JP2530188Y2 - 季節判定器 - Google Patents

季節判定器

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JP2530188Y2
JP2530188Y2 JP1991000656U JP65691U JP2530188Y2 JP 2530188 Y2 JP2530188 Y2 JP 2530188Y2 JP 1991000656 U JP1991000656 U JP 1991000656U JP 65691 U JP65691 U JP 65691U JP 2530188 Y2 JP2530188 Y2 JP 2530188Y2
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JP
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temperature
season
ventilation fan
seasonal
detector
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尊志 山▲崎▼
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、検出された室内側と室
外側の温度差を積算し、その情報によってその時点の季
節の判定を行う季節判定器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、住宅の気密化が高まるとともに暖
房の普及が進み、室内の閉ざされた箇所等で結露が発生
しやすくなっている。結露を防ぐため、手動で適時、又
は時計機能を内蔵したカレンダーにより季節の判定を行
い、季節により自動的に換気を行う方法がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】手動で適時に換気をす
るということは、換気操作のし忘れや切り忘れが生じや
すい。また、時計機能を内蔵したカレンダーにより季節
の判定を行い、自動的に換気を行う方法においては、一
般的に、時計機能を内蔵したカレンダーは高価であり、
初期判定が必要であるとともに長年使用すると時間がず
れてくる。又交流電源の時計であれば停電があると狂っ
てしまうおそれがある。本考案は、このような事情に鑑
みてなされたものであって、簡易な構成で実現できるう
え、設定の作業をしなくても季節の判定ができ、その季
節判定に基づき自動的に室内の換気を調整できる換気制
御装置を制御することが出来る季節判定器を提供するこ
とを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本考案に係る季節判定器は、室内側と室外側
の温度をそれぞれ検出する温度検出器と、温度検出器か
らの信号に基づいて季節の判定を行う季節判定部を備え
た季節判定器であって、前記季節判定部は、検出された
室内側と室外側の温度差を積算し、24時間の整数倍の
期間の前記温度差の移動平均値を算出し、その平均値と
判定レベルとを比較することによりその時点の季節の判
定を行うことを特徴とする。
【0005】
【作用】本考案に係る季節判定器は、室内側と室外側の
温度をそれぞれ温度検出器により検出し、この温度検出
器からの温度検出信号に基づいて季節判定部において室
内−室外の温度差の積算をして平均値を算出し、24時
間の整数倍の期間の前記温度差の移動平均値を算出し、
その平均値を予め定めた判定レベルと比較し、その時点
の季節判定を行い、換気扇制御部に換気扇を運転する判
定信号を出力し、この判定信号に基づいて前記換気扇の
運転を行う。このため、いちいち換気扇の運転を手動で
操作する作業が不要となるとともに、高価な誤動作が生
じやすい時計機能を内蔵したカレンダーにより季節の判
定を行わなくてもよくなった。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本考案に係る季節判定器を利用した換
気制御装置の概略構成を示す説明図である。図1におい
て、2は室の内外を仕切る壁で、この壁2の室外側には
室外温度検出器4が設けられ、壁2の室内側に室内温度
検出器6が設けられている。両温度検出器4,6は、季
節判定部8に接続され、温度信号をここに送る。この季
節判定部8は換気扇制御部10に接続され、両温度検出
器4,6からの温度信号に基づいて温度差の平均値が算
出され、季節が判定され、この季節の判定信号が換気扇
制御部10に送られ、判定信号に基づいて換気扇の運転
が制御されて室内の空気の換気が制御される。
【0007】季節判定部8では、温度検出器4,6から
の温度信号に基づいて室内側温度−室外側温度の温度差
を所定の時間毎、例えば4時間毎に積算するとともに所
定の期間、例えば3日とか1週間とかのように24時間
の整数倍の期間の温度差の平均値(移動平均)を順次算
出して平均値の情報とする。さらに、この平均値と判定
レベル、例えば温度差5との大小を比較し、平均値>判
定レベルとなったら冬季と判定し、換気扇を運転する判
定信号を換気扇制御部10に送る。この場合、室内外の
空気の温度差の平均値の項目のみでなく、露点検出器と
か湿度検出器とかを備えてこれらの検出値の条件を加え
て換気扇を運転するか停止するかどうかの判定信号を出
すようにしてもよい。換気扇制御部10では、季節判定
部8から送られた判定信号により換気扇12を運転し、
室内の高湿な空気と室外の乾燥した空気とを交換し、結
露を防止する。換気扇としては、吸排気型、熱交換型等
が使用される。
【0008】図2は、本考案に係る季節判定器を用いた
換気扇運転制御のフローチャートである。運転開始で、
換気扇の運転制御のための室内外空気の温度差算出間
隔、平均値算出間隔、判定レベル等の条件を設定する。
この場合冬季、梅雨期、湿度、換気扇の運転時間等の他
の条件を加えて設定してもよい。設定条件に基づいて室
内側温度−室外側温度の温度差を計算し記憶するととも
に所定の期間の温度差の平均値を算出する。次いで、温
度差の平均値の情報と判定レベルの比較を行う。温度差
の平均値が判定レベルより小であれば、夏季と判定して
換気扇を停止する判定信号を換気扇制御部10に送り、
換気扇の運転を停止する。もし、温度差の平均値が判定
レベルより大であれば、冬季と判定して換気扇を運転す
る場合は運転信号を換気扇制御部10に送り、換気扇の
運転を開始し、所定の時間又は次の停止する判定信号ま
で運転を続け、室内の換気をする。さらに、上記の温度
検出からの操作を繰り返す。
【0009】上記のように、本考案によれば、室内外の
温度差を数日単位で平均するので、季節の判定を行うの
に停電、時計の不正確等によって正確な時間がなくても
自動的に換気扇の運転条件を判定し、換気することがで
きる。なお、上記において、室外側の温度を室外の空気
温度を検出する例について説明したが、壁内に温度検出
器を設け壁内の温度を検出するものであってもよい。ま
た、判定レベルが1つで夏冬の判定を行い、湿度等の設
定条件を加える例でなく、判定レベルを複数にして、
春、夏、秋、冬、梅雨等の季節を判定する判定レベルを
用いて換気扇の運転を制御してもよい。その他本考案は
上記実施例に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲に
おいて変更、修正実施が可能である。
【0010】
【考案の効果】本考案に係る季節判定器によれば、室内
外の温度検出器によって検出された室内側と室外側の温
度の温度差が、予め定めた判定レベルの条件になったら
換気扇を運転する。それ故高価な時計機能を有した計時
手段が不要になるとともに、季節に応じて自動的に換気
扇の運転を制御することができ、手動で換気扇の運転の
操作を行わなくてもよく、換気扇の運転の忘れがあって
も換気ができ結露の発生を防ぐことができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る季節判定器を用いた換気扇制御装
置の概略構成を示す説明図である。
【図2】そのフローチャートである。
【符号の説明】
2 壁 4 室外温度検出器 6 室外温度検出器 8 季節判定部 10 換気扇制御部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側と室外側の温度をそれぞれ検出す
    る温度検出器と、温度検出器からの信号に基づいて季節
    の判定を行う季節判定部を備えた季節判定器であって、
    前記季節判定部は、検出された室内側と室外側の温度差
    を積算し、24時間の整数倍の期間の前記温度差の移動
    平均値を算出し、その平均値と判定レベルとを比較する
    ことによりその時点の季節の判定を行うことを特徴とす
    る季節判定器。
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JP5684660B2 (ja) * 2011-07-06 2015-03-18 三菱電機株式会社 空気処理装置

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JPS5430650A (en) * 1977-08-10 1979-03-07 Rex Ind Co Automatic ventilation fan operation controller
JPH02161245A (ja) * 1988-12-13 1990-06-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機の制御方法

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