JP2017144428A - 超音波霧化装置 - Google Patents

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哲哉 荒澤
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和之 池浜
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Abstract

【課題】長時間、高い霧化量を維持可能な超音波霧化装置を提供する。
【解決手段】この超音波霧化装置1は、霧化用の液体2を貯留する液タンク10の底部に保持具22を介して固定され、この保持具の開口部22aから液タンクの液中に露出する振動面18aを有する超音波振動子18を備え、液タンクに貯留された霧化用の液体を超音波振動子の超音波振動で霧化することによって、液タンクの液面高さが変化する超音波霧化装置であって、超音波振動子の振動面に対して直交する方向に沿って配置され、振動面に対向し、液タンク内の液中で開口する下方側開口部242と、気中で開口する上方側開口部243とを備えた管状部241を有し、超音波振動子より放出された超音波振動を下方側開口部から導入し、管状部内の液面に向けて伝播させる筒状体24とを具備する。
【選択図】図2

Description

本発明は、液体を超音波振動によって霧化する超音波霧化装置に関する。
液体から微細な液滴を生成する(霧化する)装置として超音波振動子を用いた超音波霧化装置が知られている。この超音波霧化装置は、霧化用の液体を貯留した容器の底部などに超音波振動子を配する。超音波振動子が振動すると、超音波振動子の振動面から放射された超音波振動が伝播方向に在する液体を振動させる。この超音波振動の振動エネルギーが液面に集中した場合、液面の液体微粒子を激しく振動させて液面(気液境界面)を持ち上げて液柱を形成し、その液柱の先端部が破断して液体微粒子が気中に放出され、霧が発生する。
このような超音波霧化装置では、安定した霧化および霧化量(単位時間当たりの霧化量)の増大を図るための様々な改良が行われている。例えば、特許文献1では、霧化用液タンクである容器の底部に超音波振動子を保持する保持具の上部に先細の円錐形状の筒体を液中内に配置することによって、超音波振動子から発生する超音波振動を筒体内を通過させて集中させている。
特開2009−28582号公報
上記のように霧化用液タンクの底部に超音波振動子を配置したタイプの霧化装置では、超音波振動子と液面との距離が所定範囲から超えると霧化効率が低下し、所定範囲を大きく超えると霧化できなくなる。そのため、超音波振動子と液面との距離を所定範囲にできるだけ長い時間維持するために、特許文献1にも示されるように、補充用の液タンクを別に用意し、この補充用の液タンクから霧化用液タンクに霧化液を補充し、霧化容器の液面高さが常に一定になるようにするものがある。
しかしながら、高い霧化量を維持しながら長時間駆動するために補充用の液タンクを別に用意する場合には、補充用の液タンクを配置するスペースを用意する必要があるので、霧化装置の小型化が難しい。これは、家庭用加湿器として霧化装置を利用する場合、大きな問題となる。また、補充用の液タンクから霧化用液タンクへの霧化液の供給機構が必要になるため、構成が複雑化しやすい。さらに、霧化用液タンクの液面高さを一定に維持する機構を霧化用液タンク内に設ける必要があるため、その機構等が邪魔になって霧化用液タンクや超音波振動子の掃除が面倒である。
また、より高い霧化量を得るため、超音波振動子を高いパワーで駆動する場合、霧化に利用されない振動(多くは、直上以外へ伝播する振動)すなわち、漏れ振動が液タンク内で乱反射し、液面に形成される液柱のバランスを崩す場合がある。特に、補充用の液タンクを使用せず、液面高さが変化する霧化装置においては、液面高さの変化に応じて、振動波の乱反射の状況も変化するため、液タンクの内部形状や駆動方式の調整が必要になる場合があるなどの問題があった。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、長時間、高い霧化量を維持可能な超音波霧化装置を提供することにある。特に、霧化用の液体の補充用タンクを搭載しないタイプの超音波霧化装置に適する。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る超音波霧化装置は、霧化用の液体を貯留する液タンクの底部に保持具を介して固定され、この保持具の開口部から前記液タンクの液中に露出する振動面を有する超音波振動子を備え、前記液タンクに貯留された霧化用の液体を前記超音波振動子の超音波振動で霧化することによって、前記液タンクの液面高さが変化する超音波霧化装置であって、前記超音波振動子の振動面に対して直交する方向に沿って配置され、前記振動面に対向し、前記液タンク内の液中で開口する下方側開口部と、気中で開口する上方側開口部とを備えた管状部を有し、前記超音波振動子より放出された超音波振動を前記下方側開口部から導入し、管状部内の液面に向けて伝導させる筒状体とを具備する。
この超音波霧化装置によれば、液タンクの液中に露出する超音波振動子の振動面に対して、直交する方向に沿うように、すなわち、振動面の真上に筒状体を配置し、この筒状体の一部を構成する管状体の上方側開口部が気中に開口しているので、超音波振動子から放出され、筒状体内の液中に伝播される振動エネルギーは、筒状体内の気液境界面(液面)で収斂され、この筒状体内の気中に液柱を形成する。従って、筒状体内で形成された液柱は、筒状体の壁面によって筒状体外の液面から分離されているので、上述した漏れ振動による液タンク内の乱反射に影響を受けない。これにより、液タンク内の霧化液が大きく増減しても安定的な霧化を維持することができる。
なお、前記超音波振動子は、鉛直方向に対して、傾斜して配置することができる。このとき、前記筒状体は、前記超音波振動子の振動面に直交する方向に沿って配置されるため、鉛直方向に対して傾斜して配置される。
本発明に係る超音波霧化装置において、前記筒状体の管状部の内径は、少なくとも一部が、前記開口部の径以下とすることが好ましい。更に、管状部全体を前記開口部の径以下とすることが好ましい。加えて、上記管状部の下方側開口部は、対向する超音波振動子に向かって拡径する略漏斗状とすることが更に好ましい。このような構成をとることによって、筒状体内に伝播された超音波振動が、管状体の内壁に反射しながら液面に向けて収斂されるので、液面高さが大きくなっても振動エネルギーが分散しづらく、安定した霧化が可能になる。
本発明に係る超音波霧化装置において、前記筒状体の管状部は、上方側開口部に向かって径が小さくなる切頭錐体形である。この場合、前記管状部の上方側開口部の径が前記保持具の前記開口部の径より小さいものであってよい。
本発明に係る超音波霧化装置は、前記液タンク内の気中にエアーを導入する送風装置をさらに具備し、前記筒状体は、前記送風装置によって導入されたエアーを前記筒状体内の気中に水平一方向より導入するエアー導入口を備えるものであってよい。
前記エアー導入口は、筒状体の筒壁に沿って上下に延びるスリット状であってよい。
本発明に係る超音波霧化装置では、筒状体に、送風ファンなどの送風装置によって導入されたエアーを前記筒状体内の気中に一方向より導入するエアー導入口を設けたので、このエアー導入口を通じて、筒状体内に形成される液柱に向けてエアーが一方向より吹き付けられ、液柱が風圧で傾く。液柱が傾くことによって、液柱の最頂点に達した液体が重力で液面に落下する際、液柱の傾いた側に液体が落下するので、落下した液体が既に霧化されている液滴を巻き込んで落としてしまう量を低減することができる。すなわち、安定して高い霧化量を維持することができる。
本発明に係る超音波霧化装置において、前記筒状体は、超音波振動により筒状体に立ち上がる液柱の高さ位置に、前記液柱を水平方向、すなわち筒状体外に放出させる放出口を備えるものであってよい。
本発明に係る超音波霧化装置では、筒状体内の液面で収斂された超音波振動の一部が、放出口を通じて筒状体外に放出されることにより、当該液面で形成される液柱が放出口に向けて倒れこむ形となる。これにより、送風装置によるエアーを液柱に当てて強制的に液柱を傾斜させる必要がない。これにより、送風装置の配置、導風およびエアーの流路の制約を少なくすることができる。
本発明に係る超音波霧化装置において、前記筒状体は、前記液タンク内の液面高さに合せて上下に移動可能に構成されたものであってよい。
さらに、本発明に係る超音波霧化装置において、前記筒状体が前記液タンク内の液面高さに合せて上下に移動可能に構成される場合に、前記筒状体の下方側開口部の径が液面付近の内径よりも大きく、前記筒状体の上方側開口部の径が液面付近の内径以上であってよい。これにより、下方側開口部から液面付近の内径に向けて収斂された超音波振動は、液面付近の内径よりも大きい径を有する上方側開口部に向けて拡散に変化するため、液タンクの液面より上方に形成される液柱には、超音波振動の収斂作用が働かないので、より効率のよい霧化が可能となる。
さらに、本発明に係る超音波霧化装置において、前記筒状体は、前記液タンク内の液面高さに合せて、鉛直方向に対して傾斜方向に移動可能に構成されたものであってよい。
以上のように、本発明によれば、液面高さが変化しても、高い霧化量を維持可能な超音波霧化装置とすることができる。これにより、霧化用の液体の補充用タンクを搭載しないタイプの超音波霧化装置において、霧化用の液体タンクの大容量化が可能となる。
本発明に係る第1の実施形態の超音波霧化装置1の外観を示す斜視図である。 図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面図である。 本発明に係る第2の実施形態の超音波霧化装置1Aであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図 本発明に係る第3の実施形態の超音波霧化装置1Bであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 図4に示す超音波霧化装置1Bの筒状体24BのB−B断面図である。 本発明に係る第4の実施形態の超音波霧化装置1Cであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 図6に示す超音波霧化装置1Cの筒状体24CのC−C断面図である。 本発明に係る第5の実施形態の超音波霧化装置1Dであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 図8に示す超音波霧化装置1Dの筒状体24Dおよびガイド30のD−D断面図である。 本発明に係る第6の実施形態の超音波霧化装置1Eであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 本発明に係る第7の実施形態の超音波霧化装置1Fであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。 第5の実施形態の変形例である超音波霧化装置1D1の断面図である。 第5の実施形態の他の変形例である超音波霧化装置1D2の断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明に係る第1の実施形態の超音波霧化装置1の外観を示す斜視図、図2は図1の超音波霧化装置1のA−A断面図である。
これらの図に示すように、この超音波霧化装置1は、霧化用の液体2を貯留する液タンク10を有する。霧化用の液体2は、例えば水道水などであってよい。液タンク10は、基部12の上に載置され、着脱自在に保持される。液タンク10の上端は開口部14となっており、この開口部14は液タンク10に対して着脱自在な蓋体16によって開放および閉鎖される。蓋体16には噴霧口16aが設けられる。この噴霧口16aには、図示せぬ噴霧ノズルをセットすることが可能であり、霧化された液体微粒子を任意の方向へ送出することができる。
この超音波霧化装置1は、液体2の補充用タンクを備えないタイプであり、蓋体16を外すことによって液タンク10の上端の開口部14を開放させ、霧化用の液体2をそこから液タンク10内に供給できる。
液タンク10の底部には、例えば円板状などに形成された超音波振動子18が配置される。この超音波振動子18は、液タンク10の底部に設けられた底部開口部20に保持具22を介して固定される。保持具22は、例えば、リング状に形成された弾性部材などにより構成される。保持具22はより具体的には、超音波振動子18の外縁部の表面および周面と水密に密着しつつ超音波振動子18を保持し、超音波振動子18の外縁部以外の表面を振動面18aとして液タンク10内の液中(液体2の貯留領域)に露出させる開口部22aを有する。
なお、保持具22は、超音波振動子18の表面全体を振動面18aとして液タンク10内の液中(液体2の貯留領域)に露出させるように構成されたものであってもよい。
超音波振動子18は、例えば、圧電セラミックなどの圧電素子と、この圧電素子の両側面に設けられた電極板などで構成される。圧電素子は、各電極層の間に図示せぬ駆動回路によって生成された高周波電圧が印加されることによって厚み方向に振動する。
液タンク10内には、例えば円筒形などの管状部241から構成された筒状体24が、管状部241の中心軸33を鉛直方向(超音波振動子18の振動面18aに対して直交する方向)に向けた姿勢で、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの真上に配置される。また、筒状体24の上端および下端は各々開口し、下方側開口部242は液タンク10内の液中(液体2の貯留領域)に位置し、上方側開口部243は液タンク10内の気中(液体2の貯留領域より上の領域)に位置する。そして下方側開口部242は、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aに対向する。
筒状体24は、例えば、上下全長にわたって同じ径(内径d2)を有する円筒形の管状部241で構成されてよい。この場合、筒状体24の内径d2は、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの外径d1(保持具22の開口部の径)以下とされる。
筒状体24の下端(下方側開口部242)は、液タンク10内の霧化用の液体2が超音波振動子18の振動面18aに接触できるように、超音波振動子18から離間した位置にセットする。筒状体24の上方側開口部243は蓋体16に設けられた噴霧口16aに連通させてあり、この場合、筒状体24内で発生させた霧は液タンク10内の気中を通すことなく外部に放出される。
典型的には、超音波振動子18が図示せぬ駆動回路により印加される高周波電圧によって振動すると、超音波振動子18の振動面18aの上面から超音波振動が液体2を放射方向に伝播する。この超音波振動によって液面に伝播された振動エネルギーが液面、すなわち気液境界面を振動させる。この振動によって、液体に溶存している空気が膨出し、気液境界面に空気と液体の混合域が形成される。この混合域が液面を持ち上げて、液柱3が形成される。そして、この液柱3の先端部の表面張力が大幅に低下することで、この先端部が破断し、細かく粉砕された液体微粒子(以下、「液滴4」と呼ぶ。)が液体2から膨出した空気とともに飛散する。これら飛散した液滴4は霧となって蓋体16に設けられた噴霧口16aより外部に放出されるのである。
本実施形態の超音波霧化装置1では、管状部241の中心軸33を鉛直方向(超音波振動子18の振動面18aに対して直交する方向)に沿った姿勢で、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの直上に筒状体24が配置されていることから、超音波振動子18の振動面18aの上面から放射されて液中を伝播する超音波振動は、筒状体24の下方側開口部242から入り、管状部241の内壁面を反射しつつ筒状体24内の液面に向けて伝播される。このとき、超音波振動は、筒状体24外へ拡散しないので、より遠くまで伝播することができる。すなわち、液面高さが大きく(高く)ても、振動エネルギーを維持したまま液面に届くので、液面をより強く振動させることができる。
このため、液補充タンクを備えない超音波霧化装置1においては、液タンク10に霧化用の液体2を大量に充填することで、超音波振動子18の振動面18aと液面との距離が遠く、すなわち液面高さが大きくなっても、筒状体24内の液面に十分な振動エネルギーを届けることができるので、液面高さによる霧化量の減少を抑えることができるのである。また、筒状体24内に形成された液柱3から液滴4とともに液体2から膨出した空気が生じるため、筒状体24内に上昇気流が発生し、筒状体24の上方側開口部243に噴霧口16aが連結されている場合には、効率よく液滴4を外部に放出することができる。
従って、液補充タンクを用いることなく長時間使用が可能になる。さらに、液補充タンクから液タンクへの霧化用の液体2の供給路が不要になるため、超音波振動子18の清掃が容易になるという効果も得られる。
また、筒状体24の管状部241の内径d2を液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの外径d1(保持具22の開口部の径)以下としたことによって、超音波振動子18の振動面18aの厚み方向振動をそのまま筒状体24の下方側開口部242に取り込むことができ、効率が良い。この場合、超音波振動子18の振動面18aへの液体2の供給を阻害しない範囲で、上記下方側開口部242を振動面18aに近接させることがより好ましい。
また、下方側開口部242を下方に向かって拡径する漏斗状としてもよい。この場合、超音波振動子18の振動面18aの上面から放射される超音波振動をより多く管状部241に導入することができる。
また、上記筒状体24の管状部241は、部分的な狭窄部を有することとしてもよい。この場合、狭窄部により超音波振動の偏向や収斂を行うことができる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明に係る第2の実施形態の超音波霧化装置1Aであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。
この超音波霧化装置1Aでは、上に行くほど径が小さくなる切頭錐体形の管状部を有する筒状体24Aが用いられる。この筒状体24Aに関しても、管状部の中心軸33を鉛直方向(超音波振動子18の振動面18aに対して直交する方向)に沿う姿勢で、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの直上に配置される点は第1の実施形態と同様である。
この筒状体24Aの下端は液タンク10の底面に当接させてある。液タンク10内の液体2を超音波振動子18の振動面18aの上面および筒状体24A内外で流通させるために、筒状体24Aの下部には複数の連通口244が設けられる。
筒状体24Aの少なくとも最小内径(上方側開口部243の径d3)は、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの外径d1よりも小さいものとされる。
この実施形態では、筒状体24Aの下端を液タンク10の底面に当接させているが、筒状体24Aの下端部に連通口244を設けることで、液体2が少なくなっても超音波振動子18の振動面18aの液切れが生じないようにしている。この場合、連通口244の形状は、上記振動面18aの上面から放射される超音波振動の漏れが少ない形状が望ましい。例えば、連通口244は振動面18aからみて保持具22の影になる位置に設けることが好ましい。当然ながら、本実施例の筒状体24Aにおいても、第1の実施形態の筒状体24のように、筒状体24の下端を液タンク10の底面から離間させ、下方側開口部242と液タンク10の底面との間に隙間を設けることとしてもよい。この場合には連通口244は不要である。
(第3の実施形態)
図4は、本発明に係る第3の実施形態の超音波霧化装置1Bであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。
この超音波霧化装置1Bにおいて、液タンク10の一側面には液タンク10内の気中にエアーを導入する送風装置26が設けられる。筒状体24Bには、送風装置26から導入されたエアー流路26aを筒状体24B内の気中に導入するためのエアー導入口245が設けられる。
図5に示すように、エアー導入口245は、例えば、送風装置26により液タンク10内に導入されるエアー流路26aに向かって開口し、送風装置26により導入されたエアーの勢いを殺すことなく筒状体24B内に導入可能に設けられることが好ましい。これによりエアー導入口245を通じて、筒状体24B内に導入されたエアーは、筒状体24B内に形成される液柱3をその風圧によって傾ける。液柱3が傾くことによって、液柱3の最頂点に達した液体2が重力で液面に落下する際、液柱3の傾いた側に液体2が落下するので、落下した液体2が既に霧化されている液滴4を巻き込んで落としてしまう量を低減することができる。これにより、霧化量を増大させることができる。
なお、エアー導入口245は、筒状体24Bの軸方向に延びるスリット状であることが好ましい。スリット状とすることによって、液面高さが変化しても、一方向から筒状体24B内にエアーを導入することができるので、液柱3を傾斜させる効果を奏することができる。エアー導入口245は、必ずしも、筒状体24Bの側面における送風装置26に対向する部位に設けられる必要はない。これは、送風装置26により、外部から液タンク10の気中にエアーが導入され、液タンク10から外部にエアーを排出する排出口が噴霧口16aしかない場合、液タンク10の気中に導入されたエアーは、エアー導入口245を通って噴霧口16aを通過する流路が構成されるためである。
(第4の実施形態)
図6は、本発明に係る第4の実施形態の超音波霧化装置1Cであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。図7は、図6に示す超音波霧化装置1Cの筒状体24CのC−C断面図である。
この超音波霧化装置1Cでは、筒状体24Cの一側面に、筒状体24C内に形成された液柱3の一部が放出される放出口246が設けられる。この放出口246は、筒状体24Cの軸方向に延びるスリット状であることが好ましい。さらに、この放出口246に向けて、超音波振動子18をわずかに傾斜配置することが更に望ましい。
この放出口246に液柱3が接触することにより、この放出口246より、気液境界面が漏れでることになり、液柱3のバランスが崩れ、液柱3が傾く。これにより、液柱3の最頂点に達した液体2が重力で液面に落下する際、液柱3の傾いた側に液体2が落下するので、落下した液体2が既に霧化されている液滴4を巻き込んで落としてしまう量を低減することができる。
(第5の実施形態)
図8は、本発明に係る第5の実施形態の超音波霧化装置1Dであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。図9は、図8に示す超音波霧化装置1Dの筒状体24Dおよびガイド30のD−D断面図である。
本実施形態の超音波霧化装置1Dは、フロート型の筒状体24Dを採用したものである。つまり筒状体24Dには浮き(フロート)28が設けられ、筒状体24Dは液タンク10内の液中に浮力によって浮いた状態で配置される。浮き28はリング状をなし、筒状体24Dの外周に設けられた溝状のフロート保持部247に嵌め込んで固定される。
また、この超音波霧化装置1Dには、液タンク10の底部に配置された超音波振動子18の振動面18aに対する筒状体24Dの水平方向の位置がずれないよう、液タンク10内にガイド30が配置される。このガイド30は、液タンク10内で筒状体24Dが鉛直方向のみに移動するようにガイドする。そしてガイド30の内周面と、筒状体24Dの外周に固定されたリング状の浮き28の外周面とが互いに摺接しつつ干渉することによって目的のガイド作用が得られるように、ガイド30の内径はリング状の浮き28を含めた筒状体24Dの最大外径よりも僅かに大きいものとされる。
ガイド30は、例えば、蓋体16の下面に上の一端が支持される。このためガイド30が蓋体16とともに取り外れるので、超音波振動子18の振動面18aなどの清掃時にガイド30が清掃の邪魔になることがない。また、ガイド30は、液体2の通過を妨げない構造を有する。ガイド30の構造としては、例えば、図9に示すように、互いに円周方向に間隔を置いて平行に配設された断面円形の複数の棒材31を、互いに垂直方向に間隔を置いて平行に配設された複数のリング部材32を用いて連結し、一体化したものなどが挙げられる。
なお、本実施形態では、半円錐形の筒状の筒状体24Dを採用したが、例えば、円筒状などの筒状体を採用してもよい。また、その他の上記のいずれかの実施形態の筒状体を採用することも可能である。また、棒材31からなるガイド30に代えて、円筒部材を用いることも可能である。
(第5の実施形態の変形例)
図12は、第5の実施形態の変形例である超音波霧化装置1D1を示す断面図である。
この変形例の超音波霧化装置1D1では、筒状体24Gの下方側開口部251の径d11が液面付近の内径d10よりも大きく、筒状体24Gの上方側開口部252の径d12が液面付近の内径d10より大きいものとなっている。これにより、内径d10から上方側開口部252の径d12では、下方側開口部251の径d11から内径d10にかけて生じる超音波振動の収斂効果が働かない。すなわち、液タンク10の液面より上方に押し上げられた液柱(気液境界面)では、溶存している空気の膨出が阻害されないため、霧化量の低下を防ぐことができる。
図13は、第5の実施形態の更なる変形例である超音波霧化装置1D2を示す断面図である。
この変形例の超音波霧化装置1D2では、図12に超音波霧化装置1D1の筒状体24Gの液タンクの液面付近の内径d10を上下方向に延ばして、ほとんど、径変化のない、ストレート部253を形成したものである。液面を一定に保持する機構(例えば、補助タンクによる液体の供給)のない超音波霧化装置では、液タンク10の水位が変化するため、液タンク10の液面の水位が高い場合(超音波振動子18と液面の距離が遠い場合)は、液面まで伝播する超音波振動が弱くなるため、液柱3が低くなり、液タンク10の液面の水位が低い場合(超音波振動子18と液面の距離が近い場合)は、液面まで伝播する超音波振動が強くなるため、液柱3が高くなる。そして、この超音波振動は、筒状体24Gの浮力にも作用し、超音波振動が強い場合は、筒状体24Gをより強く押上げる。本実施形態においては、ストレート部253を備えるため、筒状体24Gの浮き沈みによる液柱3の発生位置をストレート部253内に収めることができる。従って、本実施形態にかかる超音波霧化装置1D2では、液タンク10の液面変化の大きい場合であっても、強い霧化を維持することができる。
なお、図12の変形例の超音波霧化装置1D1および図13の変形例の超音波霧化装置1D2では、筒状体24Gの上方側開口部252の径d12を液面付近の内径d10より大きくしたが、筒状体24Gの上方側開口部252の径d12を液面付近の内径d10と同等にしてよい。
(第6の実施形態)
図10は、本発明に係る第6の実施形態の超音波霧化装置1Eであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。
本実施形態の超音波霧化装置1Eでは、フロート型の筒状体24E内の液面に傾斜した液柱3を発生させるために、超音波振動子18の振動面18aを液タンク10の底部に斜めに配置したものである。筒状体24Eには、浮き(フロート)28が設けられ、筒状体24Eは液タンク10内の液中に浮力によって浮いた状態に配置される。浮き28はリング状をなし、筒状体24Eの外周に設けられた溝状のフロート保持部247に嵌め込んで固定される。
筒状体24Eは、管状部241の中心軸33が、液タンク10内の液中に露出した超音波振動子18の振動面18aの中心点からその振動面18aに直交する方向(傾斜方向)に伸びる直線と一致するように配置される。
また、本実施形態の超音波霧化装置1Eでは、筒状体24Eを傾斜方向にガイドするための傾斜ガイド34が設けられる。この傾斜ガイド34は、上記の第5の実施形態の超音波霧化装置1Dに用いられたガイド30と基本的には同様の構成を有し、断面円形の複数の棒材35と、これらの複数の棒材35を連結する複数のリング部材36などで構成される。
本実施形態の超音波霧化装置1Eでは、傾斜ガイド34内において筒状体24Eの所定の傾斜姿勢を維持させるために、例えば、筒状体24Eの上下の外周面の部位に、傾斜ガイド34の内周面と摺接しつつ干渉するガイド受け37が設けられる。なお、これらのガイド受け37は、筒状体24Eに一体に設けられたものであってもよい。
なお、本実施形態では、切頭錐体形の筒状体24Eを採用したが、例えば、円筒状の筒状体を採用してもよい。また、その他の上記のいずれかの実施形態の筒状体を採用することも可能である。
(第7の実施形態)
図11は、本発明に係る第7の実施形態の超音波霧化装置1Fであって、図1に示す超音波霧化装置1のA−A断面と同じ面で切断した断面図である。
本実施形態の超音波霧化装置1Fは、筒状体24F内の液面に対して傾斜した液柱3を発生させるために、振動面18aが鉛直方向に対して、3から10度程度傾斜した状態で、上記超音波振動子18を液タンク10の底部にゴムなどの弾性部材からなる保持具22にて液密に配置し、さらに、上記超音波振動子18の振動面18aに対して、直交する方向に沿った姿勢で、筒状体24Fを配置するとともに、上方側開口部243が蓋体16の噴霧口16aに接続される。そして、この筒状体24Fの上方側開口部243には、当該筒状体24Fの径方向一方に膨出する収容部243aを有し、この収容部243aは、上記振動面18aの傾斜方向に設けられている。すなわち、収容部243aは、超音波振動子18の振動面18aに対して直交方向に生じる液注3の傾斜する方向に一致するように配置される。
なお、本実施形態における筒状体24Fは、上記収容部243aを除く概形が、上方側開口部243から下方側開口部242に向けて窄まる、弱い(1から3度程度)テーパー状に形成しており、さらに、下方側開口部242は、対向する超音波振動子18に向かって拡径する略漏斗状とされ、この漏斗状部242aは、中心軸33に対して、鋭角をなすように形成されることが好ましい。
振動子18aを傾斜配置した場合、筒状体24F内で、傾斜した液柱3が生じるが、筒状体24Fの内径が細い場合、液柱3の頂部は、筒状体24Fの内壁面に接触し易い。このため、液柱3内で生じた液滴4が筒状体の内壁面に接触することで、再び液化し、霧化量の減少を生じる。本実施形態の超音波霧化装置1Fでは、筒状体24F内に生じる液柱3の少なくとも頂部が収容部243aに収容されることで、霧化量の減少を抑えることができる。さらに、液柱3の頂部が筒状体の内壁に接触することで生じる気泡の破裂音も抑えることができる。
上記収容部243aは、上方側開口部243から下方側開口部242まで連続して設けてもよいが、本発明を適用する超音波霧化装置1Fが許容する最高水位を含む位置まで設けていればよい。通常、超音波振動によって生じる液柱3では、超音波振動が強い場合は、液柱3全体で、液滴4が生じるが、超音波振動が弱い場合には、液柱3先端のみで液滴が生じる。このため、本発明を適用する超音波霧化装置1Fにおいて、最も超音波振動が弱まる位置、すなわち、霧化装置が許容する最高水位位置を含むように収容部243aを設けることで、筒状体24Fの管状部241の管径をあまり大きくすることなく、霧化量の減少を最も抑えることができるのである。
なお、本実施形態では、下方側開口部242を漏斗状部242aとし、また、筒状体24Fの概形をテーパー状としたが、他の実施形態のよう漏斗状部242aを設けず、また、筒状体を寸胴管や上すぼまりのテーパー状としてもよいことはもちろんである。
上記に説明した、第1から第7の実施形態においては、筒状体の水平方向断面を円断面形状としたが、必要に応じて、楕円断面形状、長円断面形状、更に、角断面形状を採用することができる。なお、電源部、駆動回路および制御回路などについては、従来公知のものを採用すればよいので記載を省略している。また、各実施形態の必要に応じて、送風装置などを設けてよいことはもちろんである。
1…超音波霧化装置
2…液体
3…液柱
4…液滴
10…液タンク
18…超音波振動子
18a…振動面
22…保持具
22a…開口部
24…筒状体
26…送風装置
26a…エアー流路
28…浮き
30…ガイド
34…傾斜ガイド
241…管状部
242…下方側開口部
242a…漏斗状部
243…上方側開口部
243a…収容部
244…連通口
245…エアー導入口
246…放出口

Claims (9)

  1. 霧化用の液体を貯留する液タンクの底部に保持具を介して固定され、この保持具の開口部から前記液タンクの液中に露出する振動面を有する超音波振動子を備え、前記液タンクに貯留された霧化用の液体を前記超音波振動子の超音波振動で霧化することによって、前記液タンクの液面高さが変化する超音波霧化装置であって、
    前記超音波振動子の振動面に対して直交する方向に沿って配置され、前記振動面に対向し、前記液タンク内の液中で開口する下方側開口部と、気中で開口する上方側開口部とを備えた管状部を有し、前記超音波振動子より放出された超音波振動を前記下方側開口部から導入し、管状部内の液面に向けて伝播させる筒状体と
    を具備する超音波霧化装置。
  2. 請求項1に記載の超音波霧化装置であって、
    前記筒状体の管状部の内径は、少なくとも一部が前記開口部の径以下である
    超音波霧化装置。
  3. 請求項1又は2に記載の超音波霧化装置であって、
    前記筒状体の管状部は上方側開口部に向って径が小さくなる切頭錐体形である
    超音波霧化装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の超音波霧化装置であって、
    前記液タンクの気中にエアーを導入する送風装置をさらに具備し、前記筒状体は、前記送風装置によって導入されたエアーを前記筒状体の気中に一方向より導入するエアー導入口を備える
    超音波霧化装置。
  5. 請求項4に記載の超音波霧化装置であって、
    前記エアー導入口は、前記筒状体の筒壁に沿って上下に延びるスリット状である
    超音波霧化装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の超音波霧化装置であって、
    前記筒状体は、超音波振動により筒状体内に立ち上がる液柱の高さ位置に、前記液柱を水平方向に放出させるための放出口を備える
    超音波霧化装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の超音波霧化装置であって、
    前記筒状体は、前記液タンク内の液面高さに合せて上下に移動可能に構成される
    超音波霧化装置。
  8. 請求項7に記載の超音波霧化装置であって、
    前記筒状体の下方側開口部の径が液面付近の内径よりも大きく、前記筒状体の上方側開口部の径が液面付近の内径以上である
    超音波霧化装置。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の超音波霧化装置であって、
    前記超音波振動子は、前記液タンク内の液面に対して傾斜して固定される
    超音波霧化装置。
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