JP2017145982A - 超音波霧化装置 - Google Patents

超音波霧化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017145982A
JP2017145982A JP2016026335A JP2016026335A JP2017145982A JP 2017145982 A JP2017145982 A JP 2017145982A JP 2016026335 A JP2016026335 A JP 2016026335A JP 2016026335 A JP2016026335 A JP 2016026335A JP 2017145982 A JP2017145982 A JP 2017145982A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
atomization
chamber
liquid
ultrasonic
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016026335A
Other languages
English (en)
Inventor
大介 高畠
Daisuke Takahata
大介 高畠
哲哉 荒澤
Tetsuya Arasawa
哲哉 荒澤
和之 池浜
Kazuyuki Ikehama
和之 池浜
昭夫 小泉
Akio Koizumi
昭夫 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Original Assignee
Fukoku Co Ltd
Fukoku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fukoku Co Ltd, Fukoku KK filed Critical Fukoku Co Ltd
Priority to JP2016026335A priority Critical patent/JP2017145982A/ja
Publication of JP2017145982A publication Critical patent/JP2017145982A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0615Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced at the free surface of the liquid or other fluent material in a container and subjected to the vibrations

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】超音波振動子の清掃が容易で、小型化が可能な超音波霧化装置を提供する。【解決手段】超音波霧化装置1は、互いに着脱自在なベースユニット30と霧化ユニット10とで構成され、霧化ユニット10が、霧化用の液体を貯留可能な液タンク室12と、液タンク室12から液体の補充を受け、超音波振動子18により液体が霧化される霧化室14とを有し、霧化室14の底部には超音波振動子18が配設されて構成される。【選択図】図3

Description

本発明は、液体を超音波振動によって霧化する超音波霧化装置に関する。
液体から微細な液滴を生成する(霧化する)装置として超音波振動子を用いた超音波霧化装置が知られている。この超音波霧化装置は、霧化用の液体、すなわち霧化液を貯留した容器の底部などに超音波振動子を配するものがある。このタイプの超音波霧化装置では、霧化液を貯留した容器、すなわち霧化用液タンク(霧化室)の底部に配された超音波振動子が振動すると、液体中で液体微粒子が超音波の伝播方向に振動し、振動エネルギーが液面に集中して液柱が立ち、その液柱の先端部が破断して液体微粒子が飛散して霧が発生する。
霧化用液タンクの底部に超音波振動子を配置したタイプの霧化装置では、超音波振動子と液面との距離が所定範囲から超えると霧化効率が低下し、所定範囲を大きく超えると霧化できなくなる。そのため、超音波振動子と液面との距離を所定範囲に保つため、特許文献1にも示されるように、霧化液を充填した補充用液タンク(給水タンク6)を別に用意し、この補充用液タンクから霧化用液タンクに霧化液を補充するとともに、霧化液の補充量を調整するものがある。
特開昭63−231124号公報
しかしながら、霧化用液タンクを備える装置本体に対して補充用の液タンクを着脱自在な構成とした場合、一般に、噴霧効率の問題から霧化装置の上部に設けられる液体微粒子(霧)の放出口と補充用液タンクが干渉するため、それぞれにスペースを用意する必要があり、霧化装置の小型化が難しくなる。家庭用加湿器として、霧化装置を使用する場合は特に問題となる。
また、補充用液タンクから霧化用液タンクへの霧化液の供給路を、補充用の液タンクの着脱に伴って分離/接続が可能な構造にする必要があり、また、この供給路から液漏れが生じないようにするため、構成が複雑化する。
また、霧化用液タンクを備える装置本体に超音波振動子が配置されるため、超音波振動子の清掃時には、装置本体に内蔵されている電源装置や駆動回路などが実装された回路基板が水に触れないように注意する必要があり、清掃が面倒である。
さらに、使用後に補充用液タンク内の霧化液が空になっても、装置本体側の霧化用液タンク内に液体が残り、長時間そのまま放置された場合には、この残液にカビや雑菌発生することがあるため、霧化用液タンクの残液を排出させることが望ましいが、回路基板が水に触れないように処置する必要があり、コストおよび手間がかかる、という問題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、霧化液の補充、超音波振動子の清掃、残液の排出の際にも液漏れの心配が無く、容易に、霧化用液タンク(霧化室)を清潔に維持することができ、さらに小型化が可能な超音波霧化装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る超音波霧化装置は、
互いに着脱自在なベースユニットと霧化ユニットとで構成され、
前記霧化ユニットが、
霧化用の液体を貯留可能な液タンク室と、
前記液タンク室から前記液体の補充を受け、超音波振動子により前記液体が霧化される霧化室とを有し、
前記霧化室の底部に前記超音波振動子が配設されたものである。
本発明に係る超音波霧化装置は、互いに着脱自在なベースユニットと霧化ユニットとで構成され、霧化ユニットは、液タンク室と霧化室とを有し、霧化室の底部には超音波振動子が設けられるので、ベースユニットから霧化ユニットを取り外した状態で全ての残液を排水でき、超音波振動子を容易に清掃・乾燥させることができる。これにより、ベースユニットに設けられた電源装置、超音波振動子駆動用の電力供給回路などを実装した回路基板を濡らすことなく、残液の排出や超音波振動子の清掃をすることができる。また、液タンク室が霧化室とともに霧化ユニットに一体化されているので、液タンク単体を着脱自在とした典型的な超音波霧化装置において必要とされていた、液タンクから霧化室への給水路を液タンクの着脱に伴って分離/接続する複雑な構造が不要になる。これにより、給水路の分離/接続する部位からの液漏れの心配がなくなり、さらに、装置全体の全体的な小型・軽量化を実現できる。
前記霧化ユニットは、前記液タンク室から前記霧化室への前記液体の連通路の開閉を前記霧化室内の液面の高さに応じて切り替える弁部をさらに有するものであってよい。
これにより、霧化室内の液面の高さを一定に維持することができ、霧化効率を一定に保つことができる。
前記ベースユニットは、前記霧化室の前記液面より上の空間にエアーを供給する送風装置を有するものであってよい。
これにより、送風装置の電源装置や回路基板を濡らすことなく、全ての残液を排水し、また、超音波振動子を清掃・乾燥させることができる。
前記霧化室の上部に噴霧口が設けられ、前記霧化室の前記液面より上に、前記霧化により生じた液滴を前記噴霧口に導く円筒状の空間が形成され、前記霧化ユニットが、前記送風装置から供給されたエアーを渦状にして前記円筒状の空間に導入するスクロール風路をさらに有するものであってよい。
前記ベースユニットが、電源装置と、前記超音波振動子に駆動電力を供給する駆動回路とをさらに有するものであってよい。
以上のように、本発明によれば、超音波振動子の清掃が容易で補充用液タンク(液タンク室)内の液体と一緒に霧化室内の液体も容易に排除可能であるとともに、小型化が可能な超音波霧化装置を提供することができる。
本発明に係る第1の実施形態の超音波霧化装置1の外観を示す斜視図である。 図1の超音波霧化装置1のA−A断面図である。 第1の実施形態の超音波霧化装置1における霧化ユニット10とベースユニット30との分離状態を示す図であって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 本発明に係る第2の実施形態の超音波霧化装置1Aの構成を示す図であって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 図4の超音波霧化装置1AのB−B断面図である。 第1の実施形態の変形例である超音波霧化装置1Bを示す斜視図である。 図6の超音波霧化装置1Bの構成を示す図であって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 図6の超音波霧化装置1Bの霧化ユニット10から着脱ユニット54を取り出した状態を示す図であって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る第1の実施形態の超音波霧化装置1の外観を示す斜視図、図2は図1の超音波霧化装置1のA−A断面図である。
これらの図に示すように、この超音波霧化装置1は、霧化ユニット10とベースユニット30とを有する。霧化ユニット10はベースユニット30の上に着脱自在に載置される。
ベースユニット30は、天板31、底板32および側板33により構成される。ベースユニット30内には、電源装置、超音波振動子18に駆動電力を供給する駆動回路、および送風ファン36に駆動電力を供給する駆動回路などが実装された回路基板35が配設される。ベースユニット30の底板32の下面の複数個所には、例えばゴム底脚などの底脚部37が設けられる。また、ベースユニット30の底部には送風ファン36が配設される。なお、送風ファン36は、超音波霧化装置1の外部から吸気して、霧化ユニット10内に送風できればよいので、必ずしもベースユニット30の外壁面に設置する必要はなく、例えば、電源装置の冷却を兼ねるように設置してもよい。
ベースユニット30の天板31の上面には、霧化ユニット10内の液タンク室12の底部に設けられた給水弁15(弁部)を開閉操作するための弁操作部40を支持するボス形状の保持部38が設けられる。また、ベースユニット30の天板31には、送風ファン36によって外部より導入したエアーaを通過させるための通風口25aが開設される。
一方、霧化ユニット10は、天板21、霧化室底板22、側板23、隔壁板24および底板25によって構成される。霧化ユニット10には、上記の天板21、霧化室底板22、側板23および隔壁板24によって、液タンク室12、霧化室14および通風路16が一体に設けられる。
液タンク室12は、霧化用の液体(以下、「霧化液2」と呼ぶ。)を貯留する室である。液タンク室12の天板つまり霧化ユニット10の天板21には外部からの霧化液2の給水用の給水口21aが設けられる。この給水口21aは着脱自在なキャップ3によって塞がれる。一方、液タンク室12の底部の霧化室14との隔壁板24には、液タンク室12内の霧化液2を霧化室14に供給するための連通口11(連通路)が設けられる。この連通口11は、給水弁15によって開閉される。
霧化室14は、霧化液2の液相空間を形成する部分を含む下側部14Dと、霧化液2の気相空間を形成する部分を含み、霧化ユニット10の天板21に回転自在に装着された噴霧ノズル4の噴霧口4aに開口する上側部14Uとを有する。霧化室14の下側部14Dの底部(霧化室底板22)には超音波振動子18が固定される。超音波振動子18は、直上に上側部14Uが位置するように、下側部14Dの底部(霧化室底板22)に保持具18aを介して固定される。なお、超音波振動子18は鉛直方向に対して7−10度程度に傾斜させて保持することとしてもよい。保持具18aは、例えば、リング状に形成された弾性部材などにより構成される。超音波振動子18は、例えば、圧電セラミックなどの圧電素子と、この圧電素子の両側面に設けられた電極層などで構成される。超音波振動子18は、各電極層の間に駆動回路によって高周波電圧が印加されることによって積層方向に振動する。
霧化室14の下側部14Dには、連通口11の高さ位置まで霧化液2が貯えられる。霧化室14の下側部14Dに貯えられた霧化液2は、下側部14Dの底部(霧化室底板22)に配置された超音波振動子18から放出される超音波によって霧化され、発生した霧状の霧化液(液滴b)は霧化室14の上側部14Uを噴霧口4aに向けて上昇し、噴霧ノズル4の噴霧口4aより外部に放出される。
また、霧化ユニット10内の通風路16は、一端がベースユニット30の天板31に設けられた通風口25aに連通し、他端が霧化室14内の液面近傍の空間14Mに開口するように設けられる。送風ファン36によって外部よりベースユニット30内に導入されたエアーaは、通風路16によって霧化室14内の液面近傍の空間14Mに導入され、超音波振動子18から放出される超音波によって発生した液滴bを伴って上側部14Uを噴霧口4aに向けて上昇し、噴霧ノズル4の噴霧口4aより外部に放出される。
なお、この超音波霧化装置1においては、ベースユニット30に電源装置、超音波振動子18に駆動電力を供給する駆動回路などが実装された回路基板35が配設され、ベースユニット30に着脱可能な霧化ユニット10に超音波振動子18が配設されている。このため、ベースユニット30と霧化ユニット10の装着時に双方対向する部分には、ベースユニット30に対する霧化ユニット10の着脱に伴って両ユニットの配線の接続と切り離しが可能な図示せぬ接点構造が設けられている。
[給水弁15および弁操作部40]
次に、給水弁15と、これを開閉操作する弁操作部40の構成について説明する。
液タンク室12と霧化室14とを隔てる隔壁板24には連通口11が設けられる。液タンク室12には、この連通口11に液タンク室12内側から嵌り込んで連通口11を塞いだり、連通口11から液タンク室12内側に離脱して連通口11を開口させたりする給水弁15が配置される。給水弁15は霧化液2よりも比重の大きい材料からなる球状の弁体である。給水弁15は、液タンク室12内の底部に設けられた弁体拘束部17によって、連通口11を開閉させる範囲で上下に移動可能なように保持される。
一方、液タンク室12の下方には、給水弁15を開閉操作する弁操作部40が配設される。弁操作部40は、ベースユニット30の天板31上面に設けられたボス形状の保持部38に保持される。保持部38の凹部には衝撃吸収のための例えばコイルバネなどの弾性部材41が収容される。保持部38の凹部に収容された弾性部材41の上には給水弁操作子42が支持される。給水弁操作子42は、保持部38の凹部に収容された弾性部材41の上に乗る基部42aと、基部42aから上方に突出して設けられ、給水弁15と先端面で干渉して連通口11を開閉させるためのピン部42bとを有する
(液タンク室12から霧化室14への給水)
図3に示すように、霧化ユニット10がベースユニット30から分離された状態において、給水弁操作子42はベースユニット30の保持部38による支えを失ったことで、給水弁15からの荷重と自重により可動範囲の最下点に移動して定位する。このとき、給水弁操作子42のピン部42bの先端面に乗っている給水弁15も下降して連通口11を閉鎖する。
図3の分離状態から霧化ユニット10をベースユニット30の上に装着する際には、霧化ユニット10の給水弁操作子42の基部42aがベースユニット30の保持部38に乗るように両ユニット10、30の位置を合わせる。霧化ユニット10をベースユニット30上に下ろして行くと、給水弁操作子42が保持部38によって押し上げられて可動範囲の最上点に移動する。このとき給水弁操作子42がピン部42bの先端面で給水弁15を押し上げて連通口11から給水弁15を離脱させて連通口11を開状態にする。
連通口11が開状態にあるとき、霧化室14から液タンク室12へ移動する空気に代えて、液タンク室12から霧化室14に霧化液2が供給される。霧化室14内の霧化液2の水位が連通口11の高さに到達したところで、液タンク室12内と霧化室14内の間での空気の流通がなくなることによって、連通口11を通じての液タンク室12から霧化室14への霧化液2の供給が止まる。稼働中は、霧化室14で霧化されることによって消費された液量分が液タンク室12から連通口11を通じて霧化室14に継続して供給される。
なお、ピン挿通穴22aとピン部42bとの隙間から霧化室14内の霧化液2が漏れ出ないように、ピン挿通穴22aとピン部42bとの間には弾性を有する防漏部材50を介在させてある。防漏部材50は、ピン挿通穴22aに下から挿入された給水弁操作子42のピン部42bの形状に倣って弾性変形することにより、ピン部42bと給水弁15とを干渉させる。
このように、本実施形態の超音波霧化装置1では、液タンク室12内に霧化液2が残っている限り、霧化室14内の水位は一定に維持される。すなわち、液タンク室12内の霧化液2の量と無関係に霧化効率を一定に維持することができる。
また、図3に示したように、この超音波霧化装置1では、超音波振動子18が底部に固定された霧化室14と液タンク室12とを一体に有する霧化ユニット10が、電源装置および駆動回路などの電子回路が実装された回路基板35を有するベースユニット30に対して着脱自在である。
このため、ベースユニット30から霧化ユニット10を取り外した状態で超音波振動子18の清掃および排水をすることができる。液タンク室12のキャップ3を外して給水口21aを開放させ、霧化ユニット10を逆さまにすれば、容易に、液タンク室12の霧化液2を排出できると同時に、給水弁15が重力で弁体拘束部17内で移動して連通口11が開状態となることによって、霧化室14に残った霧化液2も液タンク室12の給水口21aから排水することができる。これにより、ベースユニット30に設けられた電源装置および駆動回路などが実装された回路基板35を濡らすことなく、超音波振動子18を容易に清掃することができ、霧化室14内を乾燥させて清潔な状態に維持することができる。
さらに、本実施形態の超音波霧化装置1では、液タンク室12が霧化室14とともに霧化ユニット10に一体化されているので、液タンク単体を着脱自在な構造の典型的な超音波霧化装置において必要な、液タンクから霧化室への給水路を液タンクの着脱に伴って分離/接続する複雑な構造が不要になる。これにより、液タンクから霧化室への給水路の分離/接続する部位からの水漏れがなく、また、全体的な小型・軽量化を実現できる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明に係る第2の実施形態の超音波霧化装置1Aの構成を示す図であって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図、図5は図4の超音波霧化装置1AのB−B断面図である。
この超音波霧化装置1Aは、第1の実施形態の超音波霧化装置1の構成に、送風ファン36によって外部から通風路16を通じて霧化室14内の液面近傍の空間14Mに供給されたエアーaを渦状にして、霧化室14の上側部14Uに形成された円筒状の空間に下から導入するスクロール風路45を追加したものである。本実施形態の超音波霧化装置1Aによれば、上側部14U内をエアーが渦状に通過することで、霧化室14U内に浮遊する液滴bを効率よく噴霧口4aまで搬送し、さらに、噴霧口4aから外部に遠くまで液滴bを搬送することができる。なお、本実施形態においては、風路を渦状に形成したスクロール風路45を用いたが、霧化室14に、渦状の気流が形成できればよいので、たとえば、通風路16の開口を上側部14Uの下方位置(液柱付近)の隔壁板24の内壁に沿うように設けることで渦状の気流を形成することができる。
(その他の変形例)
図6は上記の第1の実施形態の変形例である超音波霧化装置1Bを示す斜視図、図7はこの超音波霧化装置1Bであって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図である。
この超音波霧化装置1Bでは、超音波振動子18の表面の清掃を容易に行うことができるように、霧化ユニット10から、超音波振動子18の上部に構成する部材を着脱できるようにしたものである。
より具体的には、この超音波霧化装置1Bでは、霧化室14の上側部14Uを構成する壁材51、通風路16を形成するための壁材52、噴霧ノズル4、天板21の一部を構成する蓋材53が1つの着脱ユニット54として構成されている。
図8は霧化ユニット10から着脱ユニット54を取り出した状態を示す図であって、図1に示すA−A断面と同じ面で切断した断面図である。このように霧化ユニット10から着脱ユニット54を取り出すことで、霧化室14の超音波振動子18の上方に広い空間ができ、超音波振動子18を容易に清掃することができるようになる。また、着脱ユニット54を取り出した霧化ユニット10を逆さまにすることによって、霧化室14から霧化液2や清掃用水を完全に排出させることができる。これにより、超音波振動子18を十分に清掃することができるとともに、霧化室14内を乾燥させて清潔な状態に維持することができる。
なお、以上説明した実施形態の超音波霧化装置の構成において、送風装置としての送風ファン36、および/または、通風路16は必ずしも必須とするものではなく、これらを排除した構成とすることができる。また、送風装置および通風路の配置は、上記実施形態に限定されるものでなく、たとえば、送風ファン36を電源部近傍に設け、通風路16を超音波振動子18の下側を通すことで、電源部及び超音波振動子18の冷却を兼ねる構成としてもよい。
また、液タンク室12から霧化室14への霧化液2の連通口11を開閉する給水弁15および弁操作部40についても、本発明は上記の実施形態のものに限定されるものではない。霧化室14内の液面の高さが一定となるように、霧化室14内の液面の高さに応じて連通口11を開閉することができるものであればよい。
その他、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1…超音波霧化装置
2…霧化液
4a…噴霧口
10…霧化ユニット
11…連通口
12…液タンク室
14…霧化室
15…給水弁
16…通風路
18…超音波振動子
30…ベースユニット
35…回路基板
36…送風ファン
40…弁操作部
42…給水弁操作子
45…スクロール風路
50…防漏部材

Claims (5)

  1. 互いに着脱自在なベースユニットと霧化ユニットとで構成され、
    前記霧化ユニットが、
    霧化用の液体を貯留可能な液タンク室と、
    前記液タンク室から前記液体の補充を受け、超音波振動子により前記液体が霧化される霧化室とを有し、
    前記霧化室の底部には、前記超音波振動子が配設された
    超音波霧化装置。
  2. 請求項1に記載の超音波霧化装置であって、
    前記霧化ユニットが、
    前記液タンク室から前記霧化室への前記液体の連通路の開閉を前記霧化室内の液面の高さに応じて切り替える弁部をさらに有する
    超音波霧化装置。
  3. 請求項1または2に記載の超音波霧化装置であって、
    前記ベースユニットが、
    前記霧化室の前記液面より上の空間にエアーを供給する送風装置を有する
    超音波霧化装置。
  4. 請求項3に記載の超音波霧化装置であって、
    前記霧化室の上部に噴霧口が設けられ、
    前記霧化室の前記液面より上に、前記霧化により生じた液滴を前記噴霧口に導く円筒状の空間が形成され、
    前記霧化ユニットが、前記送風装置から供給されたエアーを渦状にして前記円筒状の空間に導入するスクロール風路をさらに有する
    超音波霧化装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の超音波霧化装置であって、
    前記ベースユニットが、
    電源装置と、
    前記超音波振動子に駆動電力を供給する駆動回路とをさらに有する
    超音波霧化装置。
JP2016026335A 2016-02-15 2016-02-15 超音波霧化装置 Pending JP2017145982A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016026335A JP2017145982A (ja) 2016-02-15 2016-02-15 超音波霧化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016026335A JP2017145982A (ja) 2016-02-15 2016-02-15 超音波霧化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017145982A true JP2017145982A (ja) 2017-08-24

Family

ID=59681338

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016026335A Pending JP2017145982A (ja) 2016-02-15 2016-02-15 超音波霧化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017145982A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106152354A (zh) * 2016-08-29 2016-11-23 中山市宏达塑料五金制品有限公司 一种应用于加湿器的水路结构
JP2020051701A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 リズム時計工業株式会社 超音波加湿器
CN112090671A (zh) * 2020-08-24 2020-12-18 盛开莲花有限公司 聚集超声雾化器
JP7053004B2 (ja) 2018-02-05 2022-04-12 株式会社星光技研 超音波式噴霧器
CN114808305A (zh) * 2022-05-17 2022-07-29 北京奥润联创微电子科技开发有限公司 超声波雾化涂布头
TWI796867B (zh) * 2021-12-09 2023-03-21 偉鵬科技有限公司 造霧機

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106152354A (zh) * 2016-08-29 2016-11-23 中山市宏达塑料五金制品有限公司 一种应用于加湿器的水路结构
JP7053004B2 (ja) 2018-02-05 2022-04-12 株式会社星光技研 超音波式噴霧器
JP2020051701A (ja) * 2018-09-27 2020-04-02 リズム時計工業株式会社 超音波加湿器
CN112090671A (zh) * 2020-08-24 2020-12-18 盛开莲花有限公司 聚集超声雾化器
TWI796867B (zh) * 2021-12-09 2023-03-21 偉鵬科技有限公司 造霧機
CN114808305A (zh) * 2022-05-17 2022-07-29 北京奥润联创微电子科技开发有限公司 超声波雾化涂布头
CN114808305B (zh) * 2022-05-17 2024-05-17 北京奥润联创微电子科技开发有限公司 超声波雾化涂布头

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017145982A (ja) 超音波霧化装置
RU2648186C2 (ru) Увлажнительное устройство
US10639666B2 (en) Superparticle atomizing device
US11085657B2 (en) Humidifier and float block for humidifier
JP2015520665A (ja) アトマイザシステム
JP2017144428A (ja) 超音波霧化装置
KR20160083171A (ko) 기화식 및 초음파식 겸용 가습기
JP6272188B2 (ja) 超音波式加湿器
JP6539468B2 (ja) 超音波霧化装置
JP2010119845A (ja) 噴霧器
KR20210152964A (ko) 에센셜 오일 분무기
JP2006346611A (ja) 洗浄液噴射装置
CN110953672B (zh) 超声波加湿器
JP4938357B2 (ja) 洗浄方法と洗浄装置
JP2016199012A (ja) プリント装置およびこれに用いる廃液パック
JP2011240142A (ja) 水密性芳香料定量吐出装置
JP2019084506A (ja) 超音波霧化装置
KR101697714B1 (ko) 부유 가습기
JP2019098255A (ja) 液体微細化装置およびそれを用いた換気装置、空気清浄機、空気調和機
JP2010127603A (ja) ノズルおよび該ノズルを備えた加湿器
CN103143473A (zh) 一种手持式超声雾化喷枪
KR20180072236A (ko) 수조통과 가습조가 일체형 구조를 갖는 가습기
JP2012093033A (ja) ミスト生成器
JP6573958B2 (ja) 超音波式加湿器
JP2011247521A (ja) ミスト生成器