JPS6126188Y2 - - Google Patents

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JPS6126188Y2
JPS6126188Y2 JP9803381U JP9803381U JPS6126188Y2 JP S6126188 Y2 JPS6126188 Y2 JP S6126188Y2 JP 9803381 U JP9803381 U JP 9803381U JP 9803381 U JP9803381 U JP 9803381U JP S6126188 Y2 JPS6126188 Y2 JP S6126188Y2
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JP
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synthetic resin
resin layer
bag
bag body
thermoplastic synthetic
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JP9803381U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、斬新な意匠効果を有し、製作が容易
で、かつ強靭な強度を有する合成樹脂製袋に関す
るものである。
従来、合成樹脂製袋は、二枚の熱可塑性合成樹
脂製シートの右、左両側辺部および底部を熱溶着
により閉塞した構成から成る袋胴部の開放口縁
に、手提げ用の治具を取り付けたり、あるいは該
袋胴部の開放口縁付近に手指挿入用の貫通孔を形
成したものが利用されている。これらの合成樹脂
製袋は、所定の寸法に截断されている熱可塑性合
成樹脂製シートの重ね合わせ、熱溶着等の各工程
が必要であるので、その製作が比較的繁雑である
ばかりでなく、従来の合成樹脂製袋は、袋胴部
が、同一の熱可塑性合成樹脂製シート二枚を重ね
合わせた構成とされているので、袋胴部における
一側表面と他側表面とでは同一の色彩に彩色され
たものとなり、面白味に欠けるものであつた。
本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載した
構成とすることにより、袋胴部における一側表面
と他側表面とで、少なくとも地模様部分の彩色が
相違する斬新な意匠効果を有し、かつその製作が
容易で、強度的にも優れている合成樹脂製袋を提
供するものである。
以下本考案の合成樹脂製袋の構成を図示実施例
に基づいて説明する。
本考案の合成樹脂製袋1は、その袋胴部2が、
第3図に示されるような筒状の熱可塑性合成樹脂
製押出成形シート3を素材として構成されるもの
である。すなわち、袋胴部2は、第1図、第2図
に示されるように、上端縁部4、および下端縁部
5がそれぞれ開放口部とされている前記筒状の熱
可塑性合成樹脂製押出成形シート3の下端縁部5
が、熱溶着Sされて閉塞底部6とされた構成から
成るものであり、上端縁部4が合成樹脂製袋1の
開放口縁として利用されるものである。
袋胴部2の素材たる筒状の熱可塑性合成樹脂製
押出成形シート3は、顔料が内填されていない熱
可塑性合成樹脂によつて構成されている最内合成
樹脂層7と、顔料の内填により彩色されている熱
可塑性合成樹脂によつて構成されている最外合成
樹脂層8とを有する多層構成から成つており、筒
状の熱可塑性合成樹脂製押出成形シート3の最外
合成樹脂層8のうちの半周部分9と残りの半周部
分10とは、最外合成樹脂層8内に内填されてい
る顔料の相違により、互に相違する色彩に彩色せ
しめられた構成とされている。
本考案の合成樹脂製袋の袋胴部は、前述の通り
の構成から成る多層構成の筒状熱可塑性合成樹脂
製押出成形シート3を、該シート3を構成してい
る最外合成樹脂層8において色彩が変化する境界
線11,12が袋胴部側辺部となるようにして折
り畳み構成せしめられたものである。
然して、合成樹脂製袋1における袋胴部2は、
第1図、第2図に示されるように、顔料が内填さ
れていない熱可塑性合成樹脂によつて構成されて
いる前記最内合成樹脂層7たる最内合成樹脂層
7′と、顔料の内填により彩色されている熱可塑
性合成樹脂によつて構成されている前記最外合成
樹脂層8たる最外合成樹脂層8′とを有する多層
構成によつて構成され、かつ袋胴部2における最
外合成樹脂層8′のうちの一側表面9′と他側表面
10′とが互に相違する色彩に、前記最外合成樹
脂層中に内填されている顔料によつて彩色された
構成とされている。
なお、第1図における本考案の合成樹脂製袋1
において、符号Hで表示される部分は、袋胴部2
の開放口縁に沿つて熱溶着されている別製の手提
げ用具であるが、本考案においては必ずしも必要
とされるものではない。
また、図面における本考案の合成樹脂製袋1に
おいては、袋胴部2の左、右両側部が、中折れに
よる襠部13,14で構成されている構造が示さ
れているが、左、右両側部の襠部13,14は必
ずしも必要とされるものではなく、このような襠
部を閉塞底部6に構成させることもできる。
さらに、本考案においては、前記筒状の熱可塑
性合成樹脂製押出成形シート3の外表面に印刷模
様を付けることにより、袋胴部2における最外合
成樹脂層8′を、外表面に印刷模様を有する合成
樹脂層で構成することもできるし、また図面に示
した多層構成の筒状の熱可塑性合成樹脂製押出成
形シート3を、最内合成樹脂層と最外合成樹脂層
との間にさらに一層以上の熱可塑性合成樹脂層が
介在せしめられている多層構成のものとすること
もできる。
本考案の合成樹脂製袋1の袋胴部2を構成する
素材たる筒状の熱可塑性合成樹脂製押出成形シー
ト3は、中空状の押出孔を有する通常の筒状合成
樹脂成形品の押出成形装置のマンドレルの左、右
両側対称位置に、第2、第3の樹脂供給口を連設
した、多層構成の筒状合成樹脂シート共押出装置
を利用し、第2、第3の樹脂供給口から、それぞ
れ色彩の異なる顔料が内填されている熱可塑性合
成樹脂を、前記マンドレル面で形成されつつある
筒状の熱可塑性合成樹脂の外周面上に積層させ、
これをリング状の押出孔から押出成形する共押出
し成形法により容易に得られるものである。
本考案の合成樹脂製袋は叙上の通りの構成から
成るものであり、袋胴部における一側表面と他側
表面とは、互に相違する色彩に彩色されているの
で、利用者が時と場合により好みの色合い選択
し、該表面を外側に向けて持ち歩くことができ、
斬新な意匠効果を奏するものである。
また、本考案の合成樹脂製袋の袋胴部は、上、
下両端縁部が開放口部とされている筒状の熱可塑
性合成樹脂製押出成形シートの下端縁部が熱溶着
による閉塞底部とされた構成から成つているの
で、その製作に際しては、共押出し成形装置を使
用して得られた筒状の熱可塑性合成樹脂製押出成
形シートの截断工程と熱溶着工程とを必要とする
だけであるから、製作が容易であるという特徴も
有する。
更に、袋胴部は、多層構成の熱可塑性合成樹脂
で構成されているので、強度を具備せしめる合成
樹脂や熱溶着適性を具備せしめる合成樹脂等異質
の合成樹脂をそれぞれ選択、使用することによ
り、所望の適性をそれぞれ具備する構成たらしめ
ることができるという特徴も存する。
また、本考案の合成樹脂製袋は、その袋胴部に
おける多層構成の熱可塑性合成樹脂層の中の最内
合成樹脂層が、顔料が内填されていない熱可塑性
合成樹脂層とされているので、この最内合成樹脂
層によつて、顔料が内填されている熱可塑性合成
樹脂層(すなわち最外合成樹脂層)に生ずる機械
的強度の低下や熱溶着性能の低下が補償されてい
るため、色彩の現出が合成樹脂層内に内填されて
いる顔料によつて達成されるものであるにも拘ら
ず、十分な機械的強度と熱溶着強度とを具備する
ものであるという作用、効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の合成樹脂製袋の1例を示す正
面図、第2図は第1図の合成樹脂製袋の−線
切断拡大断面図、第3図は本考案の合成樹脂製袋
の袋胴部の構成に使用される筒状の熱可塑性合成
樹脂製押出成形シートの1例を示す斜面図であ
る。 1:合成樹脂製袋、2:袋胴部、3:筒状の熱
可塑性合成樹脂製押出成形シート、4:上端縁
部、5:下端縁部、6:閉塞底部、S:熱溶着、
7′:最内合成樹脂層、8′:最外合成樹脂層、
9′,10′:最外合成樹脂層8′内に内填されて
いる顔料によつて互いに相違する色彩に彩色され
ている一側表面と他側表面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の熱可塑性合成樹脂製押出成形シートの上
    端縁部が開放口部とされ、下端縁部が熱溶着によ
    る閉塞底部とされた構成の袋胴部を有する合成樹
    脂製袋において、前記袋胴部が、顔料が内填され
    ていない熱可塑性合成樹脂によつて構成されてい
    る最内合成樹脂層と、内填されている顔料によつ
    て彩色されている熱可塑性合成樹脂によつて構成
    されている最外合成樹脂層とを有する多層合成樹
    脂層で構成されており、しかも前記最外合成樹脂
    層は、袋胴部における一側表面と他側表面とで
    は、少なくとも地模様部分が互いに相違する色彩
    に、前記最外合成樹脂層中に内填されている顔料
    によつて彩色されている熱可塑性合成樹脂層とさ
    れていることを特徴とする合成樹脂製袋。
JP9803381U 1981-06-30 1981-06-30 合成樹脂製袋 Granted JPS583447U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9803381U JPS583447U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 合成樹脂製袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9803381U JPS583447U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 合成樹脂製袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS583447U JPS583447U (ja) 1983-01-10
JPS6126188Y2 true JPS6126188Y2 (ja) 1986-08-06

Family

ID=29892802

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JP9803381U Granted JPS583447U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 合成樹脂製袋

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JPS583447U (ja) 1983-01-10

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