JP2529928Y2 - ごみ袋 - Google Patents
ごみ袋Info
- Publication number
- JP2529928Y2 JP2529928Y2 JP1993019268U JP1926893U JP2529928Y2 JP 2529928 Y2 JP2529928 Y2 JP 2529928Y2 JP 1993019268 U JP1993019268 U JP 1993019268U JP 1926893 U JP1926893 U JP 1926893U JP 2529928 Y2 JP2529928 Y2 JP 2529928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- colored
- garbage bag
- transparent
- garbage
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refuse Receptacles (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本考案は合成樹脂フィルムよりな
るごみ袋に関するものである。
るごみ袋に関するものである。
【従来の技術】従来のごみ袋は、黒色や青色等に色付け
された合成樹脂フィルムからなるものが主流であった。
ところが近年、分別回収を徹底することにより、ごみの
減量やごみ回収費の削減をはかろうとする動きが盛んに
なってきている。分別回収を行うには、正確なごみの分
別が必要であるが、従来の着色されたごみ袋では内容物
が分かりにくく、分別が確実に行われているかどうかを
確認することができなかった。この問題を解決するため
に透明な合成樹脂フィルムからなるごみ袋の使用を義務
づける地方自治体が現れ始めている。しかし透明なごみ
袋に家庭から排出されるごみを入れた場合、生ごみの汁
や汚物などが丸見えになるので、その外観が極めて醜い
ものとなり、ごみ集積場所の美観上も問題があった。ま
た透明なごみ袋の製造には、着色されていたり透明性が
劣っていたりする再生原料が使用できないので、従来の
ごみ袋に比べて製造コストが高くなってしまうという問
題があった。
された合成樹脂フィルムからなるものが主流であった。
ところが近年、分別回収を徹底することにより、ごみの
減量やごみ回収費の削減をはかろうとする動きが盛んに
なってきている。分別回収を行うには、正確なごみの分
別が必要であるが、従来の着色されたごみ袋では内容物
が分かりにくく、分別が確実に行われているかどうかを
確認することができなかった。この問題を解決するため
に透明な合成樹脂フィルムからなるごみ袋の使用を義務
づける地方自治体が現れ始めている。しかし透明なごみ
袋に家庭から排出されるごみを入れた場合、生ごみの汁
や汚物などが丸見えになるので、その外観が極めて醜い
ものとなり、ごみ集積場所の美観上も問題があった。ま
た透明なごみ袋の製造には、着色されていたり透明性が
劣っていたりする再生原料が使用できないので、従来の
ごみ袋に比べて製造コストが高くなってしまうという問
題があった。
【考案が解決しようとする課題】本考案が解決しようと
する課題は、ごみ袋にごみを入れた時、内容物を袋外部
から容易に確認でき、かつ外観や美観を損なうことのな
い安価なごみ袋を提供することである。
する課題は、ごみ袋にごみを入れた時、内容物を袋外部
から容易に確認でき、かつ外観や美観を損なうことのな
い安価なごみ袋を提供することである。
【課題を解決するための手段】本考案によれば、透明部
と着色部の両方を有するように配色された合成樹脂フィ
ルムからなるごみ袋が提供され前記透明部と着色部とが
帯状に配色されていることを特徴とする前記ごみ袋が提
供され、更に、前記合成樹脂フィルムが透明部と着色部
の両方を有するよう配色された配色層と該配色層の片面
又は両面に透明層を有する多層フィルムであることを特
徴とする前記ごみ袋が提供され、また、片側半面が透明
部、残る半面が着色部であることを特徴とするごみ袋が
提供される。以下、図面に基づいて説明する。本考案に
よるごみ袋1は、透明部2(内容物が確認できれば、薄
く色付けられていても良い。)と、着色部3(内容物が
丸見えになることを妨げることができる程度に着色され
ている。)の両方を有することで、上記課題を達成する
ことができる。また着色部3あるいは薄く色付けられた
透明部2には、着色されたり透明性が劣ったりする再生
原料の使用が可能となり、透明な合成樹脂フィルムのみ
からなるごみ袋より安価に製造することができることを
見いだした。また透明部2と着色部3をどのように組み
合わせて配しても良いが、図2の(A)〜(C)に示す
ように袋の内容物を確認しやすい位置に透明部2を設け
ることが望ましい。本考案で用いられる合成樹脂フィル
ムは、例えば透明な合成樹脂フィルムと着色された合成
樹脂フィルムを貼り合わせることによって生産できる。
また、複数の押出機を用いて、インフレーション押出成
形法もしくはTダイ押出成形法にて連続生産することも
できる。なお押出成形する場合、透明部2及び着色部3
よりなる配色層の片面又は両面に、透明部2の透視性を
妨げない程度の透明性を有する透明層を設けることがで
きる。このようにして得られた合成樹脂フィルムは、透
明部2と着色部3との接合部分が強靱になるので特に好
ましい。合成樹脂フィルムの原料としてはポリエチレン
系樹脂で代表されるポリオレフィン系樹脂等が用いら
る。特に着色部3には着色剤等を添加したポリオレフィ
ン樹脂等の他に、着色されていたり透明性が劣っていた
りする再生原料を混合することができる。さらに場合に
よっては再生原料単独でも使用することができる。着色
部3の色は従来のごみ袋の主流であった黒色や青色の
他、自由に選択することができる。特に、着色部3が黒
色である場合はあらゆる色の再生原料を着色部の原料と
して用いることができる。ごみ袋1の製造方法は特に限
定しないが、あらかじめ製造された透明の合成樹脂フィ
ルムと着色された合成樹脂フィルムを用いる場合、二枚
を重ねてヒ−トシ−ルする方法が、最も手軽な製造方法
であり、この場合には図2の(C)に示すような片側半
面が透明部2、残る片側半面が着色部3であるごみ袋1
が製造される。このようなごみ袋は、ごみ集積場所に置
く場合に、通行人の通る側に着色部3を向けることで本
考案の課題を達成することができる。また、インフレー
ション押出成形法もしくはTダイ押出成形法にて生産さ
れた、透明部2と着色部3が帯状に配色されたフィルム
を用いる場合は、フィルムを袋状にした後(インフレ−
ション押出成形法の場合はチュ−ブ状で得られるのでそ
の必要はない。)フィルムの進行方向に垂直にヒ−トシ
−ルすることによって、容易に製造できる。
と着色部の両方を有するように配色された合成樹脂フィ
ルムからなるごみ袋が提供され前記透明部と着色部とが
帯状に配色されていることを特徴とする前記ごみ袋が提
供され、更に、前記合成樹脂フィルムが透明部と着色部
の両方を有するよう配色された配色層と該配色層の片面
又は両面に透明層を有する多層フィルムであることを特
徴とする前記ごみ袋が提供され、また、片側半面が透明
部、残る半面が着色部であることを特徴とするごみ袋が
提供される。以下、図面に基づいて説明する。本考案に
よるごみ袋1は、透明部2(内容物が確認できれば、薄
く色付けられていても良い。)と、着色部3(内容物が
丸見えになることを妨げることができる程度に着色され
ている。)の両方を有することで、上記課題を達成する
ことができる。また着色部3あるいは薄く色付けられた
透明部2には、着色されたり透明性が劣ったりする再生
原料の使用が可能となり、透明な合成樹脂フィルムのみ
からなるごみ袋より安価に製造することができることを
見いだした。また透明部2と着色部3をどのように組み
合わせて配しても良いが、図2の(A)〜(C)に示す
ように袋の内容物を確認しやすい位置に透明部2を設け
ることが望ましい。本考案で用いられる合成樹脂フィル
ムは、例えば透明な合成樹脂フィルムと着色された合成
樹脂フィルムを貼り合わせることによって生産できる。
また、複数の押出機を用いて、インフレーション押出成
形法もしくはTダイ押出成形法にて連続生産することも
できる。なお押出成形する場合、透明部2及び着色部3
よりなる配色層の片面又は両面に、透明部2の透視性を
妨げない程度の透明性を有する透明層を設けることがで
きる。このようにして得られた合成樹脂フィルムは、透
明部2と着色部3との接合部分が強靱になるので特に好
ましい。合成樹脂フィルムの原料としてはポリエチレン
系樹脂で代表されるポリオレフィン系樹脂等が用いら
る。特に着色部3には着色剤等を添加したポリオレフィ
ン樹脂等の他に、着色されていたり透明性が劣っていた
りする再生原料を混合することができる。さらに場合に
よっては再生原料単独でも使用することができる。着色
部3の色は従来のごみ袋の主流であった黒色や青色の
他、自由に選択することができる。特に、着色部3が黒
色である場合はあらゆる色の再生原料を着色部の原料と
して用いることができる。ごみ袋1の製造方法は特に限
定しないが、あらかじめ製造された透明の合成樹脂フィ
ルムと着色された合成樹脂フィルムを用いる場合、二枚
を重ねてヒ−トシ−ルする方法が、最も手軽な製造方法
であり、この場合には図2の(C)に示すような片側半
面が透明部2、残る片側半面が着色部3であるごみ袋1
が製造される。このようなごみ袋は、ごみ集積場所に置
く場合に、通行人の通る側に着色部3を向けることで本
考案の課題を達成することができる。また、インフレー
ション押出成形法もしくはTダイ押出成形法にて生産さ
れた、透明部2と着色部3が帯状に配色されたフィルム
を用いる場合は、フィルムを袋状にした後(インフレ−
ション押出成形法の場合はチュ−ブ状で得られるのでそ
の必要はない。)フィルムの進行方向に垂直にヒ−トシ
−ルすることによって、容易に製造できる。
【効果】本考案によるごみ袋を使用すると、内容物を袋
外部から確認でき、しかも必要以上に内容物を露出させ
ない。そのためごみ袋にごみを充填した場合でも、その
外観を損なうことがない。さらに着色部3に有色の再生
原料が使用できるため製造コストの上昇も抑えられる。
また、ごみの種類によって着色部3の色の異なるごみ袋
を用いれば分別回収を更に容易にすることができる。
外部から確認でき、しかも必要以上に内容物を露出させ
ない。そのためごみ袋にごみを充填した場合でも、その
外観を損なうことがない。さらに着色部3に有色の再生
原料が使用できるため製造コストの上昇も抑えられる。
また、ごみの種類によって着色部3の色の異なるごみ袋
を用いれば分別回収を更に容易にすることができる。
【図1】本考案のごみ袋の使用例を示す概略斜視図であ
る。
る。
【図2】(A)および(B)および(C)は本考案のご
み袋の一例を示す概略斜視図である。
み袋の一例を示す概略斜視図である。
1 ごみ袋 2 透明部 3 着色部
Claims (4)
- 【請求項1】透明部と着色部の両方を有するように配色
された合成樹脂フィルムからなるごみ袋。 - 【請求項2】前記透明部と着色部とが帯状に配色されて
いることを特徴とする請求項1記載のごみ袋。 - 【請求項3】前記合成樹脂フィルムが透明部と着色部の
両方を有するよう配色された配色層と該配色層の片面又
は両面に透明層を有する多層フィルムであることを特徴
とする請求項1又は請求項2記載のごみ袋。 - 【請求項4】片側半面が透明部、残る半面が着色部であ
ることを特徴とするごみ袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993019268U JP2529928Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-04-15 | ごみ袋 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-11213 | 1993-03-16 | ||
JP1121393 | 1993-03-16 | ||
JP1993019268U JP2529928Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-04-15 | ごみ袋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0682001U JPH0682001U (ja) | 1994-11-25 |
JP2529928Y2 true JP2529928Y2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=26346623
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993019268U Expired - Lifetime JP2529928Y2 (ja) | 1993-03-16 | 1993-04-15 | ごみ袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2529928Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019018861A (ja) * | 2017-07-12 | 2019-02-07 | 株式会社ワンステップ | 防臭袋 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63102648U (ja) * | 1986-12-22 | 1988-07-04 | ||
JPH0220489U (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-09 | ||
JPH055153Y2 (ja) * | 1988-10-28 | 1993-02-10 | ||
JPH02243401A (ja) * | 1989-03-16 | 1990-09-27 | Yuji Kurata | イラスト入りご美ぶくろ |
-
1993
- 1993-04-15 JP JP1993019268U patent/JP2529928Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0682001U (ja) | 1994-11-25 |
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