JP2530458Y2 - 電気加熱器 - Google Patents

電気加熱器

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JP2530458Y2
JP2530458Y2 JP1989145232U JP14523289U JP2530458Y2 JP 2530458 Y2 JP2530458 Y2 JP 2530458Y2 JP 1989145232 U JP1989145232 U JP 1989145232U JP 14523289 U JP14523289 U JP 14523289U JP 2530458 Y2 JP2530458 Y2 JP 2530458Y2
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JP
Japan
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heater
fan
heater case
heating chamber
hot air
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JP1989145232U
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JPH0383708U (ja
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泰雅 弘中
辰彦 岡本
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案はヒータ及びファンによって発生させる熱風で
食品の加熱調理などを行う電気加熱器に関する。
「従来の技術」 従来、加熱室の一側壁外面にヒータケースを取付け、
ヒータ及びファンをヒータケースに内設させ、ヒータケ
ース内部に発生させる熱風を加熱室に供給する技術があ
った。
「考案が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、遠心送風型のファンを四角箱形のヒ
ータケース中央に設け、ファンの周囲にシーズヒータを
延設させる構造で、加熱室への排気口に向けて熱風を送
出案内する風向き変更面を設けるだけであったから、変
更面以外のヒータケース側面の角隅部で熱風が滞留して
乱気流を形成し易く、ファンの風圧損失が大となって容
量の大きなファン及び駆動モータを必要とする等の機能
上の問題があった。
「問題点を解決するための手段」 然るに、本考案は、対流加熱用ヒータ及び送風ファン
を四角形状のヒータケースに内設させると共に、加熱室
に開口させる排気口に向けて熱風を送出案内する風向き
変更面をヒータケースに形成する電気加熱器において、
ヒータケースの直角方向に延びる二つの内壁面を鈍角に
連結する整流ガイド体を設けたことを特徴とするもので
ある。
「作用」 従って、前記整流ガイド体によってヒータケース内部
での熱風の滞留を防止し得、前記ファンの風圧損失を従
来よりも容易に低減し得、従来に比べて加熱効率の向上
並びに送風構造の小型化などを容易に図り得るものであ
る。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。第
1図は要部の説明図、第2図は外観斜視図、第3図は平
面説明図、第4図及び第5図は側面説明図であり、被加
熱物出入用のドア(1)を開閉自在に取付けると共に、
前記ドア(1)の内側に立方形の加熱室(2)を形成す
る。
また、マグネトロンなどを内蔵する高周波発生装置
(3)を加熱室(2)の右側外方に配設させ、加熱室
(2)の上面板(4)上面側に導波管(5)を設けると
共に、前記上面板(4)の下面側で略中央にスタラーカ
バー(6)を介してスタラー(7)を回転自在に取付
け、発生装置(3)からの高周波をスタラー(7)によ
って拡散し乍ら加熱室(2)に照射するように構成して
いる。
さらに、電熱シーズヒータである上ヒータ(8)並び
に後ヒータ(9)を備え、前記スタラーカバー(6)外
周側に上ヒータ(8)を取付け、上ヒータ(8)の輻射
熱により加熱室(2)内を加熱すると共に、加熱室
(2)の後面板(10)外側にヒータケース(11)を固設
し、該ヒータケース(11)に後ヒータ(9)を内設させ
る。
また、送風モータ(12)を前記ヒータケース(11)後
面にモータブラケット(13)を介して取付けると共に、
前記モータ(12)によって駆動する送風ファン(14)と
冷却ファン(15)を備え、前記ヒータケース(11)に送
風ファン(14)を内設させ、後ヒータ(9)によって加
熱した空気を後面板(10)の上下の排気口(10a)(10
b)から加熱室(2)内に送風ファン(14)により送出
させる一方、冷却ファン(15)により前記モータ(12)
を空気冷却するように構成している。
さらに、前記加熱室(2)の上面板(4)及び底面板
(16)などを後面板(10)との間に連結する前面シャー
シ(17)を備え、該シャーシ(17)にヒンジ(18)を介
してドア(1)を取付けると共に、前記後面板(10)及
び前面シャーシ(17)を底部シャーシ(19)上に立設固
定させ、底部シャーシ(19)に下端縁を連結させる後面
カバー(20)により前記ヒータケース(11)などの後面
側を覆う一方、前面シャーシ(17)及び後面カバー(2
0)などに連結させる外周カバー(21)により加熱室
(2)などの左右両側及び上側を覆うように構成してい
る。
また、第2図に示す如く、前記ドア(1)の右側に操
作板(22)を並設させるもので、操作板(22)前面側の
最下位にドア開放ボタン(23)とスタートボタン(24)
を並設し、その上方にタイマダイヤル(25)を、さらに
上方に高周波出力調節撮(26)を、さらに上方にヒータ
温度調節撮(27)を夫々取付けると共に、後ヒータボタ
ン(28)、混合加熱ボタン(29)、高周波出力ボタン
(30)、及び上ヒータボタン(31)を、前記操作板(2
2)の最上位に並設させ、各ボタン(28)〜(31)の上
方側にこれらの動作を表示する表示器(32)を固設させ
たもので、高周波発生装置(3)並びに各ヒータ(8)
(9)を単独でまたは連動させて作動させるように構成
している。
さらに、第1図、第4図、第6図に示す如く、複数の
放射状扇を有するターボ形の前記送風ファン(14)を四
角箱形のヒータケース(11)の略中央に配設させ、前記
ファン(14)の周囲にループ状の後ヒータ(9)を延設
させると共に、ヒータケース(11)の上側壁を前高後低
に、また下側壁を前低後高に夫々傾斜させ、ヒータケー
ス(11)の上下の側壁内面によって上下の風向き変更面
(11a)(11b)を夫々形成する。
また、前記ファン(14)の中心部に対向する後面板
(10)に吸気口(10c)を開設し、前記ファン(14)を
回転させることによりこの放射線方向に送風し、負圧に
なるファン(14)中心部に吸気口(10c)から加熱室
(2)内の空気を吸込むと共に、前記ファン(14)の送
風がヒータ(9)で加熱されて熱風となり、その熱風が
風向き変更面(11a)(11b)に反射して排気口(10a)
(10b)から加熱室(2)の上下部に送出されるもの
で、上下2段に設けた被加熱物搭載用のトレー(33)
(33)の上面と下面を介してドア(1)の方向に熱風が
移動し、そしてドア(1)とトレー(33)の間から上下
のトレー(33)(33)の間に熱風が移動した後で、吸気
口(10c)からヒータケース(11)内部に再び吸込まれ
るものであり、このようにヒータ(9)とファン(14)
によって発生させる熱風を対流させてトレー(33)上の
被加熱物を加熱調理するように構成している。
また、ファン(14)の送風下手側となる上風向き変更
面(11a)左側端部とヒータケース(11)左側壁との左
上角隅部(34)、並びにファン(14)の送風下手側とな
る下風向き変更面(11b)右側端部とヒータケース(1
1)右側壁との右下角隅部(35)に、平板形の整流ガイ
ド体(36)(36)を架設させるもので、略直角形の前記
角隅部(34)(35)を前記整流ガイド体(36)によって
円弧形に形成し、前記角隅部(34)(35)に送られるフ
ァン(14)からの熱風(矢印A)を、送風下手側の風向
き変更面(11a)(11b)方向に整流ガイド体(36)が移
動案内し、ファン(14)の送風上手側となる風向き変更
面(11a)(11b)端部から排気口(10a)(10b)に向け
て前記熱風(矢印B)を送出案内するように構成してい
る。
本実施例は上記の如く構成しており、後ヒータ(9)
及び送風ファン(14)によって発生させる熱風の対流に
より加熱室(2)内を加熱する場合、ファン(14)から
周囲に放射状に拡散される圧風がヒータ(9)によって
熱風となり、その熱風が、風向き変更面(11a)(11b)
によって排気口(10a)(10b)に向けて送出案内され、
加熱室(2)内を対流して吸気口(10c)からファン(1
4)に戻る系路を循環し、対流加熱(コンベクション)
調理が行われるもので、送風下手側となる上の風向き変
更面(11a)左側端部の左上角隅部(34)に送られる熱
風は、整流ガイド体(36)とヒータケース(11)左側壁
の案内により、反時計方向に回転させるファン(14)の
送風上手側となる下の風向き変更面(11b)左側部から
排気口(10b)を介して加熱室(2)内に送出されると
共に、前記と同様に、送風下手側となる下の風向き変更
面(11b)右側端部の右下角隅部(35)に送られる熱風
は、整流ガイド体(36)とヒータケース(11)右側壁の
案内により、送風上手側となる上の風向き変更面(11
a)右側部から排気口(10a)を介して加熱室(2)内に
送出され、前記角隅部(34)(35)での熱風の滞留を防
いで乱流が発生するのを阻止し、ファン(14)の送風効
率を向上させたものである。
なお、前記整流ガイド体(36)は、平板形に形成した
が、円弧状に折曲げて形成しても良く、またヒータケー
ス(11)の一部として一体形成することも行える。
「考案の効果」 以上実施例から明らかなように本考案は、対流加熱ヒ
ータ(9)及び送風ファン(14)を四角形状のヒータケ
ース(11)に内設させると共に、加熱室(2)に開口さ
せる排気口(10a)(10b)に向けて熱風を送出案内する
風向き変更面(11a)(11b)をヒータケース(11)に形
成する電気加熱器において、ヒータケース(11)の直角
方向に延びる二つの内壁面を鈍角に連結する整流ガイド
体(36)を設けたもので、前記整流ガイド体(36)によ
ってヒータケース(11)内部での熱風の滞留を防止で
き、前記ファン(14)の風圧損失を従来よりも容易に低
減させることができ、従来に比べて加熱効率の向上並び
に送風構造の小型化などを容易に図ることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部の説明図、第2図
は外観斜視図、第3図は正面説明図、第4図及び第5図
は側面説明図、第6図は部分斜視図である。 (2)……加熱室 (9)……ヒータ (10a)(10b)……排気口 (11)……ヒータケース (11a)(11b)……風向き変更面 (14)……送風ファン (36)……整流ガイド体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】対流加熱用ヒータ(9)及び送風ファン
    (14)を四角形状のヒータケース(11)に内設させると
    共に、加熱室(2)に開口させる排気口(10a)(10b)
    に向けて熱風を送出案内する風向き変更面(11a)(11
    b)をヒータケース(11)に形成する電気加熱器におい
    て、ヒータケース(11)の直角方向に延びる二つの内壁
    面を鈍角に連結する整流ガイド体(36)を設けたことを
    特徴とする電気加熱器。
JP1989145232U 1989-12-15 1989-12-15 電気加熱器 Expired - Lifetime JP2530458Y2 (ja)

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JP1989145232U JP2530458Y2 (ja) 1989-12-15 1989-12-15 電気加熱器

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JPH0383708U JPH0383708U (ja) 1991-08-26
JP2530458Y2 true JP2530458Y2 (ja) 1997-03-26

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06103100B2 (ja) * 1986-09-09 1994-12-14 株式会社東芝 熱風循環式調理器

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JPH0383708U (ja) 1991-08-26

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