JP2013094107A - 背負式送風作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】背負式送風作業機において、吸気口(円錐型)の利点を得ながら、同時に、作業性などの他の課題を解決する。
【解決手段】背負枠10に設けた送風機3で空気流を生成する背負式送風作業機1であって、送風機3の吸気口41を、間隔をあけて背負枠と対向させ、送風機3から背負枠10へ向かって突出する吸気口カバー61により覆い、背負枠10の吸気口カバー61と対向する正面部分には、吸気口カバー61の略外形に相当する凹部29を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、作業者が背負いながら使用して、送風することによって各種の作業が可能な背負式送風作業機に関する。この背負式送風作業機は、たとえば送風機、薬液散布機、薬剤散粉機などである。
特許文献1では、送風機の吸気口が背負枠の背面部と対向している(図2)。
また、特許文献1では、送風機の吸気口に、円錐型の防塵部材が設けられている。防塵部材を円錐型とすることで、防塵部材の有効な吸気面積を増やすことができ、防塵部材に枯葉などが若干付着した場合でも送風機の吸引負荷を維持できる。
特開2002−257097号公報
しかしながら、このような構造の背負式送風作業機では、送風機の吸気負荷を減らすために、背負枠の背面部と送風機の吸気口との間に、十分な間隔を開けなければならない。
また、吸気口または防塵部材に詰まった枯葉などを取り除く作業のために、背負枠の背面部と送風機の吸気口との間に、手が入る十分な間隔を開けなければならない。
その結果、背負枠に設ける送風機および送風機に取り付けられるエンジンが、背負枠から離れた位置に取り付ける必要がある。背負式送風作業機の重心が作業者から離れて遠くなる。
作業者が背負式送風作業機により振られ易く、作業性が良いとは言えない。
このように、背負式送風作業機では、送風機の吸気口を背負枠と対向させたり、吸気口にカバーを設けたりすることにより、円錐型のように突出した吸気口の利点を得ながら、同時に、作業性などの他の課題を解決することが求められる。
本発明の背負式送風作業機は、背負枠に設けた送風機で空気流を生成する背負式送風作業機であって、送風機の吸気口は、間隔をあけて背負枠と対向し、送風機から背負枠へ向かって突出する吸気口カバーにより覆われ、背負枠の吸気口カバーと対向する正面部分には、吸気口カバーの略外形に相当する凹部が形成される。
好適には、側面視にて、送風機と背負枠の対抗する側のそれぞれの形状とが、略合致してよい。
好適には、吸気口カバーは、送風機から背負枠へ向かって突出するドーム型に形成されてよい。
好適には、凹部は、貫通孔でよい。
好適には、背負式送風作業機は、タンクの薬剤と送風機の空気流と混合して散布する背負式薬剤散布機であって、タンクは、背負枠の背面部を構成してよい。
本発明において、送風機の吸気口は、背負枠の背面と対向し、送風機から背負枠へ向かって突出する吸気口カバーにより覆われる。
しかも、本発明では、背負枠の背面の吸気口カバーの正面部分には、吸気口カバーの略外形に相当する凹部が形成される。
よって、略同じ形状を有する背負枠の凹部に対して吸気口カバーを近づけて配置し、背負枠と吸気口カバーとの間隔を確保しながら、送風機を背負枠に近づけて配置できる。
本発明では、突出した形状の吸気口の利点を得ながら、同時に、作業性などの他の課題を解決することができる。背負式送風作業機の重心が作業者に近づいて、作業者が振られ難くなり、作業性が向上する。
図1は、本発明の実施形態に係る送風式薬液散布機の斜視図である。 図2は、図1の送風式薬液散布機の主要機能を説明する図である。 図3は、図1の送風式薬液散布機の装置本体について、防塵カバーを取り外した状態を示す図である。 図4は、図3の送風式薬液散布機の装置本体の断面図である。 図5は、図3のドーム型の吸気口カバーを示す図である。
図1は、本発明の実施形態に係る送風式薬液散布機1の斜視図である。
図2は、図1の送風式薬液散布機1の主要機能を説明する図である。
図1の送風式薬液散布機1は、エンジン2、送風機3、送風管4、加圧管5、タンク6、供給管7、混合部8を有する。
送風式薬液散布機1は、背負式送風作業機の一種であり、タンク6の薬液と送風機3の空気流とを混合して送風管4の先端から散布する。
作業者は、送風式薬液散布機1を背負い、送風管4を持って使用する。
タンク6に貯蔵された薬液は、送風管4の空気流と混合されて霧状化し、空気流とともに送風管4から吹き出され、農地などに散布される。
タンク6、送風機3およびエンジン2は、送風式薬液散布機1のフレーム9に固定される。これにより、背負って使用される背負枠としての装置本体10が構成される。
フレーム9は、金属管を矩形枠形状に組み、さらにその矩形の上部および下部を同じ方向(背面側)へ曲げた形状を有する。上部と下部との間に、側部が形成される。
装置本体10は、フレーム9の下部により地面に載置できる。
装置本体10は、フレーム9の上部を手で持って持ち上げることができる。
タンク6は、たとえばプラスチック材料で形成された薬液の収容容器である。
図3は、図1の送風式薬液散布機1の装置本体10について、多数の通気孔が形成された防塵カバー11を取り外した状態を示す図である。
図4は、図3の送風式薬液散布機1の装置本体10の断面図である。
図3または図4のタンク6は、箱形状の上タンク部21と、上タンク部21の下側に薄板形状で一体に形成された下タンク部22と、を有する。上タンク部21と下タンク部22とは、内部で連通し、1つの収容容器を構成する。このようなタンク構造とすることにより、大容量のタンク6とすることができる。また、タンク6の重心を下げることができる。
上タンク部21の正面側の側面と、下タンク部22の正面側の側面とは、面一に形成され、背当て面23を形成する。これにより、タンク6は、背負枠として機能する。背当て面23には、背当て部材31と二本の背負いベルト32が配置される。作業者は、背負いベルト32に腕を通し、背当て面23の背当て部材31が背中に当たる状態で、送風式薬液散布機1を背負う。
薄板形状の下タンク部22は、箱形状の上タンク部21の底面から下方へ延在するように形成される。
下タンク部22の両側面の中央には、左右方向へ突出する一対のリブ部24が立設される。リブ部24は、下タンク部22の両側面において、上下方向に延在する。
フレーム9の側部は、一対のリブ部24により、タンク6に固定される。この状態で、下タンク部22の一部および上タンク部21の一部は、カタカナのコの字形状に屈曲されたフレーム9の内側へ張り出す。
下タンク部22の中央には、図4に示すように、孔28が形成される。孔28は、手が入る大きさの縦長の楕円形状を有し、下タンク部22の中央部を前後方向で貫通する。
下タンク部22の背面には、孔28を中心とする凹部29が形成される。凹部29は、下タンク部22の背面について、正面側へえぐった凹面形状に形成される。凹部29は、後述するドーム型の吸気口カバー61の外形とほぼ同じ凹面形状に形成される。
また、下タンク部22の背面は、図3に示すように、下タンク部22の背面の全幅にわたって窪んでいる。これにより、送風式薬液散布機1の側面視において、送風機3および吸気口カバー61による送風機3側の前面形状と、背負枠としての下タンク部22の背面形状とは、略合致している。このように側方から反対側を見通すことができるので、吸気口カバー61と下タンク部22との間への枯葉などの詰まり具合を容易に確認することができる。孔28から手を入れた作業を、送風式薬液散布機1の側方から目視で確認できる。作業性が向上する。
上タンク部21の上面には、薬液の投入口25に対して、タンクキャップ26が取り外し可能に取り付けられる。タンクキャップ26を開けて、タンク6の投入口25から薬液を入れる。タンクキャップ26を閉じて、タンク6を密閉する。密閉されたタンク6は、送風機3の空気流で加圧できる。
送風機3およびエンジン2は、空気流を発生するものである。エンジン2の替わりにモータを使用してよい。エンジン2は、送風機3を回転駆動する。駆動された送風機3は、内蔵するファンで吸気口41から外気を吸引し、空気流を発生する。
送風機3とエンジン2とは、フレーム9の下部に配置される。送風機3およびエンジン2は、フレーム9の上部と下部との間に収容される。
たとえば送風機3は、スプリングサスペンション51により、フレーム9の下部に固定される。エンジン2は、送風機3の後方に固定される。
このような支持構造とすることで、送風機3およびエンジン2をタンク6にしっかりと固定しつつ、エンジン2の振動が送風機3を通じてフレーム9へ伝わり難くなる。タンク6に取り付けられる防塵カバー11と送風機3との隙間を必要最小限にできる。
送風機3は、吸気口41がタンク6側(前面側)となる向きで、フレーム9の下部に固定される。送風機3の前面の吸気口41を、背負枠の背面部を構成する下タンク部22に対向する位置に、位置決めできる。送風機3は、タンク6と送風機3の間の隙間から、空気を吸引する。
送風機3の吸気口41には、ドーム型の吸気口カバー61が取り付けられる。
図5は、図3のドーム型の吸気口カバー61を示す図である。
図5(A)は、吸気口カバー61の正面図である。図5(B)は、吸気口カバー61の側面図である。
ドーム型の吸気口カバー61は、凸球面形状を有するカバー本体62と、カバー本体62に形成された多数のスリット63と、を有する。スリット63は、取付時に横向きとなる。また、スリット63は、指が入り込まない幅に形成される。
カバー本体62は、吸気口41の全体を覆うように送風機3に取り付けられ、タンク6側(前面側)へ突出する。タンク6の下タンク部22の背面に凹部29が形成されているので、図4に示すように、送風機3から突出したドーム型のカバー本体62とタンク6との間に隙間を確保できる。
また、下タンク部22の凹部29は、下タンク部22の背面の全幅にわたって横長に形成されるので、図3に示すように、送風機3を背負枠に取り付けた状態において、下タンク部22の横方向から、下タンク部22と送風機3との間に、吸気口カバー61を見通せる。
また、下タンク部22の孔28は、吸気口カバー61のドームの先端に対応する。
ドーム型の吸気口カバー61は、仕切り板64を有する。仕切り板64は、ドーム型の吸気口カバー61の右端から左端にかけてその全幅にわたって延在する。仕切り板64は、ドーム型の吸気口カバー61の中央より下側の位置において、吸気口カバー61と一体に形成される。図3に示すように、仕切り板64により、吸気口41は、中央部および上部と、下部とに仕切られる。吸気口カバー61の下側から入り込む枯葉、塵などは、中央部まで到達し難くなる。
なお、仕切り板64は、送風機3についての吸気口41の下側の部位に設けてもよい。
送風管4は、空気流を放出するものであり、送風機3に接続される。送風機3の空気流は、送風管4の先端から外へ放出される。
送風管4は、蛇腹管部71と、ハンドル72とを有する。
送風管4は、蛇腹管部71により曲げることができる。作業者は、送風式薬液散布機1を背負った状態で、ハンドル72を操作して蛇腹管部71を曲げ、送風管4の向きを調整できる。
なお、蛇腹管部71の替わりに、たとえば可撓性を有するビニールチューブなどを使用してよい。
加圧管5は、送風機3とタンク6との間に接続される。送風機3の空気流の一部は、加圧管5を通じてタンク6へ導入される。この空気流により、タンク6は加圧される。
加圧管5の先端は、タンク6内に延び、逆止弁を内蔵した噴出部81に接続される。空気は、噴出部81からタンク6内へ放出される。タンク6内の薬液は、放出された空気の泡により撹拌される。
供給管7は、タンク6の薬液を送風管4へ供給するものであり、タンク6と混合部8との間に接続される。
供給管7は、タンク6の底部に形成された供給口27に接続される。タンク6の供給口27には、供給管7と一体化された図示外のストレーナがタンク6の内部に突出する。
供給管7の途中には、開閉弁91が設けられる。開閉弁91は、ハンドル72の横に固定される。
混合部8は、送風管4の空気流に薬液を混合するものであり、送風管4の先端部分に配置される。
混合部8は、図2に示すように、絞り部101を有する。絞り部101は、供給される空気流についてベンチュリ効果を発揮する。供給管7の他端に接続されたノズル102の先端は、絞り部101の上流側に配置される。
加圧されたタンク6から供給される薬液は、ノズル102から吐出され、絞り部101において霧状になる。霧状になった薬液は、送風管4の空気流により、送風管4の先端から放出される。
使用時には、作業者は、タンク6に薬液を入れた送風式薬液散布機1を背負い、ハンドル72を把持する。作業者は、開閉弁91のコックを開き、ハンドル72の操作レバーを操作してエンジン2および送風機3を動作させる。これにより、ミスト化された薬液が送風管4の先端から吹き出す。作業者は、送風管4の向きを調整して、薬液を所望の土地に散布できる。
保管時には、作業者は、送風式薬液散布機1を床に置く。また、開閉弁91のコックを閉じる。これにより、タンク6の薬液が、漏れ出さなくなる。図1のように、送風管4が床の上に置かれた状態であっても、タンク6の薬液がノズル102から漏れ出さなくなる。
なお、保管時または運搬時には、送風管4を曲げて、ハンドル72を、たとえばフレーム9の上部に固定された環状ストラップ111に掛けてもよい。これにより、送風管4を立てて、混合部8のノズル102をタンク6より上側に位置させることができる。開閉弁91のコックを閉じ忘れたとしても、タンク6の薬液が漏れなくなる。
以上のように、本実施形態では、送風機3の吸気口41は、背負枠としての下タンク部22の背面と対向し、送風機3から下タンク部22へ向かって突出する吸気口カバー61により覆われる。
しかも、本実施形態では、下タンク部22の背面についての吸気口カバー61の正面部分には、吸気口カバー61の略外形に相当する凹部29が形成される。
よって、略同じ形状を有する下タンク部22の凹部29に対して吸気口カバー61を近づけて配置し、下タンク部22と吸気口カバー61との間隔を確保しながら、送風機3を背負枠としての下タンク部22に近づけて配置できる。
本発明では、送風機3の吸気口41を背負枠としての下タンク部22と対向させたり、吸気口41に吸気口カバー61を設けたりすることにより、吸気口41についての利点を得ることができる。
しかも、送風機3を背負枠としての下タンク部22に近づけて配置できるので、同時に、作業性などの他の課題を解決することができる。背負式送風作業機の重心が作業者に近づいて、作業者が振られ難くなり、作業性が向上する。
特に、背負枠の背面部としての下タンク部22に薬液を入れることにより、更に送風式薬液散布機1の重心が更に作業者に近づき、作業性が更に向上する。
また、タンク6が、上タンク部21に加えて下タンク部22を有するので、薬液の容量を確保できる。薬液の追加補充回数が減り、作業性が向上する。
しかも、本実施形態では、送風式薬液散布機1の側面視において、送風機3および吸気口カバー61による送風機3側の前面形状と、背負枠としての下タンク部22の背面形状とは、略合致している。
また、薬液を入れるタンク6を、上タンク部22と下タンク部22とで構成するため、タンク容量を大きく確保できる。
また、下タンク部22において、ドーム型の吸気口カバー61に対応して形成した凹部29には、下タンク部22の中央を貫通する孔28が形成されている。
よって、下タンク部22の中央に形成した孔28から手を入れて、側方から目視で状況を確認しつつ、ドーム型の吸気口カバー61に取りついた枯葉などを容易に取り除くことができる。
また、本実施形態では、ドーム型の吸気口カバー61には、下から1/3位の高さ位置に、仕切り板64が設けられる。背負枠の背面部を構成する下タンク部22と送風機3との間の隙間は、上タンク部21により覆われる。送風式薬液散布機1の側面および背面に形成されるタンク6と送風機3との間の隙間は、防塵カバー11により通気可能に被覆される。
このように、ドーム型の吸気口カバー61の上下左右に防塵機能を設けているので、基本的に、送風機3の吸気口41に枯葉、塵などが到達し難い。送風機3の吸気口41には、二重の防塵構造により、枯葉、塵などが入り難くなる。
仮に到達したとしても、ドーム型の吸気口カバー61により、吸気口41に入り込み難い。
よつて、送風機3の送風能力が低下し難く、エンジン2の回転数が上昇し難くなる。
本実施形態では、送風機3の上下左右の吸気路を確保しながら、当該上下左右の各方向からの枯葉、塵の侵入を抑制できる。
以上の実施形態は、本発明の好適な実施形態の例であるが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形または変更が可能である。
たとえば上記実施形態では、タンク6の両側面に背負枠のフレーム9を固定し、タンク6の前面に背負枠の背当て部材31および背負いベルト32を取り付けている。この他にもたとえば、背負枠のフレーム9に、背負枠の背当て部材31および背負いベルト32を取り付けてもよい。
上記実施形態は、本発明を送風式薬液散布機1に適用した例である。背負式送風作業機には、この他にもたとえば、粉剤や粒状肥料を散布するための送風式散粉機、送風機で空気流を発生して放出する送風装置がある。本発明は、これらの送風装置に適用できる。
1…送風式薬液散布機(背負式送風作業機)
3…送風機
6…タンク
10…装置本体(背負枠)
22…下タンク部
28…孔
29…凹部
41…吸気口
61…吸気口カバー

Claims (5)

  1. 背負枠に設けた送風機で空気流を生成する背負式送風作業機であって、
    前記送風機の吸気口は、間隔をあけて前記背負枠と対向し、前記送風機から前記背負枠へ向かって突出する吸気口カバーにより覆われ、
    前記背負枠の前記吸気口カバーと対向する正面部分には、前記吸気口カバーの略外形に相当する凹部が形成される
    背負式送風作業機。
  2. 側面視にて、前記送風機と前記背負枠の対抗する側のそれぞれの形状とが、略合致する
    請求項1記載の背負式送風作業機。
  3. 前記吸気口カバーは、前記送風機から前記背負枠へ向かって突出するドーム型に形成される
    請求項1記載の背負式送風作業機。
  4. 前記凹部は、貫通孔である
    請求項1記載の背負式送風作業機。
  5. 前記背負式送風作業機は、タンクの薬剤と前記送風機の空気流と混合して散布する背負式薬剤散布機であって、
    前記タンクは、前記背負枠の背面部を構成する
    請求項2記載の背負式送風作業機。
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