JP3114240U - 貼着式ブラジャー - Google Patents
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Abstract
【課題】 装着するだけでバストをより美しく見せることができ、装着感に優れた貼着式ブラジャーを提供する。
【解決手段】 貼着式ブラジャー1は、互いに連結される左右2つのカップ2A,2Bを備える。各カップは、柔軟な材料よりなるカップ本体21と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層22とを有する。カップ本体裏面の外側領域に、バストBを内側に寄せるための外側隆起部211が形成されている。カップ本体裏面の下側領域に、カップ本体下縁に沿うようにカーブしかつバストを押し上げるための下側隆起部212が縞状に複数形成されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 貼着式ブラジャー1は、互いに連結される左右2つのカップ2A,2Bを備える。各カップは、柔軟な材料よりなるカップ本体21と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層22とを有する。カップ本体裏面の外側領域に、バストBを内側に寄せるための外側隆起部211が形成されている。カップ本体裏面の下側領域に、カップ本体下縁に沿うようにカーブしかつバストを押し上げるための下側隆起部212が縞状に複数形成されている。
【選択図】 図1
Description
本考案は、ブラジャーに関し、より詳しくは、バスト(乳房)に貼り付けて使用する貼着式ブラジャーに関する。
従来のブラジャーは、背中に巻かれるサイドバンドや、両肩に掛けられるストラップを備えたものが一般的であった。
しかし、ブラジャーにサイドバンドやストラップがあると、それらによって体が締め付けられる上、肩や背中が露出する服を着用する際には使用し難いという問題があった。
しかし、ブラジャーにサイドバンドやストラップがあると、それらによって体が締め付けられる上、肩や背中が露出する服を着用する際には使用し難いという問題があった。
以上のような問題を背景として、近年、バストに貼り付けて使用する貼着式ブラジャーが市場に現れ、流行している。
貼着式ブラジャーとしては、左右2つのカップと、これらのカップを連結する連結部材とを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有するものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
上記の粘着式ブラジャーによれば、装着しても全く体が締め付けられない上、肩や背中が露出するような服を着用する場合でも支障なく使用することができる。
貼着式ブラジャーとしては、左右2つのカップと、これらのカップを連結する連結部材とを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有するものが知られている(例えば、下記特許文献1参照)。
上記の粘着式ブラジャーによれば、装着しても全く体が締め付けられない上、肩や背中が露出するような服を着用する場合でも支障なく使用することができる。
しかしながら、従来の貼着式ブラジャーは、カップ本体の裏面全体がなだらかな凹弧面形状であったため、バストを内側に寄せたり押し上げたりして、より美しく見せるという機能の面では、必ずしも十分とは言えなかった。
しかも、従来の貼着式ブラジャーでは、カップ本体の裏面が上記形状を有するものであることから、該面に設けられた粘着層がバストにぴったりと貼り付き、バストが蒸れるおそれがある上、バストトップ(乳頭)がカップ本体裏面に押し付けられて違和感を覚える場合があった。
実用新案登録第3106861号公報
しかも、従来の貼着式ブラジャーでは、カップ本体の裏面が上記形状を有するものであることから、該面に設けられた粘着層がバストにぴったりと貼り付き、バストが蒸れるおそれがある上、バストトップ(乳頭)がカップ本体裏面に押し付けられて違和感を覚える場合があった。
本考案の目的は、装着するだけでバストをより美しく見せることのできる貼着式ブラジャーを提供することにある。
また、本考案のもう1つの目的は、蒸れたり、バストトップに違和感を覚えたりし難く、装着感に優れた貼着式ブラジャーを提供することにある。
また、本考案のもう1つの目的は、蒸れたり、バストトップに違和感を覚えたりし難く、装着感に優れた貼着式ブラジャーを提供することにある。
本考案による第1の貼着式ブラジャーは、互いに連結される左右2つのカップを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有しており、カップ本体裏面の外側領域に、バストを内側に寄せるための外側隆起部が形成されているものである。
上記の貼着式ブラジャーにあっては、各カップの粘着層をバストに貼り付ければ、バストがカップ本体裏面の外側隆起部によって内側に押される。したがって、本考案による第1の貼着式ブラジャーによれば、これを装着するだけで、バストを内側に寄せて美しく見せることができるという効果が得られる。
外側隆起部の形状は、上記のような作用効果を奏しうるものであれば特に限定されないが、バストに当たった際に柔らかく感じられるような形状とするのが好ましく、例えばドーム状のものとすることができる。また、外側隆起部は少なくとも1つあれば足りるが、複数の外側隆起部をカップ本体裏面の外側領域に上下に並ぶように形成することも可能である。
本考案による第2の貼着式ブラジャーは、互いに連結される左右2つのカップを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有しており、カップ本体裏面の下側領域に、バストを押し上げるための下側隆起部が形成されているものである。
上記の貼着式ブラジャーにあっては、各カップの粘着層をバストに貼り付ければ、バストがカップ本体裏面の下側隆起部によって押し上げられる。したがって、本考案による第2の貼着式ブラジャーによれば、これを装着するだけで、バスト全体を持ち上げて美しく見せることができるという効果が得られる。
本考案による第3の貼着式ブラジャーは、互いに連結される左右2つのカップを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有しており、カップ本体裏面の外側領域に、バストを内側に寄せるための外側隆起部が形成されているとともに、カップ本体裏面の下側領域に、バストを押し上げるための下側隆起部が形成されているものである。
上記の貼着式ブラジャーにあっては、各カップの粘着層をバストに貼り付ければ、バストが、カップ本体裏面の外側隆起部によって内側に押されるとともに、カップ本体裏面の下側隆起部によって押し上げられる。したがって、本考案による第3の貼着式ブラジャーによれば、これを装着するだけで、バストを内側に寄せるとともに、バスト全体を持ち上げて美しく見せることができるという効果が得られる。
本考案による第2または第3の貼着式ブラジャーにおいて、下側隆起部は、カップ本体下縁に沿うようにカーブした形状であって、カップ本体裏面の下側領域に1つまたは縞状に複数形成されているのが好ましい。
下部隆起部が上記のような構成を有していれば、各カップの粘着層をバストに貼り付けた状態において、下部隆起部の上下や隣り合う下部隆起部どうしの間に空間が形成されるため、それによって通気性が向上し、バストが蒸れ難くなる。また、カップ本体下縁に沿うようにカーブした形状の下部隆起部は、バストを美しい形に保持することができる上、バストに当たった際の感触も柔らかく違和感を覚えることがない。
なお、下部隆起部は、上記形状を有するものとする場合、好ましくは2個以上、より好ましくは3〜4個形成される。下部隆起部が少なすぎると、粘着面積が小さくなってカップが不用意に外れるおそれが生じる上、バストアップ効果が十分に得られないおそれがある一方、多すぎてもそれに見合う効果が得られず、かえって形状が複雑化してコストアップを招くおそれがあるからである。
なお、下部隆起部は、上記形状を有するものとする場合、好ましくは2個以上、より好ましくは3〜4個形成される。下部隆起部が少なすぎると、粘着面積が小さくなってカップが不用意に外れるおそれが生じる上、バストアップ効果が十分に得られないおそれがある一方、多すぎてもそれに見合う効果が得られず、かえって形状が複雑化してコストアップを招くおそれがあるからである。
下側隆起部を上記のような構造とする場合において、最上位の下側隆起部の配置および突出高さが、各カップの粘着層がバストに貼り付けられた際に最上位の下側隆起部の上方にバストトップがほぼ収まる空間が形成されるようなものとなされているのがより好ましい。
バストに装着した際に上記空間が形成されるようになっていれば、バストトップがカップ裏面に押し付けられて違和感を覚えることが少なくなり、装着感をより一層向上させることができる。
次に、図1〜図6を参照して、本考案の一実施形態を説明する。
この実施形態の貼着式ブラジャー(1)は、図1〜図6に示すように、互いに連結される左右2つのカップ(2A)(2B)を備えている。各カップ(2A)(2B)は、カップ本体(21)と、カップ本体(21)の裏面に設けられた粘着層(22)とを有している。カップ本体(21)裏面の外側領域に、バスト(B)を内側に寄せるための外側隆起部(211)が形成され、カップ本体(21)裏面の下側領域に、バスト(B)を押し上げるための下側隆起部(212)が形成されている。2つのカップ(2A)(2B)は、これらの内端部にそれぞれ設けられた連結部材(3A)(3B)によって、着脱自在に連結されている。
カップ本体(21)は、図1に示すように内端が鋭角で残りがなだらかな曲線によって構成される輪郭を有し、図2および図3に示すように前方凸状に湾曲した椀状のものである。
カップ本体(21)の材料としては、適度の柔軟性を有しかつ軽量である発泡ポリエステル樹脂や発泡ポリエチレン樹脂等が好適に用いられる。この実施形態では、発泡ポリエステル樹脂製の芯材(21a)の周縁部に、布製のテープ(21b)が被せられて縫着されている。
なお、図示は省略したが、芯材(21a)の表面に、布製の表面材を重ね合わせて接合するようにしてもよく、特に、表面材としてアウターウエアに使用される生地(例えばデニム生地)を使用すれば、本考案の貼着式ブラジャーを見せるためのブラジャーとして使用することも可能となる。また、芯材(21a)の裏面に、メリヤス生地等よりなる裏打ち材(図示略)を重ね合わせて接合するようにしてもよい。
カップ本体(21)の材料としては、適度の柔軟性を有しかつ軽量である発泡ポリエステル樹脂や発泡ポリエチレン樹脂等が好適に用いられる。この実施形態では、発泡ポリエステル樹脂製の芯材(21a)の周縁部に、布製のテープ(21b)が被せられて縫着されている。
なお、図示は省略したが、芯材(21a)の表面に、布製の表面材を重ね合わせて接合するようにしてもよく、特に、表面材としてアウターウエアに使用される生地(例えばデニム生地)を使用すれば、本考案の貼着式ブラジャーを見せるためのブラジャーとして使用することも可能となる。また、芯材(21a)の裏面に、メリヤス生地等よりなる裏打ち材(図示略)を重ね合わせて接合するようにしてもよい。
外側隆起部(211)は、背面より見て略卵形をなし、カップ本体(21)の裏面側に向かって緩やかに盛り上がったドーム状のものである(図1および図3参照)。
下側隆起部(212)は、カップ本体(21)下縁に沿ってカーブした形状を有していて、縞状に4本形成されている。下側隆起部(212)は、これらの外端において外側隆起部(211)と一体化されている。最上位の下側隆起部(212)は、各カップ(2A)(2B)の粘着層(22)がバスト(B)に貼り付けられた際に、最上位の下側隆起部(212)の上方にバストトップ(B1)がほぼ収まる空間(S1)が形成されるよう、その配置および突出高さが設定されている。
上記の外側隆起部(211)および下側隆起部(212)は、所定形状の芯材用金型を用意して、芯材(21a)の成形と同時に形成することが可能である。
下側隆起部(212)は、カップ本体(21)下縁に沿ってカーブした形状を有していて、縞状に4本形成されている。下側隆起部(212)は、これらの外端において外側隆起部(211)と一体化されている。最上位の下側隆起部(212)は、各カップ(2A)(2B)の粘着層(22)がバスト(B)に貼り付けられた際に、最上位の下側隆起部(212)の上方にバストトップ(B1)がほぼ収まる空間(S1)が形成されるよう、その配置および突出高さが設定されている。
上記の外側隆起部(211)および下側隆起部(212)は、所定形状の芯材用金型を用意して、芯材(21a)の成形と同時に形成することが可能である。
粘着層(22)を構成する材料は、粘着式ブラジャーにおいて通常用いられているものを適宜使用すればよいが、例えば、肌に優しく、水洗いして繰り返し使用することができるシリコン樹脂系の粘着剤を好例として挙げることができる。
なお、粘着層(22)は、必ずしもカップ本体(21)の裏面全体に設けなくてもよい。例えば、図1のブラジャー(1)において、カップ本体(21)裏面の内端近傍は、連結部材(3A)(3B)によって左右カップ(2A)(2B)どうしが連結された状態ではバスト(B)に接触しないため、同部分には粘着層は設けられていない。もっとも、外側隆起部(211)が設けられている外側領域、および下部隆起部(212)が設けられている下側領域には、後述するバスト(B)の形を整える効果を得るためにも、粘着層(22)を設ける必要がある。
なお、粘着層(22)は、必ずしもカップ本体(21)の裏面全体に設けなくてもよい。例えば、図1のブラジャー(1)において、カップ本体(21)裏面の内端近傍は、連結部材(3A)(3B)によって左右カップ(2A)(2B)どうしが連結された状態ではバスト(B)に接触しないため、同部分には粘着層は設けられていない。もっとも、外側隆起部(211)が設けられている外側領域、および下部隆起部(212)が設けられている下側領域には、後述するバスト(B)の形を整える効果を得るためにも、粘着層(22)を設ける必要がある。
図4および図5は、連結部材(3A)(3B)を詳しく示したものである。
各連結部材(3A)(3B)は、カップ本体(21)のテープ(21b)の一端部を通すための長孔(311)を有する垂直板片状の基部(31)を備えている。基部(31)は、長孔(311)に通されたテープ(21b)の一端部が折り返されて芯材(21a)の内端部に縫着されることによって、各カップ(2A)(2B)の内端部に固定されている。
左カップ(2A)の内端部に固定された連結部材(3A)は、基部(31)の右辺に連なって雌型連結部(32)を有している。雌型連結部(32)は、上端面に開口した垂直有底孔(321)を有しているとともに、有底孔(321)の後壁部における上端から下端部近傍までの部分を切り欠いた後部切欠部(322)と、有底孔(321)の右側壁部の長さ中間部分を切り欠いた側部切欠部(323)とを有している。
右カップ(2B)の内端部に固定された連結部材(3B)は、基部(31)の左辺の長さ中間部に薄肉の板片部(331)を介して垂直ピン部(332)が設けられた雄型連結部(33)を有している。垂直ピン部(332)は、雌型連結部(32)の有底孔(321)に挿入し得る長さおよび径を有している。板片部(331)は、垂直ピン部(32)を有底孔(321)に上から挿入する際に後部切欠部(322)を通過しうる厚みを有するとともに、有底孔(321)に挿入された垂直ピン部(32)を回動させることによって側部切欠部(323)に嵌まり込むような高さを有している。
したがって、連結部材(3A)(3B)により左右のカップ(2A)(2B)を連結する場合には、互いに90度の角度をなすようにして右カップ(2B)の連結部材(3B)の垂直ピン部(332)を、左カップ(2A)の連結部材(3A)の有底孔(321)に上から挿入した後、両連結部材(3A)(3B)が一直線に並ぶように少なくとも一方の連結部材(3A)を回動させて、板片部(331)を側部切欠部(323)に嵌め込むようにすればよい。一方、左右のカップ(2A)(2B)を分離する場合には、上記と逆の操作を行えばよい。
なお、連結部材は、図示のものに限定されず、2つのカップどうしを連結するのに通常用いられるその他の連結部材を用いてもよい。
各連結部材(3A)(3B)は、カップ本体(21)のテープ(21b)の一端部を通すための長孔(311)を有する垂直板片状の基部(31)を備えている。基部(31)は、長孔(311)に通されたテープ(21b)の一端部が折り返されて芯材(21a)の内端部に縫着されることによって、各カップ(2A)(2B)の内端部に固定されている。
左カップ(2A)の内端部に固定された連結部材(3A)は、基部(31)の右辺に連なって雌型連結部(32)を有している。雌型連結部(32)は、上端面に開口した垂直有底孔(321)を有しているとともに、有底孔(321)の後壁部における上端から下端部近傍までの部分を切り欠いた後部切欠部(322)と、有底孔(321)の右側壁部の長さ中間部分を切り欠いた側部切欠部(323)とを有している。
右カップ(2B)の内端部に固定された連結部材(3B)は、基部(31)の左辺の長さ中間部に薄肉の板片部(331)を介して垂直ピン部(332)が設けられた雄型連結部(33)を有している。垂直ピン部(332)は、雌型連結部(32)の有底孔(321)に挿入し得る長さおよび径を有している。板片部(331)は、垂直ピン部(32)を有底孔(321)に上から挿入する際に後部切欠部(322)を通過しうる厚みを有するとともに、有底孔(321)に挿入された垂直ピン部(32)を回動させることによって側部切欠部(323)に嵌まり込むような高さを有している。
したがって、連結部材(3A)(3B)により左右のカップ(2A)(2B)を連結する場合には、互いに90度の角度をなすようにして右カップ(2B)の連結部材(3B)の垂直ピン部(332)を、左カップ(2A)の連結部材(3A)の有底孔(321)に上から挿入した後、両連結部材(3A)(3B)が一直線に並ぶように少なくとも一方の連結部材(3A)を回動させて、板片部(331)を側部切欠部(323)に嵌め込むようにすればよい。一方、左右のカップ(2A)(2B)を分離する場合には、上記と逆の操作を行えばよい。
なお、連結部材は、図示のものに限定されず、2つのカップどうしを連結するのに通常用いられるその他の連結部材を用いてもよい。
次に、貼着式ブラジャー(1)の装着手順の一例を説明する。
まず、左右2つのカップ(2A)(2B)を、連結部材(3A)(3B)の連結状態を解除して分離しておく(図4参照)。
そして、一方のカップ(2A)を手に持って、一方のバスト(B)に外方斜め下より被せていき、その粘着層(22)をバスト(B)に貼り付ける。この際、外側隆起部(211)によってバスト(B)が内側に押されるとともに、下側隆起部(212)によってバスト(212)が押し上げられるように、適宜位置を調整する。同様にして、他方のカップ(2B)を他方のバスト(B)に被せて、その粘着層(22)をバスト(B)に貼り付ける。その後、両カップ(2A)(2B)の連結部材(3A)(3B)どうしを連結する。
まず、左右2つのカップ(2A)(2B)を、連結部材(3A)(3B)の連結状態を解除して分離しておく(図4参照)。
そして、一方のカップ(2A)を手に持って、一方のバスト(B)に外方斜め下より被せていき、その粘着層(22)をバスト(B)に貼り付ける。この際、外側隆起部(211)によってバスト(B)が内側に押されるとともに、下側隆起部(212)によってバスト(212)が押し上げられるように、適宜位置を調整する。同様にして、他方のカップ(2B)を他方のバスト(B)に被せて、その粘着層(22)をバスト(B)に貼り付ける。その後、両カップ(2A)(2B)の連結部材(3A)(3B)どうしを連結する。
こうして、図6に示すように、貼着式ブラジャー(1)がバスト(B)に装着される。このブラジャー(1)によれば、外側隆起部(211)によってバスト(B)が内側に寄せられるとともに、下側隆起部(212)によってバスト(B)が持ち上げられるので、バスト(B)をより美しく見せることができる。また、上記ブラジャー(1)にあっては、下部隆起部(212)の上下や隣り合う下部隆起部(212)どうしの間に空間(S2)が形成されるため、それによって通気性が向上し、バスト(B)が蒸れ難い。さらに、上記ブラジャー(1)では、最上位の下側隆起部(212)の上方にバストトップ(B1)がほぼ収まる空間(S1)が形成されるため、バストトップ(B1)がカップ(2A)(2B)裏面に押し付けられて違和感を覚えることがなく、きわめて快適な装着感が得られる。
なお、上述した実施形態はあくまでも例示にすぎず、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の要旨を逸脱しない範囲内で適宜に変更を加えた上で本考案を実施することも勿論可能である。
1:貼着式ブラジャー
2A,2B:カップ
21:カップ本体
211:外側隆起部
212:下側隆起部
22:粘着層
3A,3B:連結部材
2A,2B:カップ
21:カップ本体
211:外側隆起部
212:下側隆起部
22:粘着層
3A,3B:連結部材
Claims (5)
- 互いに連結される左右2つのカップを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有している貼着式ブラジャーにおいて、
カップ本体裏面の外側領域に、バストを内側に寄せるための外側隆起部が形成されていることを特徴とする、貼着式ブラジャー。 - 互いに連結される左右2つのカップを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有している貼着式ブラジャーにおいて、
カップ本体裏面の下側領域に、バストを押し上げるための下側隆起部が形成されていることを特徴とする、貼着式ブラジャー。 - 互いに連結される左右2つのカップを備え、各カップが、カップ本体と、カップ本体の裏面に設けられた粘着層とを有している貼着式ブラジャーにおいて、
カップ本体裏面の外側領域に、バストを内側に寄せるための外側隆起部が形成されているとともに、カップ本体裏面の下側領域に、バストを押し上げるための下側隆起部が形成されていることを特徴とする、貼着式ブラジャー。 - 下側隆起部が、カップ本体下縁にほぼ沿うようにカーブした形状を有していて、カップ本体裏面の下側領域に1つまたは縞状に複数形成されていることを特徴とする、請求項2または3記載の粘着式ブラジャー。
- 最上位の下側隆起部の配置および突出高さが、各カップの粘着層がバストに貼り付けられた際に最上位の下側隆起部の上方にバストトップがほぼ収まる空間が形成されるようなものとなされていることを特徴とする、請求項4記載の粘着式ブラジャー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005005072U JP3114240U (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 貼着式ブラジャー |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2005005072U JP3114240U (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 貼着式ブラジャー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3114240U true JP3114240U (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=43276567
Family Applications (1)
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JP2005005072U Expired - Fee Related JP3114240U (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | 貼着式ブラジャー |
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JP (1) | JP3114240U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011099195A (ja) * | 2010-12-02 | 2011-05-19 | Anju Corp | ブラジャー |
-
2005
- 2005-06-30 JP JP2005005072U patent/JP3114240U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011099195A (ja) * | 2010-12-02 | 2011-05-19 | Anju Corp | ブラジャー |
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