JP2530196B2 - ストロ―ク型ステップモ―タ - Google Patents

ストロ―ク型ステップモ―タ

Info

Publication number
JP2530196B2
JP2530196B2 JP63021709A JP2170988A JP2530196B2 JP 2530196 B2 JP2530196 B2 JP 2530196B2 JP 63021709 A JP63021709 A JP 63021709A JP 2170988 A JP2170988 A JP 2170988A JP 2530196 B2 JP2530196 B2 JP 2530196B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grommet
housing
lead wire
coil
step motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63021709A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01198267A (ja
Inventor
耕 平塚
明彦 塚原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Jidosha Denki Kogyo KK
Original Assignee
Jidosha Denki Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Jidosha Denki Kogyo KK filed Critical Jidosha Denki Kogyo KK
Priority to JP63021709A priority Critical patent/JP2530196B2/ja
Publication of JPH01198267A publication Critical patent/JPH01198267A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530196B2 publication Critical patent/JP2530196B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はロータの回転運動をネジ噛合機構を介して直
線運動に変換するストローク型ステップモータに係り、
特にリード線の保護用グロメットの取付構造に関する。
(従来の技術) この種のステップモータは特開昭61−121737号公報及
び特開昭59−194658号公報に開示されている様にコイル
に通電するためのリード線あるいはターミナルは5〜6
本必要とされている。特に後者の場合ロータの回転運動
をネジ噛合機構によって直線運動に変換されたリードス
クリューの位置検出を行うとすると、検出手段から2〜
3本のリード線あるいはターミナルがさらに必要とな
り、リード線あるいはターミナルといった通電部材の引
き回り方法、ステップモータ本体からの通電部材の取り
出し方法、及び前記取り出し部の寸法の肥大化、さらに
防塵、防水性について苦慮することになる。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来技術では、コイル線用通電部材のみでも引き
回し、取り出し方法に苦慮しており、前記位置検出手段
からの通電部材が増加するとなるとなおさらである。一
般に前記位置検出手段を設けた場合、前記コイル線用通
電部材とは別個に分離してステップモータ外部に取り出
す構造としており、部品点数増加、システムへの装着
性、等に問題を有することになる。
本発明の目的は上記の欠点を解消するために、前記コ
イル線用部材と前記位置検出手段からの通電部材をハウ
ジング外周に設けた1個の孔よりグロメットを介してま
とめてモータ外部に取り出し、前記グロメットはグロメ
ットカバーによってハウジングに確実に固着される構造
とすることにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的はハウジングの外周部に、該ハウジングの内
外部を連通するリード線貫通孔を設け、コイル用リード
線及び位置検出手段からのリード線を共に前記孔より弾
性体からなるグロメットを介してモータ外部に取り出し
てあり、前記グロメットを貫通する各リード線は互いに
分離独立している。前記グロメットの外周部は前記ハウ
ジングの孔の内周部に嵌合されて、しかも前記グロメッ
トの前記ハウジング内部に面した端面はステータ外周面
に当接しており、前記ハウジング外部に面した一方の端
面は前記ハウジングに固着されたグロメットカバーによ
って前記ステータ外周方向に押圧されている。前記グロ
メットの前記ハウジングの孔との嵌合部、前記グロメッ
トカバーに押圧される部、及び各リード線貫通部に1個
あるいは複数個のリップシールを設けたことにより達成
される。
(作用) 本発明はコイル用リード線と位置検出手段からのリー
ド線を共にハウジングの同一孔よりグロメットを介して
モータ外部に取り出すため構造は単純でかつシステムへ
の装着性が容易となる。また前記グロメットは各部にリ
ップシールを有していること、ステータ外周部とグロメ
ットカバーによって確実に押圧固定される構造であり耐
振性、防塵性、防水性等について高い信頼性が得られ
る。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図〜第5図により説明す
る。第1図は本発明による実施例を示すストローク型ス
テップモータの縦断面図である。ステータ14a,14b内に
有るコイル15a,15bの回転磁界によって、円周方向にN
極,S極交互の複数極に着磁されたマグネット5を有する
ロータ4は一方に玉軸受7、他方にプレーンメタル8を
装着しハウジング1及びエンドカバー2に支承され回転
する。なおここで前記マグネット5は前記ロータ4と一
体成形されている。前記ロータ4の中心孔にはメネギが
形成されていて、リードスクリュー6のオネジと噛合機
構16が構成されている。また前記リードスクリュー6の
一方の端には外形が多角形状のスライダー11が回り止め
嵌合されており、前記スライダー11の外形形状と相似形
でわずかに大きい多角形状の孔を前記ハウジング1に形
成して、前記スライダー11及び前記リードスクリュー6
は回転不能で軸心線方向に移動可能となっている。前述
のロータ4が回転すると前記リードスクリュー6は回転
せずに軸心線上を移動することになる。つぎに前記リー
ドスクリュー6の前記スライダー11と反対側の他方の端
26方向に位置検出手段であるスイッチ機構10が絶縁材12
を介してエンドカバー2に固着されている。前記リード
スクリュー6の他方の端26と前記スイッチ機構10との間
であって、かつ軸心線上に前記リードスクリュー6の直
線運動に共動して前記スイッチ機構10を押圧し、前記ス
イッチ機構10をON−OFFさせるためのプッシュロッド9
が設けられている。つぎに前記ステータ14a,14b内のコ
イル15a,15bは中間タップ27上でコイル用リード線18と
ハンダ付けされグロメット13を通してモータ外部に取り
出される。前記スイッチ機構10の通電用リード線19は前
記エンドカバー2の端面に沿って引き回され、前記エン
ドカバー2の切欠き部28から前記ステータ14bの外周を
通り、グロメット13を通して、コイル用リード線18と同
時にモータ外部に取り出される。前記グロメット13は前
記ハウジング1のリード線貫通孔29に嵌合され、グロメ
ットカバー17によって押圧固定される。第2図は第1図
のA矢視外観図である。前記グロメット13を貫通する各
リード線は分離独立して構成される。第3図は前記グロ
メット13の単体平面図、第4図は第3図のC−C断面正
面図である。前記グロメット13には、前記各リード線の
貫通用孔21が前記リード線数に対応して設けられてい
る。前記貫通用孔21、前記グロメットカバー17に押圧さ
れる部、及び前記ハウジング1のリード線貫通孔29と嵌
合する部にはそれぞれリップシール22,23,24が設けら
れ、さらに前記ハウジング1の内部に面した端部25は、
前記ステータ14a,14bの外周面と当接するR形状として
いる。第5図は第1図の右側図面であってスイッチカバ
ー3を取りはずしたB−B部分断面図である。前記グロ
メット13前記端部25は前記ステータ14a,14bの外周面20
と当接され、前記グロメット13のモータ外部に面したも
う一方の端部は前記グロメットカバー17によって前記ハ
ウジング1の内部方向へ押圧され、前記グロメットカバ
ーは前記ハウジング1に加締付けられている。
以上のように、スイッチ機構10はエンドカバー2とス
イッチカバー3との間にできる空間部に配設されるた
め、容易に気密性を保つことができるばかりでなく、ス
イッチ機構10の通電用リード線19はエンドカバー2の切
欠き部28を通って前記ステータ14bの外周に密着されて
いるグロメット13を介して前記コイル用リード線18と共
にモータ外部に引き出されるため、システム側からの接
続装着性が容易となる。さらに上記グロメット13はハウ
ジング1に設けられたリード線貫通孔29に嵌合され、グ
ロメットカバー17によって上方より押圧されており、上
記夫々の嵌合面および押圧面にはリップシール23,24
(リード線貫通用孔21のリップシールは22)が設けられ
ているため、モータ外部からの気密性は完全に保たれる
ことになる。しかもモータの軸方向の寸法はスイッチ機
構10を収納し得る程度の空間部を設ければよく、また半
径方向の寸法はほぼグロメット嵌合に必要な大きさのみ
一部突出すだけでよく、前記通電用リード線19を引き出
すための特別な寸法の拡大はない。
[発明の効果] 以上本発明はコイル部およびスイッチ機構からの各リ
ード線をまとめて同一箇所から同一方向へ引出すことに
よりシステム側機器への装着性が著しく改善されると共
に気密性の確保による信頼性が向上されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例を示す縦断面図、第2図は
第1図のA矢視外観図、第3図はグロメットの単体平面
図、第4図は第3図のC−C断面正面図、第5図は第1
図の右側面図である。 1……ハウジング,2……エンドカバー,3……スイッチカ
バー,4……ロータ,5……マグネット,6……リードスクリ
ュー,7……玉軸受,8……プレーンメタル,9……プッシュ
ロッド,10……位置検出手段たるスイッチ機構,11……ス
ライダー,12……絶縁材,13……グロメット,14a,14b……
ステータ,15a,15b……コイル,16……噛合機構,17……グ
ロメットカバー,18……コイル用リード線,19……リード
線,20……外周面,21……貫通用孔,22,23,24……リップ
シール,25……端部,26……他方の端,27……中間タップ,
28……切欠部,29……リード線貫通孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータ及び前記ロータの回転運動がネジの
    噛合機構によって直線運動に変換されるリードスクリュ
    ー、前記リードスクリューの位置検出手段、前記ロータ
    を回転運動させるためのコイルを内部に有したステータ
    とをハウジング内に収納し、前記コイルに通電するリー
    ド線の取り出し方向が前記ハウジングの直径方向である
    ストローク型ステップモータにおいて、前記コイルに通
    電するコイル用リード線及び前記位置検出手段のON−OF
    Fを検出するリード線を、前記ハウジングのリード線貫
    通孔に嵌合された弾性体からなるグロメットを介して、
    ステップモータ外部に導く構造であって、前記グロメッ
    トは該グロメットの前記ハウジング内部に面した端面は
    前記ステータの外周面に当接され、前記グロメットの前
    記ハウジング外部に面した一方の端面は、前記ハウジン
    グに固着されたグロメットカバーにより前記ステータ外
    周面方向に押圧固定したことを特徴とするストローク型
    ステップモータ。
  2. 【請求項2】前記グロメットは、前記ハウジングのリー
    ド線貫通孔との嵌合部、前記グロメットカバーに押圧さ
    れる部及びリード線貫通部に1個あるいは複数個のリッ
    プシールを設けたことを特徴とする特許請求範囲第1項
    記載のストローク型ステップモータ。
JP63021709A 1988-02-01 1988-02-01 ストロ―ク型ステップモ―タ Expired - Lifetime JP2530196B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63021709A JP2530196B2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 ストロ―ク型ステップモ―タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63021709A JP2530196B2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 ストロ―ク型ステップモ―タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01198267A JPH01198267A (ja) 1989-08-09
JP2530196B2 true JP2530196B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=12062588

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63021709A Expired - Lifetime JP2530196B2 (ja) 1988-02-01 1988-02-01 ストロ―ク型ステップモ―タ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530196B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101028247B1 (ko) 2008-10-14 2011-04-11 엘지이노텍 주식회사 스텝 액츄에이터

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01198267A (ja) 1989-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6753629B2 (en) Brushless DC motor
US9893586B2 (en) Driver apparatus provided with a motor and a control unit
JP3799362B1 (ja) 磁気センサ付き回転電機
US4843500A (en) Disk storage drive
JPWO2005107049A1 (ja) ブラシレスモータ
JP2003061312A (ja) 回転電機
JP7267555B2 (ja) モータ
JP6740631B2 (ja) 駆動装置
JP4126107B2 (ja) 回転検出器
JP2530196B2 (ja) ストロ―ク型ステップモ―タ
JP2010104211A (ja) ブラシレスモータ
JP2581771B2 (ja) 無刷子電動機
JPH09224359A (ja) 永久磁石回転型モータ
JPS589563A (ja) トランジスタモ−タ
CN113228476A (zh) 马达
JP2008148451A (ja) 電動モータ及び電動モータの組立て方法
JPH0556599A (ja) 小型モーターの電気接続構造
JP2014107916A (ja) 回転電機
JP6969393B2 (ja) モータ
JPH05122878A (ja) 電動機装置
CN117713482A (zh) 一种双裕度有限转角力矩电机
JPS6213408Y2 (ja)
KR20230171779A (ko) 홀 센서 모듈의 조립구조가 개선된 브러시리스 모터 장치
KR970068098A (ko) 무정류자 전동기
JPH01157255A (ja) 電動機