JP3531110B2 - ブラジャー - Google Patents
ブラジャーInfo
- Publication number
- JP3531110B2 JP3531110B2 JP2001274880A JP2001274880A JP3531110B2 JP 3531110 B2 JP3531110 B2 JP 3531110B2 JP 2001274880 A JP2001274880 A JP 2001274880A JP 2001274880 A JP2001274880 A JP 2001274880A JP 3531110 B2 JP3531110 B2 JP 3531110B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- back panel
- brassiere
- cloth
- edge
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はブラジャーに係り、
その目的は、装着時に脇から背中にかけての着用圧を軽
減するとともに、バックパネルの食い込みや段差のな
い、後ろからのシルエットがきれいな、素材の制約や、
デザインの制約がないブラジャーを提供することにあ
る。尚、本明細書においてブラジャーとは、一般的なブ
ラジャーだけでなく、ロングラインブラジャー、スリー
インワン、ボディスーツ等のカップ部を有するファンデ
ーション全体のことをいう。
その目的は、装着時に脇から背中にかけての着用圧を軽
減するとともに、バックパネルの食い込みや段差のな
い、後ろからのシルエットがきれいな、素材の制約や、
デザインの制約がないブラジャーを提供することにあ
る。尚、本明細書においてブラジャーとは、一般的なブ
ラジャーだけでなく、ロングラインブラジャー、スリー
インワン、ボディスーツ等のカップ部を有するファンデ
ーション全体のことをいう。
【０００２】
【従来の技術】ブラジャーは女性の乳房を保護すると共
に、乳房を理想的な形状に整え、バスト全体を美しく形
づける目的で着用されている。一般的な従来のブラジャ
ーは、図４に示すように左右の乳房を被覆する２個のカ
ップと、これらのカップをつなぐ中央支持布と、上記カ
ップの左右の縁部からそれぞれ横方向に帯状に延びる左
右１対のバックパネルと、上記カップの上縁部の一箇所
と上記バックパネルの一箇所をそれぞれつなぐ左右２本
の肩紐とで構成されている。そして、上記左右のバック
パネルの先端に互いに結合するホックが取り付けられて
おり、これを背中側で留めて装着する。
に、乳房を理想的な形状に整え、バスト全体を美しく形
づける目的で着用されている。一般的な従来のブラジャ
ーは、図４に示すように左右の乳房を被覆する２個のカ
ップと、これらのカップをつなぐ中央支持布と、上記カ
ップの左右の縁部からそれぞれ横方向に帯状に延びる左
右１対のバックパネルと、上記カップの上縁部の一箇所
と上記バックパネルの一箇所をそれぞれつなぐ左右２本
の肩紐とで構成されている。そして、上記左右のバック
パネルの先端に互いに結合するホックが取り付けられて
おり、これを背中側で留めて装着する。
【０００３】上記したような従来のブラジャーは、カッ
プ脇側のバックパネルとの接合部分の上端点（１２）か
らバックパネル底辺部（６）までの幅（ｌ）がバックパ
ネルと肩紐を結ぶ部分（１１）からバックパネル底辺部
（６）までの幅（Ｌ）よりも長くされている。
プ脇側のバックパネルとの接合部分の上端点（１２）か
らバックパネル底辺部（６）までの幅（ｌ）がバックパ
ネルと肩紐を結ぶ部分（１１）からバックパネル底辺部
（６）までの幅（Ｌ）よりも長くされている。
【０００４】バックパネルの縁部縫製に身生地とは異な
る種類の素材であるストレッチテープなどのスパンテー
プ類を使用しており、例えば図６（ａ）（ｂ）に示され
ている断面図のように、ストレッチテープ（７）をバッ
クパネルの生地（８）に包むように縫製しているもの
や、ストレッチテープ（７）を折り返したバックパネル
の生地（８）の内側に取り付けるように縫製されている
ものが存在している。ストレッチテープ（７）の素材と
しては通常スパンデックスと呼ばれる伸縮性に優れたポ
リウレタン繊維が使用されている。
る種類の素材であるストレッチテープなどのスパンテー
プ類を使用しており、例えば図６（ａ）（ｂ）に示され
ている断面図のように、ストレッチテープ（７）をバッ
クパネルの生地（８）に包むように縫製しているもの
や、ストレッチテープ（７）を折り返したバックパネル
の生地（８）の内側に取り付けるように縫製されている
ものが存在している。ストレッチテープ（７）の素材と
しては通常スパンデックスと呼ばれる伸縮性に優れたポ
リウレタン繊維が使用されている。
【０００５】また、図４に示されているように、従来の
ブラジャーではバックパネル底辺部（６）が直線で裁断
されている。
ブラジャーではバックパネル底辺部（６）が直線で裁断
されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来のブラジャーには、以下に述べる問題点が
あった。女性の体は男性と比べて体脂肪が多く、全体的
に丸みを帯びており、特に背中は肉がつきやすい部分で
ある。従って、女性がブラジャーを装着した場合、前か
ら見たところでは左右の２個のカップが乳房を被覆し、
バストアップしているため、見た目のシルエットはきれ
いであるが、脇側から背中側にかけては、図５に示すよ
うに、バックパネルの部分が身体に食い込んで段差が生
じ、後ろからのシルエットが良くなかった。特に夏場な
どはＴシャツやブラウスのような薄い生地の衣服を身に
つけるためそれが顕著であり、外観性能に劣り、また装
着した際の不快感や圧迫感を感じることがあった。
たような従来のブラジャーには、以下に述べる問題点が
あった。女性の体は男性と比べて体脂肪が多く、全体的
に丸みを帯びており、特に背中は肉がつきやすい部分で
ある。従って、女性がブラジャーを装着した場合、前か
ら見たところでは左右の２個のカップが乳房を被覆し、
バストアップしているため、見た目のシルエットはきれ
いであるが、脇側から背中側にかけては、図５に示すよ
うに、バックパネルの部分が身体に食い込んで段差が生
じ、後ろからのシルエットが良くなかった。特に夏場な
どはＴシャツやブラウスのような薄い生地の衣服を身に
つけるためそれが顕著であり、外観性能に劣り、また装
着した際の不快感や圧迫感を感じることがあった。
【０００７】一方、最近ではブラジャーの跡がつきにく
いなどの製品が発売されているが、使用素材による制約
があり、デザインの応用性に欠けるなどの欠点がある。
いなどの製品が発売されているが、使用素材による制約
があり、デザインの応用性に欠けるなどの欠点がある。
【０００８】素材の制約や、デザインの制約を受けるこ
となく、脇側から背中側にかけてバックパネルの食い込
みや段差が生じにくく、Ｔシャツやブラウスのような薄
い生地の衣服を身につけても、後ろからのシルエットが
きれいに見えるブラジャーの創出が望まれていた。
となく、脇側から背中側にかけてバックパネルの食い込
みや段差が生じにくく、Ｔシャツやブラウスのような薄
い生地の衣服を身につけても、後ろからのシルエットが
きれいに見えるブラジャーの創出が望まれていた。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するためになされたものであって、本発明のうち請求
項１に係る発明は、左右１対のカップと、これらのカッ
プをつなぐ中央支持布と、上部カップの左右の縁部から
それぞれ横方向に延びる左右１対のバックパネルと、左
右２本の肩紐からなるブラジャーであって、バックパネ
ルと肩紐を結ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅
（Ｌ）が、カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上
端部からバックパネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長く
されるとともに、前記バックパネルの縁部縫製に該バッ
クパネルの身生地と同じ布生地のみが用いられており、
該バックパネルの縁部縫製は、間に共布生地を挟むよう
に身生地を折り返すことにより３重に重ねて縫製されて
おり、前記身生地の折り返しは間に挟まれている共布生
地よりも短く折り返されて、前記バックパネルの幅方向
中心部から縁部にかけて布生地の枚数が１枚、２枚、３
枚と段々枚数が多くなるように縫製されていることを特
徴とするブラジャーに関し、請求項２に係る発明は、ブ
ラジャーのバックパネルの底辺部が曲線となるように形
成されていることを特徴とする請求項１記載のブラジャ
ーに関する。
決するためになされたものであって、本発明のうち請求
項１に係る発明は、左右１対のカップと、これらのカッ
プをつなぐ中央支持布と、上部カップの左右の縁部から
それぞれ横方向に延びる左右１対のバックパネルと、左
右２本の肩紐からなるブラジャーであって、バックパネ
ルと肩紐を結ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅
（Ｌ）が、カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上
端部からバックパネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長く
されるとともに、前記バックパネルの縁部縫製に該バッ
クパネルの身生地と同じ布生地のみが用いられており、
該バックパネルの縁部縫製は、間に共布生地を挟むよう
に身生地を折り返すことにより３重に重ねて縫製されて
おり、前記身生地の折り返しは間に挟まれている共布生
地よりも短く折り返されて、前記バックパネルの幅方向
中心部から縁部にかけて布生地の枚数が１枚、２枚、３
枚と段々枚数が多くなるように縫製されていることを特
徴とするブラジャーに関し、請求項２に係る発明は、ブ
ラジャーのバックパネルの底辺部が曲線となるように形
成されていることを特徴とする請求項１記載のブラジャ
ーに関する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るブラジャーに
ついて図面を参照しつつ説明する。図１は本発明の実施
の形態であるブラジャーを左右に延ばした状態の正面図
を示し、図２は図１に示す本発明に係るブラジャーのバ
ックパネルの断面図、図３は女性が図１に示す本発明に
係るブラジャーを装着した場合の背面斜視図を示す。
ついて図面を参照しつつ説明する。図１は本発明の実施
の形態であるブラジャーを左右に延ばした状態の正面図
を示し、図２は図１に示す本発明に係るブラジャーのバ
ックパネルの断面図、図３は女性が図１に示す本発明に
係るブラジャーを装着した場合の背面斜視図を示す。
【００１１】本発明に係るブラジャー（１）は、図１に
示す如く、左右１対のカップ部（２Ａ）（２Ｂ）と、こ
れらのカップをつなぐ中央支持布（３）と、上記カップ
の左右の縁部からそれぞれ横方向に延びる左右１対のバ
ックパネル（４Ａ）（４Ｂ）と、左右２本の肩紐（５）
から構成されている。
示す如く、左右１対のカップ部（２Ａ）（２Ｂ）と、こ
れらのカップをつなぐ中央支持布（３）と、上記カップ
の左右の縁部からそれぞれ横方向に延びる左右１対のバ
ックパネル（４Ａ）（４Ｂ）と、左右２本の肩紐（５）
から構成されている。
【００１２】本発明においては、ブラジャーのバックパ
ネル（４Ａ）（４Ｂ）と肩紐（５）を結ぶ部分（１１）
からバックパネル底辺部（６）までの幅（Ｌ）が、カッ
プ脇側のバックパネルとの接合部分の上端点（１２）か
らバックパネル底辺部（６）までの幅（ｌ）よりも長く
なっている。
ネル（４Ａ）（４Ｂ）と肩紐（５）を結ぶ部分（１１）
からバックパネル底辺部（６）までの幅（Ｌ）が、カッ
プ脇側のバックパネルとの接合部分の上端点（１２）か
らバックパネル底辺部（６）までの幅（ｌ）よりも長く
なっている。
【００１３】これによりバックパネルが肌に接触する面
積が大きくなり、本発明のブラジャーを装着した場合、
着用圧が分散される。また、脇から背中についている脂
肪を包み込むように装着できるので、図３に示すように
後ろから見た時、すっきりと段差なく見え、シルエット
がきれいになる。
積が大きくなり、本発明のブラジャーを装着した場合、
着用圧が分散される。また、脇から背中についている脂
肪を包み込むように装着できるので、図３に示すように
後ろから見た時、すっきりと段差なく見え、シルエット
がきれいになる。
【００１４】バックパネルの上縁部は、大きく下方向に
湾曲するような曲線に縫製されており、腕の動きに影響
を与えることなく脇の下にフィットするようになってい
る。
湾曲するような曲線に縫製されており、腕の動きに影響
を与えることなく脇の下にフィットするようになってい
る。
【００１５】発明者は本発明を完成するにあたり研究を
重ね、必須構成に係る次の理論を見出した。第一にブラ
ジャーのカップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端
点（１２）からバックパネル底辺部（６）までの幅
（ｌ）をバックパネルと肩紐を結ぶ部分（１１）からバ
ックパネル底辺部（６）までの幅（Ｌ）よりも短くす
る。第二にバックパネルの縁部に伸縮性の強いストレッ
チテープを用いない。第三にバックパネルの底辺部
（６）を直線で裁断せず、バックパネル底辺部（６）が
体の側面に沿う曲線とする。
重ね、必須構成に係る次の理論を見出した。第一にブラ
ジャーのカップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端
点（１２）からバックパネル底辺部（６）までの幅
（ｌ）をバックパネルと肩紐を結ぶ部分（１１）からバ
ックパネル底辺部（６）までの幅（Ｌ）よりも短くす
る。第二にバックパネルの縁部に伸縮性の強いストレッ
チテープを用いない。第三にバックパネルの底辺部
（６）を直線で裁断せず、バックパネル底辺部（６）が
体の側面に沿う曲線とする。
【００１６】尚、本発明においてここで、Ｌはｌの１倍
超３倍以下とすることが好ましい。その理由は、Ｌがｌ
の１倍以下の場合、バックパネルの着用圧が高くなり、
着用時に圧迫感を感じたり、脇から背中にかけてバック
パネルの食い込みや段差が生じ易くなる。また、Ｌがｌ
の３倍より大きい場合、逆に着用感や外観が悪くなるか
らである。
超３倍以下とすることが好ましい。その理由は、Ｌがｌ
の１倍以下の場合、バックパネルの着用圧が高くなり、
着用時に圧迫感を感じたり、脇から背中にかけてバック
パネルの食い込みや段差が生じ易くなる。また、Ｌがｌ
の３倍より大きい場合、逆に着用感や外観が悪くなるか
らである。
【００１７】本発明では、バックパネルの縁部縫製にお
いてストレッチテープを使用せず、身頃の生地を用いて
縫製されており、具体的には図２に示すように３重に生
地を重ねて縫製されている。身生地の折り返しは間に挟
まれている共布生地よりも短く折り返されており、バッ
クパネルの中心部から縁部にかけて１枚、２枚、３枚と
段々枚数が多くなる構成になっている。但し、身生地を
単に折り返して縫製した２重での生地の縫製も可能であ
る。
いてストレッチテープを使用せず、身頃の生地を用いて
縫製されており、具体的には図２に示すように３重に生
地を重ねて縫製されている。身生地の折り返しは間に挟
まれている共布生地よりも短く折り返されており、バッ
クパネルの中心部から縁部にかけて１枚、２枚、３枚と
段々枚数が多くなる構成になっている。但し、身生地を
単に折り返して縫製した２重での生地の縫製も可能であ
る。
【００１８】バックパネルの縁部縫製に身生地と同じ布
生地を使用することにより、生地自体の伸縮の強度が等
しくなり、バックパネルの中心部から縁部にかけて１
枚、２枚、３枚と段々枚数が多くなる構成によって、バ
ックパネルの中心部から縁部へかけて着用圧のグラデー
ションが均一になり、ブラジャーの食い込みや段差を減
少することができ、図３に示すような更に見た目の良い
シルエットを提供することが出来る。
生地を使用することにより、生地自体の伸縮の強度が等
しくなり、バックパネルの中心部から縁部にかけて１
枚、２枚、３枚と段々枚数が多くなる構成によって、バ
ックパネルの中心部から縁部へかけて着用圧のグラデー
ションが均一になり、ブラジャーの食い込みや段差を減
少することができ、図３に示すような更に見た目の良い
シルエットを提供することが出来る。
【００１９】本発明のブラジャーは、図１に示すように
バックパネル底辺部（６）が緩やかに上向きに円弧を描
く曲線状に形成されている。この曲線ラインは体に沿っ
たラインを形成するように裁断されており、フィット感
に優れた着用感の良いものになっている。
バックパネル底辺部（６）が緩やかに上向きに円弧を描
く曲線状に形成されている。この曲線ラインは体に沿っ
たラインを形成するように裁断されており、フィット感
に優れた着用感の良いものになっている。
【００２０】尚、本発明に係るブラジャーは、ワイヤー
入りであってもワイヤレスであっても良い。これに関し
ても、バックパネルが従来のブラジャーのバックパネル
の面積に対して広いため、胸部を圧迫することなく包み
込むため、見た目のシルエットの良いブラジャーを提供
することが出来る。
入りであってもワイヤレスであっても良い。これに関し
ても、バックパネルが従来のブラジャーのバックパネル
の面積に対して広いため、胸部を圧迫することなく包み
込むため、見た目のシルエットの良いブラジャーを提供
することが出来る。
【００２１】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項１に係る発
明は、左右１対のカップと、これらのカップをつなぐ中
央支持布と、上部カップの左右の縁部からそれぞれ横方
向に延びる左右１対のバックパネルと、左右２本の肩紐
からなるブラジャーであって、バックパネルと肩紐を結
ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅（Ｌ）が、カッ
プ脇側のバックパネルとの接合部分の上端部からバック
パネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長くされるととも
に、前記バックパネルの縁部縫製に該バックパネルの身
生地と同じ布生地のみが用いられており、該バックパネ
ルの縁部縫製は、間に共布生地を挟むように身生地を折
り返すことにより３重に重ねて縫製されており、前記身
生地の折り返しは間に挟まれている共布生地よりも短く
折り返されて、前記バックパネルの幅方向中心部から縁
部にかけて布生地の枚数が１枚、２枚、３枚と段々枚数
が多くなるように縫製されていることを特徴とするブラ
ジャーに関し、請求項２に係る発明は、ブラジャーのバ
ックパネルの底辺部が曲線となるように形成されている
ことを特徴とする請求項１記載のブラジャーに関するも
のであるから、以下のような効果を奏する。
明は、左右１対のカップと、これらのカップをつなぐ中
央支持布と、上部カップの左右の縁部からそれぞれ横方
向に延びる左右１対のバックパネルと、左右２本の肩紐
からなるブラジャーであって、バックパネルと肩紐を結
ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅（Ｌ）が、カッ
プ脇側のバックパネルとの接合部分の上端部からバック
パネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長くされるととも
に、前記バックパネルの縁部縫製に該バックパネルの身
生地と同じ布生地のみが用いられており、該バックパネ
ルの縁部縫製は、間に共布生地を挟むように身生地を折
り返すことにより３重に重ねて縫製されており、前記身
生地の折り返しは間に挟まれている共布生地よりも短く
折り返されて、前記バックパネルの幅方向中心部から縁
部にかけて布生地の枚数が１枚、２枚、３枚と段々枚数
が多くなるように縫製されていることを特徴とするブラ
ジャーに関し、請求項２に係る発明は、ブラジャーのバ
ックパネルの底辺部が曲線となるように形成されている
ことを特徴とする請求項１記載のブラジャーに関するも
のであるから、以下のような効果を奏する。
【００２２】すなわち、ブラジャーのバックパネルと肩
紐を結ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅（Ｌ）
が、カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端点か
らバックパネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長く、ブラ
ジャーのバックパネルの縁部縫製に身生地と同じ布生地
が用いられていることにより、本発明のブラジャーを装
着した時に脇から背中にかけてついている脂肪を包み込
むように装着できるので、バックパネルの食い込みや段
差がなく、後ろからのシルエットがきれいな、素材の制
約や、デザインの制約がないブラジャーを提供すること
が出来、かつ、ブラジャーのバックパネルの底辺部が曲
線となるように形成されているので、体のラインに沿っ
た着用感の良いブラジャーを提供することができる。
紐を結ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅（Ｌ）
が、カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端点か
らバックパネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長く、ブラ
ジャーのバックパネルの縁部縫製に身生地と同じ布生地
が用いられていることにより、本発明のブラジャーを装
着した時に脇から背中にかけてついている脂肪を包み込
むように装着できるので、バックパネルの食い込みや段
差がなく、後ろからのシルエットがきれいな、素材の制
約や、デザインの制約がないブラジャーを提供すること
が出来、かつ、ブラジャーのバックパネルの底辺部が曲
線となるように形成されているので、体のラインに沿っ
た着用感の良いブラジャーを提供することができる。
【図１】本発明に係るブラジャーの正面図である。
【図２】図１に示すブラジャーのバックパネルの断面図
である。
である。
【図３】図１に示すブラジャーの着用時の状態を示す背
面斜視図である。
面斜視図である。
【図４】従来のブラジャーの正面図である。
【図５】図４に示すブラジャーの着用時の状態を示す背
面斜視図である。
面斜視図である。
【図６】図４に示すブラジャーのバックパネルの断面図
である。
である。
１ ブラジャー
２Ａ，Ｂ 右カップ、左カップ
３ 中央支持布
４Ａ，Ｂ 右バックパネル、左バックパネル
５ 肩紐
６ バックパネル底辺部
７ ストレッチテープ
８ バックパネルの生地
１１ バックパネルと肩紐を結ぶ部分
１２ カップの脇側のバックパネルと接合している
部分の上端点 Ｌ バックパネルと肩紐を結ぶ部分とバックパネ
ル底辺部を結んだ幅 ｌ カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端
点とバックパネル底辺部を結んだ幅
部分の上端点 Ｌ バックパネルと肩紐を結ぶ部分とバックパネ
ル底辺部を結んだ幅 ｌ カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端
点とバックパネル底辺部を結んだ幅
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名)
A41C 3/00 - 3/14
Claims (2)
- 【請求項１】 左右１対のカップと、これらのカップを
つなぐ中央支持布と、上部カップの左右の縁部からそれ
ぞれ横方向に延びる左右１対のバックパネルと、左右２
本の肩紐からなるブラジャーであって、バックパネルと
肩紐を結ぶ部分からバックパネル底辺部までの幅（Ｌ）
が、カップ脇側のバックパネルとの接合部分の上端部か
らバックパネル底辺部までの幅（ｌ）よりも長くされる
とともに、前記バックパネルの縁部縫製に該バックパネ
ルの身生地と同じ布生地のみが用いられており、該バッ
クパネルの縁部縫製は、間に共布生地を挟むように身生
地を折り返すことにより３重に重ねて縫製されており、
前記身生地の折り返しは間に挟まれている共布生地より
も短く折り返されて、前記バックパネルの幅方向中心部
から縁部にかけて布生地の枚数が１枚、２枚、３枚と段
々枚数が多くなるように縫製されていることを特徴とす
るブラジャー。 - 【請求項２】 ブラジャーのバックパネルの底辺部が曲
線となるように形成されていることを特徴とする請求項
１記載のブラジャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001274880A JP3531110B2 (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | ブラジャー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001274880A JP3531110B2 (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | ブラジャー |
Publications (3)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003082505A JP2003082505A (ja) | 2003-03-19 |
| JP3531110B2 true JP3531110B2 (ja) | 2004-05-24 |
| JP2003082505A5 JP2003082505A5 (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=19099843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001274880A Expired - Lifetime JP3531110B2 (ja) | 2001-09-11 | 2001-09-11 | ブラジャー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3531110B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4360973B2 (ja) * | 2004-05-06 | 2009-11-11 | 株式会社ワコール | カップ部およびバック布を有する衣料 |
| JP3848963B1 (ja) * | 2005-07-25 | 2006-11-22 | 株式会社知的所有権研究所 | ブラジャー |
-
2001
- 2001-09-11 JP JP2001274880A patent/JP3531110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003082505A (ja) | 2003-03-19 |
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