JP2530107B2 - 増流器 - Google Patents

増流器

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JP2530107B2
JP2530107B2 JP50403893A JP50403893A JP2530107B2 JP 2530107 B2 JP2530107 B2 JP 2530107B2 JP 50403893 A JP50403893 A JP 50403893A JP 50403893 A JP50403893 A JP 50403893A JP 2530107 B2 JP2530107 B2 JP 2530107B2
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throttle
throttle device
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inlet
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/09Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by means for actuating valves
    • B62D5/093Telemotor driven by steering wheel movement
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、入口と出口とを備えた増流器に関する。こ
の入口と出口との間には、第一支路と第二支路とが相互
に平行に配置されている。増流すべき流体が流れる第一
支路には第一スロットル装置が設けられており、この第
一スロットル装置のスロットル抵抗は該第一スロットル
装置における圧力差に応じて調節される。一方、第二支
路には第二スロットル装置が設けられており、この第二
スロットル装置のスロットル抵抗は第一スロットル装置
のスロットル抵抗に応じて調節される。
この種の増流器としては米国特許第4,914,913号が知
られている。この種の増流器は大型車両用の油圧標準制
御システムに用いられており、このシステムにおいて
は、増流器を制御する制御ユニットが制御シリンダーに
オイルを供給している。増流器の増幅率は操舵輪の回転
速度に応じて変えることができ、このため、増幅率は操
舵輪の速度が増すにつれて大きくなるようにされてい
る。このような制御は、操舵輪の速度が低い場合よりも
操舵輪の速度が大きい場合において第二スロットル装置
の開度を大きくし、その結果として第二スロットル装置
のスロットル抵抗を減少させることにより行われる。何
れにせよ、現在の増流器では、増幅率は計測モーター中
の圧力降下及び摩擦によっても影響を受けるため、正確
に調節するためのパラメーターを設定することが必要で
ある。
本発明は、実質的に悪影響を受けることのない増流器
を製造する際の問題点に鑑みてなされたものである。
この問題は、冒頭に述べたような種類の増流器に、中
央圧力取出ポイントを備えた少なくとも一つの分圧器を
設けることにより解決することができる。この中央圧力
取出ポイントには、入口と出口との間の圧力差またはそ
の圧力差に応じた圧力差が供給され、中央圧力取出ポイ
ントにおける圧力によって第二スロットル装置を流れる
流体の流量が制御される。
さらに、第二スロットル装置を流れる流体の流量を制
御するこの圧力は、計測モーターの圧力降下や他の可変
要素による影響を受けることなく調節することができ
る。この圧力は、増流器の入口における圧力と出口にお
ける圧力との間で変動する予め定めることができる一定
の、すなわち、調節可能な圧力によってのみ変動する。
従って、第二スロットル装置中の流量は第一に第一スロ
ットル装置中の流量による影響を受ける。第二に、第二
スロットル装置中の流量は分圧器の中央圧力取出ポイン
トにおける圧力による影響を受ける。これら二つの可変
圧力を相互に掛け合わせ、第一スロットル装置と第二ス
ロットル装置中の二つの流れを重ね合わせることによっ
て、第一スロットル装置中の流量を増幅させることがで
きる。増幅の度合いは比例させることができ、比例係数
は実質的に第二スロットル装置のスロットル抵抗によっ
て決まる。増幅は逓増的にも、あるいは、逓減的にもす
ることができる。
好適な構成においては、分圧器の分割比は調節可能に
することができる。中央圧力取出ポイントにおける圧力
によって第二スロットル装置中の流量が制御されるの
で、分割比を変えることによっても、第二スロットル装
置中の流量を変えることができる。可変の、すなわち調
節可能な増幅率を有する増流器はこのようにして得られ
る。増幅率、すなわち、増流すべき流れと、第一スロッ
トル装置及び第二スロットル装置中の二つの流れの和と
の間の比例係数は、単に分割比を変えるだけで変えるこ
とが可能である。
このため、分圧器は中央圧力取出ポイントと各端部と
の間に分割スロットル装置を備えており、この分割スロ
ットル装置のうちの少なくとも一つはスロットル抵抗を
自在に調節し得る。このスロットル抵抗を調節すること
により、分圧器の分割比を変えることができる。
分割スロットル装置のうちの少なくとも一つは電磁バ
ルブを有していることが好ましい。スロットル抵抗は、
電磁バルブに流れる電流を変えることによって、容易に
外側から変えることができる。電流は容易に調節又は制
御できるので、このやり方は分割比を変えるのには有効
な方法である。
電磁バルブを周期的に制御することは特に好ましい。
周期的に制御された電磁バルブは二つの状態、すなわ
ち、完全に開いた状態と完全に閉じた状態とを交互に呈
する。電磁バルブが開いている時間に対する電磁バルブ
が閉じている時間の比率は電磁バルブの開度の尺度とな
る。
分割スロットル装置のうちの少なくとも一つは、電磁
バルブと各々並列及び直列の固定スロットルを有してい
ることが好ましい。これら二つの固定スロットルは安全
弁として機能する。電磁バルブが開いた状態のままにな
ったときは、直列に配置された固定スロットルにより最
大流量が小さくなる。電磁バルブが閉じた状態のままに
なったときは、並列に配置された固定スロットルに緊急
的に流体が流れる。
好適な構成においては、流量を調節するために、中央
圧力取出ポイントにおける圧力に応じて第二スロットル
装置の圧力を調整する調圧装置が設けられている。他の
条件は変更せずに、第二スロットル装置の圧力のみを変
えることによって、第二スロットル装置中の流量を調節
することができる。第二スロットル装置中の圧力が大き
くなるにつれて、他の条件を変更することなく、第二ス
ロットル装置中をより多くの流体が流れる。第二スロッ
トル装置中の圧力が減少すれば、それに応じて流量も減
少する。計算の際には、流量は第二スロットル装置中の
圧力差の平方根に伴って変化するという事実を考慮に入
れる必要がある。
第二スロットル装置中の圧力を変えるため、調圧装置
は第三スロットル装置を有していることが好ましい。こ
の第三スロットル装置のスロットル抵抗は、中央圧力取
出ポイントにおける圧力による力と反力との差に応じて
決まる。中央圧力取出ポイントにおける圧力が第三スロ
ットル装置の作動面に作用すると直ちに、その圧力は第
三スロットル装置に力を及ぼし、このため、第三スロッ
トル装置はそのスロットル抵抗を変化、すなわち、上昇
又は減少させる。反力は第三スロットル装置に対して逆
の方向に作用し、これら二つの力の差が最終的に第三ス
ロットル装置のスロットル抵抗に対する決定的要因にな
るようにしている。
この反力は第二分圧器の中央圧力取出ポイントにおけ
る圧力によって形成されることが好ましい。このように
することにより、反力をも変えることができ、ひいて
は、第三スロットル装置のスロットル抵抗、さらには、
調圧装置により調整可能な第二スロットル装置中の圧力
をも広範囲に変えることができるようになる。
分圧器のうちの少なくとも一つは増流器の入口と出口
の双方に接続されていることが好ましい。これによっ
て、分圧器中の圧力差は増流器の入口と出口との間の圧
力差に対応することになる。この圧力範囲の大部分を用
いて、中央圧力取出ポイントにおける圧力を調節するこ
とができる。
他の好適な構成においては、分圧器のうちの少なくと
も一つはその一端において増流器の入口又は出口に接続
されており、一方、他端は流れ方向において第一及び第
二スロットル装置よりも上流にある一点に接続されてい
る。
第一スロットル装置及び第二スロットル装置中の各圧
力降下は対応する分圧器の中央圧力取出ポイントにおけ
る圧力に影響を与える。この対応する分圧器は、所定の
条件下では、特定の効果を補償するために用いることが
でき、また、用いることが好ましい。この二つの可能性
もまた組み合わせることができる。この場合には、対応
する分圧器の中央圧力取出ポイントは、分割スロットル
装置を介して増流器の入口及び出口に接続されるととも
に、流れ方向において第一及び第二スロットル装置より
も上流にある前述の一点にも接続される。
さらに他の構成においては、第一スロットル装置が力
を作用させ、さらに、中央圧力取出ポイントにおける圧
力が第二スロットル装置に対する力とは反対方向の力を
作用させるようにすることもできる。この場合、第二ス
ロットル装置のスロットル抵抗はこれら二つの力を差と
して表される。この構成では、流量は、第二スロットル
装置中の圧力差によってはもはや、あるいは、該圧力差
のみによっては制御されない。ここでのもう一つの他の
決定的要因は、第二スロットル装置のスロットル抵抗は
分圧器の中央圧力取出ポイントにおける圧力によっても
影響を受け得るという点である。この中央圧力取出ポイ
ントにおける圧力は、第二スロットル装置のスロットル
抵抗が第一スロットル装置中の流量によってのみ決まる
場合と比較して、スロットル抵抗を減少させることもで
きるし、あるいは、増加させることもできる。
この目的のため、第一スロットル装置には第一セッテ
ィング装置が、第二スロットル装置には第二セッティン
グ装置が設けられており、これら二つのセッティング装
置は相互に機械的に結合されている。このため、第一ス
ロットル装置中の流量に起因して第一セッティング装置
が動くと、その動きは第二セッティング装置に自動的に
伝達され、結果的に、第二スロットル装置のスロットル
抵抗が形成される。
さらに他の構成においては、二つの流量を相互に組み
合わせることができ、第三スロットル装置には、他の二
つのセッティング装置と機械的に結合している第三セッ
ティング装置を設けることができる。これによって、第
三スロットル装置のスロットル抵抗だけでなく、第二ス
ロットル装置中の圧力差もまた中央圧力取出ポイントに
おける圧力に応じて調節されることになる。
スロットル抵抗を容易に変更し得るようにするため、
第一、第二及び/又は第三スロットル装置のスロットル
抵抗の変化が有効開度断面の変化に応じてなされるよう
にすることも好ましい。この方法は、例えば、スロット
ル装置中における流路を拡張することよりも容易であ
る。
以下、図面を参照して好適な実施例により本発明を説
明する。
図1は増流器の第一実施例を表す。
図2は増流器の第二実施例を表す。
図3は増流器の第三実施例を表す。
図4は分割スロットル装置の概略図である。
図示してあるように、増流器1はタンク3からポンプ
2により流体の供給を受ける入口4と、負荷(詳細には
図示していない)を有する出口5とを有している。入口
4と出口5との間には、第一支路6と第二支路7とが相
互に並列に接続されている。負荷からタンクへの戻り流
は図示されていない。第一支路6は第一スロットル装置
8を有しており、この第一スロットル装置8は計測モー
ター10を含む制御ユニット9と直列に配置されている。
計測モーター10は第一支路6中の流れqを制御する。第
一スロットル装置8は流れ方向において制御ユニット9
の下流に位置している。
第二支路7には第二スロットル装置11が配置されてい
る。この第二スロットル装置11の上流には調圧装置12が
配置されており、この調圧装置12は第二スロットル装置
11中の圧力を制御する。この目的のため、調圧装置12は
第三スロットル装置13を備えている。
また、分割スロットル装置14、15からなる第一分圧器
も設けられている。分割スロットル装置14、15は入口4
及び出口5に直列に接続されている。分割スロットル装
置14、15の間には中央圧力取出ポイント16が設けられて
いる。第二分圧器は分割スロットル装置17、18からな
り、第一分圧器と同様に入口4と出口5との間に接続さ
れており、さらに、中央圧力取出ポイント19を有してい
る。第一分圧器14〜16の中央圧力取出ポイント16は、分
割スロットル装置20を介して、流れ方向において第一ス
ロットル装置8の上流にある点P1に接続されている。第
二分圧器17〜19は、分割スロットル装置21を介して、流
れ方向において第二スロットル装置11の上流にある点P2
に接続されている。
第一スロットル装置8のスロットル抵抗はセッティン
グ装置(図示せず)により変えることができる。このセ
ッティング装置は有効開度断面aの大きさを決めるもの
である。第二スロットル装置11のスロットル抵抗は第二
セッティング装置(図示せず)により決まる。この第二
セッティング装置は開度断面Aの大きさを決めるもので
ある。第一及び第二セッティング装置はロッド22を介し
て相互に機械的に接続されている。例えば、ドイツ特許
第2932847(C2)号から既知であるように、これら二つ
のセッティング装置は同一のバルブスライダー上に設け
てもよい。第一セッティング装置は第一スロットル装置
8の上流側の圧力による力によって作動する。第二セッ
ティング装置は、スプリング23と、第二スロットル装置
11の下流側の圧力とによる反対方向の力によって作動す
る。
調圧装置12の第三スロットル装置13もまた第三セッテ
ィング装置(図示せず)を備えている。この第三セッテ
ィング装置は、一方の側においては、第一分圧器の中央
圧力取出ポイント16における圧力によって作動し、他方
の側、すなわち、反対方向においては、第二分圧器の中
央圧力取出ポイント19における圧力によって作動する。
セッティング装置は有効断面A′の大きさを決定し、さ
らに、この有効断面A′の大きさによって第三スロット
ル装置13のスロットル抵抗が決まる。
増流器1は次のように作動する。制御装置9の計測モ
ーター10は第一支路6中に流れqをつくり出し、この流
れqは第一スロットル装置8内を流れる。この流れqに
よって第一スロットル装置8を間を横切って圧力差P1
Pcが生じ、この圧力差は第一セッティング装置にも作用
する。これに続いて平衡状態が生じる。この平衡状態に
おいては、有効開度断面aと流れqとで表される第一ス
ロットル装置8のスロットル抵抗によって圧力降下P1
Pcが生じる。同時に、第一セッティング装置はロッド22
を介して第二スロットル装置11の第二セッティング装置
を変位させ、これによって、有効開度断面Aが形成され
る。本実施例では、この有効開度断面Aは流れqに比例
している。セッティング装置の構造次第では、逓増的又
は逓減的に比例させることも可能である。第二スロット
ル装置11中の流れQは、第一には、第二スロットル装置
11のスロットル抵抗に応じて変わり、第二には、第二ス
ロットル装置11における圧力差に応じて変わる。圧力
Pc、すなわち、出口5における圧力は一定であるので、
点P2における圧力は、圧力差を決めることができる可変
圧力である。点P2における圧力は調圧装置12の援助の下
に設定することができる。この目的のため、第三スロッ
トル装置13の第三セッティング装置は一方の側では中央
圧力取出ポイント16における圧力を受け、他方の側では
中央圧力取出ポイント19における圧力を受けており、こ
れによって、有効開度断面A′が設定される。調圧装置
12を流れる流れQは第三スロットル装置13に圧力降下を
起こさせる。このため、点P2における圧力は入口4にお
ける圧力PPよりも小さい。
分圧器14〜16及び17〜19がない場合、すなわち、分割
スロットル装置20、21だけしかない場合には、圧力P1
及びP2 は各々中央圧力取出ポイント16、19において設
定されることになり、点P1及びP2における圧力を各々表
している。従って、第二スロットル装置11の圧力は計測
モーター10における圧力降下とは無関係でなくなる。し
かし、分圧器14〜16及び分圧器17〜19があると、分圧器
の中央遮断ポイント16、19における圧力値P1 及びP2
は分割スロットル装置14、15、17、18の影響を受けるよ
うになり、このため、それらの圧力値は点P1及びP2にお
ける圧力値とは各々相違するに至る。従って、第一スロ
ットル装置8における圧力降下とは異なる圧力降下を第
二スロットル装置において行わせることが可能になる。
ただし、第二スロットル装置11における圧力降下は、流
れQに対する、スロットル抵抗に次ぐ第二の決定要因で
ある。例えば、分割スロットル装置17のスロットル抵抗
が減少すれば、中央圧力取出ポイント19における圧力P2
は上昇する。第三スロットル装置13の有効開度断面
A′は小さくなる。点P2における圧力は低下する。圧力
差P2−Pcも小さくなる。従って、流れQも小さくなる。
増幅率すなわち(Q+q)/qは小さくなる。他方、分割
スロットル装置18のスロットル抵抗が小さくなる場合に
は、中央圧力取出ポイント19における圧力P2 は低下す
る。第二スロットル装置11における圧力差は大きくな
り、増幅率は増大する。同様のことは他の分圧器14〜16
にも当てはまる。分割スロットル装置14のスロットル抵
抗を減少させることにより、中央圧力取出ポイント16に
おける圧力P1 は低下する。従って、有効開度断面A′
は小さくなる。点P2における圧力は低下する。増幅率は
小さくなる。逆のことが、分割スロットル装置15の小さ
い方のスロットル抵抗の方向が変わった場合に当てはま
る。従って、分割スロットル装置の援助の下に増幅率を
調節することができ、原理的には、前述の分割スロット
ル装置14、15、17、18のうちの一つのスロットル抵抗を
変えれば十分である。
分圧器は出口5と入口4の双方に接続させる必要はな
い。分割スロットル装置14又は15の何れかが存在する場
合には、他方の分割スロットル装置15、14の代わりに、
分割スロットル装置20を設けることができる。分割スロ
ットル装置17又は18の何れかが存在する場合には、他方
の分割スロットル装置18、17の代わりに、分割スロット
ル装置21を設けることができる。各分圧器に対して必要
な分割スロットル装置は2個だけである。ただし、図示
した実施例においても、作動的な増流器1が得られる。
図4は、分割スロットル装置14を例にとり、分割スロ
ットル装置14〜16及び17〜19が可変分割スロットル装置
として、すなわち、可変スロットル抵抗を有する分割ス
ロットル装置として機能するように構成したときに、ど
のように構成されるかの一例を示すものである。本例で
は、電磁バルブ24が設けられており、この電磁バルブ24
には信号接続器25を介して一連の方形波パルスが送られ
ている。本例においては、この方形波パルスのデューテ
ィ率が有効開度断面にとって決定的なパラメータであ
る。50%のデューティ率では、電磁バルブ24は、例え
ば、半分開いている。電磁バルブ24と並列に固定スロッ
トルS2が配置されている。電磁バルブ24と直列に固定ス
ロットルS1が接続されている。固定スロットルS1は、電
磁バルブ24が全開位置にされたときに、電磁バルブ24を
流れる流れを制限する。固定スロットルS2は、電磁バル
ブ24が全閉位置にされたときに、分割スロットル装置を
流れる流れを最小にする。
図2は他の増流器101を示す。図2においては、図1
に対応する要素には同じ参照番号が付されている。この
増流器101においても、第二支路7を流れる流れQを制
御することができる。ただし、本実施例においては、圧
力差は第二スロットル装置11によっては調節されず、そ
れとは逆に、第二スロットル装置11の有効開度断面Aは
中央圧力取出ポイント19における圧力に応じて変化す
る。中央圧力取出ポイント19における圧力P2 は他の分
圧器の中央圧力取出ポイント16における圧力P1 と反対
向きに作用する。これら二つの圧力を変えることによっ
て、開度断面Aの開度の度合い、すなわち、第二スロッ
トル装置11のスロットル抵抗を調節することができる。
ただし、この場合、二つの点P1と16とを分割スロットル
装置20を介して相互に接続させ、第一スロットル装置8
における有効開度断面aを流れqに応じて設定すること
ができるようにしておくことが必要である。
図3は第三の実施例に係る増流器201を示す。原理的
には、この増流器201は、図1に示した増流器1と図2
に示した増流器101の各実施例を組み合わせたものであ
る。図1の要素と同じ要素には同一の参照番号が付され
ている。調圧装置12の第三スロットル装置13のセッティ
ング装置は第一及び第二スロットル装置8、11のセッテ
ィング装置とロッド22を介して機械的に接続されてい
る。従って、中央遮断ポイント16における圧力P1 はロ
ッド22を介してセッティング装置の一方の側に作用し、
中央圧力取出ポイント19における圧力P2 はセッティン
グ装置の反対方向に作用する。分割スロットル装置14、
15、17、18がないと、P1=P1 かつP2=P2 となるよう
に、セッティング装置において平衡状態が生じる。分割
スロットル装置14、15、17、18のうちの少なくとも一つ
のスロットル抵抗を変化させることにより、圧力P1
びP2 は各々圧力P1及びP2とは異なるようにすることが
できる。これによって、増流器201の増幅率を変化させ
ることができる。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入口と出口とを備え、前記入口と前記出口
    との間には第一支路と第二支路とが相互に平行に配置さ
    れ、増流すべき流体が流れる前記第一支路には第一スロ
    ットル装置が設けられ、該第一スロットル装置のスロッ
    トル抵抗が前記第一スロットル装置前後の圧力差に応じ
    て変化させられ、前記第二支路には第二スロットル装置
    が設けられ、該第二スロットル装置のスロットル抵抗は
    前記第一スロットル装置のスロットル抵抗の変化に応じ
    て変化するように調節される増流器において、中央圧力
    取出ポイント(16;19)を備えた少なくとも1つの分圧
    器(14、15;17、18)が設けられており、前記分圧器に
    は前記入口(4)と前記出口(5)との間の圧力差ある
    いはそれに応じた圧力差が与えられて前記中央圧力取出
    ポイント(16;19)において前記入口(4)における圧
    力と前記出口(5)における圧力の中間の圧力が形成さ
    れるようになっており、前記中央圧力取出ポイント(1
    6;19)における圧力に応じて前記第二スロットル装置
    (11)中の流量を制御するようになったことを特徴とす
    る増流器。
  2. 【請求項2】前記分圧器(14、15;17、18)の分割比は
    調節可能であることを特徴とする請求項1に記載の増流
    器。
  3. 【請求項3】前記分圧器(14、15;17、18)は、前記中
    央圧力取出ポイント(16;19)と各端部との間に分割ス
    ロットル装置(14、15;17、18)を有しており、前記分
    割スロットル装置のうち少なくとも一つのスロットル抵
    抗は調節可能であることを特徴とする請求項2に記載の
    増流器。
  4. 【請求項4】前記分割スロットル装置(14、15;17、1
    8)のうちの少なくとも一つは電磁バルブ(24)を備え
    ていることを特徴とする請求項3に記載の増流器。
  5. 【請求項5】前記電磁バルブ(24)は、周期的に制御さ
    れることを特徴とする請求項4に記載の増流器。
  6. 【請求項6】前記分割スロットル装置のうちの少なくと
    も一つは前記電磁バルブ(24)と並列及び直列に配置さ
    れた固定スロットル(S1,S2)を備えていることを特徴
    とする請求項4又は5に記載の増流器。
  7. 【請求項7】調圧装置(12)が設けられており、この調
    圧装置は前記中央圧力取出ポイント(19)における圧力
    に応じて前記第二スロットル装置(11)における圧力を
    制御するものであることを特徴とする請求項1に記載の
    増流器。
  8. 【請求項8】前記調圧装置(12)は第三スロットル装置
    (13)を備えており、この第三スロットル装置のスロッ
    トル抵抗は前記中央圧力取出ポイント(19)における圧
    力による力と反力との差により決まるものであることを
    特徴とする請求項7に記載の増流器。
  9. 【請求項9】前記反力は第二分圧器(14、15)の中央圧
    力取出ポイント(16)における圧力によって形成される
    ものであることを特徴とする請求項8に記載の増流器。
  10. 【請求項10】前記分圧器(14、15;17、18)のうちの
    少なくとも一つは前記入口(4)と前記出口(5)の双
    方に接続されていることを特徴とする請求項7乃至9の
    何れか一項に記載の増流器。
  11. 【請求項11】前記分圧器のうちの少なくとも一つはそ
    の一端において前記入口(4)又は前記出口(5)に接
    続され、他端は流れ方向において前記第一及び第二スロ
    ットル装置(8、11)よりも各々上流にある点(P1
    P2)と接続されていることを特徴とする請求項7乃至10
    の何れか一項に記載の増流器。
  12. 【請求項12】前記第一スロットル装置(8)は力を発
    揮し、前記中央圧力取出ポイント(19)における圧力は
    前記第二スロットル装置(11)に作用する力とは反対方
    向の力を発揮し、前記第二スロットル装置のスロットル
    抵抗はこれら二つの力の差により形成されるものである
    ことを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の
    増流器。
  13. 【請求項13】前記第一スロットル装置(8)は第一セ
    ッティング装置を有し、前記第二スロットル装置(11)
    は第二セッティング装置を有しており、これら二つのセ
    ッティング装置は相互に機械的に結合されていることを
    特徴とする請求項1乃至12の何れか一項に記載の増流
    器。
  14. 【請求項14】前記第三スロットル装置(13)は第三セ
    ッティング装置を有しており、該第三スロットル装置は
    二つの他のセッティング装置に機械的に結合されている
    ことを特徴とする請求項13に記載の増流器。
  15. 【請求項15】前記第一、第二及び/又は第三スロット
    ル装置(8、11、13)のスロットル抵抗の変化は有効開
    度断面(a、A、A′)を変化させることにより行われ
    るものであることを特徴とする請求項1乃至14の何れか
    一項に記載の増流器。
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