JP2530249B2 - 画質改善装置 - Google Patents

画質改善装置

Info

Publication number
JP2530249B2
JP2530249B2 JP2262386A JP26238690A JP2530249B2 JP 2530249 B2 JP2530249 B2 JP 2530249B2 JP 2262386 A JP2262386 A JP 2262386A JP 26238690 A JP26238690 A JP 26238690A JP 2530249 B2 JP2530249 B2 JP 2530249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
supplied
signals
pass filter
edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2262386A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04139966A (ja
Inventor
茂広 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2262386A priority Critical patent/JP2530249B2/ja
Publication of JPH04139966A publication Critical patent/JPH04139966A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530249B2 publication Critical patent/JP2530249B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Picture Signal Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、テレビジョン(TV)受像機、ヒデオテー
プレコーダ(VTR)、プリンタ等の各種ビデオ機器、画
像の認識,計測,測定,診断等を行う各種画像処理装
置、及び各種データ通信装置などに用いられて好適な画
質改善装置に関する。そして、この発明は、特に入力信
号のエッジ強調が必要な部分のみに、エッジ強調成分を
付加できる画質改善装置を提供することを目的としてい
る。
(従来の技術) 従来の画質改善装置の一例を第7図に示す。11は2次
微分回路、12は加算器である。なお、説明の便宜上、各
回路の処理時間による信号の遅れ、及びその遅れを補正
するために通常用いられる遅延回路等は省略するものと
する。
ラインL1は入力ラインであり、TV信号の輝度信号が入
来するものとする。2次微分回路11では、入力信号に対
して、2次の微分を行い、入力信号波形の高域成分を取
出している。取出した高域成分を加算器12により、ライ
ンL1からの入力信号に所定量加算する。これにより、波
形の高域成分が強調された(エッジが強調された)出力
信号が、ラインL2に得られる。
従来は、こうした方法により信号波形のエッジを強調
し、再生画像の輪郭を補正して、画質の改善を図ってい
た。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の画質改善装置は、線形処理回路であ
り、入力信号波形のどの部分に対しても、一様に高周波
領域を持ち上げる処理(一様にエッジ強調成分を付加す
る処理)をしている。従って、入力信号波形の立上がり
や立下がり部分(エッジ強調が必要な部分)でエッジ強
調が行われるばかりでなく、エッジ強調が必要でない部
分(例えば、振幅一定の正弦波や変調波の部分)の振幅
も大きくなってしまう。このため、従来の画質改善装置
では、再生画像のエッジ部分は改善されるものの、再生
画像全体としては不自然なものとなってしまう問題点が
あった。
この発明が解決しようとする課題は、入力信号のエッ
ジ強調が必要な部分のみにエッジ強調成分を付加できる
画質改善装置とするためには、どのような手段を講じれ
ばよいかという点にある。
(課題を解決するための手段) そこで、上記課題を解決するために本発明は、 入力信号である第1の信号が供給されて第2の信号を
出力する同相高域濾波器と、 前記第1の信号が供給されて第3の信号を出力する直
交高域濾波器と、 前記第2及び第3の信号が供給され、その2つの信号
をベクトル合成することによって得られた振幅値を有す
る第4の信号を出力する振幅合成器と、 前記第4の信号が供給され、前記第4の信号の振幅値
の変化分を第5の信号として出力する検出回路と、 前記第2及び第5の信号が供給され、エッジ強調成分
である第6の信号を出力する波形形成器と、 前記第1及び第6の信号が供給され、前記第1の信号
に前記第6の信号を加えることによって、エッジが強調
された出力信号を得る加算器とより構成し、 前記入力信号の波形の種類に応じて、エッジに対する
強調の度合を可変としたことを特徴とする画質改善装置
を提供するものである。
(実 施 例) 第1図に、この発明の画質改善装置の第1実施例を示
す。
1は直交高域濾波器、2は同相高域濾波器、3は振幅
合成器、4は微分器、5は絶対値化回路、6は波形形成
器、7は加算器である。なお、従来例と同様に、説明の
便宜上、各回路の処理時間による信号の遅れ、及びその
遅れを補正するために通常用いられる遅延回路等は、省
略するものとする。
ラインL1から入来する入力信号Saは、第2図(a)に
示すように、上限周波数fo(約4MHz)で帯域制限された
信号であるTV信号の輝度信号とする。ここでは、まず、
入力信号Saが、第3図(a)に示す余弦波である場合に
ついて説明する。
入力信号Saは、 Sa(t)=cos(2πfa t) …(1) 但し、fa=fo/2 で示される。この入力信号Saは、直交高域濾波器1に供
給される。直交高域濾波器1の特性は、第2図(b)に
示す特性であり、周波数特性の虚数部が、 I(f)=j f/fo …(2) で表され、実数部が0となる。直交高域濾波器1には、
アナログ回路またはデジタル回路による例えば原点対称
型のトランスバーサルフィルタ等が用いられる。
第3図(b)は直交高域濾波器1の出力波形であり、 Sb(t)=−0.5sin(2πfa t) …(3) なる正弦波として表される。
一方、入力信号Saは、同相高域濾波器2にも供給され
る。同相高域濾波器2の特性は、第2図(c)に示す特
性であり、周波数特性の実数部が、 R(f)=|f/fo| …(4) となり、虚数部が0となる特性である。同相高域濾波器
2には、アナログ回路またはデジタル回路による、時間
=0の軸に対称な係数値を持つトランスバーサルフィル
タ等が用いられる。
直交高域濾波器1と同相高域濾波器2とは、振幅特性
G(f)が同一の であり、位相ががπ/2異なる、互いに直交関係にある特
性を有する。
第2図(b)に示す特性は、虚数部に値を持つので、
その特性を有するものを直交高域濾波器と呼び、第2図
(c)に示す特性は、実数部に値を持つので、その特性
を有するものを同相高域濾波器と呼ぶことにした。
入力信号Saは、上限周波数foで帯域制限された信号で
あるから、直交高域濾波器1と同相高域濾波器2との周
波数帯域は、周波数foまでの帯域であっても、何ら支障
はない。
同相高域濾波器2の出力信号Scは、第3図(c)に示
すような余弦波、 Sc(t)=0.5cos(2πfa t) …(6) となる。
ここで、一般的な原点対称型のトランスバーサルフィ
ルタによる直交高域濾波器1の構成例を第8図(a)に
示す。直交高域濾波器1は、直列接続された遅延時間T
の2N個の遅延回路p1〜p2Nと、各遅延回路の入出力信号
に重み付けを行う2N+1個の増幅器q−N〜qN(Nは自
然数または0)と、重み付けされた各信号を加算合成す
る合成器r1とからなっている。遅延回路p1〜p2Nがデジ
タル信号処理の場合は、遅延時間Tは標本化周期とな
る。また、増幅器q−N〜qNの各重み付け値はA−N〜
ANである。
ラインLaから入来した信号は、所定の遅延時間が与え
られ、重み付けがなされ(所定倍され)、加算合成され
てラインLbから出力される。前記式(2)の特性が得ら
れるようにするためには、少なくとも重み付け値A0=0,
An=−A−n(n=−N〜N)の条件が必要である。
図示した直交高域濾波器1のインパルス応答波形図を
第8図(b)に示す。インパルス応答波形は原点対称型
となっており、この濾波器の重み付けの状態をそのまま
表わしている。
次に、時間=0の軸に対称な係数を有する一般的なト
ランスバーサルフィルタによる同相高域濾波器2の構成
例を第9図(a)に示す。同相高域濾波器2は、直列接
続された遅延時間Tの2N個の遅延回路u1〜u2Nと、各遅
延回路の入出力信号に重み付けを行う2N+1個の増幅器
v−N〜vNと、重み付けされた各信号を加算合成する合
成器w1とからなっている。遅延回路u1〜u2Nがデジタル
信号処理の場合は、遅延時間Tは標本化周期となる。ま
た、増幅器v−N〜vNの各重み付け値はB−N〜BNで
ある。
ラインLcから入来した信号は、所定の遅延時間が与え
られ、重み付けがなされ(所定倍され)、加算合成され
てラインLdから出力される。前記式(4)の特性が得ら
れるようにするためには、少なくとも重み付け値B0=0,
Bn=B−n(n=−N〜N)の条件が必要である。
図示した同相高域濾波器2のインパルス応答波形図を
第9図(b)に示す。インパルス応答波形は時間=0の
軸(時間基準位置)に対して対称となっており、この濾
波器の重み付けの状態をそのまま表わしている。
振幅合成器3には、直交高域濾波器1及び同相高域濾
波器2の各出力信号Sb,Scが供給される。振幅合成器3
では、次式(7)に示す直交成分と同相成分とのベクト
ル合成により、 2つの信号Sb,Scの2乗和の平方根amが求められる。第
3図(d)に示すamの値は0.5である。これは、fa=fo/
2であるためであり、fa=foであれば、am=1である。
振幅合成器3は、回路的には、乗算器、加算器、及び
非線形増幅器で実現できるが、例えば、デジタル回路の
場合には、予め計算したデータをROM等に書込んでお
り、これを参照して出力を得るテーブル・ルック・アッ
プ方式の回路等でも実現できる。
次の微分器4は、振幅合成器3から供給される振幅値
amを微分し、その変化分を取出す働きをしている。振幅
値amの値は0.5で一定であるので、微分器4の出力信号S
dは、振幅0の波形となる。微分器4は、直交高域濾波
器1と同様の回路で実現できる。
絶対値化回路5は、供給される信号の振幅値を取出す
回路であり、この場合、供給される信号Sdの振幅は0で
あるので、絶対値化回路5の出力信号Seは、第3図
(e)に示すように0である。
波形形成器6には、絶対値化回路5の出力信号Seと、
同相高域濾波器2の出力信号Scとが供給される。そし
て、波形形成器6は、信号Seを信号Scの極性で制御して
新たな信号Sfを形成する。この信号Sfが、エッジ強調成
分である。
Sf(t)=sgn(Sc(t))・Se(t) …(8) 第3図(f)に信号Sfを示す。この場合は、信号Sfは
0である。
このように、入力信号Saが、第3図(a)に示すよう
な振幅一定の信号(エッジ強調が必要でない信号)であ
る場合には、エッジ強調成分Sfは0となる。つまり、入
力信号Saが、振幅一定の正弦波、余弦波、変調波、及び
直流信号の場合には、エッジ強調成分Sfは0となる。
一方、入力信号Saが、パルスやバーパルスの様なエッ
ジ強調が必要な信号の場合には、後述するように、0で
はないエッジ強調成分Sfが得られる。
上記の式(8)で示したエッジ強調成分Sfは、一例で
あり信号Se,Scの用い方によっては、他の形のエッジ強
調成分も形成できる。例えば、 St(t)=A・Sc(t)・Se(t) …(9) (但し、Aはエッジ強調の度合を決める定数) などである。要するに、エッジ強調成分Sfは次式、 Sf(t)=f(Sc(t),Se(t)) …(10) のように、信号Se,Scの関係形で表せる、即ち、エッジ
強調成分Sfは信号Se,Scから形成されるものであり、こ
れが本発明のポイントである。
なお、波形形成器6は、アナログ回路、デジタル回路
を問わず、極性反転機能を有する増幅器で容易に実現で
きる。
加算器7は、入力信号Saにエッジ強調成分Sfを加え、
出力信号Sgを得る。第3図(g)に信号Sgを示す。同図
(g)と同図(a)とを比べてもわかるように、出力信
号Sgは入力信号Saと同一波形であり、エッジ強調成分を
付加されていない。
ここまでは、エッジ強調成分が付加されない例につい
て説明したが、次に、エッジ強調成分が付加される例を
説明する。エッジ強調成分が付加される例として、入力
信号がパルスの場合を第4図(a)〜(g)に、入力信
号がバーパルス等の波形の立上がり部分を含む信号の場
合を第5図(a)〜(g)に示す。なお、第4図(a)
〜(g)、及び第5図(a)〜(g)の各測定位置は、
それぞれ第3図(a)〜(g)の各測定位置に対応して
いる。
入力信号Saが第4図(a)に示すパルスの場合は、エ
ッジ強調成分Sfは同図(f)に示すものとなり、ライン
L2に得られる出力信号Sgは同図(g)に示すものとな
る。
入力信号Saが第5図(a)に示す信号の場合には、エ
ッジ強調成分Sfは同図(f)に示すものとなり、ライン
L2に得られる出力信号Sgは同図(g)に示すものとな
る。
いずれの入力信号の場合も、得られる出力信号は、第
4図(g),第5図(g)に示すように、波形のエッジ
部、傾斜部がシャープになっており、エッジ強調成分が
適格に付加されていることがわかる。このエッジ強調成
分の付加により、再生画像の輪郭部が強調されて画質の
鮮鋭度が向上し、画質が改善される。
なお、加算器7において、エッジ強調成分の付加量
を、視覚的に最適な値に調整するようにしてもよい。
このように、本実施例の画質改善装置は、入力信号の
波形を判別し、入力信号が振幅一定の正弦波、余弦波、
変調波等の場合には、エッジ強調成分を付加せず、入力
信号がパルスや、バーパルス等の波形の立上がり部分を
含む信号及び振幅が変化する正弦波、余弦波、変調波等
の場合には、波形の傾斜部にエッジ強調成分を付加す
る。従って、この画質改善装置は、エッジ強調が必要な
部分のみにエッジ強調成分を付加でき、視覚的に不自然
さを与えることなく再生画像の輪郭部を強調して画質の
鮮鋭度を向上させることにより、画質を改善することが
できる。
次に、第2実施例を第6図(a)に示す。第1実施例
との相違点は、2次微分回路8を新たに設け、波形形成
器6に供給する信号を、2次微分回路8の出力信号と絶
対値化回路5の出力信号とにした点である。2次微分回
路8の特性は、第2図(d)に示す特性であり、周波数
特性の実数部が、 R(f)=(f/fo) となる特性である。
この第2実施例は、エッジ強調を第1実施例よりも高
周波領域に移した形のものである。また、第2実施例
は、従来例の2次微分回路11で得られるエッジ強調成分
と同じエッジ強調成分を用いながらも、入力信号の波形
を判別することにより、画質改善を従来例よりも効果的
に図れる。
第6図(b)は、第3実施例の構成を示す図である。
ここでは、第2実施例の2次微分回路8の特性(第2図
(d)参照)が、第1実施例の同相高域濾波器2の特性
(第2図(c)参照)の2乗であることに注目し、同相
高域濾波器2の特性と同一の特性を有する同相高域濾波
器9を新たに設ける。そして、同相高域濾波器2の出力
信号を同相高域濾波器9に供給して、再度同一処理する
ことにより、入力信号を2次微分することによって得ら
れる信号と同等の信号を得ている。この同相高域濾波器
9の出力信号を、絶対値化回路5の出力信号と共に波形
形成器6に供給する。
以上、第1〜3実施例は、入力信号の同相及び直交の
各高域成分をベクトル合成することにより包絡線成分を
求め、その包絡線成分の振幅値の変化の度合に応じて、
エッジ強調を行っている。よって、第1〜3実施例は、
エッジ強調が必要な部分のみにエッジ強調成分を付加す
ることができ、従来例よりもさらに効果的に画質改善を
図ることができる。
なお、上述の説明では、入力信号をTV信号の輝度信号
としたが、入力信号はTV信号の色信号であってもよい
し、RGBそれぞれ色別の原色信号等であってもよい。
(発明の効果) 以上の通り、本発明の画質改善装置は、入力信号の波
形を判別し、入力信号が振幅一定の正弦波、余弦波、変
調波等の場合には、エッジ強調成分を付加せず、入力信
号がパルスや、バーパルス等の波形の立上がり部分を含
む信号、及び振幅が変化する正弦波、余弦波、変調波等
の場合には、波形の傾斜部にエッジ強調成分を付加す
る。従って、この画質改善装置は、エッジ強調が必要な
部分のみにエッジ強調成分を付加でき、視覚的に不自然
さを与えることなく再生画像の輪郭部を強調して画質の
鮮鋭度を向上させることにより、画質を改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例のブロック構成図、第2図は第1実
施例の動作説明のための図、第3図〜第5図は第1実施
例の動作波形図、第6図(a)は第2実施例のブロック
構成図、第6図(b)は第3実施例のブロック構成図、
第7図は従来例のブロック構成図、第8図は直交高域濾
波器を説明するための図、第9図は同相高域濾波器を説
明するための図である。 1……直交高域濾波器、2,9……同相高域濾波器、3…
…振幅合成器、4……微分器、5……絶対値化回路、6
……波形形成器、7……加算器、8……2次微分回路。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号である第1の信号が供給されて、
    実数部がR(f)=|f/fo|(但し、foは第1の信号の上
    限を定める帯域制限周波数)となり、虚数部が0となる
    周波数特性に従って前記第1の信号を処理した第2の信
    号を出力する同相高域濾波器と、 前記第1の信号が供給されて、虚数部がI(f)=j f/
    foとなり、実数部が0となる周波数特性に従って前記第
    1の信号を処理した第3の信号を出力する直交高域濾波
    器と、 前記第2及び第3の信号が供給され、その2つの信号を
    ベクトル合成することによって得られた振幅値を有する
    第4の信号を出力する振幅合成器と、 前記第4の信号が供給され、前記第4の信号の振幅値の
    変化分を第5の信号として出力する検出回路と、 前記第2及び第5の信号が供給され、エッジ強調成分で
    ある第6の信号を出力する波形形成器と、 前記第1及び第6の信号が供給され、前記第1の信号に
    前記第6の信号を加えることによって、エッジが強調さ
    れた出力信号を得る加算器とより構成し、 前記入力信号の波形の種類に応じて、エッジに対する強
    調の度合を可変としたことを特徴とする画質改善装置。
  2. 【請求項2】入力信号である第1の信号が供給されて、
    実数部がR(f)=|f/fo|(但し、foは第1の信号の上
    限を定める帯域制限周波数)となり、虚数部が0となる
    周波数特性に従って前記第1の信号を処理した第2の信
    号を出力する同相高域濾波器と、 前記第1の信号が供給されて、虚数部がI(f)=j f/
    foとなり、実数部が0となる周波数特性に従って前記第
    1の信号を処理した第3の信号を出力する直交高域濾波
    器と、 前記第2及び第3の信号が供給され、その2つの信号を
    ベクトル合成することによって得られた振幅値を有する
    第4の信号を出力する振幅合成器と、 前記第4の信号が供給され、前記第4の信号の振幅値の
    変化分を第5の信号として出力する検出回路と、 前記第1の信号が供給されて第7の信号を出力する2次
    微分回路と、 前記第7及び第5の信号が供給され、エッジ強調成分で
    ある第6の信号を出力する波形形成器と、 前記第1及び第6の信号が供給され、前記第1の信号に
    前記第6の信号を加えることによって、エッジが強調さ
    れた出力信号を得る加算器とより構成し、 前記入力信号の波形の種類に応じて、エッジに対する強
    調の度合を可変としたことを特徴とする画質改善装置。
JP2262386A 1990-09-29 1990-09-29 画質改善装置 Expired - Lifetime JP2530249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2262386A JP2530249B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 画質改善装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2262386A JP2530249B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 画質改善装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04139966A JPH04139966A (ja) 1992-05-13
JP2530249B2 true JP2530249B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=17375039

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2262386A Expired - Lifetime JP2530249B2 (ja) 1990-09-29 1990-09-29 画質改善装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530249B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002135801A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Sony Corp 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04139966A (ja) 1992-05-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100581160B1 (ko) 영상신호 윤곽 보정회로
JP2530249B2 (ja) 画質改善装置
US5262978A (en) Image enhancement system
JPH04297112A (ja) デジタル型vsb変調装置
JP2546457B2 (ja) 画質改善装置
JP2546461B2 (ja) 画質改善装置
JP2755084B2 (ja) 画質改善装置
JP2546444B2 (ja) 画質改善装置
JP2546463B2 (ja) 波形補正装置
JP2546446B2 (ja) 画質改善装置
JP2546447B2 (ja) 画質改善装置
JPS6216064B2 (ja)
JP2605490B2 (ja) 画質改善装置
JPH06205244A (ja) 波形補正装置
JPH0614216A (ja) 画質改善装置
US5268860A (en) Image enhancement system
JPH0774986A (ja) 波形補正装置
JP3314579B2 (ja) 水平輪郭強調信号処理回路
EP0497532B1 (en) Image enhancement system
JPH0738781A (ja) 画質改善装置
JPH06253179A (ja) 輪郭補正回路
JPH0746446A (ja) 画質改善装置
JPH04246973A (ja) 画質改善装置
JP3216167B2 (ja) 画質改善装置
JP2522948Y2 (ja) 色信号強調回路