JP2530068Y2 - 背負動力散布機の残量表示装置 - Google Patents

背負動力散布機の残量表示装置

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JP2530068Y2
JP2530068Y2 JP1995007490U JP749095U JP2530068Y2 JP 2530068 Y2 JP2530068 Y2 JP 2530068Y2 JP 1995007490 U JP1995007490 U JP 1995007490U JP 749095 U JP749095 U JP 749095U JP 2530068 Y2 JP2530068 Y2 JP 2530068Y2
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JP
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medicine
sensor device
display device
medicine tank
backpack power
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JP1995007490U
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JPH08203U (ja
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克衛 ▲祇▼園
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は背負動力散布機の残量表
示装置に関するものであって、特に背負形の背負動力散
布機の残量を、オペレーターが作業姿勢の前面で知るこ
とができるように構成したものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から背負動力散布機において、薬剤
タンク内に於ける薬剤の残量を、オペレーターの前面の
位置で表示する装置は公知とされているのである。例え
ば、実開昭54−10878号公報や、実開昭62−1
06655号公報や、実公昭62−16203号公報の
如くである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、従来技術に
おけるセンサー装置を改善し、薬剤タンクの内部におい
て斜めに配置したセンサー装置とすることにより、セン
サーの精度を向上し、内容物の流れを阻害することの無
い構成としたものである。また、該薬剤タンクの内部に
配置したセンサー装置からの信号を、オペレーターの視
覚確認可能な機体外部に貼設した液晶表示装置に表示す
べく構成し、該センサー装置から液晶表示装置へのハー
ネスが、薬剤タンクから外部に通過する部分即ち、ハー
ネス取出部をセンサー装置基部近傍で且つタンクの平坦
面に設けることによって、センサー装置の配置や、ハー
ネスの通過孔の簡素化を図ったものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案の目的は以上の如
くであり、次に該目的を達成する為の構成を説明する。
薬剤タンク1内の薬剤を、送風ファン11の吐出風によ
り散布する背負動力散布機において、薬剤タンク1内の
残量を検出するセンサー装置Aを、薬剤タンク1内に斜
め状態に配置し、該薬剤残量を表示する液晶表示装置3
を、オペレーターの視覚確認可能な機体外部に貼設し、
センサー装置Aのハーネス取出部を、センサー装置Aの
基部近傍で、且つ薬剤タンク1下部の略平坦面である傾
斜部に設けたものである。
【0005】
【考案の実施の形態】本考案の目的・構成は以上の如く
であり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明す
る。図1は本考案の背負動力散布機の内部を示す正面
図、図2は太陽電池2の取付位置を薬剤タンク1の上面
とした実施例の正面図、図3は背負動力散布機の内部を
示す正面断面図、図4はセンサー装置Aの構成を示す断
面図、図5は薬剤残量表示装置のブロック線図、図6は
同じく電気回路図である。
【0006】図1において、背負動力散布機の全体構成
について説明する。薬剤タンク1と燃料タンク13,1
3’とファンケース5と副流通路15,14は全て、合
成樹脂の成形加工により一体的に構成している。該ファ
ンケース5内には送風ファン11が配置されており、該
送風ファン11をファンケース5の正面に固設したエン
ジンEにより駆動しているのである。前述の従来の背負
動力散布機の残量表示装置においては、エンジンEに付
設して発電機を設けて、薬剤残量表示装置を作動する電
力を得ていた為に不具合が発生していたのであるが、本
考案においてはこの不具合を解消する為に、別の電源と
して太陽電池2を設けたものである。
【0007】図1の実施例においては、太陽電池2を噴
霧管4の上面で、作業中のオペレーターが視覚にて確認
可能な位置に配置しているのである。そして同じ位置
に、液晶表示装置3を配置しているのである。次に図2
の実施例においては、太陽電池2を薬剤タンク1の上面
に付設しているのである。該薬剤タンク1の上面には蓋
があるので、該蓋に太陽電池2を付設することもできる
のであるが、この場合には、蓋と薬剤タンク1とを離す
ことがあるので、蓋を密閉した状態で確実に電気回路を
接続することが必要なのである。
【0008】図3においては、背負動力散布機の内部の
構成を開示している。ファンケース5内で送風ファン1
1の回転により起風された吐出風は、主流は噴霧管4へ
のメイン風路16へ吐出されるが、その一部は副流通路
15,14を経て、再度メイン風路16に合流すべく構
成しているのである。該副流通路15,14はシャッタ
ー20を配置したシャッター室7内を通過していくの
で、この際に、薬剤タンク1内の薬剤をシャッター室7
からシャッター20を経て副流通路15,14内に取込
み、メイン風路16に分散しながら合流させるのであ
る。
【0009】12は該副流通路15内の圧力風を取り入
れて、薬剤タンク1内で吹き出し、薬剤を攪拌する為の
攪拌筒である。また該薬剤タンク1内には、粉剤の他に
薬剤を入れて噴霧することも可能であり、この場合には
該副流通路15,14の圧力空気を、薬剤タンク1内の
圧力口21に導入し、該圧力口21より薬剤タンク1の
内部を加圧して、液剤を液剤吐出孔6から吐出するので
ある。該液剤吐出孔6は図1,図2の液剤案内パイプ1
0により、噴霧管4の先端に案内され、該部分で噴霧管
4の内の吐出風により負荷とされた部分で吸い出され
て、霧化されて煙霧として噴霧されるのである。
【0010】本考案においては、薬剤タンク1の内部に
配置したセンサー装置Aにより粉剤の場合も、液剤の場
合も両方残量を検出可能としており、該センサー装置A
の信号を液剤吐出孔6を通過するハーネス17により液
晶表示装置3に案内しているのである。即ち、液剤吐出
孔6はハーネス取出部を兼用しているのである。また、
薬剤タンク1内に配置したセンサー装置Aから液晶表示
装置3まで信号を送信するハーネス17を、薬剤タンク
1の壁部を通過して取り出し、該ハーネス17の取り出
し方向を、送風ファン11から噴霧管4が延設された方
向と同じ方向とした。よって、センサー装置Aから液晶
表示装置3までの間に配設されるハーネス17を短くす
ることが出来たのである。
【0011】図3,図4において示す如く、シャッター
室7を椀を伏せたような形状に構成しており、該椀状の
シャッター室7の上面にセンサー装置Aのセンサーケー
ス8を斜めに向けて固設しているのである。このように
センサーケース8を斜めに配置することにより、垂直に
センサー装置Aを配置した場合よりも、長いセンサーケ
ース8を用いることができ、センサーケース8の内部に
配置したフォトセンサー9a,9b・・・の間隔を広く
配置することが出来て、センサー感度を向上することが
出来たものである。また該センサーケース8を斜めに配
置することにより、内部の粉剤の流れを変えることなく
スムーズな薬剤の移動を維持することが出来たものであ
る。
【0012】次に図5と図6において説明する。センサ
ー装置A内のフォトセンサー9a,9b・・・が、薬剤
タンク1内の薬剤残量により充分な光の照射を阻止され
た場合と、薬剤残量が減少して充分な光の照射を受けた
場合とで、スイッチ素子が切り替わり、液晶表示装置3
の単体を表示させるのである。Bは、該フォトセンサー
9a,9b・・・により検出した光量が、残量の有無の
どちらを示しているかを判断する比較判断回路を示して
いる。そしてこれらのフォトセンサー9a,9b・・・
と比較判断回路Bを作動させる電力を、太陽電池2によ
り得ているのである。そして本考案の実施例において
は、太陽電池2を噴霧管4の上面や、薬剤タンク1の上
面に貼設可能としているのである。
【0013】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。第1に、センサー装置
Aを薬剤タンク1内に斜めに配置することにより、垂直
にセンサー装置Aを配置した場合よりも、長いセンサー
装置Aを用いることができ、センサー装置Aの内部に配
置した個々のセンサーの間隔を広く配置することが出来
るので、センサー感度を向上することが出来たものであ
る。
【0014】第2に、該センサー装置Aを斜めに配置す
ることにより、内部の薬剤の流れを変えることなくスム
ーズな薬剤の移動を維持することが出来たものである。
【0015】第3に、全体的に丸みを帯びた薬剤タンク
1の略平坦部にハーネス取出部を設けたことによって、
そのハーネス取出部の設置が容易となるのである。
【0016】第4に、センサー装置Aの基部近傍にハー
ネス取出部を設けたため、センサー基部とハーネス取出
部の間のハーネス17を短くすることができたのであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の背負動力散布機の内部を示す正面図で
ある。
【図2】太陽電池2の取付位置を薬剤タンク1の上面と
した実施例の正面図である。
【図3】背負動力散布機の内部を示す正面断面図であ
る。
【図4】センサー装置Aの構成を示す断面図である。
【図5】薬剤残量表示装置のブロック線図である。
【図6】同じく電気回路図である。
【符号の説明】
A センサー装置 B 比較判断回路 1 薬剤タンク 2 太陽電池 3 液晶表示装置 6 液剤吐出孔 8 センサーケース 9 フォトセンサー

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤タンク1内の薬剤を、送風ファン1
    1の吐出風により散布する背負動力散布機において、薬
    剤タンク1内の残量を検出するセンサー装置Aを、薬剤
    タンク1内に斜め状態に配置し、該薬剤残量を表示する
    液晶表示装置3を、オペレーターの視覚確認可能な機体
    外部に貼設し、センサー装置Aのハーネス取出部を、セ
    ンサー装置Aの基部近傍で、且つ薬剤タンク1下部の略
    平坦面である傾斜部に設けたことを特徴とする背負動力
    散布機の残量表示装置。
JP1995007490U 1995-07-20 1995-07-20 背負動力散布機の残量表示装置 Expired - Lifetime JP2530068Y2 (ja)

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JPH08203U JPH08203U (ja) 1996-02-06
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