JP2530416B2 - 発泡性液体の試料調製装置 - Google Patents

発泡性液体の試料調製装置

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JP2530416B2 JP5207590A JP20759093A JP2530416B2 JP 2530416 B2 JP2530416 B2 JP 2530416B2 JP 5207590 A JP5207590 A JP 5207590A JP 20759093 A JP20759093 A JP 20759093A JP 2530416 B2 JP2530416 B2 JP 2530416B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビールや炭酸飲料など
の発泡性液体の成分や性状等を分析する際に用いる試料
を調製作成するための試料調製装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】ビールなどの発泡性酒類の成分や性状等
を分析する際の試料を調製作成する場合には、国税庁所
定分析法(1984)等に基づき、先ず被試験液(サン
プル)中の炭酸ガスを排除するためのいわゆる「ガス抜
き」を行なわなければならない。
【0003】従来のビールにおけるガス抜き法には、被
試験液(サンプル)を三角フラスコに1/2量とり、手
で三角フラスコの口を押えて圧を感じなくなるまで上下
に振った後、乾燥濾紙で泡を濾別してガスを抜く濾過法
と、2つの手付きビーカーを用意して被試験液を交互に
移し換えることによりガスを抜く移注法とがある。ま
た、ビール以外の発泡性酒類や炭酸飲料などの発泡性液
体の試料を調製作成する場合も、ほぼ同様の手法により
ガス抜きを行なっている。
【0004】しかし乍ら、上記濾過法による場合、試料
の調製作成に当り1サンプル毎に約15分もの時間を要
するだけでなく炭酸ガスが十分に抜けきらないことがあ
り、また上記移注法の場合では、試料を調製作成する際
に被試験液(サンプル)中のアルコール分が損失してし
まうことがあった。
【0005】しかも、上記どちらの方法による場合で
も、人間の手作業によらなければならない為、作業者の
肉体的負担が大きく試料の調製作成に手間が掛るだけで
なく、試料の調製作成にあたって作業者による個人差が
生じやすく、その差が各種分析試験の結果に誤差となっ
て出てくる不具合があった。
【0006】かと言って、ビールなどの発泡性液体から
炭酸ガスを抜くのに、市販されているいわゆる脱気装置
を用いると、多量の被試験液(サンプル)を必要とし、
瓶入りや缶入りの状態で市販されている単位容量の少な
い被試験液(サンプル)からは試料が調製作成できなか
ったり、また調製作成が可能としても調製作成に時間が
かかったり、更に必要な成分が損失していまう等の不具
合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来
の不具合に鑑みてなされたものであり、人間の手作業に
よることなく短時間で効率良く且つ安定して試料の調製
作成を行なうことが出来ると共に、市販品と同様の容器
(瓶や缶)に入った発泡性液体をそのまま被試験液(サ
ンプル)として用いることが可能であり、しかも被試験
液中に含まれているエキスやアルコール等の被分析成分
の損失を招くことなく試料の調製作成を行なうことが出
来る発泡性液体の試料調製装置を提供せんとするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発
明の発泡性液体の試料調製装置は、中空糸膜モジュール
のモジュールハウジング内部を減圧しながら中空糸膜内
に被試験液を流通させて被試験液中の炭酸ガスを排除す
ることにより試料を調製する装置であって、被試験液を
収容した容器の開口を導入キャップで密閉・開口自在と
なし、該導入キャップには上記容器内の被試験液を前記
中空糸膜モジュールへ導くための液供給管と上記容器内
に窒素ガス等の不活性ガスを導入させるためのガス供給
管を具備せしめ、上記液供給管を被試験液の流量を調節
するための流量調節弁を介して中空糸膜モジュールの液
流入口側に連通接続し、前記容器内の被試験液を前記ガ
ス供給管から送り込んだ窒素ガス等の不活性ガスによる
ガス圧でもって前記中空糸膜モジュールへ加圧送液し、
前記中空糸膜モジュールの液流出口側には試料の流量を
モニターするための流量計を備えた出口側配管を連通接
続せしめ、該出口側配管を、試料を採取するサンプリン
グ用流路と排液用流路とに切換弁を介して分岐させた
を特徴としたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明実施の一例を図1に示した回路
図に基づいて説明する。図中1は中空糸膜モジュールを
示し、1a は中空糸膜モジュールの液流入口、1b は中
空糸膜モジュールの液流出口、2は被試験液Lを収容し
た容器を示す。
【0010】中空糸膜モジュール1は、耐圧性を有する
モジュールハウジング内に多数本の中空糸膜を収納して
なる周知のものを用いるが、本装置では中空糸膜とし
て、その内径が0.1〜0.3mmで、肉厚が0.06mm
前後で、長さを100〜300mmに形成し、この中空糸
膜3,000〜10,000本をモジュールハウジング
内に直線状に収納せしめたものを用いるのが好ましい。
【0011】即ち、中空糸膜モジュール1の性能を決定
する要因としては、中空糸膜の内径や肉厚,長さ,本数
などがあるので、本中空糸膜モジュール1における処理
時間を3分以内、送液のための窒素ガスの加圧圧力を1
kgf/cm2 以下とし、且つ必要とする被試験液(サンプ
ル)を可能な限り少量とするという使用条件の下で、中
空糸膜の肉厚,長さ,本数を一定としてその内径の要因
についてと、中空糸膜の肉厚及び内径を一定としてその
長さ並びに本数の要因についてそれぞれ実験を行ない、
中空糸膜の好適条件を調べた。
【0012】その結果、中空糸膜の内径を0.1mm以下
にすると被試験液(サンプル)を流通させるのに1kgf/
cm2 以上の圧力を必要とするだけでなく、試料の調製作
成に時間がかかるようになる。かと言って、中空糸膜の
内径を0.3mm以上にすると中空糸膜内を流れる単位流
量が多くなり、少量(100ml程度)の被試験液(サン
プル)では試料の調製作成ができなくなる。
【0013】また、中空糸膜の長さを100mm以下にし
たりその本数を3,000本以下にすると、被試験液
(サンプル)の流通時間、すなわち被試験液(サンプ
ル)の中空糸膜に対する接触時間が短くなってしまい、
所要の試料調製ができなくなる。かと言って、長さを3
00mm以上にしたりその本数を10,000本以上にす
ると、少量(100ml程度)の被試験液(サンプル)で
は試料の調製作成ができなくなると共に、中空糸膜モジ
ュール1が長くなったり太くなったりして、扱い難くな
る。
【0014】以上の結果から、使用する中空糸膜とし
て、その内径が0.1〜0.3mmで、肉厚が0.06mm
前後で、長さを100〜300mmに形成し、3,000
〜10,000本使用することが好ましく、そうすれ
ば、瓶入りや缶入りの状態で市販されている容量(10
0ml〜3,000ml)のものに十分対応し得ることが確
認できた。
【0015】而して、中空糸膜モジュール1の液流入口
1a 側を、被試験液(サンプル)Lを収容した容器2に
連通接続せしめて被試験液Lを中空糸膜内に流通させる
と共に、モジュールハウジングの内部を真空ポンプ3で
減圧せしめ、被試験液Lが中空糸膜モジュール1の液流
入口1a 側から入って中空糸膜内を流通し液流出口1b
から出て来るまでの間に被試験液Lのガス抜きが行なわ
れるようにする。
【0016】被試験液Lを収容した容器2としては、
泡性液体を収容して市販されているものと同様の瓶や缶
を用いることができる。即ち、被試験液Lが例えばビー
ルである場合にはビール工場で製造された市販品と同じ
瓶入り又は缶入りのビールを、その瓶又は缶に入ったま
被試験液(サンプル)Lとして用いることができるも
のである
【0017】そしてそれら瓶や缶等の容器2の開口
導入キャップ4でもって密閉・開口自在となし、その導
入キャップ4に容器2内の被試験液Lを中空糸膜モジュ
ール1へ導くための液供給管5と、容器2内に窒素ガス
等の不活性ガスを導入させ被試験液Lを加圧送液するた
めのガス供給管6を具備せしめ、液供給管5を中空糸膜
モジュール1の液流入口1a に連通接続させ
【0018】、被試験液Lをその容器2から中空糸膜
モジュール1へ供給する場合には、被試験液Lを窒素ガ
ス等の不活性ガスでもって加圧することにより圧送する
ようにする。詳しくは、被試験液Lを収容した容器2を
密閉する導入キャップ4にガス供給管6を内部の被試験
液Lと接触しないように取付け、そのガス供給管6に窒
素ガス等の不活性ガスを収納せしめたガスボンベ7を接
続させ、ガスボンベ7から送られて来るガス圧により容
器2の内部を加圧することにより被試験液Lを中空糸膜
モジュール1へ送液するものである。
【0019】この際、ガスボンベ7と容器2との間に
は、圧力調整弁8及び三方弁9を介在設置させ、ガスボ
ンベ7からのガス圧を圧力調整弁8で調整して容器2内
の被試験液Lに所要の圧を加えるようにすると共に、三
方弁9により中空糸膜モジュール1へ被試験液Lを加圧
送液する前後において容器2内のガスを逃すと共に流路
の切換えを行なうようにする。
【0020】また、中空糸膜モジュール1の液流入口1
a 側、すなわち被試験液Lを収容した容器2と中空糸膜
モジュール1との間には、中空糸膜モジュール1へ流入
する被試験液Lの流量を調節するための流量調節弁10を
設置せしめ、中空糸膜モジュール1の液流出口側1b に
は調製作成された試料の流量をモニターするための流量
計11を設置せしめる。
【0021】流量調節弁10としては、被試験液Lの流量
を定流量に微調整し得るニードルバルブ等を用いるが、
実際に流量調節弁10を調節操作するにあたっては、流量
計11に連動して自動的に流量を調整し得るように流量調
節弁10と流量計11とを連携させることが望ましい。
【0022】尚、図中12は、被試験液を収容した容器2
から中空糸膜モジュール1の中空糸膜内にエアーが入っ
たり中空糸膜内の被試験液が逆流しないように遮断する
ためのバルブであるが、その役目を上記流量調節弁10に
代用させることも可能であり、その場合このバルブ12を
省略しても良い。
【0023】また、中空糸膜モジュール1のモジュール
ハウジングの内部を減圧するための真空ポンプ3には、
モジュールハウジング内部の減圧度を監視するための圧
力センサー13及び三方電磁弁14を接続させる。
【0024】即ち、圧力センサー13により中空糸膜モジ
ュール1のモジュールハウジング内部の減圧度を監視し
て、真空ポンプ3を間欠運転することによりモジュール
ハウジングの内部を一定の真空度に保持させるように
し、また三方電磁弁14でもって、真空ポンプ3が稼働し
ていないときにモジュールハウジングの内部を減圧状態
に保持したり,真空ポンプ3の稼働開始時及び/又は稼
働終了時に真空ポンプ3内にエアーを供給して真空ポン
プ3内の結露を防いだり,或いは真空ポンプ3の再起動
時のトルク不足を防ぐようにするものである。
【0025】そして、中空糸膜モジュール1の液流出口
側1b に接続される出口側配管15を、サンプリング用流
路15a と排液用流路15b とに切換弁16を介して分岐さ
せ、分析しようとする試料中に前回サンプリングした試
料などが混らないようにする。
【0026】サンプリング用流路15a は、中空糸膜モジ
ュール1で調製作成された試料を採取するための流路で
あり、その端末に試料受容器17を設置する。この際、試
料受容器17を設置する代りに、サンプリング用流路15a
の端末に分析機器を直接接続させれば、分析機器のサン
プリング化をオンラインにて自動化することが可能とな
る。
【0027】また、排液用流路15b は、前回サンプリン
グした試料などが混った不純な液体を廃棄するためのも
のであり、中空糸膜モジュール1を含む試料の作成ライ
ンから不純な液体を廃棄した後、切換弁16でもってサン
プリング用流路15a と切換えるようにする。
【0028】然して、以下に本装置を用いて試料を調製
作成した試験例を説明する。本装置では、内径0.2m
m,肉厚0.06mm,長さ150mm,の中空糸膜を、モ
ジュールハウジング内に4,500本直線状に収納せし
めて中空糸膜モジュール1を構成し、モジュールハウジ
ングの内部を80mmHgに減圧させ、被試験液(サンプ
ル)として市販されているビールの大瓶(633ml)を
用いてガス抜きを行なった。
【0029】下記の表1に、通常のビールを本装置でも
って調製作成(流量は約300mlに調整)した試料と、
従来法(濾過法及び移注法)により調製作成した試料と
による、エキス及びアルコールの含有量と残存炭酸ガス
量を測定した結果を示す。
【0030】
【表1】
【0031】上記表1の測定結果から、本装置を用いて
調製作成した試料は、従来法(濾過法及び移注法)によ
って調製作成した試料と比較しても、その被試験液(サ
ンプル)中のエキスやアルコール等の成分損失を招くこ
となく試料の調製作成ができていることが確認された。
【0032】
【発明の効果】本発明の発泡性液体の試料調製装置は斯
様に構成したので、被試験液を中空糸膜モジュール内に
流通させるだけで中空糸膜モジュール内を通過している
間に被試験液のガス抜きが行なわれ、人間の手作業によ
ることなく短時間で効率良く試料の調製作成を行なうこ
とが出来る。従って、試料の調製作成にあたって作業者
による個人差が生じることなく安定した品質の試料を調
製作成することが出来、正確で信頼性の高い各種分析試
験の結果を期待することが出来るようになる。
【0033】しかも、被試験液を収容した容器の開口を
導入キャップで密閉・開口自在となし、該導入キャップ
には上記容器内の被試験液を中空糸膜モジュールへ導く
ための液供給管と上記容器内に窒素ガス等の不活性ガス
を導入させるためのガス供給管を具備せしめ、前記容器
内の被試験液を中空糸膜モジュールへ前記ガス供給管か
ら送り込んだ窒素ガス等の不活性ガスによるガス圧でも
って加圧送液するようにしたので、市販品と同様の容器
(瓶や缶)に入った発泡性液体を他の容器に移し替える
ことなくそのまま被試験液(サンプル)として用いるこ
とが可能となり、分析用の試料を調製作成するに当り最
適なものとなる。
【0034】更に、被試験液を中空糸膜モジュールへ供
給するのに、窒素ガス等の不活性ガスによるガス圧でも
って加圧送液するようにしたので、被試験液(サンプ
ル)中に分析結果に悪影響をもたらすような酸素等の成
分が溶込む惧れがなくなると同時に、被試験液(サンプ
ル)中のエキスやアルコール等の成分損失を招くことな
く、信頼性の高い試料の調製作成を行なうことが出来
る。
【0035】また、中空糸膜モジュールの液流出口側に
接続される出口側配管を、試料を採取するサンプリング
用流路と排液用流路とに切換弁を介して分岐させたの
で、分析しようとする試料中に前回サンプリングした試
料などの不純液が混ることなく簡便に切換えることが出
来、一層のこと安定した品質の試料を調製作成すること
が出来る。
【0036】しかも、本試料調製装置では、試料の流れ
が連続しているために、被試験液(サンプル)の採取か
ら分析機器への導入まで全自動で行なうことが容易に可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明実施の一例を示す回路図。
【符号の説明】
1:中空糸膜モジュール 1a :液流入口 2:容器 1b :液流出口 3:真空ポンプ 4:導入キャ
ップ 5:液供給管 6:ガス供給
管 7:ガスボンベ 8:圧力調整
弁 9:三方弁 10:流量調節
弁 11:流量計 12:バルブ 13:圧力センサー 14:三方電磁
弁 15:出口側配管 15a :サンプ
リング用流路 15b :排液用流路 16:切換弁 17:試料受容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薮内 精三 東京都大田区大森北2−13−1 アサヒ ビール株式会社 商品技術研究所内 (72)発明者 永井 昭彦 埼玉県川口市西青木5−8−6 株式会 社エルマ、シーアール内 (72)発明者 佐藤 明 埼玉県川口市西青木5−8−6 株式会 社エルマ、シーアール内 (72)発明者 小林 正志 埼玉県川口市西青木5−8−6 株式会 社エルマ、シーアール内 (56)参考文献 特開 平3−81636(JP,A) 実開 昭59−138406(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空糸膜モジュール(1)のモジュール
    ハウジング内部を減圧しながら中空糸膜内に被試験液
    (L)を流通させて被試験液(L)中の炭酸ガスを排除
    することにより試料を調製する装置であって、被試験液
    (L)を収容した容器(2)の開口を導入キャップ
    (4)で密閉・開口自在となし、該導入キャップ(4)
    には上記容器(2)内の被試験液を前記中空糸膜モジュ
    ール(1)へ導くための液供給管(5)と上記容器
    (2)内に窒素ガス等の不活性ガスを導入させるための
    ガス供給管(6)を具備せしめ、上記液供給管(5)を
    被試験液の流量を調節するための流量調節弁(10)を介
    して中空糸膜モジュール(1)の液流入口(1a)側に連
    通接続し、前記容器(2)内の被試験液を前記ガス供給
    管(6)から送り込んだ窒素ガス等の不活性ガスによる
    ガス圧でもって前記中空糸膜モジュール(1)へ加圧送
    液し、前記中空糸膜モジュール(1)の液流出口(1b)
    側には試料の流量をモニターするための流量計(11)を
    備えた出口側配管(15)を連通接続せしめ、該出口側配
    管(15)を、試料を採取するサンプリング用流路(15a
    )と排液用流路(15b )とに切換弁(16)を介して分
    岐させた事を特徴とする発泡性液体の試料調製装置。
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