JPS6040424Y2 - 燃料タンク - Google Patents
燃料タンクInfo
- Publication number
- JPS6040424Y2 JPS6040424Y2 JP14498479U JP14498479U JPS6040424Y2 JP S6040424 Y2 JPS6040424 Y2 JP S6040424Y2 JP 14498479 U JP14498479 U JP 14498479U JP 14498479 U JP14498479 U JP 14498479U JP S6040424 Y2 JPS6040424 Y2 JP S6040424Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- discharge port
- fuel tank
- bottom plate
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Nozzles (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、たとえば背負式動力作業機に具備された燃
料タンクにおいて、エンジンへの燃料供給用の吐出口の
設定位置に制約を受けながら、しかも燃料を残存するこ
となく全て吐出可能な燃料タンクに係るものである。
料タンクにおいて、エンジンへの燃料供給用の吐出口の
設定位置に制約を受けながら、しかも燃料を残存するこ
となく全て吐出可能な燃料タンクに係るものである。
一般にエンジン駆動用の燃料タンクにあっては燃料吐出
口の設定位置に余り制約をうけないときには、この吐出
口を底部の任意位置に容易に設は得るが、たとえば第１
図にみるような背負式動力散布機に組付けられた燃料タ
ンク１にあっては、その上方に設定された薬剤タンク２
と下方のファンケース３とを薬剤が流動可能な連通形式
とすることと、ファン（図示しない）を駆動するエンジ
ン４を付設する必要等のため、燃料ｇの吐出口ｅは燃料
タンク１の底盤ｉでしかも左端近傍での設定を余儀なく
され、しかもこの位置にあっては燃料タンク１を支持す
るための支承台Ｎを設定する必要があり、そしてこの支
承台Ｎは通常下方に通孔のない、所謂無垢の部材である
ため、燃料タンク１内の燃料ｇは底盤ｉから吐出口ｅに
向は流動ができず、ｌ−１線以下に貯留された燃料ｇは
底盤ｉにそのまま残存することになる。
口の設定位置に余り制約をうけないときには、この吐出
口を底部の任意位置に容易に設は得るが、たとえば第１
図にみるような背負式動力散布機に組付けられた燃料タ
ンク１にあっては、その上方に設定された薬剤タンク２
と下方のファンケース３とを薬剤が流動可能な連通形式
とすることと、ファン（図示しない）を駆動するエンジ
ン４を付設する必要等のため、燃料ｇの吐出口ｅは燃料
タンク１の底盤ｉでしかも左端近傍での設定を余儀なく
され、しかもこの位置にあっては燃料タンク１を支持す
るための支承台Ｎを設定する必要があり、そしてこの支
承台Ｎは通常下方に通孔のない、所謂無垢の部材である
ため、燃料タンク１内の燃料ｇは底盤ｉから吐出口ｅに
向は流動ができず、ｌ−１線以下に貯留された燃料ｇは
底盤ｉにそのまま残存することになる。
よってかかる欠点を是正すべく、吐出口を底部上方に突
出させて支承台の一部を兼用するようにした形成のもの
が提案されているが、この形式にあっては吐出口上端と
同一水平面での燃料は吐出可能なるも、この水平面以下
の燃料は、燃料タンク自体を傾倒させない限りは、底部
に残留することになり、エンジンへの供給は不可能とな
り、燃料の浪費ともなる。
出させて支承台の一部を兼用するようにした形成のもの
が提案されているが、この形式にあっては吐出口上端と
同一水平面での燃料は吐出可能なるも、この水平面以下
の燃料は、燃料タンク自体を傾倒させない限りは、底部
に残留することになり、エンジンへの供給は不可能とな
り、燃料の浪費ともなる。
そこでこの考案は前述のような欠点を是正し、吐出口の
設定位置に制約をうけながらも、貯留された燃料を全て
吐出から吐出させることで燃料の浪費を防止するように
した燃料タンクを提供しようとするものである。
設定位置に制約をうけながらも、貯留された燃料を全て
吐出から吐出させることで燃料の浪費を防止するように
した燃料タンクを提供しようとするものである。
以下第５図ないし第８図についてこの考案の実施例を述
べるに、断面が略楕円形の本体Ｂの下方に一体的に連設
された支持体Ｓの左端近傍において、第６図にみるよう
に脚注ｆを介し断面が二等辺三角形状の空所りを形威し
、この空所りの左方において底盤ｄと同一水平面で、か
つこの底盤ｄの端部に穿設された吐出口ａに燃料ホース
Ｐを連結する一方、前記支持体Ｓの右端を鉛直状に形威
し、しかして支持体Ｓの前記左、右夫々を、一対の挟持
片１１．１２で挾持し、これら挟持片１１．１２の夫々
と支持体Ｓとにボルトを貫通させ、ナツトで締着すると
共に、他のボルトで挟持片１３．１４の夫々をファンケ
ースに止着するようにしである。
べるに、断面が略楕円形の本体Ｂの下方に一体的に連設
された支持体Ｓの左端近傍において、第６図にみるよう
に脚注ｆを介し断面が二等辺三角形状の空所りを形威し
、この空所りの左方において底盤ｄと同一水平面で、か
つこの底盤ｄの端部に穿設された吐出口ａに燃料ホース
Ｐを連結する一方、前記支持体Ｓの右端を鉛直状に形威
し、しかして支持体Ｓの前記左、右夫々を、一対の挟持
片１１．１２で挾持し、これら挟持片１１．１２の夫々
と支持体Ｓとにボルトを貫通させ、ナツトで締着すると
共に、他のボルトで挟持片１３．１４の夫々をファンケ
ースに止着するようにしである。
図中５は曲げ管、６は蛇管、７は散布ホース、８は燃料
ホース、Ｕは燃料である。
ホース、Ｕは燃料である。
この考案は前述のような構成であるからたとえば第１図
においてエンジン４を起動し、ファンケース３内に加圧
風を発生させ、散布ホース７から薬剤を散布して所望の
散布作業を行なう。
においてエンジン４を起動し、ファンケース３内に加圧
風を発生させ、散布ホース７から薬剤を散布して所望の
散布作業を行なう。
しかして本件考案において、本体Ｂ内の燃料Ｕは、底盤
ｄに沿い左側に流動し、支持体Ｓ左端近傍における空所
りを通過した後、吐出口ａに入り、燃料ホースＰを経て
エンジンに吸入される。
ｄに沿い左側に流動し、支持体Ｓ左端近傍における空所
りを通過した後、吐出口ａに入り、燃料ホースＰを経て
エンジンに吸入される。
しかして吐出口ａは底盤ｄと同一水平面に設定されてい
るので、燃料Ｕは底盤ｄに残留しないで、全て吐出口ａ
に流入するため、燃料Ｕの無駄な浪費を一掃でき、しか
も吐出口ａの設定位置の制約にも不拘、底盤近傍に穿設
された空所りを介し吐出口ａを底盤ｄと同一水平面に設
定可能で、しかも本体Ｂの構造そのものを著しく改変す
る惧れもないので、価格の不当な高騰を回避可能である
。
るので、燃料Ｕは底盤ｄに残留しないで、全て吐出口ａ
に流入するため、燃料Ｕの無駄な浪費を一掃でき、しか
も吐出口ａの設定位置の制約にも不拘、底盤近傍に穿設
された空所りを介し吐出口ａを底盤ｄと同一水平面に設
定可能で、しかも本体Ｂの構造そのものを著しく改変す
る惧れもないので、価格の不当な高騰を回避可能である
。
以上の説明は当該燃料タンクが背負式動力散布機に付設
した場合についてであるが、之に限らず吐出口の設定位
置に制約をうける機器類についても適用可能である。
した場合についてであるが、之に限らず吐出口の設定位
置に制約をうける機器類についても適用可能である。
即ち、たとえば背負作業機の燃料タンク近傍の薬剤タン
クを取外す一方、その送風機能を活用し、散布管吐出口
近傍に小型薬剤タンクを付設する一方、薬剤タンクとの
連結管の一部を吐出口内に開口し、霧吹き作用による薬
剤等の散布も可能となり、燃料タンク近傍に設置された
薬剤タンクにより本件考案の趣旨が拘束されるものでは
なく、エンジンブロアーのような作業機への装着も本件
考案の意図に沿うものである。
クを取外す一方、その送風機能を活用し、散布管吐出口
近傍に小型薬剤タンクを付設する一方、薬剤タンクとの
連結管の一部を吐出口内に開口し、霧吹き作用による薬
剤等の散布も可能となり、燃料タンク近傍に設置された
薬剤タンクにより本件考案の趣旨が拘束されるものでは
なく、エンジンブロアーのような作業機への装着も本件
考案の意図に沿うものである。
第１図は従来形式の背負式動力散布機の正面図、第２図
は仝上散布機における燃料タンクの一部切欠せる拡大断
面図、第３図は第２図の■−■線断面図、第４図は第２
図のＩＶ−ＴＶ線断面図、第５図は本考案の一部切欠し
た断面図、第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ線断大断面図、
第７図は第５図の■−■線拡線断大断面図８図は第５図
の■−■線拡線断大断面図る。 Ｂ・・・・・・本体、Ｓ・・・・・・支持体、ａ・・・
・・・吐出口、ｄ・・・・・・底盤、ｈ・・・・・・空
所。
は仝上散布機における燃料タンクの一部切欠せる拡大断
面図、第３図は第２図の■−■線断面図、第４図は第２
図のＩＶ−ＴＶ線断面図、第５図は本考案の一部切欠し
た断面図、第６図は第５図のＶＩ−ＶＩ線断大断面図、
第７図は第５図の■−■線拡線断大断面図８図は第５図
の■−■線拡線断大断面図る。 Ｂ・・・・・・本体、Ｓ・・・・・・支持体、ａ・・・
・・・吐出口、ｄ・・・・・・底盤、ｈ・・・・・・空
所。
Claims (2)
- （１）本体下方に連設された支持体の一端に空所を形威
し、該空所を、底盤と同一水平面で、かつその端部に穿
設された吐出口に連通させてなる燃料タンク。 - （２）空所は断面が略二等辺三角形状である実用新案登
録請求の範囲第１項記載の燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14498479U JPS6040424Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14498479U JPS6040424Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5662936U JPS5662936U (ja) | 1981-05-27 |
| JPS6040424Y2 true JPS6040424Y2 (ja) | 1985-12-05 |
Family
ID=29376168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14498479U Expired JPS6040424Y2 (ja) | 1979-10-22 | 1979-10-22 | 燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6040424Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-22 JP JP14498479U patent/JPS6040424Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5662936U (ja) | 1981-05-27 |
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