JP2529930B2 - ブラジャ― - Google Patents
ブラジャ―Info
- Publication number
- JP2529930B2 JP2529930B2 JP5234780A JP23478093A JP2529930B2 JP 2529930 B2 JP2529930 B2 JP 2529930B2 JP 5234780 A JP5234780 A JP 5234780A JP 23478093 A JP23478093 A JP 23478093A JP 2529930 B2 JP2529930 B2 JP 2529930B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- edge
- bust
- brassiere
- cup portion
- upper edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、着用時にバストをバス
トアップすることによって形良く整えるようにするブラ
ジャーに関する。
トアップすることによって形良く整えるようにするブラ
ジャーに関する。
【０００２】
【従来の技術】ブラジャーはバストの保護と共に、さら
にバストを形良く整えるようにする役目も有している。
従来、バストを一層形良く見せる工夫をしたブラジャー
として、カップの下縁湾曲線に沿って半円状に湾曲した
ワイヤーを挿入するようにしたものがあり、一応のバス
トアップ効果を奏している。
にバストを形良く整えるようにする役目も有している。
従来、バストを一層形良く見せる工夫をしたブラジャー
として、カップの下縁湾曲線に沿って半円状に湾曲した
ワイヤーを挿入するようにしたものがあり、一応のバス
トアップ効果を奏している。
【０００３】しかし、このワイヤー入りブラジャーは、
バストの荷重をワイヤーによって支えるようにしたもの
であるので、バストの大小によって着用感が異なったも
のになり、特にバストの大きい人にはワイヤーによる圧
迫感が集中して、必ずも満足な着用感が得られるとは限
らなかった。
バストの荷重をワイヤーによって支えるようにしたもの
であるので、バストの大小によって着用感が異なったも
のになり、特にバストの大きい人にはワイヤーによる圧
迫感が集中して、必ずも満足な着用感が得られるとは限
らなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、バス
トの大小にかかわらず良好な着用感が得られ、しかも一
層形良くバストアップが可能なブラジャーを提供するこ
とにある。
トの大小にかかわらず良好な着用感が得られ、しかも一
層形良くバストアップが可能なブラジャーを提供するこ
とにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明は、左右一対のカップを、それぞれ上カップ部と下カ
ップ部との縫合により立体状に形成したブラジャーにお
いて、前記下カップ部を凸形曲線の下縁を有する上部パ
ーツと凹形曲線の上縁を有する下部パーツとの突合わせ
縫合により構成し、前記上部パーツは縫合前の型紙状態
において下縁中心を下部パーツの上縁に当接させたと
き、左右の前部分と脇部分とが下部パーツの上縁に一部
重合するように形成されており、かつ該上部パーツの下
縁と下部パーツの上縁との突合わせ縫合によって前記下
部パーツが内側に凹状に反り返った状態になるようにし
たことを特徴とするものである。
明は、左右一対のカップを、それぞれ上カップ部と下カ
ップ部との縫合により立体状に形成したブラジャーにお
いて、前記下カップ部を凸形曲線の下縁を有する上部パ
ーツと凹形曲線の上縁を有する下部パーツとの突合わせ
縫合により構成し、前記上部パーツは縫合前の型紙状態
において下縁中心を下部パーツの上縁に当接させたと
き、左右の前部分と脇部分とが下部パーツの上縁に一部
重合するように形成されており、かつ該上部パーツの下
縁と下部パーツの上縁との突合わせ縫合によって前記下
部パーツが内側に凹状に反り返った状態になるようにし
たことを特徴とするものである。
【０００６】このようにカップの下カップ部を上部パー
ツと下部パーツとの組合せにし、しかも上部パーツの下
縁の前部分と脇部分とを、型紙に裁断した状態で下部パ
ーツの上縁に一部重合するような形状にしたことによ
り、その上部パーツの下縁と下部パーツの上縁とを突合
わせ縫合したとき、下部パーツを内側に凹状に反り返っ
た状態にすることができる。したがって、この反り返り
によってバストを下部から押し上げ、一層形良く整える
ことができる。また、この下部パーツの反り返りは、着
用時にワイヤーが広げられることによって益々大きくな
るので、バストアップの作用を一層増大することができ
る。
ツと下部パーツとの組合せにし、しかも上部パーツの下
縁の前部分と脇部分とを、型紙に裁断した状態で下部パ
ーツの上縁に一部重合するような形状にしたことによ
り、その上部パーツの下縁と下部パーツの上縁とを突合
わせ縫合したとき、下部パーツを内側に凹状に反り返っ
た状態にすることができる。したがって、この反り返り
によってバストを下部から押し上げ、一層形良く整える
ことができる。また、この下部パーツの反り返りは、着
用時にワイヤーが広げられることによって益々大きくな
るので、バストアップの作用を一層増大することができ
る。
【０００７】さらに、下部パーツを、ストラップ取付部
を上端に有する脇布と一体形成したものでは、着用時に
下部パーツにストラップの引上げる力が作用するので、
さらに大きなバストアップ効果を奏するようにすること
ができる。しかも、これらの効果は布パーツの縫合構造
だけで達成するので、バストの大小に関係なく良好な着
用感にすることができる。
を上端に有する脇布と一体形成したものでは、着用時に
下部パーツにストラップの引上げる力が作用するので、
さらに大きなバストアップ効果を奏するようにすること
ができる。しかも、これらの効果は布パーツの縫合構造
だけで達成するので、バストの大小に関係なく良好な着
用感にすることができる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例によって説明
する。図１は、本発明のブラジャーのカップを構成する
パーツ片の型紙を示すものであり、図２は同ブラジャー
を一部省略して示す外観図、図３は同じく側面図であ
る。
する。図１は、本発明のブラジャーのカップを構成する
パーツ片の型紙を示すものであり、図２は同ブラジャー
を一部省略して示す外観図、図３は同じく側面図であ
る。
【０００９】図２，図３ににおいて、１はカップ、２は
連結布、３はバック布、４はストラップである。カップ
１は、上カップ部５と下カップ部６との組合せからな
り、これら上カップ部５と下カップ部６の凸形曲線をな
す下縁５ｅと上縁６ｅ（図１参照）とが突合わせ縫合さ
れて凸形の立体曲面に形成されている。さらにカップ１
を構成する下カップ部６は、上部パーツ６Ａと下部パー
ツ６Ｂとからなり、それらの下縁６Aeと上縁６Beとが突
合わせ縫合されて形成されている。上部パーツ６Ａは上
縁と下縁とが凸形曲線に形成された紡錘形の形状をして
おり、下部パーツ６Ｂは凹形曲線の上縁と凸形曲線の下
縁とにより細長いブレード形に形成されている。ブレー
ド形をした下部パーツ６Ｂは、側方に脇布Ｓが一体に延
長するように細長く形成され、その脇布Ｓの上端にスト
ラップ取付部ｆが設けられている。
連結布、３はバック布、４はストラップである。カップ
１は、上カップ部５と下カップ部６との組合せからな
り、これら上カップ部５と下カップ部６の凸形曲線をな
す下縁５ｅと上縁６ｅ（図１参照）とが突合わせ縫合さ
れて凸形の立体曲面に形成されている。さらにカップ１
を構成する下カップ部６は、上部パーツ６Ａと下部パー
ツ６Ｂとからなり、それらの下縁６Aeと上縁６Beとが突
合わせ縫合されて形成されている。上部パーツ６Ａは上
縁と下縁とが凸形曲線に形成された紡錘形の形状をして
おり、下部パーツ６Ｂは凹形曲線の上縁と凸形曲線の下
縁とにより細長いブレード形に形成されている。ブレー
ド形をした下部パーツ６Ｂは、側方に脇布Ｓが一体に延
長するように細長く形成され、その脇布Ｓの上端にスト
ラップ取付部ｆが設けられている。
【００１０】本発明において、上カップ部５と下カップ
部６とは、図１に示すような型紙に基づいて裁断された
ものであり、さらに下カップ部６は２枚の上部パーツ６
Ａと下部パーツ６Ｂとから構成されている。上部パーツ
６Ａは、下縁６Aeの形状がその下縁中心ｃを下部パーツ
６Ｂの上縁６Beに当接させたとき、両側の前部分と脇部
分とが下部パーツ６Ｂの上縁６Beに対し重合部分Ｑ，Ｑ
（ハッチングで示す）を形成するような形状に裁断され
ている。
部６とは、図１に示すような型紙に基づいて裁断された
ものであり、さらに下カップ部６は２枚の上部パーツ６
Ａと下部パーツ６Ｂとから構成されている。上部パーツ
６Ａは、下縁６Aeの形状がその下縁中心ｃを下部パーツ
６Ｂの上縁６Beに当接させたとき、両側の前部分と脇部
分とが下部パーツ６Ｂの上縁６Beに対し重合部分Ｑ，Ｑ
（ハッチングで示す）を形成するような形状に裁断され
ている。
【００１１】このように重合部分Ｑ，Ｑを有するように
裁断された上部パーツ６Ａの下縁６Aeと下部パーツ６Ｂ
の上縁６Beとを突合わせ縫合すると、縫合後に立体化さ
れた形状は、図３に矢印ａで示すように下部パーツ６Ｂ
が内側に凹状に反り返った状態になる。したがって、こ
の下部パーツ６Ｂの反り返りによって、バストが上方に
押し上げられるようになる。
裁断された上部パーツ６Ａの下縁６Aeと下部パーツ６Ｂ
の上縁６Beとを突合わせ縫合すると、縫合後に立体化さ
れた形状は、図３に矢印ａで示すように下部パーツ６Ｂ
が内側に凹状に反り返った状態になる。したがって、こ
の下部パーツ６Ｂの反り返りによって、バストが上方に
押し上げられるようになる。
【００１２】さらに、上記ブラジャーを着用すると、図
４に示すように、脇が矢印ｂの方向に広がるので、この
広がり効果によって下部パーツ６Ｂが矢印Ｄのように反
り返りを一層大きくし、バストの押し上げ効果を増大す
る。さらに、下部パーツ６Ｂの構成が下部布部，脇布
Ｓ，ストラップ取付部ｆを一体化した構造にしてある
と、着用時にストラップ４が矢印Ｆのように引っ張られ
る引上げ力によって、バストを一層持ち上げるようにす
ることができる。
４に示すように、脇が矢印ｂの方向に広がるので、この
広がり効果によって下部パーツ６Ｂが矢印Ｄのように反
り返りを一層大きくし、バストの押し上げ効果を増大す
る。さらに、下部パーツ６Ｂの構成が下部布部，脇布
Ｓ，ストラップ取付部ｆを一体化した構造にしてある
と、着用時にストラップ４が矢印Ｆのように引っ張られ
る引上げ力によって、バストを一層持ち上げるようにす
ることができる。
【００１３】しかも、本発明による上記バストアップ効
果は、布パーツの縫合構造だけで得られるため、従来の
ワイヤーによるバストアップ構造のように圧迫感を与え
ることがなく、バストの大小にかかわらず極めて良好な
着用感にすることができる。
果は、布パーツの縫合構造だけで得られるため、従来の
ワイヤーによるバストアップ構造のように圧迫感を与え
ることがなく、バストの大小にかかわらず極めて良好な
着用感にすることができる。
【００１４】
【発明の効果】上述したように、本発明のブラジャー
は、カップの下カップ部を上部パーツと下部パーツとの
組合せにし、かつその上部パーツの下縁の前部分と脇部
分とを、型紙の状態で下部パーツの上縁に一部重合する
ような形状にしたので、その上部パーツの下縁と下部パ
ーツの上縁とを突合わせ縫合したとき、下部パーツを内
側に凹状に反り返えった状態にすることができ、この反
り返り効果によってバストの下部を押し上げることがで
きる。しかも、この下部パーツの反り返りの効果は、着
用時にワイヤーが広げられることによって一層大きくな
るので、バストアップの作用を一層増大することができ
る。
は、カップの下カップ部を上部パーツと下部パーツとの
組合せにし、かつその上部パーツの下縁の前部分と脇部
分とを、型紙の状態で下部パーツの上縁に一部重合する
ような形状にしたので、その上部パーツの下縁と下部パ
ーツの上縁とを突合わせ縫合したとき、下部パーツを内
側に凹状に反り返えった状態にすることができ、この反
り返り効果によってバストの下部を押し上げることがで
きる。しかも、この下部パーツの反り返りの効果は、着
用時にワイヤーが広げられることによって一層大きくな
るので、バストアップの作用を一層増大することができ
る。
【００１５】また、下部パーツを、ストラップ取付部を
付けた脇布と一体形成した場合には、着用時に下部パー
ツにストラップの引上げ力が作用するので、さらにバス
トアップ効果を大きくすることができる。しかも、これ
らの効果は布パーツの縫合構造だけから得るので、バス
トの大小にかかわらず良好な着用感にすることができ
る。
付けた脇布と一体形成した場合には、着用時に下部パー
ツにストラップの引上げ力が作用するので、さらにバス
トアップ効果を大きくすることができる。しかも、これ
らの効果は布パーツの縫合構造だけから得るので、バス
トの大小にかかわらず良好な着用感にすることができ
る。
【図１】本発明のブラジャーのカップを構成する型紙を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図２】本発明のブラジャーを一部省略して示す外観図
である。
である。
【図３】同ブラジャーを一部省略して示す側面図であ
る。
る。
【図４】同ブラジャーの着用時の状態を示す説明図であ
る。
る。
１ カップ ４ ストラップ ５ 上カップ部 ６ 下カップ部 ６Ａ 上部パーツ ６Ｂ 下部パーツ Ｑ 重合部 Ｓ 脇布
Claims (2)
- 【請求項１】 左右一対のカップを、それぞれ上カップ
部と下カップ部との縫合により立体状に形成したブラジ
ャーにおいて、前記下カップ部を凸形曲線の下縁を有す
る上部パーツと凹形曲線の上縁を有する下部パーツとの
突合わせ縫合により構成し、前記上部パーツは縫合前の
型紙状態において下縁中心を下部パーツの上縁に当接さ
せたとき、左右の前部分と脇部分とが下部パーツの上縁
に一部重合するように形成されており、かつ該上部パー
ツの下縁と下部パーツの上縁との突合わせ縫合によって
前記下部パーツが内側に凹状に反り返った状態になるよ
うにしたブラジャー。 - 【請求項２】 前記下部パーツが、上端にストラップ取
付部を有する脇布と一体に形成されている請求項１に記
載のブラジャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234780A JP2529930B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | ブラジャ― |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5234780A JP2529930B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | ブラジャ― |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754201A JPH0754201A (ja) | 1995-02-28 |
| JP2529930B2 true JP2529930B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=16976262
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5234780A Expired - Lifetime JP2529930B2 (ja) | 1993-09-21 | 1993-09-21 | ブラジャ― |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2529930B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194602A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-10 | Triumph International (Japan) Ltd | カップ付き女性用衣類 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2987091B2 (ja) * | 1995-09-20 | 1999-12-06 | 株式会社ダッチェス | ブラジャー等のバストカップ構造 |
-
1993
- 1993-09-21 JP JP5234780A patent/JP2529930B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002194602A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-10 | Triumph International (Japan) Ltd | カップ付き女性用衣類 |
| JP4717201B2 (ja) * | 2000-12-20 | 2011-07-06 | トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社 | カップ付き女性用衣類 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0754201A (ja) | 1995-02-28 |
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