
(b2)と、分散剤(C)との好ましい組合せを具体的
に例示すると、例えば、(A)がポリプロピレン、(b
1)がポリカプロラクトンジオール(数平均分子量2,
000)、(b2)がジフェニルメタンジイソシアネー
トのとき、好ましい(C)としては、例えば、無水マレ
イン酸変性ポリプロピレン、無水マレイン酸変性ポリプ
ロピレンと活性水素含有ウレタンプレポリマー[ポリカ
プロラクトンジオールとジフェニルメタンジイソシアネ
ートとの重付加物]とをジフェニルメタンジイソシアネ
ートで連結させたブロック共重合体、および無水マレイ
ン酸変性ポリプロピレンとポリカプロラクトンジオール
とをイソホロンジイソシアネートで連結させたブロック
共重合体、が挙げられる。
【0014】樹脂複合体における各成分の割合は、
(A)/[(b1)+(b2)]の重量比が通常99/
1〜40/60、好ましくは、95/5〜45/55で
あり、また、分散剤(C)は、(A)、(b1)および
(b2)の合計重量に対し通常1〜40重量%、好まし
くは3〜20重量%である。
(A)/[(b1)+(b2)]の重量比が通常99/
1〜40/60、好ましくは、95/5〜45/55で
あり、また、分散剤(C)は、(A)、(b1)および
(b2)の合計重量に対し通常1〜40重量%、好まし
くは3〜20重量%である。
【0015】該樹脂複合体は、溶融した(A)中で
(C)の存在下、(b1)および(b2)を溶融混合
(重合)することにより得られるが、この溶融混合する
温度範囲は、(A)が溶融する下限の温度以上で、かつ
(A)の熱分解温度以下の範囲であり、通常50〜35
0℃の範囲内である。
(C)の存在下、(b1)および(b2)を溶融混合
(重合)することにより得られるが、この溶融混合する
温度範囲は、(A)が溶融する下限の温度以上で、かつ
(A)の熱分解温度以下の範囲であり、通常50〜35
0℃の範囲内である。
【0016】圧力は特に制限はないが工業的生産を考慮
すると、通常減圧(0.1mmHg)〜20気圧、好ま
しくは減圧(0.1mmHg)〜10気圧である。
すると、通常減圧(0.1mmHg)〜20気圧、好ま
しくは減圧(0.1mmHg)〜10気圧である。
【0017】混合時間は、重合中の各成分の熱劣化が起
こらないよう、できるだけ短時間で行うのがよく、通常
0.5〜60分、好ましくは1〜30分である。
こらないよう、できるだけ短時間で行うのがよく、通常
0.5〜60分、好ましくは1〜30分である。
【0018】混合機としては公知の各種混合機、例えば
押出機、ニーダー、バンバリーミキサーなどが挙げられ
る。
押出機、ニーダー、バンバリーミキサーなどが挙げられ
る。
【0019】(A)、(C)、(b1)および(b2)
の投入順序に特に制限はなく、例えば、(A)、
(C)、(b1)および(b2)を同時に溶融混合する
方法;(A)を溶融した中に(C)、(b1)および
(b2)を投入する方法;(A)と(C)とを溶融混合
した中に(b1)および(b2)を投入する方法;
(C)と(b1)を予め混合した後に、溶融した(A)
中に(C)と(b1)の混合物および(b2)を投入す
る方法;(C)と(b2)を予め混合した後に、溶融
した(A)中に(b1)、および(C)と(b2)の混
合物を投入する方法;(A)と(b1)とを溶融混合
した中に(C)および(b2)を投入する方法;
(A)と(b2)とを溶融混合した中に(C)および
(b1)を投入する方法;(A)、(C)および(b
1)を溶融混合した中に(b2)を投入する方法;
(A)、(C)および(b2)を溶融混合した中に(b
1)を投入する方法などいずれの方法をも採ることがで
きる。
の投入順序に特に制限はなく、例えば、(A)、
(C)、(b1)および(b2)を同時に溶融混合する
方法;(A)を溶融した中に(C)、(b1)および
(b2)を投入する方法;(A)と(C)とを溶融混合
した中に(b1)および(b2)を投入する方法;
(C)と(b1)を予め混合した後に、溶融した(A)
中に(C)と(b1)の混合物および(b2)を投入す
る方法;(C)と(b2)を予め混合した後に、溶融
した(A)中に(b1)、および(C)と(b2)の混
合物を投入する方法;(A)と(b1)とを溶融混合
した中に(C)および(b2)を投入する方法;
(A)と(b2)とを溶融混合した中に(C)および
(b1)を投入する方法;(A)、(C)および(b
1)を溶融混合した中に(b2)を投入する方法;
(A)、(C)および(b2)を溶融混合した中に(b
1)を投入する方法などいずれの方法をも採ることがで
きる。
【0020】樹脂複合体をシートまたはフィルムに成形
する温度範囲は、樹脂複合体が溶融する下限の温度以上
で、樹脂複合体が熱分解をおこす温度以下である。この
温度域は通常100〜350℃の範囲内であり、樹脂複
合体の種類によって異なる。
する温度範囲は、樹脂複合体が溶融する下限の温度以上
で、樹脂複合体が熱分解をおこす温度以下である。この
温度域は通常100〜350℃の範囲内であり、樹脂複
合体の種類によって異なる。
【0021】成形時の溶融時間は、各成分の熱劣化が起
こらないよう、できるだけ短時間で行うのがよく、通常
0.1〜20分、好ましくは0.5〜10分である。
こらないよう、できるだけ短時間で行うのがよく、通常
0.1〜20分、好ましくは0.5〜10分である。
【0022】成形機としては通常用いる慣用のシートま
たはフィルム成形装置、例えば、インフレーション成形
機、Tダイ成形機などが挙げられる。
たはフィルム成形装置、例えば、インフレーション成形
機、Tダイ成形機などが挙げられる。
【0023】該樹脂複合体から成形された本発明のシー
トまたはフィルムは、二次加工をほとんど必要としない
ことから、現行のポリエチレンおよび/またはポリプロ
ピレンシートまたはフィルムと同様の用途に有用であ
る。
トまたはフィルムは、二次加工をほとんど必要としない
ことから、現行のポリエチレンおよび/またはポリプロ
ピレンシートまたはフィルムと同様の用途に有用であ
る。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下の記
載において部は重量部を表す。なお、実施例および比較
例に記載する100%引張応力、引張強さ、伸び、引裂
強さ、印刷適性、帯電防止性、成形性、および分散粒径
の測定方法は次の通りである。 (1)100%引張応力 JIS−K7127に準じて測定した。 単位:kgf/cm2 (2)引張強さ JIS−K7127に準じて測定した。 単位:kgf/cm2 (3)伸び JIS−K7127に準じて測定した。 単位:% (4)引裂強さ JIS−K7127に準じて測定した。 単位:kgf/cm (5)印刷適性 試験片にPET用インキ(ウレタン系)をバーコーター
で塗布し、塗布24時間後、セロテープ{ニチバン
(株)製、15mm巾}によってはくり試験をし、イン
キの接着性を調べた。なおインキの成分は、「サンプレ
ンIB−1700」{三洋化成工業(株)製}50部、
酸化チタン25部、トルエン8.3部、メチルエチルケ
トン8.3部、イソプロピルアルコール8.3部であ
る。 ◯ …インキがはくりしない × …インキがはくりし易い ××…インキが載らない (6)帯電防止性 試験片を20℃、65%RHの温調室に4日間放置後、
同雰囲気下で超絶縁計{(株)アドバンテスト製}を用
いて、表而固有抵抗を測定した(単位:Ω)。 (7)成形性 試験片成形時の状態を見た。なお試験片の成形には空冷
式インフレーションフィルム成形装置{(株)東洋精機
製作所製、40mm二軸押出混練機+インフレーション
フィルム引取装置}を用いた。 ◯…(空冷式インフレーションフィルム成形装置で)成
形可能 ×…(空冷式インフレーションフィルム成形装置で)成
形困難 (8)分散粒径 試験片の表面を走査型電子顕微鏡で観察して、分散粒径
を測定した(単位:μm)。
が、本発明はこれに限定されるものではない。以下の記
載において部は重量部を表す。なお、実施例および比較
例に記載する100%引張応力、引張強さ、伸び、引裂
強さ、印刷適性、帯電防止性、成形性、および分散粒径
の測定方法は次の通りである。 (1)100%引張応力 JIS−K7127に準じて測定した。 単位:kgf/cm2 (2)引張強さ JIS−K7127に準じて測定した。 単位:kgf/cm2 (3)伸び JIS−K7127に準じて測定した。 単位:% (4)引裂強さ JIS−K7127に準じて測定した。 単位:kgf/cm (5)印刷適性 試験片にPET用インキ(ウレタン系)をバーコーター
で塗布し、塗布24時間後、セロテープ{ニチバン
(株)製、15mm巾}によってはくり試験をし、イン
キの接着性を調べた。なおインキの成分は、「サンプレ
ンIB−1700」{三洋化成工業(株)製}50部、
酸化チタン25部、トルエン8.3部、メチルエチルケ
トン8.3部、イソプロピルアルコール8.3部であ
る。 ◯ …インキがはくりしない × …インキがはくりし易い ××…インキが載らない (6)帯電防止性 試験片を20℃、65%RHの温調室に4日間放置後、
同雰囲気下で超絶縁計{(株)アドバンテスト製}を用
いて、表而固有抵抗を測定した(単位:Ω)。 (7)成形性 試験片成形時の状態を見た。なお試験片の成形には空冷
式インフレーションフィルム成形装置{(株)東洋精機
製作所製、40mm二軸押出混練機+インフレーション
フィルム引取装置}を用いた。 ◯…(空冷式インフレーションフィルム成形装置で)成
形可能 ×…(空冷式インフレーションフィルム成形装置で)成
形困難 (8)分散粒径 試験片の表面を走査型電子顕微鏡で観察して、分散粒径
を測定した(単位:μm)。
【0025】実施例1 ポリプロピレン[宇部興産(株)製「UBE−ポリプロ
F109K」、以下PPと略記;ポリエチレンおよび/
またはポリプロピレン(A)にあたる]60部、末端ヒ
ドロキシポリエチレンブチレンアジベート[数平均分子
量2,500、以下PEBAと略記;2個以上の活性水
素を有する化合物(b1)にあたる]25.8部、1,
4−ブタンジオール[以下BGと略記;2個以上の活性
水素を有する化合物(b1)にあたる]3.1部、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート[以下MDIと略記;ポ
リイソシアネート(b2)にあたる]11.1部、およ
び無水マレイン酸変性ポリプロピレン[結合マレイン酸
量5%、数平均分子量5,000、以下PP−MAと略
記;分散剤(C)にあたる]10部を二軸押出機
[(株)東洋精機製作所製、20mmφ]を用いて、シ
リンダー温度190℃で8分間、同時に溶融混練した。
得られた樹脂複合体を、空冷式インフレーションフィル
ム成形装置を用いて、供給部160℃、圧縮部200
℃、メータリング部190℃、ダイ190℃、吐出速度
25rpm、引取速度30rpm、巻取速度40rp
m、ダイ径0.7mmの成形条件で、本発明のフィルム
の試験片を作成した。この試験片の100%引張応力、
引張強さ、伸び、引裂強さ、印刷適性、帯電防止性、成
形性、および分散粒径を評価した。その特性評価結果を
下記表1に示す。
F109K」、以下PPと略記;ポリエチレンおよび/
またはポリプロピレン(A)にあたる]60部、末端ヒ
ドロキシポリエチレンブチレンアジベート[数平均分子
量2,500、以下PEBAと略記;2個以上の活性水
素を有する化合物(b1)にあたる]25.8部、1,
4−ブタンジオール[以下BGと略記;2個以上の活性
水素を有する化合物(b1)にあたる]3.1部、ジフ
ェニルメタンジイソシアネート[以下MDIと略記;ポ
リイソシアネート(b2)にあたる]11.1部、およ
び無水マレイン酸変性ポリプロピレン[結合マレイン酸
量5%、数平均分子量5,000、以下PP−MAと略
記;分散剤(C)にあたる]10部を二軸押出機
[(株)東洋精機製作所製、20mmφ]を用いて、シ
リンダー温度190℃で8分間、同時に溶融混練した。
得られた樹脂複合体を、空冷式インフレーションフィル
ム成形装置を用いて、供給部160℃、圧縮部200
℃、メータリング部190℃、ダイ190℃、吐出速度
25rpm、引取速度30rpm、巻取速度40rp
m、ダイ径0.7mmの成形条件で、本発明のフィルム
の試験片を作成した。この試験片の100%引張応力、
引張強さ、伸び、引裂強さ、印刷適性、帯電防止性、成
形性、および分散粒径を評価した。その特性評価結果を
下記表1に示す。
【0026】比較例1 PEBA25.8部、BG3.1部およびMDI 1
1.1部を実施例1と同じ二軸押出機を用いてシリンダ
ー温度190℃で4分間、同時に溶融混練してポリウレ
タン樹脂(以下[PU−1]と略記)を得た。PP60
部、[PU−1]40部およびPP−MA 10部を実
施例1と同じ二軸押出機を用いて同条件で、同時に溶融
混練した。得られた樹脂複合体を、実施例1と同じフィ
ルム成形装置を用いて同条件で、フィルムの試験片を作
成した。この試験片の特性を実施例1と同様に評価し
た。その特性評価結果を下記表1に示す。
1.1部を実施例1と同じ二軸押出機を用いてシリンダ
ー温度190℃で4分間、同時に溶融混練してポリウレ
タン樹脂(以下[PU−1]と略記)を得た。PP60
部、[PU−1]40部およびPP−MA 10部を実
施例1と同じ二軸押出機を用いて同条件で、同時に溶融
混練した。得られた樹脂複合体を、実施例1と同じフィ
ルム成形装置を用いて同条件で、フィルムの試験片を作
成した。この試験片の特性を実施例1と同様に評価し
た。その特性評価結果を下記表1に示す。
【0027】比較例2 PPを、実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条
件で、フィルムの試験片を作成した。この試験片の特性
を実施例1と同様に評価した。その特性評価結果を下記
表1に示す。
件で、フィルムの試験片を作成した。この試験片の特性
を実施例1と同様に評価した。その特性評価結果を下記
表1に示す。
【0028】比較例3 PP60部、PEBA25.8部、BG3.1部および
MDI11.1部を、実施例1と同じ二軸押出機を用い
て同条件で、同時に溶融混練した。得られた組成物を、
実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条件で、フ
ィルムの試験片を作成した。この試験片の特性を実施例
1と同様に評価した。その特性評価結果を下記表1に示
す。
MDI11.1部を、実施例1と同じ二軸押出機を用い
て同条件で、同時に溶融混練した。得られた組成物を、
実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条件で、フ
ィルムの試験片を作成した。この試験片の特性を実施例
1と同様に評価した。その特性評価結果を下記表1に示
す。
【0029】
【表1】
【0030】実施例2 ポリエチレン[宇部興産(株)製「UBE−ポリエチH
F019」、以下PEと略記;ポリエチレンおよび/ま
たはポリプロピレン(A)にあたる]60部、PEBA
25.8部、BG3.1部、MDI11.1部および無
水マレイン酸変性ポリエチレン[結合マレイン酸量5
%、数平均分子量5,000、以下PE−MAと略記;
分散剤(C)にあたる]10部を、実施例1と同じ二軸
押出機を用いて、同条件で溶融混練した。得られた樹脂
複合体を、実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同
条件で、本発明のフィルムの試験片を作成した。この試
験片の特性を実施例1と同様に評価した。その特性評価
結果を下記表2に示す。
F019」、以下PEと略記;ポリエチレンおよび/ま
たはポリプロピレン(A)にあたる]60部、PEBA
25.8部、BG3.1部、MDI11.1部および無
水マレイン酸変性ポリエチレン[結合マレイン酸量5
%、数平均分子量5,000、以下PE−MAと略記;
分散剤(C)にあたる]10部を、実施例1と同じ二軸
押出機を用いて、同条件で溶融混練した。得られた樹脂
複合体を、実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同
条件で、本発明のフィルムの試験片を作成した。この試
験片の特性を実施例1と同様に評価した。その特性評価
結果を下記表2に示す。
【0031】比較例4 PE60部、[PU−1]40部およびPE−MA10
部を、実施例1と同じ二軸押出機を用いて同条件で、同
時に溶融混練した。得られた樹脂複合体を、実施例1と
同じフィルム成形装置を用いて同条件で、フィルムの試
験片を作成した。この試験片の特性を実施例1と同様に
評価した。その特性評価結果を下記表2に示す。
部を、実施例1と同じ二軸押出機を用いて同条件で、同
時に溶融混練した。得られた樹脂複合体を、実施例1と
同じフィルム成形装置を用いて同条件で、フィルムの試
験片を作成した。この試験片の特性を実施例1と同様に
評価した。その特性評価結果を下記表2に示す。
【0032】比較例5 PEを、実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条
件で、フィルムの試験片を作成した。この試験片の特性
を実施例1と同様に評価した。その特性評価結果を下記
表2に示す。
件で、フィルムの試験片を作成した。この試験片の特性
を実施例1と同様に評価した。その特性評価結果を下記
表2に示す。
【0033】比較例6 PE60部、PEBA25.8部、BG3.1部および
MDI11.1部を、実施例1と同じ二軸押出機を用い
て同条件で、同時に溶融混練した。得られた組成物を、
実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条件で、フ
ィルムの試験片を作成した。この試験片の特性を実施例
1と同様に評価した。その特性評価結果を下記表2に示
す
MDI11.1部を、実施例1と同じ二軸押出機を用い
て同条件で、同時に溶融混練した。得られた組成物を、
実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条件で、フ
ィルムの試験片を作成した。この試験片の特性を実施例
1と同様に評価した。その特性評価結果を下記表2に示
す
【0034】
【表2】
【0035】実施例3 PP60部、ポリエチレングリコール[数平均分子量
2,000、以下PEGと略記;2個以上の活性水素を
有する化合物(b1)にあたる]22.6部、トリメチ
ロールプロパンにエチレンオキサイドを24モル付加し
た化合物[以下TMP−EOと略記;2個以上の活性水
素を有する化合物(b1)にあたる]3.3部、BG
2.7部、MDI11.4部およびPP−MA10部
を、実施例1と同じ二軸押出機を用いて、同条件で同時
に溶融混練した。得られた樹脂複合体を、実施例1と同
じフィルム成形装置を用いて同条件で、本発明のフィル
ムの試験片を作成した。この試験片の特性を実施例1と
同様に評価した。その特性評価結果を下記表3に示す。
2,000、以下PEGと略記;2個以上の活性水素を
有する化合物(b1)にあたる]22.6部、トリメチ
ロールプロパンにエチレンオキサイドを24モル付加し
た化合物[以下TMP−EOと略記;2個以上の活性水
素を有する化合物(b1)にあたる]3.3部、BG
2.7部、MDI11.4部およびPP−MA10部
を、実施例1と同じ二軸押出機を用いて、同条件で同時
に溶融混練した。得られた樹脂複合体を、実施例1と同
じフィルム成形装置を用いて同条件で、本発明のフィル
ムの試験片を作成した。この試験片の特性を実施例1と
同様に評価した。その特性評価結果を下記表3に示す。
【0036】比較例7 PEG22.6部、TMP−E03.3部、BG2,7
部およびMDI11.4部を、実施例1と同じ二軸押出
機を用いてシリンダー温度190℃で4分間、同時に溶
融混練してポリウレタン樹脂(以下[PU−2]と略
記)を得た。PP60部、[PU−2]40部およびP
P−MA10部を、実施例1と同じ二軸押出機を用いて
同条件で、同時に溶融混練した。得られた樹脂複合体
を、実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条件
で、フィルムの試験片を作成した。この試験片の特性を
実施例1と同様に評価した。その特性評価結果を下記表
3に示す。
部およびMDI11.4部を、実施例1と同じ二軸押出
機を用いてシリンダー温度190℃で4分間、同時に溶
融混練してポリウレタン樹脂(以下[PU−2]と略
記)を得た。PP60部、[PU−2]40部およびP
P−MA10部を、実施例1と同じ二軸押出機を用いて
同条件で、同時に溶融混練した。得られた樹脂複合体
を、実施例1と同じフィルム成形装置を用いて同条件
で、フィルムの試験片を作成した。この試験片の特性を
実施例1と同様に評価した。その特性評価結果を下記表
3に示す。
【0037】比較例8 PP60部、PEG22.6部、TMP−EO3.3
部、BG2.7部およびMDI11.4部を、実施例1
と同じ二軸押出機を用いて同条件で、同時に溶融混練し
た。得られた組成物を、実施例1と同じフィルム成形装
置を用いて同条件で、フィルムの試験片を作成した。こ
の試験片の特性を実施例1と同様に評価した。その特性
評価結果を下記表3に示す
部、BG2.7部およびMDI11.4部を、実施例1
と同じ二軸押出機を用いて同条件で、同時に溶融混練し
た。得られた組成物を、実施例1と同じフィルム成形装
置を用いて同条件で、フィルムの試験片を作成した。こ
の試験片の特性を実施例1と同様に評価した。その特性
評価結果を下記表3に示す
【0038】
【表3】
【0039】
【発明の効果】本発明の、樹脂複合体から成形されたシ
ートまたはフィルムは以下の効果を奏する。 1.ポリエチレンおよび/またはポリプロピレンの、安
価で軽量という特長および優れた成形性をそのままに、
帯電防止性、印刷適性等に優れ、しかも製造工程が短
く、引張強度などの機械物性も十分なものである。 2.二次加工性が優れることから、現行のポリエチレン
および/またはポリプロピレンシートまたはフィルムと
同様の用途に好適に用いることができる。
ートまたはフィルムは以下の効果を奏する。 1.ポリエチレンおよび/またはポリプロピレンの、安
価で軽量という特長および優れた成形性をそのままに、
帯電防止性、印刷適性等に優れ、しかも製造工程が短
く、引張強度などの機械物性も十分なものである。 2.二次加工性が優れることから、現行のポリエチレン
および/またはポリプロピレンシートまたはフィルムと
同様の用途に好適に用いることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75/04 NGG C08L 75/04 NGG //(C08L 23/02 (C08L 23/02 75:00) 75:00)
Claims (2)
- 【請求項1】溶融したポリエチレンおよび/またはポリ
プロピレン(A)中で、分散剤(C)の存在下、2個以
上の活性水素を有する化合物(b1)とポリイソシアネ
ート(b2)とを重合させることにより得られ、かつ
(A)/[(b1)+(b2)]の重量比が99/1〜
40/60であり、(C)が(A)と[(b1)+(b
2)]の合計重量に対して1〜40重量%である樹脂複
合体から成形されたシートまたはフィルム。 - 【請求項2】分散剤(C)が、変性ポリオレフィン系分
散剤および/またはポリオレフィン−ポリウレタン樹脂
系分散剤である請求項1記載のシートまたはフィルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356928A JP2530538B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 樹脂複合体から成形されたシ―トまたはフィルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3356928A JP2530538B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 樹脂複合体から成形されたシ―トまたはフィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170981A JPH05170981A (ja) | 1993-07-09 |
JP2530538B2 true JP2530538B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=18451478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3356928A Expired - Lifetime JP2530538B2 (ja) | 1991-12-24 | 1991-12-24 | 樹脂複合体から成形されたシ―トまたはフィルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530538B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7419935B2 (en) | 2005-03-14 | 2008-09-02 | Ricoh Company, Ltd. | Heat-sensitive recording material |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5312716B2 (ja) * | 2000-03-09 | 2013-10-09 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | ウレタン系エラストマー |
JP2002129487A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-05-09 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | ポリプロピレン着色布帛 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2678937B2 (ja) * | 1989-02-28 | 1997-11-19 | 宇部興産株式会社 | 熱可塑性ポリマー組成物 |
JPH03231963A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-10-15 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 熱可塑性重合体組成物 |
-
1991
- 1991-12-24 JP JP3356928A patent/JP2530538B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7419935B2 (en) | 2005-03-14 | 2008-09-02 | Ricoh Company, Ltd. | Heat-sensitive recording material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05170981A (ja) | 1993-07-09 |
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